オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

オースティン・バトラー『業火の市(まち)/City on Fire』主演&プロデュース


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 またまたオースティン・バトラーのニュースをお届けします❗(嬉)精力的だなぁ…オースティン😍今回はプロデュースも兼任なんて、『エルヴィス』のバズ・ラーマン監督の予言通り、「第2のレオナルド・ディカプリオ」街道まっしぐらぢゃ❗

 

 オースティンが主演&初プロデュースするのは、※ドン・ウィンズロウ原作の『業火の市/City on Fire』。配給はソニー3000ピクチャーズ。ソニーはこの映画化にかなり力を入れているもようで、早急に脚本家と監督の会議が持たれる予定とか。(オースティンがソニー・ピクチャーズに出演するのは、クェンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)以来)

※かけがえのないものを奪われたとき、
男たちは血で染まる道を歩み始める――
鬼才ウィンズロウが放つ
新3部作の幕開け!『ゴッドファーザー』以来、最強のギャング小説」
――CWA受賞作家スティーヴ・キャヴァナー

 

『業火の市/City on Fire』は昨年4月に出版されたばかりのクライムノベル。(日本では田口俊樹さんの訳で、ハーパーブックスから発売中)これは三部作のうちの第一章で、第二章の『City of Dreams』はなんと、今月の18日❗に出版予定だそう。この三部作は、ギリシャ叙事詩イリアス』『オデュッセイア』『アエネーイス』等の要素を、現代のクライムストーリーに反映したものになっているとか。

 

 舞台はニューイングランド。街を牛耳るアイルランド系とイタリア系の2大マフィア。現代の「トロイのヘレン」がこの2つを引き裂き、血塗られた抗争に発展していきます。オースティンは主役のダニー・ライアン。アイリッシュのほうですよね。街のチンピラから、家族、友人、愛する故郷を守るため、冷酷なボスに変身を遂げていきます。イタリアンマフィアや地元警察、権力との生死を賭けた闘いの中で、彼は自身の帝国を築き上げようとしますが……。

 

 映画化に当たりオースティンと既に話し合った原作者のウィンズロー氏は「『エルヴィス』を観た人全員がそうであったように、私も彼の演技に驚愕したよ。オースティンとはこの三部作について何度も何度も話し合った。30年もの長い年月を費やした私のライフワークとも言うべき作品に彼がこれほど深く関わり、主演のダニー・ライアンを演じると同時にプロデュースもしてくれるなんて、感激の極みだよ」とベタボメ❗

 

 オースティンの最近の快進撃を見ていると、俳優としての才能はもちろんなんだけど、仕事に対する真摯且つ積極的な姿勢、不断の努力(彼の読書量はハンパない)が周囲にも確実に認められつつあるのを感じます。

 

これから彼の成長を見守っていくのがめっちゃ楽しみ❤