オタクの迷宮

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ジャック・ロウデン、エミー賞ノミネートの理由は❓️『GOLDDERBY』より


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 第76回エミー賞助演男優賞にノミネートされている我が推し、ジャック・ロウデン。ハリウッドで開催される各賞レースを予想するサイト「GOLDDERBY」に、彼に関する面白い記事が掲載されていましたので、今日はそれを紹介したいと思います。


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※受賞対象となったドラマ『窓際のスパイ』は、AppleTVプラスでシーズン1〜3が現在絶賛配信中。今回エミー賞では、ジャクロの他にドラマシリーズ作品賞、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)がノミネート対象となっています。

 

 今回ちょっと驚いたのが、ジャクロの演技のノミネート対象になっているのが、AppleTVオリジナルドラマ『窓際のスパイ』シーズン3第2話に限定されていること。

 

 …でも考えてみれば、あの第2話は全エピソード中最も緊迫した回だったし、ジャクロの演技も素晴らしかった。『窓際のスパイ』でジャクロは、MI5史上最も高名な伝説のスパイを祖父に持ち、MI6の007ことジェームズ・ボンドに憧れ、前途有望なエリートとして入局したものの、新人訓練の時にある失敗を「やらかして」しまい、「泥沼の家」に左遷されてしまったリヴァー・カートライト役。リヴァーは性善説を信じるおぼっちゃまくんなので、「誠意と正義」のため、任務に忠実に行動したつもりがそのためにドツボにハマるパターンが度々。

 

 今回、「泥沼の家」のメンバーであるスタンディッシュ(サスキア・リーヴス)がテロリストに人質に取られ、テロリストたちの命令でリヴァーは古巣のMI5に保存されている機密文書を盗みに命懸けで潜入する羽目になります。大きな野望と夢を抱いてMI5に就職したものの、「自分たちは巨大な組織のコマの1つに過ぎない。にも関わらずいつも命懸け」という非情な現実に直面したリヴァー。しかし、以前の同僚(フレディ・フォックス)にさんざんコケにされながらもやはり自らの裡にある愛国心や正義感に従って行動しようとするリヴァーがめっちゃカッコよかったし、ジャクロの、激しいアクションシーンの合間に、エリート時代の自分自身への未練や、現在の職場である「泥沼の家」の仲間たちに対して芽生え始めた仲間意識など、心の揺らぎを表現する繊細な演技が素晴らしかった❗️さすがエミー賞の審査員、細かいとこまで見てるのね(笑)

 

 ハリウッド嫌いで、アメコミのヒーロー役オファーも蹴ってきたジャクロだけど、今回はその実力が認められての堂々のノミネートかと思います。

 

 個人的には、グラストンベリーフェスで一緒に盛り上がっていたアンスコさまことアンドリュー・スコットNetflixのドラマ『リプリー』の演技で主演男優賞ノミネート)と、同じドラマシリーズからノミネートされたゲイリー・オールドマン(主演男優賞)とのレカペでのスリーショが見たいわ〜❤


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※プライベートでも一緒にサッカーの試合を見に行ったり、本当の親子のように仲の良いゲイリー・オールドマン(左)とジャック・ロウデン(右)


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グラストンベリー・フェスで大盛りあがりだったジャック・ロウデン(左)とアンドリュー・スコット(右)