Netflixの大人気ドラマ『ブリジャートン家』もいよいよ佳境、シーズン3に突入❗
皮肉と毒舌で知られる「社交界新聞」の作者レディ・ホイッスルタウンの正体がじつは、メイフェア界隈で一番目立たない壁の花ペネロペ・フェザリントン(ニコラ・コクラン)だと判明したのが前シーズン。正体が知られて、それまで双子のような大親友だったエロイーズ・ブリジャートン(クローディア・ジェシー)からは絶交を言い渡されるわ、さんざんだったペネロペ。『ブリジャートン家』の登場人物の中で、ペネロペは推し第2位なので(ちなみに1位はエロイーズ)、彼女がついにヒロインの座についたのは嬉しかったわ〜〜❤第2シーズンでは、アンソニーお兄ちゃんの何だかはっきりしない恋のすったもんだより、ペネロペの正体がエル(エロイーズ)にバレて、2人が絶交状態になっちゃったことのほうが気になってしかたなかったもんね。
第1・第2シーズンはインティマシー・コーディネーターもさぞかし大活躍だっただろう……という場面の連続で、特に第2シーズンの主人公、長男のアンソニーを演じるジョナサン・ベイリーは実生活ではゲイだってヲタクは以前から知ってたから、(俳優さんって大変だよなぁ……)って目で見ちゃってストーリーにイマイチ没入できなかったのよね(^_^;)でも今シーズンは何しろ少女漫画ちっくなロマコメなんで、そっち方面もソフトで個人的にはよかったっす。(『ストロボ・エッジ』や『ご近所物語』のファンの人は好きじゃないかな❓第3シーズン。)
女性が「いかにイケメンで爵位を持っていてお金持ちの男性を捕まえたか」で評価される社会において、ペン1本でその理不尽な価値観と、ひいては王妃という絶対的権力と戦おうとするペネロペはやっぱりカッコいい。コリンとの恋が成就しそうになって、恋を取るかペンを取るか決断を迫られた時にも、ちゃんと自分の裡に内在する「物書きの業(ごう)」みたいなものを把握しているところも。演じるニコラ・コクランも、「太っちょの女の子」って彼女を呼んだファンに対して「私にはちゃんと名前があるんだから、名前で呼んでちょうだい」って切り返す、クレバー且つ大人の余裕のある女性のようで、ピッタリ役にハマってましたよね。ドラマ中では、ペネロペが幼い頃から一途に想い続けたブリジャートン家の三男坊コリンが、次第にペネロペの真の勁さ、素晴らしさに気づき始めるプロセスは胸キュンモノ。
はてさて、紆余曲折したコリンとペネロペの恋も幸せな結末を迎え(紆余曲折があり過ぎるのは毎度のことだけどね 笑)果たして第4シーズンの主人公は誰❓次男坊のベネディクト(ルーク・トンプソン)かな❓ベネディクトって真面目そうな顔してじつはけっこう虚無的な快楽主義者なのよねぇ……。彼が主人公なら、またインティマシー・コーディネーター大活躍よね、きっと(笑)
※第4シーズンでスポットライトが当たりそうなブリジャートン家の次男坊ベネディクト(ルーク・トンプソン)。今ひとつ「生きることの意味」を見つけられず、精神的に放浪中の彼ですが……。
※ヲタクのイチ推し、ブリジャートン家の次女エロイーズ(クローディア・ジェシー)。今シーズンのラストで彼女スコットランドに遊学しちゃったから、ヒロインを務めるのはまだ先かな❓