オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

ボブ・ディラン役のティモシー・シャラメ、自身の声で歌う❗〜『A complete unknown』

 
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ティモシー・シャラメ(左)と若き日のボブ・ディラン(右)。顔の骨格が似てるね 笑

 

長らくペンディングになっていたボブ・ディランの伝記映画。なんとディランを演じるのはあのティモシー・シャラメ❗先日、当ブログでもプリプロが開始された…というニュースをお知らせしましたが、いよいよ8月から撮影に入るようです。題名は『A complete unknown』で決まりみたいですね。(当初は、『Going Electric』と発表されていました^^;)

 

『A complete unknown』は、ディランの曲の中でも最も有名な『Like a rolling stone』の中のこのくだり

 

How does it feel
How does it feel
To be on your own
With no direction home
Like a complete unknown
Like a rolling stone?

 

どんな気がする?

帰る家もなく独りぼっち

どんな気がする?

転がる石のように

誰からも相手にされないって

から採ったもの。

 

 ディランは普段から挙動不審なのか、はたまたスターのオーラが全く無いのか(笑)女性警官から職質を受けて本人と信じてもらえなかったとか、自分のコンサート会場に入れてもらえなかったとか、ノーベル文学賞まで受賞した超ビッグネームにも関わらず、けっこう情けないエピソードがあるんですよね(^_^;)…で、そういう時には決まって「Like a complete unknown」の歌詞を引き合いに出されてマスコミにいぢられるという……笑。

 

 この歌詞の真逆、あらゆる人を惹きつけ、どこにいても目立っちゃうシャラメがどう演じるかも見ものですが、今日さらに嬉しいニュースが入ってきました❗作品中ディランが歌うシーンは、全てシャラメが吹き替えなしの自身の声で歌うそうです❗『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』、彼がピアノを弾き語りしながら歌ったジャズのスタンダードナンバー"Everything happens to me"はもう、永久保存版の素晴らしさでしたからね。シャラメを見ていると、天は時に二物も三物も与えることがあるんだな……と思っちゃうワ(笑)

 

 ……でも考えたら『レイニーデイ〜』の時は、マンハッタンの街で待ち合わせしていた彼女(エル・ファニング)にすっぽかされ、

ゴルフをしようとすると必ず雨が降るし、パーティーとなると上の住人からクレームが来る。

こんなツイてないボク

…と、ショボクレながら『Everything happens to me』を歌ってたんだっけ。うん、ショボクレたシャラメもよかったよね(笑)「Complete Unknown(誰にも相手にされない)」シャラメも案外、イケるかも😉