相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、「ブリジット・ジョーンズ サイテー最高な私の今」観賞。
あのブリジット・ジョーンズが帰ってきた〜〜❗️まさかまさか第4作目が上映されるなんて、誰が想像したでしょう。大ファンのヲタクからしたらもう、あの特徴的なトコトコ歩きを観るだけでも感涙なんだけど、今作は単にブリジット・ジョーンズのNo.1〜3の後日譚に留まらない、1人の50代女性・シングルのワーママが抱える様々な問題に焦点を当てた優れたコメディになっています。
ブリジットとって最愛最高の伴侶だった筈の人権派弁護士ミスター・ダーシーは、スーダンの内乱に巻き込まれ、ブリジットと2人の子どもたちを遺して4年前に亡くなった……という衝撃のオープニング。喪失感に悩まされるブリジットが、相変わらず言いたい放題❓️の周囲の悪友たちや、ドクター・ローリングス(エマ・トンプソン)のカオスなアドバイスに背中を押されて再びTVプロデューサーに復帰、ミスター・ダーシーの死から封印していた日記をまたつけ始めるところから、再び彼女の物語は大きく動き始めます。
ブリジットの何が魅力的かって、自分の生き方に「縛り」をかけないこと。人のアドバイスは何でもトライしてみるし、人の好意は四の五の言わずまず受け入れる。疑り深い頑固者のヲタクから見ると、彼女みたいな柔軟な生き方ができたら、人生楽しいだろうな、っていつも思う。(もちろん、その代わりいっぱい悩んで、いっぱい泣くんだけどね 笑)試行錯誤を繰り返すうちに、真に愛すべき人、自分に相応しい生き方を見つけていく「ブリジットズ・ウェイ・オブ・ライフ」は今作でも健在でした❗️最愛の人の不慮の死で喪い、絶望感を抱えながらビリーとメイベルという2人の子どもたちの子育てに奮闘するブリジットですが、彼女以上に繊細なビリーが父親の死を受け入れられず周囲に心を閉ざしている事実を知った時の彼女の衝撃には気持ちを抉られます。だからこそラスト、父親の死をついに受け入れたビリーが、サプライズで家族の思い出の曲を歌うシーンにはヲタク、滂沱の涙止まらず……(ToT)
シリーズは今作で完結を迎えるようですが、ブリジットの人生も、これまでブリジットの奮闘ぶりに自分の人生を重ねて泣いたり笑ったり応援の声を送ってきた同世代の私たちの人生も、これからもずっと続いていく。しかしどんなに耐え難い出来事が降りかかってきても、人生を諦めなければ、そして人を信じ、愛する気持を忘れなければきっと、明日は開けていくと励ましのメッセージを送ってくれているような作品でしたね。
※出逢いから25年。幾星霜を経てブリジット(レネー・ゼルウィガー)とダニエル(ヒュー・グラント)はまるで親族……いや、ソウルメイトのような関係に。
中年期を迎えたブリジットの人生を彩る恋のお相手は息子ビリーの担任教師で、口下手だけれど誠実なウォーラカー先生(キウェテル・イジョフォー…下)と、29才の学者志望の青年ロクスター(レオ・ウッドール…上)。ブリジットって、一見自由奔放で行き当たりばったりに生きてるように見えて、最後は知性で踏みとどまる。感情や欲望に一時は流されるけど、滝つぼに落っこちはしない(笑)パートナーを選ぶ時もそう。今ハリウッドでは、中年女性と若いイケメンの恋愛を描いた作品がトレンドだけど、ブリジットの場合は、間違っても「ベイビー・ガール」のニコール・キッドマンみたいにはならないわけよ^^; ……そんな彼女の生き方が作品を通じて常に、同世代の女性たちの共感を呼び続けてきた理由かも。
原題は「Mad about the boy その子に夢中」。最初「その子 the boy」って20以上も年が違う恋人のロクスターのことかと思ったけど、良識ある女性であるブリジットにとってそれは、ミスター・ダーシーに瓜二つの息子ビリーのことを指すのかな……と考え直したりして。
★これから来るゾ❗️〜レオ・ウッドール
この作品で、満を持して大ブレークしそうなレオ・ウッドールくん。ヲタクはNetflixのドラマシリーズ「One Day/ワンデイ」の演技を観てから、いずれ「来るな」と思っていたけど、ついに来ましたよ〜〜❗️今作の、ブリジットの魅力に溺れながらも、その年の差に揺れ惑う青年を繊細に演じて、彼のスィートな魅力が爆裂しておりました。
今までハリウッドで「レオさま」と言えばレオナルド・ディカプリオだったけど、きっとこれからはウッドールくんが新たな「レオさま」ね❗️(断言)
※単なるイケメンじゃない❗️巧みな表情管理と演技力を兼ね備えたライジングスター、レオ・ウッドール
レオ・ウッドールの魅力満載〜Netflix「One Day/ワンデイ」⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