オタクの迷宮

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

60年代ロンドンのオマージュ満載♥️『ラストナイト・イン・ソーホー』

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 U-NEXTで『ラストナイト・イン・ソーホー』観賞。

 

  トーマシン・マッケンジー(『ジョジョ・ラビット』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)とアニャ・テイラー=ジョイ(『クイーンズ・ギャンビット』)という、これからグイグイ来るであろう二大アップライジングスターのゴージャス競演❗サイコホラー的な要素に、きちんとミステリーの謎解きもあって、すごく楽しめた🎵

 

  コーンウォールの村に住むエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、両親を亡くしておばあちゃんと二人暮らし。美術大学の奨学生試験にパスして、憧れのロンドン暮らしが始まる。しかし、女子寮に入寮したその当日から、生真面目なエロイーズは同級生たちに馴染めず、一人ぼっちに。ひょんなことからとある古い屋敷に下宿することになったエロイーズだが、その夜から悪夢に取りつかれてしまう。夜な夜な1960年代のロンドンにタイムリープし、歌手志望で、カフェ・ド・パリの舞台に立つことを夢見るサンディ(アニャ・テイラー・ジョイ)の人生を鏡越しに追体験するようになってしまったのだ。サンディは、ジャック(マット・スミス)という男性と恋に落ちるが、このジャックがとんだ食わせ者で、彼はサンディにストリップショーに出演すること、果ては売春まで強要するようになる。エロイーズはサンディが苦しむのを見ても、どうすることもできない。そしてある夜ついに、サンディが惨殺される現場に遭遇したエロイーズ。恐ろしい悪夢が幕を開ける‥‥❗

 

  青春期特有の自意識過剰に縛られて、どんどん自分を追い詰めていくエロイーズが切ない‥‥😢夢を追いかけて、次第に罠にはまっていくサンディも。誰もが一度は通る時代。ヲタクも、昔むかしの青春期を思い出したよ。あの頃はなんだかすごく生きづらかったなぁ‥‥って。そして、自分には才能があるはずだ、いや自分にはそんな才能なんてありゃしない、ほんのちっぽけな人間なんだ‥‥という尊大さと卑屈さの間を振り子のように行ったり来たりする時代。その点において鏡のように表裏一体をなすエロイーズとサンディという二人の女性を、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイが繊細に演じて、怖い怖いドラマなんだけど、見終わった後は、胸の奥をぎゅっと絞られるような、苦くて甘酸っぱい後味。

 

  エドガー・ライト監督の、60年代ロンドンへのオマージュ満載😊エロイーズが初めて60年代のロンドンにタイムスリップした時、正面には初代ジェームズ・ボンドショーン・コネリー主演の『サンダーボール作戦』のでっかい看板が目に入って、ヲタク思わずニンマリ(笑)

 

そもそも『Last night in SoHo』という題名や、エロイーズという役名も当時の曲から取ったもの。サンディがオーディションの時に歌う※ペチュラ・クラークの『Downtown(恋のダウンタウン)』をはじめとして、  『A world without love』、 『Don't throw your love away』、『Beat girl』、 『Wishin' and hoppin』、『You'are my world』、『Anyone who had a heart』、『Heart wave』‥‥等々盛りだくさん❗(オールディーズは色々な人がカバーしているから、若い人でも、どこかで聞いたことがあるかも😊)

 

しっかし、トーマシン・マッケンジーのブルーグリーンの瞳❗まるで湖みたい😍吸い込まれそう‥‥。映画界、久々に正統派美女登場❗‥‥って感じです。そしてそして、やっぱりアニャ様はオーラすごいっす。今回、歌って踊って大サービス❤️この夏大公開の超話題作『ザ・ノースマン(The Northman)』にもご出演ということで楽しみ~~❗(ワクワク)

 

【今日の小ネタ】

その1

『恋のダウンタウン』を歌ったペチュラ・クラークですが、『フィニアンの虹』っていうミュージカル映画にも主演してるんです。日本ではあんまり話題にならなかったけど、ファンタジックなストーリーに移民や差別の問題を絡めた、なかなかの名作です。あっ、しかも監督がアノ、フランシス・フォード・コッポラ(『ゴッドファーザー』、『地獄の黙示録』)なんですよ❗

どこかの配信サイトでまた見れないかなぁ~。

 

