オタクの迷宮

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オスカー前哨戦、ヴェネチア映画祭は混線模様❗❓

  どの映画祭でも、本命と言われる作品はだいたい想像がつくものですが、間もなく開催される第79回ヴェネチア映画祭(8/31~9/10)に限って言えば、混線模様を呈しているようだ…と、Hollywood Reporter誌が報じました。作品賞候補との呼び声が高いのは、'Bardo,' 'Bones & All,' 'The Son,' 'Tár,' 'The Whale'  'White Noise'だそう。


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ティモシー・シャラメBones and All』

 

ヴェネチア映画祭は秋に開催されるため、アカデミー賞に与える影響は大きく、これまでヴェネチア映画祭で作品賞を受賞した10の作品のうち、4つがオスカーを獲得しているとのこと。(『バードマン』、『スポットライト~世紀のスクープ』、『シェイプ・オブ・ウォーター』、『ノマドランド』)しかし今回のヴェネチア映画祭(審査委員長はジュリアン・ムーア)は、オスカー前哨戦として見てみても、いつになく乱立❓状態だとか😅

 

. Netflixの作品群は、あくまでも劇場公開にこだわるカンヌ映画祭では歓迎されませんが、ヴェネチア映画祭はカンヌに比較するとそれほどのこだわりはないもよう。現に前回は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が監督賞を受賞、『Hand of God -神の手が触れた日-』(イタリア) が監督賞にノミネートされました。今回もコンペティション部門参加の23作品のうち、4作品が動画配信によるものとなっています。

 

さて、Hollywood Reporterが本命視している話題の作品をもう少し詳しく見てみましょう。


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アダム・ドライバー『ホワイト・ノイズ』

★White Noise / ホワイト・ノイズ

『マリッジ・ストーリー』でヴェネチア映画祭に華々しいデビューを飾り、オスカーではローラ・ダーン助演女優賞をもたらしたノア・バームバック監督の最新作。主演はアダム・ドライバーとグレタ・ガーウィク(最近は監督としての活躍が目立つ彼女ですが、『フランシス・ハ』等、女優としても大好きなので、ヲタク的にはめちゃくちゃ嬉しい😍)ニューヨーク映画祭のオープニング作品にも選ばれているみたいですね。ジャンルは…アポカリプス・コメディ❓レオさまの『ドント・ルック・アップ』みたいなストーリーってことかしら。アダム・ドライバーのヴィジュアルが別人みたいってネットに書いてあったけど…気になる、気になる(笑)

 

★Bardo /バルドゥ

Netflixからは、レオさまに悲願のオスカー像をもたらした『レヴェナント  蘇りし者』から7年、久しぶりのアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の最新作『Bardo / バルドゥ』がお目見え。『レヴェナント』、『バードマン』で、イニャリトゥは2年連続オスカー監督賞受賞という快挙を成し遂げました。『Bardo / バルドゥ 』は、監督が20年ぶりに祖国メキシコで全編撮影を行った作品。著名なメキシコ人ジャーナリストが故郷に帰り、自身のアイデンティティや家族との関係、過去の過ち、そして母国の現状を見つめる作品で、監督自身の姿がかなり色濃く投影されているようです。

 

 ★『ブロンド /Blonde』

当ブログでも何度も取り上げていますが、今最も注目を浴びている女優の一人であるアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる『ブロンド /Blonde』(Netflix)❗Netflix史上初の※+18であること、またアナがマリリン・モンローを演じるに当たり、髪のブリーチの痛みに毎日耐え、キューバ訛りを消すために英語の猛特訓を受けたエピソードを聞くにつけ、ヲタクの期待は高まるばかりでございます。

※ヲタクは昔むかし神田の古本屋で『ハリウッド・バビロン』っていう、アメリカのジャーナリストが書いたスターの暴露本みたいなの立ち読みしたことあるんだけど、あまりにもショッキングで(まだうら若き大学生だったから  笑)本取り落としそうになったわ。モンローのヤバイエピソードもかなり…載ってた気がする。あれ映像化したら+18でも足りないかもね😅


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アナ・デ・アルマス『ブロンド』

誰でも知ってる時代のアイコンを演じるって、その精神的重圧は計りしれないと思うの。オースティン・バトラーがエルヴィスを演じた時のエピソードの数々、もう過酷なことこの上なかったもの😢


その他にも、『リトル・チルドレン』(ケイト・ウィンスレットアカデミー賞主演女優賞を受賞)以来なんと16年ぶりにメガホンを取ったトッド・フィールド監督の『Tar』(主演・ケイト・ブランシェット)、アンソニー・ホプキンスアカデミー賞主演男優賞を受賞した『ファーザー』以来のフロリアン・ゼラー監督作品『息子  / The Son』(主演 ヒュー・ジャックマン)、A24の配給で、ブレンダン・フレーザーの映画界復帰で話題になっている『鯨 / The Whale』(監督は『レスラー』でオスカーノミネート、『ブラックスワン』で作品・監督W受賞のダーレン・オロノフスキー)、ルカ・グァダニーノ監督と「プリンス・オブ・ハリウッド」ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』以来再びタッグを組む『Bones  & All』、マーティン・マクドナー監督の『イニシュリンの精霊 / The Banshees of Inisherin』(配給元のサーチライトピクチャーズは、当時アカデミー賞の「台風の目」になった『スリービルボード』の再来を期待しているようです)等、確かに今年は混線模様(笑)


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ヒュー・ジャックマンローラ・ダーンが夫婦役を演じる『息子 / The Son』。ゼラー監督の、家族を題材にした3部作のうち、『ファーザー』に続く第2作目となります。


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コリン・ファレル『イニシュリンの精霊』

アイルランドの孤島が舞台。雄大な自然も楽しみ♥️


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ハムナプトラ』シリーズのカッコよかったブレンダン・フレーザーがこのようなお姿に…😢聞けば『鯨 / Whale』はサミュエル D ハンターの舞台劇の映画化で、ブレンダンは心理的に追い詰められ、過食で体重272キロにまでなってしまった巨漢の父親役だそうです。

 

セレブリティたちが美を競う華やかなレッドカーペットも復活、美しい古都ヴェネチアでの映画祭開幕が楽しみすぎる❗

 

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