是枝裕和監督が第79回ヴェネチア国際映画祭で「ロベール・ブレッソン」賞受賞、おめでとうございます~❗🎉✨😆✨🎊
監督の受賞インタビューに……
常にブレッソンの存在が映画を作る上でそばにあった。
あー、そうだったんだ❗是枝監督の原点にはブレッソンがあったのか……。それを知っただけでも、ヲタクにとっては目からウロコ😮
ヲタクはどちらかと言えば現実逃避というか、夢を見たい為に映画館に通うわけですが、そんな甘い考えを完膚なきまでに叩き潰してくれるのがイングマール・ベルイマンとロベール・ブレッソン😅特にブレッソンの『少女ムシェット』、社会に否定され、搾取され、追い詰められたムシェットが池に向かってゴロゴロと転がっていくラスト、あまりの救いのなさに涙さえ出なかったことを思い出します。『バルタザールどこへ行く』もそう。人間たちのエゴに翻弄されるロバの悲惨な人生。何よブレッソン、なんでいつも犠牲になるのが子どもや動物、罪なき弱き者なの?スクリーンに向かって心の中でヲタクは叫んだものです。余談ですが、『バルタザールどこへ行く』については、ティルダ・スウィントンの「映画史上最高の名演技は『バルタザールどこへ行く』のロバである」という名言がございます😅
さて日本のロベール・ブレッソンこと是枝裕和監督、ヲタクは正直言ってご本家より是枝監督の作品のほうが好き♥️ブレッソン監督と同様、社会に置き忘れられたような弱き人々の人生をリアルに描写しているのは同じだけど、ご本家にはない微かな希望のひかりと救いが仄見えて、その温もりに、ヲタクはいつも映画館の帰り道、「人生思うようにはいかないけれど、それでも頑張ろう」って思えるんです。
続けて監督からは
彼のように最後まで、また新しい作品と向き合っていきたい。
との力強いご発言が。
次なる作品、お待ちしております❗