オタクの迷宮

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極アツインド映画『RRR』~男は黙って肩車!


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 ヲタクは元々インド映画が好きで、アーミル・カーンの一連のヒューマン系からマインドファックサスペンスの『女神は二度微笑む』、インディーズな『ザ・ホワイトタイガー』『あなたの名前を言えたなら』、今は亡き佳人シュリ・デヴィの『マダム・イン・ニューヨーク』……etc.etc、かなりの数の記事を書いているんだけど、必ずと言っていいほど「インド映画はアツい」って書いてるんですね。……まあ、語彙力不足ってのもあるんですが(笑)

 

  そんなアツい、数々のインド映画の中でも、超激アツな映画がついに公開されました❗世界に『バーフバリ』旋風を巻き起こしたS.S ラージャマウリ監督の新作『RRR』❗

 

  時は1920年代。大英帝国の圧政に苦しむインド。山奥の小部族の出身ビーム(N.T.ラーマラオJr.)は、提督の夫人の気紛れで連れ去られてしまった部族の少女マウリを救うため、数人の仲間とデリーに乗り込み、潜伏しながら救出の機をうかがっていました。そんなある日、ビームはガンジス川で溺れた少年を協力して救ったことから、ラーマ(ラーム・チャラン)という青年と意気投合します。力が強いだけでなく流暢な英語を話し、読書家でもあるラーマを「兄貴」と読んで慕うビームでしたが、ラーマは実は大英帝国の警察官で、ビームを反乱分子として追う使命を帯びていたのです。マウリを救うため、森の猛獣たちを使って提督の館に強行突破を計るビーム。しかし彼の前に最大の敵として立ちはだかったのが、他ならぬラーマだったのです。……そこから、「母なるインド」の自由と独立の為、命を賭けて戦う青年たちの壮大な叙事詩が幕を開けるのです❗


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  虎やら狼やら鹿やらがんがん出て来て、他の映画だったら「どーせCGでしょ❓」って思うのに、「……も、もしかしてホンモノなの❓」って思わせるところがインド映画のインド映画たる所以(笑)また、  イケメン兄貴のラーマが前半、英国陸軍の短髪の制服姿から、ラスト、ビームと共闘して英国軍を迎え撃つ時は長髪で、なぜかバーフバリもまっつぁおの弓の名手にヘンシーン❗超カッケー😍監督も来日時のインタビューで「10分周期で感情を掻き立てるシーンが連続する」って言ってたけど、ウソじゃないです❗だから3時間なんてあっという間。……まあ見てる間ずっと体に力入ってるから、見終わった後ぐったり疲れるけど(笑)

 

  独立運動の、実在した二人の英雄がモデルとのことですが、映画の中で描かれる大英帝国の鬼畜ぶり、極悪非道ぶりがハンパない😮英国人がここまでメタメタに描かれた映画ってあまりないのでは❓😅テーマがテーマだけに仕方ないとは思いますが。……考えてみれば、アジアの多くの国々は西欧列強の植民地になったか、あるいは傀儡政権で搾取されているんですよね……。日本は運良く免れたけどね。見ていてちょっと複雑な気持ちになりました。まっ、どちらにしてもこの映画、イギリス人は見ない方がいいわね😅

 

  インド映画特有のダンスシーンは意外にも、あの、全世界で今バズリ中のナートゥ、ナートゥ🎵ダンスバトルと、ラストのお約束、主要キャストのダンスシーンのみですが、※「ナートゥ、ナートゥ」の破壊力が凄いので、シーンは少なくとも「余は満足ぢゃ」(笑)

※映画見に行く前に、「ナートゥ、ナートゥ」シーンだけ、夫と一緒にYouTubeで見たんだけど、夫は「えっ❗❓これホントに踊ってるの❓早回しで編集してるんじゃないの❓」……ってオイ❗(笑)

 

ナートゥ、ナートゥ、みんなで一緒にアツくなろうぜ❗(笑)

 

★今日のオマケ

その①

題名の『RRR』、FIREのR、WATERのR……まではわかったけど、あれ❓3つ目は何だっけ❓キレッキレダンスと過激アクションに目を奪われて聞き逃したかな😅……もしかして、FRIENDSHIP(友情)のR❓

その②

この記事をUPした後に、この作品が本年度※サターン賞の国際映画賞を受賞したことが報じられました😊おめでとう🎉✨😆✨🎊

※サターン賞は、映画・テレビドラマ・ホームビデオなどの優秀なサイエンスフィクション・ファンタジー・ホラー作品に送られる賞。1972年から開始された。 著名な賞を受けにくいSF・ファンタジー・ホラー作品にもしかるべき評価を与えたいと考えていたドナルド・A・リード博士によって考案された。(Wikipediaより引用)