オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

アンドリュー・ガーフィールド演じるカール・セーガン博士〜映画『ボイジャーズ Voyagers』


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※実在のカップルを演じるアンドリュー・ガーフィールドとデイジーエドガー=ジョーンズ

 

ヲタクが「ボイジャー」という言葉を初めて知ったのはユーミンの歌。

冷たい夢に乗り込んで🎵

宇宙(あおぞら)に消えるボイジャー🎵

……ってやつ。

で、その語感に惹かれて意味をを調べるうちに、1977年NASAによって打ち上げられた宇宙探査機がボイジャー1号2号(つまり今回題名になっている「ボイジャーズ」)と名付けられたことを知ったのです。ユーミンは歌の中で、ボイジャーを命の危険も省みない宇宙飛行士…という意味で使用していて、このNASAのロケットとは直接関係なかったみたいなんですけどね(^.^;)

 

 ボイジャーズに与えられたミッションは木星土星の探査であり、しかも当時まだ未知の惑星だった木星土星で観測を実施した後も、ボイジャーズはひたすら太陽系の外へ外へと旅を続けていることを知りました。(なんと、打ち上げから50年近く経った今でも、宇宙を飛び続けているのです)

 

……なんて壮大な、夢のあるプロジェクトなんだろう❗ロマンとはこれだ❗と思いましたよね。小学生の頃、「宇宙の果てには何があるんだろう?」と考え始めたら眠れなくなったことを思い出しました(笑)

 

 さて、ボイジャーズには、木星土星の探査の他に、もう1つ重要な使命を与えられていました。それは、「太陽系の外の宇宙へメッセージを届けること」。「宇宙に存在する誰か」に、私たち地球人の存在を知らせるために作られたのがあの有名な「ゴールデンレコード」です。金メッキを施された銅製のレコードには、115枚の画像、地球上の様々な自然音や人の声、音楽、そして55言語による挨拶が収録されたそうです。


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 この壮大な「ボイジャー計画」のリーダーが、天文学者カール・セーガン博士(アンドリュー・ガーフィールド)。「宇宙には果てがあるのだろうか」と考えて眠れなくなったことを、大抵の人は大人になったら日々の雑事に紛れて忘れてしまうけれど、いつまでもどこまでもその気持ちを持ち続けた「永遠の少年」がセーガン博士だったんでしょうね、きっと。博士を演じるアンドリュー・ガーフィールド、御年すでに39歳だけど、どこか世俗に染まりきらない理想家肌、「夢追い人」のイメージがあるから、セーガン博士役にはピッタリ❗


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※今も宇宙を旅し続けているボイジャー1号。

 

 映画『ボイジャー』は、ボイジャー計画……というより、セーガン博士の3度目の結婚相手で、科学番組『Cosmos』を共同製作したプロデューサー、アン・ドルーヤンとのラブロマンスがストーリーの中心となるようです。ドルーヤンを演じるのは、『ザリガニの鳴くところ』で、湿地帯で1人生き抜く少女の「聖と俗(……魔、と言うべきか?)」を見事に演じ切ったデイジーエドガー=ジョーンズ。(アンドリューと寄り添うツーショットを見てもとても良い雰囲気❤)

 

 監督は、Netflix『聖なる証』(主演・フローレンス・ピュー)で素晴らしい演出を見せたチリ出身の気鋭セバスティアン・レリオ監督。9歳の時チリで『Cosmos』シリーズを見て以来宇宙のミステリーのトリコになり、いつかゴールデンレコードについての作品を作ってみたいとずっと思っていたとか。

 

アンドリュー・ガーフィールドとデイジーエドガー=ジョーンズという最高のキャストを得て、時間と宇宙の永遠性をテーマに語られる壮大なロマンス」

……と監督自らが表現する『ボイジャーズ』。公開が楽しみです❗