その2

60年代に活躍した華やかなスターたちも総出演❗かつてのボンドガール、ダイアナ・リグ(『女王陛下の007』)やマーガレット・ノーラン(『007 ゴールドフィンガー』)。二人はこの映画が最後の作品になったそうです😢(合掌🙏)

 

  そしてそして、テレンス・スタンプ~❗元祖サイコ・イケメン(笑)(『コレクター』)今、横浜のミニシアター「ジャック&べティ」でピエル・パオロ・パゾリーニ監督特集で、テレンス・スタンプ主演の『テオレマ』(4K)上映されてるんだよなー。『ラストナイト・イン・ソーホー』見たら、やおら見たくなっちゃった(笑)

 

 

  

ジャック・ロウデン、2022カンヌ国際映画祭でショパール・トロフィーを受賞❗


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(カンヌの海岸‥‥Pixabay)

きゃあああ~、インスタに今回のカンヌ国際映画祭、ショパール・トロフィーを受賞したジャックの貴いお姿がぁぁぁ~🎉✨😆✨🎊もう一人の受賞者シェイラ・アティム(直近では、『ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネス』の悲劇の魔術師が印象的でした)とのツーショットもめっちゃクールなりぃ😍

 

  

ショパールはご存知の通り全世界憧れのジュエリー&時計ブランド。カンヌ国際映画祭では、パルム・ドールをはじめとする全てのトロフィーを制作しています。今回ジャクロくんが受賞したショパール・トロフィーは、前途有望な演技者に贈呈されるもの。下に掲載したWWD(Women's wear daily)の記事によれば、ジャクロくん、BBCドラマ『金塊~The Gold』(ロンドンで起きた、伝説の金塊強奪事件を題材にした)や映画『祝祷~Benediction』(テレンス・デイヴィス監督。第一次世界大戦時の反戦詩人ジークフリート・サスーンの生涯を描いた作品)、AppleTV+で配信中のスパイ・ミステリー『窓際のスパイ』(共演・ゲイリー・オールドマン)での演技が評価されたもよう。 ジュリア・ロバーツがプレゼンターだったのね。彼女とのツーショットも見たいなー。

 

  カンヌにはもちろん、最愛のパートナー、シアーシャ・ローナンを同伴。プライベートではまるで、映画を自主製作してる大学生みたいな気取らない二人ですが、レッドカーペットではシアーシャ、非常にインパクトのあるドレスで美ボディを惜しげもなく披露🤤さすがっす。‥‥で、最後のショットでは私服に戻ってカンヌのアイスクリームを頬張る二人。いやー、このギャップ萌え、たまらん(笑)

 

  ‥‥しっかしジャクロくんの場合、日本未公開の映画やドラマがうず高く積み重なっていく今日このごろ😢

 

おいっ、カンヌで賞を取ったからには、『Benediction』や『The Gold』が、また日本未公開なんて言わせねーぞ❗❗

‥‥って、誰を恫喝してるんだ、じぶん(笑)


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EXCLUSIVE: Sheila Atim, Jack Lowden Named Winners of Chopard Trophy – WWD

 

大正レトロなダークヒロイン、爆・誕❗~世田谷パブリックシアター『お勢、断行』


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  世田谷パブリックシアターで『お勢、断行』を観賞。

 

  いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)、美しき悪女‥‥いや、昔風に言うならば、毒婦の大行進、「目にも綾な悪の華~百花繚乱」‥‥といったところでしょうか。

 

大正末期、資産家の松成千代吉の屋敷に、ヒロインの女流作家、 お勢(倉科カナ)はある事情から居候の身。その屋敷には、千代吉の娘(福本莉子)と女中(江口のりこ)、そして千代吉の後妻(大空ゆうひ)が住んでおり、千代吉の姉(池谷のぶえ)もしょっちゅう入り浸っており、まるで女人の館😅
そんなある日のこと、千代吉に怨みを持つ代議士(梶原善)が、 松成家の財産を奪い取る計画を後妻に持ちかけ、千代吉を狂人に仕立て上げて精神病院に送り込もうとする。(この頃の精神病院というのは相当劣悪な状況だったようです)

 代議士と後妻は精神病院の医院長(正名僕蔵)や貧しい電灯工事夫(堀井新太)を巻き込んで悪巧みを働かせ、首尾よく計画は運んだかに見えたが、思わぬ事態が発生したことにより歯車が狂い始めた。そしてそれは、目を覆うばかりの血塗られた惨劇の幕開けだった‥‥❗

