オタクの迷宮

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人生はやり直せない。でも、抱きしめ直すことはできる ――コゴナダ監督『ビューティフル・ジャーニー』感想

もし、あの時の自分にもう一度会えたとして――
人生はやり直せると思いますか?

 

 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズ横浜ゆめが丘」にて、コゴナダ監督の『ビューティフル・ジャーニー』鑑賞。

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 A24の『アフター・ヤン』を観て、その叙情性と、人の喪失感を包み込む温かな視線にすっかり監督作品のファンになったヲタク、今回の作品は「待ってましたぁぁ〜」という感じ。主演のコリン・ファレルは『アフター・ヤン』の心優しいお父さん役から引き続き、ココナダ監督とコンビを組みました。そして相手役がなんと、キラキラ煌めく✨️マーゴット・ロビー❗️

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「おっ、ペンギンマンとハーレイ・クインの共演ぢゃん」って叫んだそこのアナタ、アメコミオタクすぎるでしょう(笑)

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※作品中の2人を見て、彼らがDC映画の最凶ヴィラン、ペンギンマン(左…コリン・ファレル)とハーレイ・クイン(右…マーゴット・ロビー)を演じたなんて信じられる❓️🤯

 

★ざっくり、あらすじ

 友人の結婚式前日、駐車違反で車を使用禁止にされてしまったデヴィッド(コリン・ファレル)は、街のとあるカーレンタル業者に立ち寄りますが、そこには奇妙な二人組(ケヴィン・クラインフィービー・ウォーラー=ブリッジ)がいて、カーナビつきの60年代サターンを借りろと異常にしつこく❓️勧めてきます。彼らはこの大人の寓話の中で、「謎めいた案内人のような存在」であり、「現実と幻想の境目にいる人物たち」だと言えるでしょう。

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※2人の時空旅行の不思議な水先案内人を務めるのは、大ベテランのケヴィン・クライン(右)と、ドラマ『フリーバッグ』で英国人女性の「リアル」を体当たりで演じたフィービー・ウォーラー=ブリッジ(左)

 

 渋々彼らが押し付けた❓️車を借りたデヴィッドは、結婚式で知り合い、心惹かれたサラ(マーゴット・ロビー)と共に、カーナビが導くまま、あてのない旅に出ることに。彼らの行く先々には、「ドラえもん」のどこでもドアみたいな不思議なドアが立っており、それらを開けると、2人が10代の頃、心に深い傷を負った出来事-----「ハイスクール時代の失恋」(デヴィッド)「愛する母親の死」(サラ)へと時間を飛び超えてワーーープ❗️🤯2人は再び人生をやり直そうとしますが……


そこに待っていたのは、
“過去を書き換える物語”ではありませんでした。

 

★人生、やり直しは出来ないけれど…

 この映画は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように過去を変えることによって未来を変える……といったSFとは違います。彼らは過去に戻っていくけど、「事実」は1つも変わりません。しかし今、40代でトラウマを抱えながらも心理的に成熟した彼らは、若い頃の苦い体験を受け入れ、自分自身を許し、新たな未来へ向かって歩んでいくのです。『ビューティフル・ジャーニー』とは、過去も現在も含め、世の中の不条理や様々な喪失感、自分自身の存在をも全て丸ごと受け入れるための「心象風景への旅」なのかもしれません。

 

 年末の多忙さにふと、心も荒みがちな今日この頃。そんな時は、大人のためのファンタジック・ロードムービー『ビューティフル・ジャーニー』で心癒されましょ🎵

 

★『ビューティフル・ジャーニー』が好きな方は、3年前のココナダ監督の作品『アフター・ヤン』もおススメ❗️↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

オタクの迷宮〜風のそよぎ、葉のゆらぎ〜A24『アフター・ヤン』

https://www.rie4771.com/entry/2022/10/21/%E9%A2%A8%E3%81%AE%E3%81%9D%E3%82%88%E3%81%8E%E3%80%81%E8%91%89%E3%81%AE%E6%8F%BA%E3%82%89%E3%81%8E%EF%BD%9E%E3%80%8E%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%80%8F%28A24%29

 

★「オタクの迷宮」〜今日の小ネタ

ミュージカル『努力しないで出世する方法』

 デヴィッドがハイスクール時代に戻って、主人公のJ ピエールポント・フィンチ氏を演じたのが、ブロードウェイ・ミュージカルの名作『努力しないで出世する方法』。コリン・ファレル、めっちゃダンス上手いし、歌も巧いんですけど〜〜❗️本人が歌ってるのかしらん。それにしても上手すぎ🤯