オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

マイク・ファイスト、ウェストエンドの舞台『ブロークバック・マウンテン』に出演決定❗


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※ジャック役のマイク・ファイスト(左)愁いを帯びた横顔が、横顔が……😍

 

 朝っぱらから、(ヲタクにとっては)大・大・大ニュースが解禁〜〜〜❗我が最愛の推し、マイク・ファイストがウェストエンドの舞台『ブロークバック・マウンテン』に主役の1人、ジャック役で出演が決定しましたぁぁ〜〜❗

 

 スティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』で、ジェッツのリーダー、リフ役に抜擢されたマイク。深い人間洞察と当時の時代背景に対する綿密なリサーチによって、全く新しいリフ像を私たちに見せてくれた。(この時の演技によりBAFTA英国アカデミー賞助演男優賞にノミネート)その後出演した、ルカ・グァダニーノ監督のロマコメ『チャレンジャーズ』(主演・ゼンデイヤ)や『ライダーズ』(主演・オースティン・バトラー)等、話題作の公開を控えていますが、今度は舞台かぁ……。

 

見に行けないぢゃん❗笑

 

まあ、元々は彼、オフ・ブロードウェイの『ニュージーズ』(2014)で注目を浴び、『ディア・エヴァン・ハンセン』のコナー・マーフィー役でトニー賞の候補になった、ベースは舞台の人だもんね。


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※リハーサルが開始されたそうです❗

(2023年4月1日)

 

 そしてそして何よりもヲタク的にコーフンするのが、あの名作映画『ブロークバック・マウンテン』(2005年)の舞台化だということ。1963年、アメリカ中西部ワイオミング州の牧場に季節労働者として雇われた2人の青年、イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)。羊の放牧を任された彼らは生活を共にするうちに固い友情を育み、やがてそれは激しい愛へと変わっていきます。

 

 互いに家庭を持ち、子をなしてもその後20年その想いは変わらないまま。映画を観た当時は、世の中にはこんな形の愛も存在するのか……と、衝撃を受けたものです。「ボーイズラブの名作」とか、特殊なカテゴライズの対象にされがちな映画なんだけど、ヲタク的にはもっと普遍的なテーマを感じました。「ロミオとジュリエット」の昔から、その時代背景や社会、国家の体制、階級制度……さまざまな理由により、「禁断の愛」に身を焦がした恋人たちはゴマンといたわけです。イニスとジャックの二人もまた、同性愛が犯罪だった超保守的なワイオミングで、運命の相手と出逢ってしまう。その哀しさ、切なさ。結果的にジャックはその禁じられた愛ゆえに※非業の死を遂げてしまうわけですが、映画の中のジェイク・ギレンホールがもう、魅力的で色っぽくて、イニスが20年の間忘れようとしても忘れられないのもさもありなん……って感じでした。

ジャックを演じるマイク・ファイストですが、『ウェスト・サイド・ストーリー』のリフにしろ『ディア・エヴァン・ハンセン』のコナーにしろ今回の『ブロークバック・マウンテン』にしろ悲劇的な役が多いなぁ…(^_^;)いくらフィクションの中とは言え、辛すぎる。たまにはハッピーエンドの役演じて(笑)

 

 そんなジャックをマイクが演じるなんて、素敵すぎる……😍ここしばらくはヲタクの中で「マイク・ファイスト in ブロークバック・マウンテン」の妄想が続きそうです(笑)