オタクの迷宮

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推しの悲喜こもごも〜セバスチャン・スタンとジャック・ロウデン「2025ゴールデン・グローブ賞」

セバスチャン・スタン

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  ヲタク今日は休みをとって(その代わり昨日はちゃんと働きました 笑)朝っぱらからスマホにしがみついて、Xのタイムラインと首っ引き。なぜなら推しの2人⋯セバスチャン・スタンとジャック・ロウデンがそれぞれ、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門&ドラマ部門)と助演男優賞(TVミニシリーズ部門)にノミネートされていたから❗️あー、もうソワソワだったよ(笑)

 

 受賞対象になったのは、セバちゃんが主演・製作総指揮を務めた「A Diffrent Man」(A24)。セバちゃん演じるところの、生まれながらに皮膚や骨に腫瘍が生じる遺伝子疾患・神経線維腫症を患う俳優志望の青年が最新の治療法によって顔面を整形し、 別人(=A Different Man)のように生まれ変わったものの、次第に虚無感と自己嫌悪に陥っていく⋯⋯というストーリー。

 

  受賞スピーチがまた素晴らしかった❗️映画でも共演している実際の神経線維腫症を持つアダム・ピアソンと監督のアーロン・シンバーグに「あなたたちと一緒にここに立ちたかった」と語り始めたセバちゃん。主演と同時に製作総指揮も務めた彼は、「外見の損傷や障害に対する無知や偏見をなくし、当たり前のこととして認識する、受容する。そしてその認識を自分たちだけでなく子どもたちの世代に繋げていくこと。その為には、そういったテーマを内包する作品を支持し続けることが必要なのです」と訴えかけました。

 

 Deadlineは彼がDisability Advocacy(障害者支援)を訴えた…と書いていましたが、ヲタクはむしろプラクティカルな面というより、人々の意識の変革を意味しているのかな…と感じました。いずれにせよ、映画製作を通じて社会に貢献していこうとする一映画人の気概を感じて、ヲタクは胸が熱くなりましたよ。そして彼は、30年前にアメリカに入国したルーマニア移民。「アメリカに入国してからはともかく生きるのに必死だった」という彼が、壇上から愛するママや再婚相手のアメリカ人の義理のパパ、27年にわたり支え続けてくれたマネージャーに「ありがとう」を伝えた時、彼の脳裏にはきっと、この30年間の様々な出来事が走馬灯のように駆け巡ったことでしょう。

 

特に彼が、ママと義理のパパに送った言葉を聞いた時、ヲタク思わず涙が⋯😭

“This is for my mom, who left Romania in search of a better life, gave me everything, and for my stepfather, Tony, who took on a single mom and a grown up kid, thank you for being a real man.“

より良い生活を求めて故国ルーマニアを離れ、僕に全てを注いでくれたママ、そしてシングルマザーのママと思春期に近いその息子を受け入れてくれた、真の意味で男らしい人、義理のパパ・トニー、本当にありがとう。



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※映画「リアルペイン」の神演技で助演男優賞を受賞したキーラン・カルキンと。下はセバちゃんのインタビューをブチ壊しにかかるキーラン(笑)キーランがやんちゃな弟みたいだけど、2人は同い年です。

 

 当年42才。俳優としては遅咲きだけど、今まで重ねてきた人生経験は全て無駄じゃない。オーディションで緊張のあまり過呼吸になって倒れた苦い経験も今は昔。これからさらに多彩な、しかも深みのある演技を見せてくれるに違いありません。



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そういえばセバちゃん、かねてから交際中のアナベル・ウォリス(「ピーキー・ブラインダーズ」)と2人でスーパーで大量に食料品を買ったものの、セバちゃんが袋落っことして食料ばら撒いちゃうという、お茶目な写真が以前SNSでバズってたよね(笑)ヲタク、下👇️の記事で「まだ2人で公式の場に出たことないよね。そろそろハッキリしたら❓️」なんて書いたら、今回はなんと二人仲良くレカペデビュー❗️

ブログ読まれてたのか❓️(爆)


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※あーあ、落としちゃった(笑)


セバスチャン・スタン、ゴールデン・グローブ賞2部門で主演男優賞ノミネート❗️ - オタクの迷宮

 

★ジャック・ロウデン


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※相変わらず男前ナリ。

 

 ドラマ部門の助演男優賞は、我が日本映画界の誇り、浅野忠信さんの手に❗️(おめでとうございます㊗️ユーモアに溢れたスピーチが素晴らしかった)エミー賞に引き続きジャクロは受賞を逃したけど(泣)浅野さんの名前が呼ばれた時、ジャクロはニッコリ笑って、浅野さんに向かって真っ先に拍手を送ってた。相変わらずジェントルマン⋯。(中には憮然として拍手し忘れてる人もいたものね^^;)

 

 昨年は6年の交際期間を経て、シアーシャ・ローナンとついにゴールインしたジャクロ。以前からなにげに親日家のジャクロは、日本にシアーシャとお忍び婚前旅行に来てくれたんだよね。プライベートでも充実した年でした。「イングランド・イズ・マイン」日本公開時、他の作品の撮影と重なって監督と一緒に東京にキャンペーンに来れなかったことを悔しがり、「いつか絶対に東京に行くよ❗️待っててね」って日本のファンに語りかけるビデオレターをYouTubeで公開してくれたジャクロの優しさをヲタクは今でも忘れてません。自然愛好家の彼は、念願叶って日本に来た時、東京や京都だけでなく、なんと箱根の金時山登山もしたりしてました。しかも移動手段は新幹線(笑)

 

「窓際のスパイ」は長寿シリーズになりそうな気配だし、まだまだチャンスはあるよ❗️


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※名優ゲイリー・オールドマン(右)とタッグを組む「窓際のスパイ」(Apple TV+)