オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

孫に見せたい❗️〜映画「はたらく細胞」


f:id:rie4771:20241219132549j:image

 桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」にて、映画「はたらく細胞」鑑賞。

 

 人の体内では、37兆個もの細胞がそれぞれに役割を持ち、日夜活動しているとか。母を早くに亡くし、ちょっとお調子者の父・茂(阿部サダヲ)と二人暮らしの優等生日胡(芦田愛菜)。体を大事にして生き生きと暮らしている日胡の体内では、細胞に酸素を送る赤血球(永野芽郁)や、体内に侵入したウィルスと戦う白血球、キラーT細胞(山本耕史)、ナチュラルキラー細胞(仲里依紗)たちが楽しく働いています。しかも長い間憧れていたセンパイ(加藤清史郎)と念願叶って付き合うようになった日胡はドーパミン全開で細胞たちはお祭り騒ぎ(^_^;)一方、日胡がせっかく身体に良い食事を作ってくれるのに、酒もタバコも止められず、毎日不規則不摂生な暮らしを送る茂(しかも痔主⋯^^;)の体内は血管がドロドロ、悪玉コレステロールが山積みで、新人の赤血球(板垣李光人)などは「こんなブラックな労働環境じゃ働けないっ❗️」と造反を起こす始末。⋯ところがある日、日胡に重大な病が発覚、これまで楽しく働いていた細胞たちの生活は一変し、先の見えない過酷な戦いの日々が始まったのでした⋯❗️


f:id:rie4771:20241219135130j:image

※(左から)キラーT細胞(山本耕史)、ナチュラルキラー細胞(仲里依紗)、マクロファージ(松本若菜)、血小板(マイカ・ピュ)


f:id:rie4771:20241219135149j:image

※(上段左から)ヘルパーT細胞(染谷将太)、新人赤血球(板垣李光人)、先輩赤血球(加藤諒)、日胡のBF新(加藤清史郎)、肝細胞(深田恭子

下段左から)肺炎球菌(片岡愛之助)、化膿レンサ球菌(新納慎也)、黄色ブドウ球菌小沢真珠)、細胞たちの最大の敵✕☆#/(FUKASE

 

 ⋯もうさ、日胡が病気になってからの細胞くんたちが健気過ぎて涙が止まらない(号泣)ヒトの体内の細胞を擬人化して漫画にするなんて、作者の人天才❗️またね、実写化するに当たって、主役から一瞬だけ登場のカメオ出演に至るまで一人一人のキャラがドンピシャのキャスティング、素晴らしいと言うほかありません。特に、最強のヴィランを演じたFUKASEの演技が凄かった。ただの敵役ではない、その生い立ちから来るどうしようもない哀しみを巧みに表現していました。

 

 この映画見るとね、この身体の中で日々頑張ってくれている細胞くんたちに日々感謝して、自分の身体とちゃんと向き合って暮らしていかなきゃとつくづく思う。それがすなわち、ひとりの人間として生まれてきて、果たすべき義務なのだと。日胡のパパみたいに不摂生な生活を送ってカワイイ細胞ちゃんたちを苦しめちゃいかん(笑)

 

 この映画、孫(注・12才男子)に見てもらいたいなぁ⋯。3才の時に花粉症を診断されて、ほかにもアレルギーがあって、いろいろシンドいことがありつつ2月の中学お受験に向けて頑張ってるお孫ちゃん。この映画を見て、アレルギーの症状が出ている時も細胞くんたちがお孫ちゃんと一緒に闘ってくれてることがわかって、勇気が貰えると思うから⋯。