オタクの迷宮

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 オースティン・バトラーはなぜ、こんなにも「放っておけない男」なのか❓️『コート・スティーリング』鑑賞記

 地元相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、『コート・スティーリング』鑑賞。

 

 正直に言います。

 

 この映画、観る前から嫌な予感しかしませんでした。

 

 だって主演が オースティン・バトラー ですよ?
あの、誠実そうな顔と、放っておいたら人生が勝手に拗れそうな雰囲気を同時に纏った男ですよ?
そんな人が、平穏無事に済む映画なんて、あるわけがない。

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 【悲報】案の定です。

 

『コート・スティーリング』は、開始早々から私たち観客に突きつけてきます。
「この男、絶対に逃げ癖がある」と。
夢を失い、過去から目を逸らし、優しさと弱さの境界線でふらふら生きている青年・ハンク。ああだからこそ、私たち女性の庇護欲(あえて母性本能とは言わない 笑)を限りなく煽ってくるんだな、ヤツは。

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👆️「いかにもヤバめな隣人」を演じるマット・スミスの怪演ぶりもスゴイ(でもこのパンクロッカーみたいなカッコが最後のオチに効いてくるので、お楽しみに❗️)


 モヒカン刈りの怪しげな隣人(マット・スミス)からハンクがネコの世話を頼まれた瞬間、私は心の中で叫びました。

 

やめてぇぇ〜‼️

その隣人、どう見てもヤバいでしょ‼️


しかし映画は、そんなヲタクの心の悲鳴など一切聞き入れてくれません。

 

ニューヨーク裏社会の理不尽が、容赦なくハンクの人生に雪崩れ込んでくる。

 

 殴られ、追われ、訳も分からぬまま責任だけを背負わされる推しの姿を、
私は祈るような気持ちで見つめるしかありませんでした。

 

再び悲報】これはもはや映画鑑賞ではなく、推しの厄落とし儀式です。

 

 それにしても最初から最後まで、バッタバッタとこんなに大勢人が死ぬ映画初めて見た😅

 

 ニューヨーク裏社会が舞台で、論理が一切通じない世界だからこそ、死が雪崩のように積み重なっていくのですが、描写が妙にリアル(汗)。

 

 これ現実だったらめちゃくちゃ怖い😨

 

 ここから先、オースティン・バトラーファンは心してほしい。

 イケメンは、映画の中で本当によく殴られる(これ、真理)
 しかもこの映画、ファンへの配慮なんて概念、一切ない。

オースティンは、私たちが見ている前で、頭、頬、腹、背中、そして、尊厳。

無慈悲にも、順番に削られていく😭

 

 いくらフィクションとは言え、推しがボッコボコにされるのは正直見たくないぜよ⋯。

 

★しかし男はヒーローになる

 事故で大リーガーの夢敗れてから、現実に向き合おうとせず、いつも逃げてばかりだったハンク。しかし彼は、1番受け入れられない現実を突きつけられた時、初めて「俺はもう逃げない❗️」(バッチこーい)と立ち上がります。

 

 その時ヲタクは思わず思った。

 

「あ、これ、オースティン・バトラーというひとりの俳優の物語そのものだ」

って。

 

★オースティン・バトラーは一夜にしてハリウッドのヒーローに

 バズ・ラーマン監督『エルヴィス』で、あのキング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリーがまるで完全憑依したかのような神演技で、ほぼ無名の新人からハリウッドのフロントラインに躍り出たオースティン。特に、最愛のママを失って泣きじゃくるエルヴィス、妻プリシラに去られ、「なぜボクを置いていくの」とグチるエルヴィス⋯と、かまってちゃんキングの再現シーンが絶妙だった。

 

 『エルヴィス』のキャンペーンでバズ・ラーマン監督と初来日した時のオースティンはもう、誠実を絵に描いたような好青年。「生前エルヴィスは、日本ツァーをすることが夢だったのに果たせなかった。彼の代わりに、日本に来れて嬉しい」と、ブルーアイズを少年のようにキラキラさせて語ってくれました。か、可愛すぎる⋯😍

 

――なので、ネコ好きな普通の青年がマフィアの抗争に巻き込まれ、ある事件をきっかけに「バッチこーい❗️」ってヒーロー化していくプロセスは、無名の新人だったオースティンが、一夜にして大スターに生まれ変わった変身劇を思い出させます。

 

 ヲタクはもちろん無名時代の彼を知ってたわけじゃない。だけどね、『エルヴィス』を観た瞬間思ったの。「この人は人生まるごと、演じる役割に差し出せる人だ」って。

 

★ミステリーが散りばめられたアクション映画

 (真の黒幕は誰なのか❓️)というミステリー要素もふんだんにあり

どんでん返しに次ぐどんでん返し

裏切りに次ぐ裏切り

信じられるのは自分だけ

 

 私たち観客もハンクの逃避行に手に汗握りながら推理力を総動員する、マインドファックなストーリー展開になってます。

 

★あの大物がサプライズ出演👇️ここからは映画を観てから読んでね❗️

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 そして、ラストのあの瞬間。
「……え?」
「え???」
ローラ・ダーン?????」


 危うく映画館で声が出るところでした。
ママが、ローラ・ダーンだなんて。
そりゃハンク、人生こじれるわ(笑)

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 ローラ・ダーンリー・ストラスバーグ演劇学校卒の本格派。ヲタク大好きな女優さんなので、彼女が出てきた瞬間もう、狂喜乱舞(笑)『マリッジ・ストーリー』の離婚弁護士役の名演で、アカデミー助演女優賞を受賞してます。