 

  赤と黒を基調にした舞台を背景に、女性たちの美貌と、大正レトロな着物をまとった立ち姿が眩しい。場面が変わる度に障子が開いたり閉まったり、からくり屋敷のよう。そして、障子に浮き上がる禍々しい殺人者の影‥‥私たち観客は、周到に用意された悪の迷宮に迷い込む。

 

  色と欲とにまみれて、「つい出来心で」罪を犯してしまう登場人物たちの右往左往には思わず笑ってしまうけど、ふと自分を振り返り、(果たしてじぶん、あの人と同じ立場だったら悪行への誘惑に勝てるだろうか❓)と考えたとき、じぶんの中にも確実に存在する悪の種子に気づいて、背筋が寒くなるしくみ😅

 

  ヒロインお勢(倉科カナ)は、そんな俗人どもの迷いや右往左往にはまるきり無縁の、即断即決で悪を為す、突き抜けたダークヒロイン。そんな悪女を、清冽で、まるで童女のような雰囲気の倉科さんが演じるのだから、魅力的でないわきゃない(笑)パンフレットの「どんな悪役を演じてみたい❓」との設問に倉科さん、「※ハーレイ・クインもいいですね❗」(※DCのダークヒロイン。ジョーカーの彼女。映画ではマーゴット・ロビーが演じている)と答えていて、ああなるほどな‥‥と。お勢よりさらに限界突破、ハーレイ・クインみたいな「イっちゃってる」ダークヒロイン役の倉科さんをぜひ見てみたいです❗あ、『プロミシング・ヤング・ウーマン』みたいな役もイイね。そういえば、倉科さんってキャリー・マリガンに似てる。大人の女性の色気と、キュートな少女っぽさが同居しているところ。


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  ‥‥そしてそしてヲタクご贔屓江口のりこ❗もうこの人は当代随一のコメディエンヌぢゃないでしょうか❓今回も彼女が喋るたび、動くたびに爆笑の渦、客席の人気はダントツでしたね。後妻役の大空ゆうひさんが彼女を「カッコよくて、面白くて、色気があって無敵」と評していますが(パンフレットより)、さもありなん❗100%異論はありませぬ😊

 

  艶やかファムファタール揃いの女性陣に相対するは、梶原善正名僕蔵のクセ者コンビ(笑)役者たちの演技のアンサンブルもお見事😊

 

  作・演出は倉持裕さん。お勢は江戸川乱歩がその短編の中で作り上げたヒロインだそうですが、乱歩の、人間の業や古い因習、きわめて日本的な湿った情緒はあまり感じず、どちらかといえばエッジの効いたブラックコメディの味わい😊独特の世界観を繰り広げています。

 

  2年前、開演直前に公演中止となったというこの作品。同じメンバーで再び上演できて、ほんとうに良かった❗何があってもきっと、演劇人の熱い魂は消せない。パンフレットの巻末に掲載された倉持さんと、世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任された白井晃さんの対談は胸アツで必読ですよ😃

 


倉科カナ 2年前中止の作品に再び出演 加齢「如実に感じますね」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

風の音を聴こう🎶~映画『ミュジコフィリア』

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  見終わって、身体の中を京都鴨川の風が吹き抜けていくような、そんな爽やかな気持ちになる映画。

 

 京都にある芸術大学で美術を専攻している漆原朔(井之脇海)。彼が偶然、鴨川べりで※エオリアンハープの実験をしている同じ大学の「現代音楽研究会」の面々に呼び止められ、手伝いを強制されて、必死で弦を張るオープニングから、瞬く間にこの作品世界に引き込まれます。そして、朔が音楽からあえて目を背けているけれども、じつは豊かな音楽の才を有していること(研究会顧問で准教授の椋本美也子(濱田マリ‥‥はまり役❗)に思わず「天才って、いるのねぇ‥‥」と言わしめるほどに)、そして院生でありながら既に「日本現代音楽の雄」としてもてはやされている貴志野大成(山崎育三郎)がじつは異母兄であること、二人の父親が現代音楽の巨匠、故・貴志野龍(石丸幹二)であること‥‥等々が、さまざまな音楽の調べに乗せて、次第に明らかになっていきます。

エオリアンハープとは‥‥

弦楽器の一種。同音調弦の数本の弦を枠に張り,風の通る場所に置くと,弦が振動してハーモニックスにあたる多様な音色を出す。風の強弱によっても変化する音色が非常にロマンチックでヨーロッパでは 1800年頃特にもてはやされた。(「コトバンク」より引用)

