桜木町駅前のシネコン「ブルグ13」朝イチの回で、ブレンダン・フレーザー主演『レンタル・ファミリー』を鑑賞。
ほのぼのと心が温まったところで、ちょうどお昼時。
そこで少し足を伸ばして、久しぶりに横浜中華街へ向かいました。
あれはちょうど6年前のこと。
横浜沖に停泊したダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナが猛威を振るい、日々その恐怖と不安が報じられる中、中華街の目と鼻の先、元町にヲタクは勤務していました。
お昼時はちょっと足を伸ばして、中華街でお粥や麺のランチに舌鼓を打つのが楽しみのひとつでしたが、それからあっと言う間にお客がいなくなり、中華街はゴーストタウンのようになってしまった-----。コロナ禍の経営難で、数々の中華街の名店が閉店になってしまったのも、記憶に新しいところです。
ヲタクはと言えば、その後職場も変わり、中華街からは自然と足が遠のいていました。ゴーストタウン化した中華街、そしてあの頃誰もが抱えていた先行きの見えない不安や閉塞感の残滓が、ヲタクの心の片隅に淀んでいたせいかもしれません。
6年ぶりの今日の中華街は、土曜日ということもあり、朝陽門から人がぎっしりですれ違えないほど(笑)マスクをしている人も殆んどいなくて、あの時の苦しさが嘘のようです。

今日ランチを頂いた「桂宮(けいきゅう)」は、コロナ禍で経営難に陥り、一旦は閉店したものの、その後の2022年にリニューアルオープンした広東料理の名店です。


中国で15年、日本で18年腕を振るい続けて来たシェフのお得意は「創作料理」。本日頂いたのは、ランチコース5,500円。
・四種前菜盛合せ
・つぶ貝と黒ニンニクのスープ
・ふかひれの醤油煮込み
・スズキと豆腐の香港風蒸し物
・梅菜入り豚角煮(花巻添え)
・空芯菜の炒め物
・点心2種
・炒飯
・デザート(杏仁豆腐)※鯉を形どったゼリーつき
(飲物は「宮廷プーアル茶」を注文。小さなコンロで温められており、最後まで熱々です)
どのお料理も見た目麗しく繊細で、まるで中華と和食のマリアージュ、胃にも優しいヌーベル・シノワでした。

出入り口が狭いため、小さな店舗かと誤解されがちですがなんのなんの、奥には絢爛豪華な空間が広がっていて、外の中華街大通りの喧騒が嘘のよう。まるで異世界に紛れ込んだような錯覚に陥ります。
久しぶりに歩いた横浜中華街は、かつての記憶と、今の賑わいが重なり合う場所でした。