オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

オースティン・バトラー、ゴールデングローブ賞主演男優賞おめでとう❗


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 きゃああああ、やったー❗❗❗

国内外の様々な映画賞で主演男優賞や新人賞を次々と受賞しているオースティン・バトラーですが、ついに、ついに、アカデミー賞前哨戦と言われるゴールデングローブ賞で主演男優賞受賞❗

 

 最初、同映画賞の「ミュージカル・コメディ部門」主演男優賞がコリン・ファレルだってニュースが飛び込んで来たから、(ダメだったか〜〜)って早とちりして落ち込んでいたんだけど、「ドラマ部門」の主演男優賞受賞ということで、とりあえずホッ^^; 映画『エルヴィス』って、ミュージカルじゃなくてドラマだったのね。焦った〜〜〜。

 

 受賞のスピーチ、オースティン自身はカリフォルニア出身なのに、まだ南部訛り(エルヴィス・プレスリーは南部メンフィス出身)が抜けていない…と揶揄されていましたが、そりゃそうだよ〜❗祖国を遠く離れた異国の地で長期間撮影、しかもコロナ禍で撮影は長期に渡って中断。撮休を余儀なくされ、一時撮影班が解散した間もアメリカには帰らず、修行僧の如くひたすらエルヴィス研究と彼の歌やパフォーマンスの練習をオーストラリアで続けたオースティン。おまけに8年越し交際の年上の彼女、ヴァネッサ・ハジェンズとも遠恋の末、別離の憂き目を見た彼。撮影終了後には、ウィルス性胃腸炎で緊急入院…。その後のインタビューでも、「エルヴィスから、どうやって自分自身に立ち戻っていいかわからない」と語っていたものね。

 

さあ、あとはBAFTA(英国アカデミー助演男優賞)と、本家本元オスカーだっ❗コリン・ファレルは素晴らしい俳優さんで超強敵だけど、オースティンの、『エルヴィス』に至るまでの血の滲むような努力を考えると、ヲタク的には、オスカー像は彼の元に…と願わずにはいられない。

★な、なにー❗オースティン・バトラーとアンドリュー・ガーフィールド、推し二人のツーショットが思わぬところで…(感涙😭)

 

アンドリュー・ガーフィールドは、「メソッド・アクティング」の信奉者として知られています。

メソッド・アクティングとは、とことんリアリティを追求するために、自分が演じる役柄について徹底的なリサーチを行い、役柄に生じる感情や状況を再現するために、自身の経験や役柄がおかれた状況を擬似的に追体験する演技法です。アンドリューは、遠藤周作原作の『沈黙』という映画で、江戸時代長崎で布教したイエズス会の宣教師を演じる際、役になり切る為にある一定期間完全なる禁欲生活を送ったという事実を明かして、周囲を驚かせました。今回、エルヴィス役に対するオースティンのアプローチは、それに近いものがあったと思うんですよねぇ…。今ドキの俳優さんたちの間では、「バカ真面目すぎ」「効果がない」「ダサい」と、必ずしも評判の良くないメソッド・アクティングですが…。

 

少なくともヲタクは、ダサくてバカ真面目な演技者が好き♥(笑)