 

  一般にあまり馴染みのない現代音楽という分野をテーマにしていながら、底に流れているのはひじょうに古典的な、亡き父の愛を渇望する兄弟同士の葛藤であったり、血の滲むような努力の末に名声を勝ち取ったもののその先に進めず苦悩する「天才に生まれつかない者の苦悩」であったり(これをヲタクは勝手にサリエリズムと名付けたのであるが  笑)‥‥‥‥。で、観ている私たちも、登場人物たちにそれぞれ感情移入して、泣いたり笑ったりできるわけです😊

 

  天才‥‥って、言わば「神の息を吹き込まれし者」。英語のinspiredで、音楽の世界で言えば、アポロンのイタコみたいなもんだと思うんですよね。究極の凡人であるヲタクにしてみたら、天才の心境なんて知るよしもないけど(笑)、想像してみるに、艱難辛苦の末に何か成し遂げるとか、努力や克己心によって云々‥‥というのとは対極にいる人なんだ‥‥というのだけは、うっすら理解できる😅だから個人的には、モーツァルトよりサリエリ、朔より大成の、嫉妬や焦燥感やコンプレックスに共感を覚えちゃう。

 

  いつもは、どちらかといえば突き抜けた、明るい天才肌の人物がはまり役の山崎育三郎。しかしこの映画の中では、偉大な父親の影に怯え、異能な弟に嫉妬し、次第に追い詰められていく苦悩を繊細に表現して、演技の新境地を開いた‥‥って感じで良かった。一方、自分の凄さに全く気づいていない天才の、あっけらかんとした「自意識の欠落さかげん」を絶妙に表現している井之脇海

  あっ、あと、絶対音感の持ち主、浪花凪役の松本穂香ね❗朔のピアノを聴いて、一瞬で彼の才能、彼の紡ぎ出す音に一目惚れ‥‥いや、一耳惚れ❓(笑)する時の、彼女の表情の変化、素晴らしい❗‥‥そして、素直で伸びやかな歌声も。

 

  舞台が京都‥‥というのがまた、ぴったりなんですよね。吹き抜けていく風の音、川のせせらぎ、古寺の庭の静寂、音なき音‥‥そしてそれらを、自らの音で表現しようと情熱を燃やす若者たち‥‥。漫画が原作だそうですが、今回の映画で描かれたのはきっと、ほんの導入部なんでしょう❓朔も大成も自分の進むべき道の入り口に立ったばかりだし‥‥。

 

  愛すべき登場人物たちの行く末がめっちゃ気になる‥‥。続きは、ヲタクがアタマの中で妄想するしか手はないの❓(笑)

 

(おまけ)

その1

主人公二人の兄弟の父親役、石丸幹二さん。そのむかし、舞台(寺島しのぶさん主演の『海辺のカフカ』)観に行った時、幕間に赤ワイン飲んでたら、ちょうど真後ろで連れの方と話してらして、小声でもよく通る深いバリトンのイケボに、思わずグラスを取り落としそうになったヲタク(笑)今回は回想場面のみのご出演、イケボが拝聴できず、ザンネン❗

 

その2

栗塚旭さんがカメオ出演❗そうね、京都と言えば栗塚さん♥️学生時代の友人が栗塚さんの大ファンで、ン十年前京都旅行の折り、その友人に連れられて当時栗塚さんが開いてらしたカフェでお茶したことがあるの。ラッキーなことにその日はお店にいらして、遠くからその渋いイケオジぶりを拝見致しました。

‥‥って、今回の映画では、ラストのクレジットでそうと知ったヲタク😅ど、どこにご出演だったのか‥‥(超小声)もいっかい、見直してみるっす(笑)

  

 

  

 

 

「トム・クルーズ走りを極めた❓」ジャック・ロウデン~『窓際のスパイ』


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 ジャクロくん、久しぶりにGQのインタビューに登場~🎉✨😆✨🎊

GQのインタビューって大好き♥️たぶん熱烈なジャクロファンがいるんじゃないかっていうくらい、彼の作品歴や趣味嗜好を熟知してる感じがするから😊

 

