オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

安心してください、生きてますよ(^_^;)〜「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」

 
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 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」をスクリーンXで観賞。

 

 ヲタクの自宅の徒歩圏内にスクリーンXを擁するシネコンができてからというもの、マーベルやDCのアメコミ、OO7シリーズ等はスクリーンXで観る❗️と固く心に誓ったヲタク。MIシリーズも勿論その範疇に入るため、行ってきました109シネマズの先行上映へ❗️イーサンが今回のミッション遂行のため、海底深く沈没したロシアの潜水艦に侵入するシーンがあるのですが、3面スクリーンの臨場感・没入感ハンパなくて、トムと一緒にあやうく潜水病(減圧症)になるとこでした(笑)いやホント。

 

 なにせMIシリーズなんで、ストーリーをくどくど説明するのは控えますね。面白いに決まってるんだから(笑)ただ今回は、ラスボスがサイバー・ヴィランなんで、肉弾相打つトムのアクションとちょっと乖離があって感情移入しにくい面があったかも。ヒーロー映画には、観ている側の感情を揺さぶるような憎々しい敵役が必要なのよね。前作から引き続き登場のガブリエルはちょっと小者感ありすぎてイーサンの相手には役不足なのが否めないし(^_^;)

 

 今までは、昏い過去を背負う孤独なヒーローのイメージだったイーサン・ハントが、今回はさすがに年取ったせいか、チームをマネジメントしてるのが面白かった。……で、今回のチームの面々が、長年の仲間ベンジーサイモン・ペッグ)とルーサー(ヴィング・レイムス)に加え、瞬殺女スリのグレース(ヘイリー・アトウェル)、前作でイーサンに助けられ、今作ではイーサンチームの一員となる女殺し屋パリ(ポム・クレメンティエフ)、アラスカに左遷された元CIA職員ダンロー(ラルフ・サクソン)と彼が現地で結婚したイヌイットの奥さんの癒し系カップル…と、それぞれが愛すべきキャラたちばかりだし、特に女性陣がオニ強い(頭もいい)。副題は「ファイナル・レコニング」じゃなくて、「イーサンと愉快な仲間たち」にしたほうが良かったんじゃ❓️年老いて仲間に頼ることを覚えたイーサンもステキだったよ、うん。いつもここぞと言う時に腰砕けになるベンジーが、すぐ沸点に達して「コロス❗️」ってフランス語で口走るパリに、「いつも君は表現が直截的だ…」と呟く場面には思わず吹いた(笑)

 

 題名が「ファイナル」だし、みんな見納め見納めって騒いでるし、もしかして不死身なイーサンも「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」のジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ)みたいに人類の犠牲になっちゃうラストなんじゃないか、そうなったらヲタク、がっくりきて二三日引き摺るなー、ってハラハラしてたけど、やっぱりイーサンはイーサンでした(笑)ってゆーか、パラシュート燃えちゃってあの高さから落下して助かるって……。フツーじゃあり得ないけど、でも演じてるのがトム・クルーズだから。トムだったらもしかして不可能も可能にできちゃうかもしれない…って、奇想天外な設定を観客に有無を言わせず信じさせちゃうトム・クルーズ、やっぱり恐るべし。

 

 部下のマネジメントも習得、円熟の境地に入ったらしいイーサン・ハント。今回で「ファイナル」はもったいない気が……。次作は「リボーン・レコニング」でいいのでは❓️(笑)


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※「フォールアウト」ではCIA長官だったエリカ・スローン(アンジェラ・バセット)が今作ではなんと大統領になって再登場❗️MCU「ブラック・パンサー」でもそうだけど、めっちゃカッコいいんだよなこの人。ハンサム・ウーマンって感じ。

 

★今日の小ネタ

ポム・クレメンティエフ


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 妖精みたいな華奢な容姿に激しいガチアクション、ギャップ萌えの極みなポム・クレメンティエフ。前作「デッド・レコニング」から引き続き、最強の女殺し屋パリを演じています。一昨年(2023年)の東京コミコンのトークショーでは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」マンティス役のイメージが強いためか、彼女に向かって「キュート」を連発するMCさんにちょっと不満顔。「キュートって子供っぽくてカワイイって意味よね❓️私の年でそれはちょっと…」って答えてました(コミコン当時ポムは37才)。素顔は落ち着いた大人の女性でしたね。

 

②ダンローさん(ラルフ・サクソン)

 トム・クルーズが上映前の日本のファン向けメッセージの中で、「今作はこれまでのミッションの集大成」って語ってたけど、ある意味ウィリアム・ダンローさんがそのキーパーソンだとヲタク思うんですよね。そう、ダンローさんと言えば30年前、第1作目でイーサンがCIA工作員機密リストを盗み出した時(あの有名な宙吊りシーンね)、その責任取らされてアラスカに左遷されちゃった人(^_^;)

 

 今回いろんな人から「君は今まで1人の愛する人を救うために全世界の人々の命を危険に晒してきた」って責められて落ち込むイーサン。そんな彼が、ダンローさんから「僕はアラスカに飛ばされ、お陰で愛する人と巡り会い、この地で真の生き方を見つけられたんだ。ありがとう、イーサン」って言われて、ちょっと気持ちが救われるのよ〜〜。今作の功労賞はダンローさんに贈呈しよう(笑)それにしてもトムとダンローさん演じるラルフ・サクソンって同じ年代じゃないかって思うんだけど、サクソンさんが年相応でトムが全然年取らないからまるで親子みたいに見える(^_^;)……つくづくトム・クルーズってバケモンだよ。