宮本さんの「縦横無尽 完結編 バースデーライブ」アリーナ9列目という夢のような席に当たったヲタクはその日のブログに、「今年の運を全て使いきった気がする」と書きましたが、不吉な予言は早くも当たり、今日の日比谷野音は見事大ハズレ(笑)……しかし、リアルタイムのストリーミング配信という文明の利器のおかげで、自宅のリビングで開演を今か今かと待っております。
きゃー、始まったぁぁぁ~🎉✨😆✨🎊
今宵の宮本さんはいつも通り元気いっぱい❗「縦横無尽」の頃より髪が大分伸びて、個人的には好きな長さ♥️
さて、今夜のセトリは……
1 過ぎゆく日々
2 地元のダンナ
3 デーデ
4 星の砂
5 ふわふわ
6 偶成
7 月の夜
8 珍奇男
9 昔の侍
10 I don't know たゆまずに
11 未来の生命体
12 なぜだか、俺は祈ってゐた
13 この世は最高
14 悲しみの果て
15 RAINBOW
16 東京の空
17 武蔵野
18 風に吹かれて
19 赤い薔薇
20 ズレてるほうがいい
21 俺たちの明日
22 So many people
23 星の降るような夜に
24 友達がいるのさ
25 ファイティング・マン
最初の2曲で、何か自分の心を言い当てられた気がしてちょっとドキッとした。高みを目指してはいてもなかなか思うようにいかず、それでも日々の暮らしは、人生は、否応なしに続いていく。最近、仕事も少々マンネリぎみで、惰性に流されてる自分。(おい、しゃきっとしろや)って、しょっぱなから宮本さんに背中押されたきぶん(笑)
ご存知のようにエレカシは活動歴30年以上、そのうえ宮本さんは超多作の天才だから(宮本さんの曲って、艱難辛苦の末にやっと作り上げた感がぜんぜんしない。モーツァルトみたいに、何か降りてくるのかしら😅)、エレカシのコンサートに行くと、その時の自分の状況にぴったり当てはまって、いろんな感情が胸に迫って泣きたくなる曲が必ず出てくる。それが毎回違う曲なんで、何故だろうといつも思う。……まあ、何千回聴いても必ず泣ける『悲しみの果て』みたいな例外もあるんだけど。
そして一方、エレカシのコンサートは、宮本さんとその仲間たちの、半世紀に及ぶ人生の軌跡を、エレカシ自身と観客の私たちが共に辿る「旅」でも、ある。
世の中のみんなは真昼に汗水流して働いているというのに、我は昼間寝て、夜月を友として、何者にもなれず無為な生活を送っている(『月の夜』)という若き日の絶望感、友達なんかいなくたっていいさ、金さえあればおっけー(『デーデ』)の自虐、一体俺には何が足りないのかと自らに問いかけてみても答えはなかなか見つからない(『偶成』)。人とは違う、珍奇な存在であっても、落語の登場人物であるかのように、気にせずのんしゃらんと生きられたらどんなにいいかと思いながらも。(『珍奇男』)
しかし、悶え苦しみ絶望の中にあってもなお、今日も明日も歩みを止めなかったことで(『赤い薔薇』『友達がいるのさ』)、人生の先には微かな光明が射し込み(『悲しみの果て』)、ついには……
陽だまりも宇宙も 喜びも悲しみも
全部この胸に抱きしめて駆け抜けたヒーロー
それが俺さ 嘘じゃないさ
『RAINBOW』
と、究極の自己肯定、再生の果ての人生讃歌に至る❗
余談ですが、ヲタクは『So many people』の出だし……定めなき世の定めだぜ かりそめでいい喜びを……のくだりを聴くと、必ず背中がゾワゾワしてくるんですね。あんまり宮本さんの声が色っぽいもんで。なんだろう、このパブロフの犬的な現象は 笑
『RAINBOW』で歌い上げられた如く、究極の自己肯定の境地に至ったとしても、やっぱり宮本さんは、エレカシは、そしてエレカシを追いかける私たちは決して、歩みを止めることはない。宮本さん自身も、『友達がいるのさ』の間奏で、「歩くのはいいぜ❗後ろ向きでも、立ち止まっても、ナナメでも 笑」って言ってたもん😊
先日、ロッキンの宮本さんインタビューの記事読んだ時、「お客さんに元気をもらう」みたいなこと宮本さん言ってて、読んでるヲタクはひどく感動したものだけれど、考えたら宮本さんは私たちにメッセージをちゃんとくれてたね。
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ。
Baby, ファイティングマン
Baby, ファイティングマン
ってね(笑)
★今夜の小ネタ
ソロの時は、セクシーな大人のエンターテイナーな感のある宮本さんが、エレカシの時はいきなり中坊化しちゃうのはなぜ❓(笑)
今日も石くんの帽子やグラサン奪って、おでこむき出しにする宮本さん😅40年間、同じことしてきたんだろーなー(笑)