令和のラブコメ映画史上No. 1となる大ヒットを記録、全世界での興行収入はなんと$2.16億ドル超え(約327億円)を達成した映画『恋するプリテンダー』をNetflixで鑑賞(日本公開は2024年5月)
令和ラブコメ史上No.1と謳われるだけあって、正直言って……
めちゃくちゃ面白いです(笑)
主役2人だけでなく、2人を取り巻くサブキャラたちの右往左往に笑いっぱなし😂
Netflixで観る『恋するプリテンダー』は、令和ロマコメの金字塔
★ざっくり、あらすじ
オープニングはニューヨークの街角のカフェ。血相変えて飛び込んできたのはロースクールに通う学生のベアトリスことビー(シドニー・スウィーニー)。「お菓子買うからトイレ貸して」とレジのお姉さんに訴えるも、レジは長蛇の列。顔を真っ青にして頼み込むも、お姉さんは「規則だから」と突っぱねる。押し問答をしているところに助け舟を出したのが、前列にいた金融マンのベン(グレン・パウェル)。「ハーイ、ハニー😍待ってたよ、何飲む❓️あ、まずはトイレだね」って夫婦のフリしてくれて、無事お漏らし危機一髪から生還。
トイレしながら「なんてステキな人なの。理想の人に巡り合えた❗️」と叫ぶビー。フツーのZ世代だったらそこで助けてもらった恩も忘れ、「なにあのキモいおっさん(グレン・パウエルは37才。シドニーとは14才差)。なんか魂胆あるに違いないわ」って言ってダッシュして帰っちゃうところだろうけど、まっオジサンと言えど相手はグレン・パウエルなんでね(笑)
たちまちのうちに意気投合し、一夜を共にする2人……と言っても、お喋りしてるうちにソファで一緒に寝落ち……っていう可愛らしさ。こんな純な人たち、アメリカぢゃ中坊でもいないんでは❓️(笑)
しかし翌朝些細なことですれ違っちゃった2人。そのまま別れ、時は流れて……。ところがところが、共に姉妹の、そして友人の結婚式が行われるオーストラリアで運命の再会❗️紺碧の空、透き通る海、輝く太陽の下、2人の拗れに拗れた恋のゆくえはいかに❓️
★可愛いオジサン、グレン・パウエル
年寄りのヲタクから見ると、ビーの両親から年の話題を持ち出されると顔をひくつかせたり、ビーと歩く時にはウェストインしてるシャツを大慌てで出したりするベンがいちいち可愛くて好き😍若いコに振り回されるオジサンの哀愁が全身に漂ってるの。(ボクはおカネも能力もあるオトナのオトコさ。キミに恋愛のイロハを教えてあげるよ)的な上から目線が一切なくて◯❗️そしてビーが何だかんだ言いながらも、ベンのフラットさに惹かれていくのもしごく当然……と思えるストーリー展開も◯❗️

ヲタクはねー、ロマコメの帝王はタレ目の癒し系の顔立ちがベスト……という独断と偏見を持ってまして(笑)古くはヒュー・グラントしかり、現在はプリンス・オブ・ハリウッドのティモシー・シャラメしかり。聞くところによるとグレン・パウエル、シャラメみたいな優男はお嫌いらしく、イマドキ珍しいマチズモ……いやもといマッチョで男らしい俳優を目指しているんだとか。あらまあ、勿体ないわぁ〜〜。あなたならヒュー・グラントを遥かに超えるキング・オブ・ロマコメになれるのに(笑)

※ヲタク独自の俳優論〜ロマコメの帝王はタレ目であるべき(笑)
★「Unwritten」の癒しの魔法
飛行機恐怖症のベンが、ピンチに陥った時に口ずさむのが、英国のポップス歌手、ナターシャ・べディングフィールドが20年前に歌った「Unwritten」。エンドロールで、ほんの端役に至るまでキャスト全員がこの曲を歌い踊るシーンを観たらきっと、どんなに気分落ち込んだ人も笑顔になるに違いありません。