小田急線本厚木駅直結のミニシアター「あつぎのえいがかん kiki」にて、「バード ここから羽ばたく」鑑賞。

「あつぎのえいがかんkiki」は、黄金町の「ジャック&ベティ」と並んでヲタクお気に入りのミニシアター。まずもって映画のラインナップがヲタク好みだし、シアター内の椅子がフカフカ、通常の映画館のプレミアシート並み。本厚木の街並みが見渡せる待合コーナーも静かで落ち着いてる。オーガニックカフェも併設されていて、そこで寛ぐこともできます😉
こんなステキな環境で名画を鑑賞する⋯⋯なんて幸せなことかしら😍

※癒しの空間⋯「あつぎのえいがかんkiki」の待合コーナー
★「バード ここから羽ばたく」の、ざっくり、あらすじ
12歳の少女ベイリー(ニキヤ・アダムス)は、シングルファザー・バグ(バリー・コーガン)と街の不良グループに入っている異母兄ハンター(ジェイソン・ブダ)と共に、英国の海辺の街で暮らしています。せっかくの夏休み、身ぎれいな少女たちを尻目に、スマホで鳥を撮るしかやることがないベイリー。そんなある日、ノーテンキな父親が突然「結婚する」と言い出します。怒ってアパートを飛び出したベイリーは、「バード」と名乗る奇妙な男(フランツ・ロゴフスキ)と出会います。彼はかつて家出し、長年音信不通だった両親に会うために街に舞い戻ってきたのです。彼の「親探し」を手伝うことになったベイリー。その途中に別れた母親の所に立ち寄ったベイリーは、母親と妹たちが同棲中の恋人に酷い虐待を受けていることを知り⋯⋯❗️
★英国社会の病巣を鋭く抉る佳作
悲惨な境遇にもめげず、力強く生き抜く少女ベイリーを、新星ニキヤ・アダムズが瑞々しく演じています。初潮を迎えた日に、妹たちが受けている虐待を知るシーンには心抉られますが⋯⋯😭妹たちを救おうと、バードとの奇妙な友情に支えられ、思い切った行動に出るベイリーの姿を通じて、今英国が抱える深刻な社会の分断や貧困、薬物問題が浮き上がって見えてきます。
バードとの奇妙な友情を通じて、父や兄、別れた母親への愛を再認識していくベイリー。「今居る場所」で未来への一歩を踏み出す彼女の姿に、微かな希望の光を観たのはヲタクだけでしょうか❓️
思い通りにならない人生の過酷な現実
それを乗り越えて、ベイリーと共に私たちも⋯
「バード ここから羽ばたく」
★ヲタク大暴走(^_^;)〜バリー愛が止まらない
①キャスティング・ウラ話
ヲタク激推し、アイルランドの演技派バリー・コーガン。娘や息子を溺愛してるのに、その言動がことごとく裏目に出て煙たがられてしまう、憎めないダメダメ父ちゃんバグを絶妙に演じています(^_^;)観ているこちらも、彼のことをアタマ小突きたいんだか「大丈夫だよ、あんたの気持ちは子供たちにちゃんと伝わってるよ」ってぎゅっと抱きしめたいんだかわからなくなって混乱する(笑)実はバリー、あのリドリー・スコット監督「グラディエーターII 」でフレッド・ヘッキンジャーが演じたカラカラ帝にキャスティングされていたのですが、そちらを蹴って、このバグ役を選んだんですよね。(さすがの監督キラー 笑)ヲタクは幸運にも「グラディエーターII」のジャパンプレミアに参加して、フレッドくんと言葉を交わす機会があり、(これがバリーだったら⋯)なんて考えも一瞬よぎったけど、今回の「バード〜」を観ると、バリーの決断は正しかったように思います。フレッドくんのカラカラ帝も素晴らしかったしね。
②そして、バリー・コーガンのこれから
クリストファー・ノーラン(『ダンケルク』)、ヨルゴス・ランティモス(『聖なる鹿殺し』)、マーティン・マクドナー(『イニシェリン島の精霊』)⋯と、世界の名だたる監督たちに愛され、ロバート・パティンソン主演の『バットマン』第2作ではジョーカー役を演じることが決まっていて、名優街道爆進中のバリー。世界的な歌姫サブリナ・カーペンターからフラレたばかりで、今は彼女から絶賛ディスられ中のバリーだけど、きっとその体験も演技の肥やしになるはず。悔しさをバネに、これからも俳優業ガンバってね😍

※アツアツだった頃の2人。ほんの1年前にはサブリナの新曲「Please Please Please」のMVに、まんま恋人同士の役で仲良く出演していましたが⋯⋯。