オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

第79回ヴェネチア国際映画祭受賞者決まる❗


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★銀獅子賞(監督賞)

ルカ・グァダニーノ監督(『ボーンズアンドオール』)

君の名前で僕を呼んで』以来ティモシー・シャラメと再びタッグを組んだこの作品。愛する人に対する食人欲求を抑えられない若い女性(テイラー・ラッセル)と、彼女に恋した青年(ティモシー・シャラメ)の、カニバリズムとロマンスの衝撃的な物語。テイラー・ラッセルも新人賞を受賞しました。


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★最優秀脚本賞

マーティン・マクドナー監督の『イニシェリン島の精霊』

スリー・ビルボード』のマクドナー監督がアイルランド西部の孤島を舞台に描く戦慄の物語。長年の親友(ブレンダン・グリーソン)から突然絶縁状を突き付けられた男(コリン・ファレル)。親友は、今すぐ自分と縁を切らなければ、自分の指を全て切り落とすと恐ろしいことを口にする。そして、島には、死の臭いを嗅ぎ付けるという精霊(バンシー)到来の予感が……❗


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★最優秀主演女優賞 ケイト・ブランシェット

『ター /TAR』

はいっ❗下馬評通り、ケイト・ブランシェットが『アイム・ノット・ゼア』以来2度目の快挙❗ドイツのカリスマ指揮者・作曲家であるリディア・タールを演じたケイト。タールの深層心理まで表現した問題作のようで、どこかの評論家は「『キャロル』以来、メガトン級の名演技」と言っていましたから、来年の公開を楽しみにしていましょう❗

 

★主演男優賞 コリン・ファレル

『イニシェリン島の精霊 』

何もわからないまま親友に絶縁され、不安と恐怖に苛まれ、追い詰められていく男。……これって『聖なる鹿殺し キリング・オブ・セイクリッド・ディア』(ヨルゴス・ランティモス監督)のシチュエーションに似てますね。あの時コリンを追い詰めたのはバリー・コーガンだったけどね😅 今回もバリーが共演者に名を連ねているから楽しみだわ。親友役のブレンダン・グリーソンではなく、バリーとの2ショットを使ってる記事も多いですね。ヲタク的には、アイリッシュ同士、コリン・ファレルバリー・コーガンのちょっとブロマンスちっくな絡みが好みなんで嬉しい  笑