オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

アンドリュー・ガーフィールド、「メソッド・アクティング」愛♥️を語る


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メソッド・アクティング(演技法)って、すごく久しぶりに聞いた気がする😅ヲタクがアメリカ映画を見始めたン十年前は、「アクターズスタジオ」出身の俳優たちの全盛期だったんです。古くはジェームズ・ディーンマーロン・ブランドポール・ニューマン。少し時代が下がってロバート・デ・ニーロダスティン・ホフマンアル・パチーノ等、いわゆる「アメリカンニューシネマ」の旗手たちですね。とことんリアリティを追求するために、自分が演じる役柄について徹底的なリサーチを行い、役柄に生じる感情や状況を再現するために、自身の経験や役柄がおかれた状況を擬似的に追体験する…っていう。

 

ヴァラエティ誌のウィリアム・チャップマン氏の記事。

 

  メソッド・アクティングは最近、けっこう批判の対象になっているとか。例えばブライアン・コックスマッツ・ミケルセンはその急先鋒で、「(メソッド・アクティングは)危険だし、欺瞞的だし、もうほとんどビョーキだよ」とまで言っているらしい😅どこがビョーキなんだろう…具体的に知りたいな。

 

一方、我らがアンディは、ポッドキャストのインタビューでこう語っています。

 

メソッド・アクティングについては、誤解されてる部分が多いと思う。この方法で演技している人は今でも大勢いる。言わば、自分が想像する環境の下で、リアルに生きることなんだと思う。

…って、なかなかの詩人♥️

 

  ミニシリーズ『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実~Under the banner of Heaven』のプロモーションのためインタビューに応じたアンドリューは、「メソッド・アクティングはどちらかと言えば内面的な問題であって、この演技法を危険だ、とか欺瞞的だという認識は、撮影時にメソッド・アクティングを実行していると見せかけて、実は内面が伴っていない演技者によってもたらされたものでは❓」と、疑問を投げかけます。

 

もし、真にメソッド・アクティングを実践している俳優と一緒に仕事をしたなら、「メソッド・アクティングなんてバカみたいだ」なんて言葉は出て来ない筈だよ。

 

続けて彼は2005年に初めて映画のスクリーンテストを受けたこと(注・彼の演技者としてのキャリアは舞台のほうが先)について語ります。その時はライアン・ゴズリングと一緒にテストを受けたとか❗😮その時の縁が元で、ゴズリングを指導した著名な演技コーチ、グレタ・シーキャットと薫陶を受けることとなります。

 

さらに彼は、自身のメソッド・アクティングの実践例として、2016年の映画『沈黙』を挙げます。彼は江戸時代に日本にやって来たイエズス会の宣教師を演じました。マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作原作のこの映画、じつはヲタク、原作もあまりに辛すぎて中途で挫折、映画なら見終われるかと思いきや、やはり挫折😅ヲタクの出身大学の母胎はイエズス会だから、ぜひ見なくては…とは今でも思ってはいるのですが。

 

ガーフィールドはこの役を演じるに当たり、1年かけてイエズス会の神父ジェームズ・マーティンの著作を読み漁り、カトリックの教義の勉強、果ては神秘体験(おそらく聖イグナチウス・ロヨラの霊操ですね)まで実践したとか。そして、な、なんと❗半年間にわたり禁欲生活と断食修行を実践したそうです。しかし我らがアンディは、「クールな体験だったよ。欲望をコントロールする生活はワイルドで恍惚感があった」とサラッと語る。

うーーん、カッコいい♥️

アンディが骨身を削って演じた『沈黙』。再度トライしてみよう❗今回は貫徹できるはず(笑)

 

ヲタクはツイッターのプロフィールに、「細部にこだわり抜く職人肌の俳優推し」と書いているんですが、考えてみたら、ヲタクの推しって、本人が意識しているしていないに関わらず、全員アクティング・メソッドを実践してる人たちなんだ…って、今回初めて気づいた。英国の俳優さんだと、基礎にシェイクスピアの舞台があるから、ちょっと違うアプローチなのかな❓とも思うけど、推しのジャック・ロウデンもジョシュ・オコナーも、膨大な資料を読み込んで、演じる役柄の内面を掘り下げていくスタイルで、発声法や所作に重きを置く英国的な古典的アプローチというよりもむしろ、アクターズスタジオっぽい😅…いずれにせよ、まるで修行僧のように、粛々と演技に取り組む姿にめちゃくちゃ萌えるんです(笑)

 

アンドリューのインタビューは、ヲタクにとっても大事なことを気づかせてくれたわ。推し活も、ただただやみくもに応援してるだけぢゃなくて、なんだろう、理論的な裏付けがあるとさらに楽しくなるってことを。

 

  ガーフィールドは直近でもアカデミー賞主演男優賞ノミネート『チック、チック、ブーン』、エミー賞主演男優賞ノミネート『アンダー・ザ・ヘブン / 信仰の真実』等、演技で快進撃を続けているから、少なくとも彼にとってアクティング・メソッドは効を奏しているわけで。

 

  だからヲタクは、自らの信条に従って演技道を歩む「推し」たちに見習い、これからも自身が信ずるところの「推し活」に邁進する所存でございますっ❗

 

  ★今日の記事の元ネタはコチラ❗⏬⏬⏬

★『沈黙』当時はガリガリだったガーフィールドくん、今ではすっかり「脱いだらスゴイんです」的なおカラダに戻ってます😅

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