
※入場者にはウチワとポスターが配布されます。在庫なくなり次第配布中止とのことなので、急ぎましょう(笑)
相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、『レッド・ツェッペリン:ビカミング』(IMAX)鑑賞。
ロック史上、燦然たる金字塔を打ち立てたレッド・ツェッペリン。そのレッド・ツェッペリンがまさにレッド・ツェッペリンになる(ビカミング)までを、メンバーのインタビューや彼らの命とも言えるギグ(ライブ)映像を中心に構成した感動のドキュメンタリー。
ゼップ誕生の瞬間をIMAXで体感しよう❗️
★それは4人の化学反応だった〜Train Kept A-Rollin‘
当時はヤードバーズのメンバーで既に天才ギタリストの名を欲しいままにしていたジミー・ペイジ、ローリング・ストーンズやキンクス、デヴィッド・ボウイ、ザ・フーとも組んだ売れっ子セッション・ベーシストのジョン・ポール・ジョーンズ(ジョンジー)、何をやっても芽が出ず一時はホームレスだったロバート・プラント(フラワーチルドレンファッションの彼の写真が出てきて思わずのけぞった 笑)、プランティの親友でドラマーのジョン・ボーナム(ボンゾ)がついに運命の結集を果たし、ジミーの発案で、彼がヤードバーズ時代に既にカバーしていた「Train Kept A-Rollin‘(ブギウギ夜行列車便)」を4人で演奏、バンドとしての狼煙を上げるわけですが、ジミー自身「まさに爆発だッッッ」と叫んだほどだったとか。ジミーは、ロバートのブルージーな即興歌唱が素晴らしすぎて衝撃で、(オイオイ一体どうしちまった❓️そんな高い声出して、喉大丈夫なのか❓️)と最初から思ったそう。ゼップのその後を考えると、感慨深い発言ですよね。
★全米ブレイクから英国凱旋へ
今でこそ「ブリティッシュ・ロックの雄」と呼ばれる彼らが当初英国では酷評されて全く芽が出ず、全米ツァーで人気に火が付き、ゴールドディスクを連発、バースでの英国フェス初出演を経て、「レッド・ツェッペリンII」を引っさげ、ついに1970年ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールに凱旋するラストのクライマックスは胸がアツくなります。(アメリカ転戦中のピリピリした雰囲気とは打って変わって、家族のいる客席を舞台裏から覗いてニコニコしてるメンバーがカワイイ)

★ファン、ニンマリ〜小ネタ満載
この作品は、レッド・ツェッペリン各メンバーの生い立ちからバンド結成、アルバム第一作「レッド・ツェッペリン」のレコーディング、全米ツァーから1970年本国凱旋するまでの軌跡を描いたものなので、それ以降の作品群(「天国への階段」「移民の歌」「ロックン・ロール」「カシミール」など)は出てきません。みんなが「あー、あれ❓️」ってわかる人気曲……と言えば「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」くらいかな❓️
しかしその代わり、1960年代末にはシングル志向だった英国ではなく、FM局でアルバム全曲を流していたアメリカに目をつけたジミーとマネージャー、ピーター・グラントの先鋭的プロモーション戦略や、「You shoot me」にテープを反転させて逆エコー効果を狙ったウラ話、「Whole Lotta Love」はジミーの圧倒的なギターリフに、ウィリー・ディクソンに影響を受けたロバートの歌唱を嵌め込んだ、「Ramble On」ではジミーがフィンガーピッキングのテクニックを駆使し、レイヤーを重ねて音色に深みを出すことに成功した……等々、ファン向け(オタク向け❓️^^;)の小ネタ満載❗️
また、※ウィリー・ディクソンの影響と言えば、前出の「You shoot me」もそうなんだけど、今作では「I Can't Quit You Baby」や「Dazed and Confused 幻惑されて」、「Communication Breakdown」を、ブルーノートやコール&レスポンスで素晴らしく即興的に歌うロバートのブルース唱法が聴けて非常に興味深いです。(ジミーが初めてプラントの歌を聴いた時、その即興性に雷に打たれたみたいになった……という思い出話も)……でも考えてみれば、ゼップが最初にデビューしたのってアトランティックレコード(1947年R&Bのレーベルから出発、1960年代からロック界に進出した)だもんね。いろいろ納得。
※ウィリー・ディクソン……伝統的なデルタ・ブルースと都会的なシカゴ・ブルースを融合させ、爆発的な表現力、唸るような歌唱法を特徴としたブルース・ミュージシャン。

★ボンゾ追悼
32歳で急逝したボンゾ😭レッド・ツェッペリン結成時、ボンゾとは1番交友期間が長く、「ドラマーはヤツしかいない」と、当初は他の候補者を考えていたジミー・ペイジに強力にねじ込むほど、彼のドラムの腕に惚れ込んでいたロバート・プラント。若い頃は相当の悪ガキだったプラントが、駐車してあった他の車にホースを突っ込んでガソリン抜いてる間、気の弱いボンゾは後部座席で震えてた……なんて、とんでもエピソードも披露されます。(いくらボンビーだってガソリン盗むなよ〜〜^^; だからボンゾの奥さんに「プランティはDisaster(災厄…映画では「ハチャメチャなヤツ」って訳されてます 笑)だから付き合っちゃダメ」なんて言われちゃうんよ 笑)でもラスト、生前のボンゾの肉声が初公開されて、「ロバート・プラントとは1番付き合いが長いんだ。やつのことなら一生語ってられる」というくだりを聞いたプラントが、目を潤ませるシーンにぐっときて、ヲタク思わず泣きそうになった😭「奴らはもう、天才だよ」というボンゾの声に、思わず顔を綻ばせるジョンジーとジミーにもムネアツ。やっぱりゼップはボンゾあってのゼップだったんだよね……。
ロック界の巨星が世に出るまでを全編メンバーの肉声とライブ映像を散りばめ、最先端の技術で最高の音源で聴くことのできる『レッド・ツェッペリン:ビカミング』。ロック好きもゼップ好きもそうでない人もみんな集まれーー❗️❗️