オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想、推し活💙のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

Number_iと日本的精神風土とKISSを巡る考察

 
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 Number_iが旧事務所を辞めてから早や1年近くが経ち、新たにNumber_iの3人で再出発してから半年以上が経つというのに、彼らの立ち位置や音楽性の変化について批判が止まない昨今。

 

 グループの分裂については、ヲタクはずっと洋楽ファンだったから、(え❗️❓️なんでそんなことで騒ぐの❓️)って印象。特にロックバンドなんて、所謂「方向性の違い」や「性格の不一致」で分裂したり、はたまた再結成したり、日常茶飯事。たまに犯罪犯して脱退する人もいるけど、まあそれは問題外だとしても(^_^;)最近ネットを騒がせてる#Oasis再結成なんてヒドイもん。毎年本人たちが持ち出すネタで、ここまで来るとやるやる詐欺じゃない❓️っていうくらい(^_^;)

 

 思うに、グループ分裂について批判が止まない根底には、基本的に変化を好まない日本人の国民性が存在するような気がしてなりません。ヲタクの若い頃、企業は「年功序列」、大企業に就職して大過なく仕事をしていれば年齢順に昇進していったものです。技能をブラッシュアップして転職したいと考える人も少数ながらいましたが、転職先(受け入れてくれるところ)は外資系企業とほぼ決まっていて、待遇が良くなったとしても周囲からはなかなか理解されず、「せっかく安定した企業に就職できたのに何が不満なんだ。我慢の足りないやつだ」と言われたり、ひどい時には「一人前に育てるのに何年かかったと思うんだ。恩知らず」などと非難されるのがオチ(^_^;)対人関係もそう。友人関係の「質」よりなぜか、日本では付き合いの「長さ」が重視される。個人的には、人が成長すれば各々人生観が変化していくから、友人関係もそれにつれて変化していくのは当然だと思うのですが……。ヲタクの知っているアメリカ人やベルギー人、香港人やフィリピン人が小・中学校の同窓会をしている…なんて話は聞いたことないけどなぁ……。高校や大学の友人なら、だいぶ人生の方向性が固まってくる時期だから付き合いが続く場合もあるかもしれませんが。

 

 また、彼らの音楽性の変化に対する批判について。これは日本ばかりでなく海外でもよく見られる現象ですよね。昨日『フォールガイ』という映画を観ていたら、そこにあら懐かしや、KISSの『I was made for lovin' you』(ラヴィン・ユー・ベイビー…1979年)が使われていて思い出したんだけど。この曲、メンバーのポール・スタンレーの作なんですが、当時流行りだったディスコサウンドを取り入れた……ってことで、彼らのアルバム『地獄の軍団』や『ラヴ・ガン』を支持するメタルファンからは「日和りやがって」とか言われて、発表当時はさんざんだった。おまけに2トップの片割れジーン・シモンズが「オレはこの曲ライブで歌いたくない」って発言したことが一人歩きしちゃって、『I was made for lovin' you』のアンチは、「それ見たことか、ジーンだって嫌いなんじゃん」と大騒ぎ(^_^;)でも実際は、ジーンは曲そのものが嫌いだったわけではなく、曲の歌い出し「Do Do Do Do……」のハミング部分しか担当させてもらえなかったことで「ハミングだけだなんてオレってバカみたい(笑)」ってグチってただけの話。狭量な人たちはいつでもどこにでもいるし仕方ないことなんだけど、曲そのものは30年以上経ってもしっかり生き残り、『フォールガイ』のテーマソングとして全編を彩っていました。

 

 ……んでいったい何が言いたいかというと(笑)

 

大丈夫もう迷いはない

Number_i全員連れて

次のすげーステージでブチかまします∞

……『INZM』より

 

の通り、周囲の雑音は気にせず、これからも自由自在な発想で自分たちが信じる道を突き進み、ガンガンブチかましていって欲しいってこと。……しかしヲタク、この一言が言いたいだけなのに、前置きが長すぎる(笑)

 

 さあて、今日は仕事休みだから、朝も早よからZMZMしちゃうゾ❗️