オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

大天使ガブリエルが吹くラッパの音色〜『バッハ名曲集』(サントリーホール)


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 サントリーホールで「バッハコンサート」鑑賞。2時からの開演なので、横浜ルミネ6階にある「マンゴーツリーカフェ」で、軽く腹ごしらえ。ランチメニューは、グリーンカレー、ガパオライス、タイの汁そば、トムヤムヌードルのうち2種類を選ぶことのできるハーフ&ハーフセット。ちなみにヲタクはグリーンカレーとガパオにマンゴージュース、デザートにはタピオカココナッツミルク。マンゴーツリーはチェーン店でもあり、タイ料理を日本風にアレンジしてだいぶマイルドな味になっています。若い頃はタイ人が経営している、香菜もたっぷり、激烈な辛さの本場タイ料理?が好きだったけど、年をとった今ではこれくらいがちょうどいい。


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デザートのタピオカココナッツミルク。バナナの薄切りがアクセント。


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※「世界一美しい響き」を目的として建てられた、クラシック専用の音楽堂、サントリーホールの今日の風景。

 

 そして今日のサントリーホール「バッハ名曲集」は、﨑谷直人(ヴァイオリン…神奈川フィルハーモニー管弦楽団の前ソロ・コンサートマスター)、大木麻理(パイプオルガン)、斎藤秀範(トランペット)、西山まりえ(チェンバロ)をはじめとして、夫々が数々の音楽賞を受賞、日本音楽界期待の若手精鋭ソリストたちによる夢の競演❗

 

 第一部はオルガンとトランペットによる小品集(『トッカータとフーガニ短調』、カンタータ『楽しき狩りこそ我が喜び』、小フーガト短調)でしたが、ヲタクは特に、斎藤秀範さんのトランペットの明るく透明な音がとても素敵で、すっかりトリコに……。有限の存在(私たち人間)と無限の存在(神)を結びつける、※大天使ガブリエルの吹くラッパもかくや…と思わせる美しい響き❤

※大天使ガブリエルは、「最後の審判」の開始を告げラッパを吹く役を担う…と言われています。このラッパの音で「死者は蘇り」、生者と共に審判を受け、永遠の楽園(天国)に行くか、はたまた地獄に送られるか、ふるいにかけられるそうです。斎藤さんのトランペットはもちろん、永遠の楽園行きを告げる音 笑


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 バッハは教会音楽家としてほぼ一生を送りましたから、彼の曲の殆どが神への讃歌なわけですが、バッハの曲を聴くと必ず、以前ドイツ旅行の折に訪れたケルンの大聖堂を思い出すんです。神のおわします天国に近づこう、近づこうとしてひたすら上を目指し、大きなステンドグラスから「神の光」が内部に降り注ぐゴシック建築の傑作を初めて目にした時の感動は、バッハの曲を聴いた時心に湧き上がるそれと、とてもよく似ているような気がします。


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ライン河から臨む夜のケルン大聖堂。天空を指す荘厳な尖塔に圧倒されます。

 

 第一部の小品集から第二部の華やかな『ブランデンブルク協奏曲』、そしてアンコール『主よ、人の望みの喜びよ』、『G線上のアリア』に至るまでまさにバッハ漬け(笑)、心ゆくまで堪能した贅沢な2時間。

 

 ……しっかし昨日は聖ニコラスそっちのけのブラック・サンタ映画『バイオレント・ナイト』を観て、今日はバッハの天上の音楽……って、どーゆー趣味してるんだ、じぶん(笑)