オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

音楽サイコドラマ❗❓ケイト・ブランシェット『TAR』


f:id:rie4771:20220902064346j:image


f:id:rie4771:20220902064804j:image

……ってゆーか、「音楽の世界を舞台にしたサイコドラマ」らしいです。うん、そうなんだね。ヲタク、ティザー見た時、ヒロインの心象風景か夢か妄想(しかも怖い系)が次々と映像として出て来て、ブログで思わず「ホラー映画❓」って呟いたもの(笑)

 

  THE PLAYLISTの、ジャック・キングというライターさんの記事。

ケイト・ブランシェットは、この音楽の世界を舞台にしたサイコドラマの中で、『キャロル』以来最高の演技を見せている。

とのこと。

 

   直近では、『ナイトメア・アリー』で、自らの美貌と知性を武器に、野心家の主人公(ブラッドリー・クーパー)を破滅に追い込むファム・ファタールぶりがゾクゾクするほど魅力的だったケイト・ブランシェット。あらゆることを完璧に、軽やかにこなしていくキャリアウーマンのイメージのケイトですが、ヲタク的には、時折その薄い色の瞳に浮かぶ冷徹さ……というか、酷薄そうなところが好きなんです。(……って、マゾか😅)

 

  さて、今回の作品『Tár』。筆者のキング氏は問いかけます。

そもそもリディア・タールとは何者なのか❓

……うん、ヲタクもそれが知りたいっす(笑)

 

  リディア・タール……ドイツのオーケストラで、女性で初の首席指揮者の地位に上り詰め、自ら作曲も手掛ける彼女。ドイツのみならずニューヨークでも人気を博し、ニューヨーカー誌からも絶賛され、指揮も、そしてトレードマークのパンツスーツファッションも完璧。しかしトッド・フィールド監督は、人々が彼女を称賛すればするほど肥大していく彼女のナルシシズムや偏執狂的な面も容赦なく描いているもよう。そして、権力の腐敗や搾取の問題、トップであり続けることの重荷……等々の問題も提示されているとか。海外の作品って凄いよね。著名な人物(たとえ現役の人であっても)でも偉人賢人でも手加減しないもの。だからこそ面白いんだけど😊

 

そして、その作品の凄さは、ケイト・ブランシェットの「水素爆弾」並みの名演技で極限まで高められているそう。ど、どれだけ凄いんだ、ケイトの演技(笑) キング氏は、映画※『セッション』のJ.K.シモンズの演技と比較をしていますが、ブランシェットのタール(彼女の為に当て書きされた脚本とのこと)は、一見悪意に満ちた、奇矯とも言える行動の裏に透けて見える傷つきやすさや苦悩の表現が素晴らしいそうです。

『セッション』(監督は『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル)ジャズ・ドラマーを目指す若者と指導教師。教師のやり方は完璧を期するがゆえに次第に狂気を帯びていき……。教師役のシモンズはアカデミー賞助演男優賞を受賞。

 

  先日の記事でも書きましたが、現在開催中のヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映中の『Tár』。下馬評ではいつになく混戦状態のようですが、さて、ケイト・ブランシェット、2007年の『アイム・ノット・ゼア』以来15年ぶりにヴェネチア国際映画祭で主演女優賞なるか❗❓

 

  楽しみに結果を待ちたいと思います😊