今日はそんなGQインタビューの中から、印象に残ったものを幾つか、ヲタクの独断と偏見によりピックアップしてご紹介しましょう。かなり長くて密度が濃いので、今日は主にAppleTV+『窓際のスパイ』を中心にまとめました。インタビュアーの方の質問はあえて書きません。ジャクロくんの答えを要約してあります😊

 

  じつはイングランド生まれでありながら(これ、本人は自分の履歴書から削除してます  笑)熱烈スコットランド愛国者のジャクロくん。『窓際のスパイ』では、 ザ・プロクレイマーズ(スコットランド出身の有名な双子兄弟デュオ) の曲“I’m Gonna Be (500 Miles)”を、なんとゲイリー・オールドマンが口ずさむ場面があり、ジャクロくんはとても感動したとか。でも彼によれば、ゲイリーはスコットランドグラスゴー市民劇場の舞台に何度も立ったことがあり、スコットランドとの縁はけっこう深いのだとか😊

 

スコットランド弁❓で演技したいといつも望んでいるジャクロくんですが(彼はボランティアで、スコットランドの俳優志望の若者たちのために、度々ワークショップの講師を務めている)、そう上手くはいかないのが世の常。英語と一口に言っても様々なアクセントを使い分けるのに苦労が絶えないようです。直近に撮影していた作品では、ロンドンのコックニーアクセントで話していたそうで。(これはおそらく、ロンドンで実際に起きた強盗事件を題材にしたドラマ『金塊~The Gold』でしょう。コックニーアクセントとは、元来ロンドンの労働者階級の言葉。最近ではベッカムが使うので有名)先日ロスであるパーティーに出席した折りには、ボストン出身の俳優さんと同席して、「ボストン訛りは人気がないから、ほとんど使う機会がない」とボヤいていたとか😅ちなみにジャクロくんは映画『カポネ』で、暗黒街のボス、アル・カポネ(トム・ハーディー)を追い詰めるFBI捜査官の役を演じた際にボストン訛りは経験アリ。それこそ彼の数年来のパートナーであるシアーシャ・ローナンは何種類もの英語のアクセントを使い分ける天才、と言われているから、プライベートでは訛りの話で盛り上がっているのかもしれませんね😉

 

  ‥‥はっ、そう言えば、GQにはシアーシャがGFではなく、パートナーってさりげなく書かれてる❗

英英辞典によれば、partnerの定義って

one of two people who are married, or who live together and have a sexual relationship

‥‥だもんね。

良かったねぇ、ジャック。『ふたりの女王~メアリーとエリザベス』で、長年の憧れの人シアーシャと初共演した時には、嬉しさのあまりろくに寝られなかったというジャック。あの映画では夫婦役を演じ、かなり濃厚なラヴシーンを演じたわけですが😅撮影後そのことに言及されたシアーシャが「とてもリラックスして演じられた。素敵な時間だった」って答えてるのを読んで、あれっ❓って思ったんだよねー♥️素敵なカップル、ヲタク大好きな二人。末永く幸せでいてほしいなぁ~❗

 

  スパイドラマとして秀逸であると、各方面で評判の高いAppleTV+のミニシリーズ『窓際のスパイ』。(シーズン1は配信中で、シーズン2も既に撮影に入っているもよう)ジャクロくんはいつもながら自分の演じる役を鋭く分析していて、彼が演じるリヴァー・カートライトを突き動かしているのは、抑圧された「怒り」の感情であると。伝説のスパイを祖父に持ち、意気揚々とMI5の本部に就職しながら内部の権力闘争に巻き込まれ、「泥沼の家」と呼ばれる窓際部署に左遷されてしまったリヴァー。その理不尽さに対する怒りが、彼の原動力だというんですね。ジャクロくんによれば、シーズン2ではリヴァーの心境にも変化があるそうで、彼の演技にも微妙な変化が現れるでしょう。シーズン2、楽しみです❗

 

長い長いインタビューですが、ジャクロくんが一番喜んだのが、「リヴァーは完ぺきにミッション・インポッシブルのトム・クルーズ走りしてたよね」というインタビュアーの指摘。「えっ❓気づいてくれた❓最初自分の走り見た時は、最悪だったんだよ。監督のほうがよっぽどキレイに走るんだ(笑)練習したかいがあったよ」と大喜び(ジャクロくんみたいに長身だと、あの走りは難しいらしい😅)「走ってる間、肘がヘソに当たってタイヘンだったんだもん」か、可愛ええ‥‥😍

 

