横浜駅ビル上にあるシネコン「Tジョイ横浜」でブラット・ピット主演『ブレット・トレイン』観賞。ブレット・トレインかぁ……つまり、弾丸列車ってことね、って思いながら席に着いたら、いきなり冒頭英語名よりデカデカと「弾丸列車」って漢字でスクリーンに表示されたから、思わず笑っちゃった😅
「一応」殺し屋稼業の通称レディバグ(てんとう虫🐞ブラッド・ピット)は、元締めから東京から京都に向かう高速列車(一応新幹線❓笑)の中でとある「ブリーフケース」を盗み出し、次の駅で降りるという超カンタンな仕事を引き受けて欲しい……という依頼を受け、ルンルン気分で引き受ける。京都での禅寺見学を楽しみにして……。このレディバグ、殺し屋の筈なのに妙に平和主義者で、指定のロッカーに入っていた拳銃もわざと置いてきてしまいます。依頼通り、ブリーフケースは簡単に手に入ったものの、レディバグは次々と同乗の殺し屋たちに襲われ、駅に降り立つことができません。京都へとひた走る新幹線、弾丸列車で地獄行き。はてさてレディバグの運命は❓列車に隠された秘密とは……❓
「巻き込まれ型サスペンス」なので、私たち観客は、わけもわからず(意に反して)暴れまくるブラピと一緒にハラハラドキドキ😅彼が次々と命拾いしていくのも、彼が決して強いわけじゃなくて😅運半分。基本ポンコツな役なんですが(カッコいいパートはむしろ我が日本の誇るアクションレジェンド、真田広之がラスト近く乗車してきて、ぜんぶ持っていきます 笑)、これが案外ハマって、めちゃくちゃキュートなんですよ~~♥️
ブラピって、ヲタクのじぶん勝手な想像では、「カッコよくあらねばならぬ」っていう十字架を背負ってるイメージ。(あくまでもヲタクの個人的感想です、念のため😅)それが今回の作品では、殺し屋たちに向かってアンガー・マネジメントの講釈垂れたり、「それ、障害性人格障害だよ。セラピスト紹介しようか❓」と言い出したりする「なーんちゃって殺し屋」をイキイキと演じて、とっても※ラブリー♥️命からがらやっとこさサバイバルしてラスト、助けに駆けつけた元締めに会ったとたんに泣き出すブラピに、ヲタク、ヤられたわ(笑)ブラピが前厄の年ということでお寺で厄落としの儀式に参加し、お坊さんたちの荘厳さに涙ぐんだ……っていうエピソードと相まって、なおさら胸キュンだったワ😍
※ラブリーといえば、コードネームレモン(アーロン・テイラー=ジョンソン)とみかん(ブライアン・タイラー・ヘンリー)のめちゃくちゃブロマンスな二人組も♥️♥️♥️(ロミジュリかと思ったぜぃ 笑)
カメオ出演も超豪華❗サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム(ブラピを含めこの3人は『ロスト・シティ』つながりですね。チャニングが「ブレット」を別の意味で使うくだりに思わず吹いた 笑)、マシ・オカ、ライアン・レイノルズ(ほんの一瞬なので、見逃さないでね🎵そう言えばデヴィッド・リーチはデップー2の監督だし、ブラピもデップー2にカメオ出演してたっけ)、※ローガン・ラーマン……と、マーベル映画並みにゴージャスでございます。
※『パーシー・ジャクソン』シリーズ、大好きだったから懐かしいわ……(遠い目)。ローガン・ラーマンも30才なのね。(ヲタクはどちらかというと、ルーク役のジェイク・アベル派だったけど😅)続編匂わせて突然中止は、アンドリュー・ガーフィールドの『アメイジング・スパイダーマン』と同じ。映画製作も商売だから仕方ないけど、行き場のないファンの気持ちはどーしてくれんの。(⬅️しょーもない愚痴 笑)パーシーがらみの小ネタも出てきます。
それにしても挿入歌にスキヤキソングのほかに『時には母のない子のように』が朗々と流れてビックリ😮ツウな選曲ですよね。日本の誇る歌人であり劇作家である寺山修司の作詞によるもの。彼が主宰する劇団「天井桟敷」の女優カルメン・マキのデビュー曲として書き下ろしたもの。ヲタクはカラオケのオハコなんでめちゃくちゃ嬉しかったっす。
そんなこんなで、ブラピのかわゆさと小ネタ満載がめちゃくちゃ楽しい『ブレット・トレイン』でございました、ぢゃん、ぢゃん❗