オタクの迷宮

🎬️映画・ドラマ・舞台レビューから、韓流、ケルト文化、滅びの美学、横浜グルメ、ミステリー、推し活のつれづれまで── 観て、感じて、考える。 "好きなモノ・人"についてしか語らない偏愛のブログ。そして今日もどこかで、ヲタクが迷走中。

孤独を知る者だけが、孤独を救える-----『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』

 「109シネマズ新宿プレミアム」にて、映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』鑑賞。

 

 前作『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』で、地球の人々の命を救うため、人々の記憶から「ピーター・パーカー=スパイダーマン」を完全に消し去ったピーター(トム・ホランド)。当然、最愛のMJ(ゼンデイヤ)すらも、ピーターがこの世に存在していた事実さえ忘れ去ってしまった……。さらに、彼の心の拠り所だったメイおばさん(マリサ・トメイ)も亡くなり、ヲタクは映画のラスト、彼の打ちひしがれた姿に涙を絞ったものです😭

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 あれから4年後。今作品の冒頭で、ニューヨークの朽ち果てたようなアパートの一室に住み、誰にも認められることなく、日々起きる犯罪から人々を守り続けているピーター。そんな彼にさらなる試練が襲いかかります。彼のDNAが急速に変化、より蜘蛛に近づき、体内でウェブが生成され始めたのです。一方でニューヨークの街では、人々の意識が何者かに完全に乗っ取られ、その行動が制御不能になるという怪事件が頻発し--------。

 

 スパイダーマンの今回の敵は、"力"ではなく"人間の脳を乗っ取り、意思を奪う"恐るべき能力を持っており、中盤までその正体は明らかになりません。スパイダーマンの脳にまで侵入しようとする恐るべき相手ですが、果たして-------❗️❓️

 

★ヒーローの宿命(ここからはストーリーのネタバレを含みます。注意⚠️)

 人も羨む"異能"を神から授けられたが故に、平凡で穏やかな生活は犠牲にしなければならない……という孤高の人生、重き十字架を若干18歳で背負わされてしまったピーター・パーカー。

 

 今作品ではさらに体内のDNAが変化して、あたかもあのハルクのように自分も制御不能なモンスター化してしまうのでは……と思い悩むピーターですが、だからこそラスト、同じように並外れた異能に悩み、心を閉ざす少女に寄り添い、その孤独な魂を救うことができたのです。

 

 私の周りにはもう誰もいない

と泣く少女に

大丈夫、僕がいるよ

とピーターが答えるシーンは、涙なくしては見れないでしょう。そして彼もまた、今まで恐れていたMJや親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)との関係の再構築に、勇気を振るって踏み出していくことになるのです。

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※撮影中(英国・グラスゴー)でのトム・ホランド

 

★本作品の見どころ…圧倒のPOV

 今作品の最大の見どころは、スパイダーマンがビルから落下したり、ウェブで飛び回る時の、リアルすぎる"POV(一人称視点)"でしょう。

 

 従来のPOV(一人称視点)は、カメラマンがカメラを持って走るか、無人ドローンを飛ばすのが一般的でした。ところが本作では、トム・ホランドの体に特注の軽量・超小型カメラリグ(固定器具)を装着して撮影したそう。これによって、彼がスカイダイビングをしたり、激しいアクロバットを行ったりした際の「本物の重力によるブレ」「頭のリアルな揺れ」「微細な視線の変化」が、あたかも彼と一緒にビルを飛び回っているかのような生々しい感覚、没入感を生み出しているのです。実際観ている間中、ヲタクはまるで、風圧まで頬に当たるような錯覚を覚えました😅

 

 実はヲタク、当初はスクリーンXで観るつもりが、時間の都合で通常スクリーンで観ることになりました。しかしそれがかえって正解だったかも😅POVの臨場感やスクリーンXの没入感を考えるとめまいがしそうで、シニアにはキツイかもしれません(笑)

 

★『スパイダーマン4』は❗️❓️

 ポストクレジットに「スパイダーマンは帰ってくる」と出ましたね❗️(嬉)今作はDNAが急激に進化を遂げた"新生(ブランド・ニュー)スパイダーマン"のほんの序章にしか過ぎなかったわけです。勇気を持って告白したMJにはあえなくフラレちゃったピーターですが、とりあえず友達の振り出しには戻れたわけだし…(笑)残念なことに『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にトム・ホランドはキャストとして名を連ねておらず、スパイダーマンの登場は残念ながらないようです🥲

 

 理由として、スパイダーマンの映画化権はソニー・ピクチャーズが所有しており、マーベル・スタジオ(ディズニー)との間で都度契約や調整が必要だから…だとか。また一説によれば、『スパイダーマン4』の撮影がかち合ってしまったから…とも。

 

------とにもかくにもトム・ホランド版『スパイダーマン4』は確実になったので、ひとまずは安心😆

 

 本作品の冒頭で、社会から隔絶された孤独なヒーローだったピーター。しかし彼は、ラストでようやく、"誰かと共に生きる勇気"を取り戻し始めました。

 

 その続きを見届けられる日を楽しみに待ちたいと思います。

 

★今日の小ネタ…ウワサ通りフローレンス・ピュー参戦❗️

 スパイダーマンと2代目ブラック・ウィドウことエレーナ(フローレンス・ピュー)が"裸で鉢合わせ"する古典的❓️艶笑コメディのシチュが検討されている…という冗談みたいなウワサが出回っていましたが、驚くべきことに

冗談じゃなかった❗️❗️

実際のところはぜひ、本編でお確かめ下さい(笑)

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※ひょっとしてこれからアベンジャーズの"セクシーコメディ担当"に❗️❓️(笑)エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピュー。