あーーー、ついに来たーーっ、宮本さんのニューシングル「Today -胸いっぱいの愛を- / over the top」初回限定盤❗️❗️包装紙を紐解く時間ももどかしく、早速取り出しましたるはボーナス・トラック「宮本浩次 五周年記念 birthday concert GO!」(横浜ぴあアリーナMM/2024年6月12日)❗️これですよコレコレ(←圧倒的語彙力不足 笑)
ものの見事に抽選モレ、がっくし落ち込んだ1年前を思い出すわぁ……(遠い眼)。コロナ禍が明けて以来、エレカシも宮本さん個人のライブも何故か一種の呪いなんじゃないかと思うほどハズレ続け(やんごとない仕事の都合の時もあったけど)しばらく宮本さんのことをブログで書く元気もなかったんだけど(^_^;)、昨年11月に「今、俺の行きたい場所」(横浜ぴあアリーナ)ですごーーく久しぶりに生の宮本さん観た時から、そんなお子ちゃまな感情からは卒業しようって決意したの(キッパリ)
だから今年のバースデイライブも仕事で行けないけど、今までみたいには落ち込まなかった(←ちょっぴり強がり 笑)。その日はぴあアリーナから10分のとこにいるから、宮本さんが最高のコンディションでライブに臨めることそして、参加できる方々が精一杯楽しめることを心の中で祈りながら仕事してます🙏
さてさて1年遅れで、その場にいる気分になって追体験した「宮本浩次 五周年記念 birthday concert GO!」。松本隆✕ユーミンの超名曲「Woman“Wの悲劇より“」で幕が上がりましたが、なんと言っても、不世出のシンガー宮本浩次の原点とも言えるNHKみんなのうた「はじめての僕デス」はファンにとってはムネアツ❗️子供時代でもこれだけの歌唱力だったわけだから、さぞかし宮本さん、順風満帆な未来を思い描いていたんだと思うけど、ご存知の通り、デビューしてからも、いやむしろデビューしてからが紆余曲折、いろいろあったわけよね……。スクリーンに映し出される宮本さんの、幼少期の写真を眺めながらヲタクは、どんな悲運の時期も「あなたは大器晩成型だから」と彼を励まし続けたというお母様の大きな愛を感じました。ヲタクがいつも、宮本さんのソロライブから受け取るメッセージは、恋愛、家族愛、人間愛……。それは、エレカシのライブからはどちらかと言えば世相風刺や権力への抵抗、社会変革への熱を感じるのと対照的。
あっ、でもアレね、宮本さんはやっぱり宮本さんで、多岐に渡る愛の歌の数々を謳い上げるなかに突如として、「おかみさん」と「ガストロンジャー」をぶっ込んで来る(^_^;)それはまるで、※歌舞伎の舞台に、アングラ演劇の雄・紅テントの唐十郎が手下❓️の麿赤兒や四谷シモン引き連れて殴り込みかけるようなもん(笑)どっちも魅力的なのに変わりはないけど。ライブを見れば見るほど、ヲタクにとって宮本浩次というアーティストは、「美味なる多面体」(by 桑田佳祐)そのものなんだと認識させられる。
それにしても去年のバースデイライブの宮本さん、ビックリするほど「横浜ベイベー」連呼してくれてたのね。……やっぱり客席で宮本さんの「横浜ベイベー」呼び、全身に浴びたかった。それだけが唯一の心残りかしら(笑)
「状況劇場」唐十郎が歌舞伎の舞台に乱入した歴史的事実はございません。(それどころか彼は日本古来の伝統芸能である歌舞伎に対して、一種のリスペクトを感じていたそうです)ただ、1969年に当時劇団員だった四谷シモン、麿赤兒、不破万作らを引き連れて、ライバルである寺山修司率いる「天井桟敷」に殴り込みをかけ、両劇団員入り乱れた大乱闘になった事件はありました。アングラ演劇の2大巨頭は仲良く逮捕されたそうです(^_^;)宮本さんの「ガストロンジャー」や今回の「おかみさん」、「珍奇男」、「季節はずれの男」、「平成理想主義」…etc.を聴くとなぜか、血気盛んだった若き日の唐十郎を思い出すヲタクです。
※花園神社に紅テントを建て、自ら率いる劇団「状況劇場」の芝居を上演した唐十郎。神社総代会からの使用禁止令を受けて一旦中止したが、1969年ゲリラ的に紅テントを建てて「腰巻お仙」公演を決行、200名の機動隊員に包囲されながらも最後まで演技を止めず、終了後現行犯逮捕された事件はもはや伝説^^;