オタクの迷宮

🎬️映画・ドラマ・舞台レビューから、韓流、ケルト文化、滅びの美学、横浜グルメ、ミステリー、推し活のつれづれまで── 観て、感じて、考える。 "好きなモノ・人"についてしか語らない偏愛のブログ。そして今日もどこかで、ヲタクが迷走中。

会社から逃げたかった私が、職場を眺めながらタイ料理を食べる日

 久しぶりに"熱中症警戒アラート"が出た今日。

 

 "なるだけ日中の外出は避けて…"というTVのアナウンサーを尻目に、夫と共に"平日のおトクなランチ"めがけてやって来たのは、横浜駅からほど近い「QUEEN of THAILAND YOKOHAMA(クイーン オブ タイランド ヨコハマ)」(JR横浜駅きた西口徒歩3分)、タイ・セレクト認定レストラン。こんな暑い日はやっぱりタイ料理でしょ❗️❓️(笑)

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 タイ・セレクト認定レストランとは、"日本にいながら本場のタイ料理を楽しめる"を基準に、タイ国商務省の厳しい審査をクリアしたお店に与えられる認定制度だそうです

 

 11時開店で5分前に着いたら、すでに数組が並んでいましたが、土日だったらこんなもんじゃないんだろうな😅平日の1番空いてる時間に入店できるのもシニアの特権(笑)

※驚くべきはビュッフェの豊富さ❗️ガイヤーン(若鶏のグリル)、うずらの卵と野菜の和え物、揚げワンタン、ヤムウンセン(春雨サラダ)、ソムタム(パパイヤや大根のサラダ)、豚挽肉と春雨のスパイシーサラダ、えびせんべい、かぼちゃのレッドカレーソース煮、トムヤムスープ、豚肉と野菜のクリアスープ、タピオカ入りココナッツミルク、白玉・フルーツ・仙草ゼリー、プチガトーなどなど。

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 メインを1つ決めて、後は前菜とデザート、スープが食べ放題のビュッフェスタイル。平日限定のランチとは言え、これで一人2,300円はコスパ良すぎるでしょ(笑)しかもビール、スパークリングワイン飲み放題が1,700円🤯

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★タイ料理食べながら、半世紀前にトリップ(笑)

 このレストラン、実はヲタクが今働いている職場のすぐ近くで、おまけにその建物がレストランのガラス張りの窓からよく見えます😅

 

 ----------振り返ってみれば半世紀前、大学を卒業して就職したばかりの頃、残業していくらお腹が空いても、帰り道に職場近くのレストランで食事するなんて、考えもしませんでした。

 

 あの頃の私にとって、会社のビルは『緊張感そのもの』。視界に入るだけでアドレナリン・オンのスイッチが入っちゃう(笑)一刻も早く会社から離れたくて、駆け足で最寄り駅に向かったものです。

 

 ※マズローの「欲求段階説」を借りて言えば、当時のヲタクはまだまだ「生活を安定させること」に必死で、「自己実現」なんて遥か彼方。

※アブラハム・マズロー(1908〜1970)アメリカの心理学者。"人間性心理学"の生みの親と言われている。

 

 しかも、「大学で学んだことが生かせない」「男子の同期は新しい業務をどんどん与えられているのに、なんで私は…」という、燻った不満のオマケつき😅そりゃあ、ごはんもお酒も不味くて喉に通らない(笑)

 

 -------あれから半世紀。子どもたちは結婚して巣立ち、家のローンも返し終わり、自身の年金受給も始まった。健康維持と社会参画、自己実現を目的に働いている今、同じ『職場の建物』が、不安と緊張を与える"脅威"から、"年老いても元気で働いている愛おしい舞台"に変わったのです。

 

 そんな愛すべき職場を遠く眺めながら、長年、共に人生の荒波を潜り抜けてきた夫と、"甘くて、辛くて、酸っぱい本格的なタイ料理"を向かい合って味わう。中古車と同じで、互いに身体のあちこちにガタは来てるけど(笑)そのぶん心は自由になった気がします。

 

 甘くて、辛くて、酸っぱい。

 

 働き始めて早や半世紀近く。私たちには、案外これくらい複雑な味のほうが、ちょうどいいのかもしれません。