各所で名作の呼び声高い『Benediction』についてもジャクロくん、深い話をしているんですが、それについてはまた次回❗

 

★記事の元ネタはこちら⏬⏬⏬⏬⏬

  
Jack Lowden on 'Slow Horses,' Learning From Gary Oldman and Perfecting the "Tom Cruise Run" | GQ

好色な牧師❗❓~トム・ヒドルストン『エセックスの蛇』


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  待ってました❗クレア・デーンズトム・ヒドルストン共演のゴシック・ホラー『エセックスの蛇』Apple TV+で5月13日(金)から配信開始~🎉✨😆✨🎊

 

  ヲタク、早速最初のエピソード2つ見ました❗(AppleTV+は、初回は2エピソードを配信し、毎週金曜日に続きのエピソードを1つずつ配信するのが慣例)

19世紀ヴィクトリア朝の英国エセックス、暗く垂れ籠める雲、びょうびょうと吹きすさぶ海風、あっという間に沼地を覆い隠す濃霧、そこに蠢く伝説の魔物(海蛇)‥‥。

 

  海辺の村の少女が、妹の見ている前で伝説の海蛇とおぼしき生き物に飲み込まれる衝撃の幕開け。一転してロンドンの街並み。年の離れた夫を亡くした富裕な未亡人コーラ・シーボーン(クレア・デーンズ)。彼女は生前の夫からかなりのモラハラ❓DV❓を受けていたふしがあり(カメラは、彼女の首筋の、蛇のようにうねるみみず腫れの跡を意味深に映し出す)、晴れて自由の身となった彼女は、以前から興味を持っていた博物学や生物学を極めたいと思い立ちます。その頃ロンドンの新聞を賑わしていたのは、「エセックスの海蛇」。ネス湖ネッシーはその当時はまだいなかったんですかね(笑)

 

  コーラは暇と財力に任せて、幼い息子と家庭教師を引き連れ、目撃談の相次ぐ海辺の村アルドウィンターへ乗り込むのですが、村人たちは彼女の想像を遥かに越えた、不安と恐怖に囚われていました。その不安は、行方不明になっていた少女の無惨な遺体が発見されたことにより、村にパニックを引き起こすことになります‥‥❗

 

  トムヒ演じる村の牧師ウィルは、海蛇の風説によって村人たちがパニック状態に陥るのを何よりも恐れ、信仰の力と知性によって彼らを正しい道に導こうとしますが、事態はどんどん彼の憂慮する方向に転がり始めます。(溺死した少女が、「罪深いから死んだのだ」という風評が立ったり、小学校の教室で恐怖に怯えた子どもたちが過呼吸の発作を起こしてバタバタ倒れるなど)

 

  当初はコーラを「興味本位の金持ち未亡人」と苦々しく見ていたウィルも、次第に彼女の魅力の虜となり、愛欲と信仰の狭間に引き裂かれていく‥‥と予想される(笑)。第1エピソード、教会でウィルの説教を聞いている間、コーラの脳裏には、かつての夫との閨房秘事の忌まわしい記憶がフラッシュバックします。その時のクレア・デーンズの表情が、凄かった。圧倒的な苦悶と、微かな恍惚。説教をしながら彼女を見つめ、何かを悟ったトムヒも。ウィルがコーラへの恋に堕ちた瞬間だと思う、絶対。


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「Entertainment」にトムヒのインタビュー記事が掲載されているんだけど、『エセックスの蛇』のロケ現場を通りがかった男性に、「あっ、わかった❗おまえさん、「好色な牧師(Lusty Vicar)」の役だろう」と声をかけられたエピソードを苦笑混じりに披露しています😅日本でいう「なまぐさ坊主」ですかね❓クレア・デーンズが横から「私たち、「好色チーム(Team Lusty)だから」ってフォローしてましたけど(笑)

 

  道ならぬ恋に堕ちる聖職者(Hot priest)‥‥っていう点で、最近は英国の人気ドラマ『フリーバッグ』のアンドリュー・スコット(ヒロイン、フリーバッグと恋愛関係になる牧師役)と比較されることが多いそうですが、トムヒ的にはちょっと心外そう😅ヲタク的には、「Hot priest」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、映画『スカーレット・レター』のゲイリー・オールドマンですけどね~♥️トムヒとどっちがセクシーかなぁ‥‥。『悪魔はいつもそこに』、色情狂の牧師役ロバート・パティンソンもなかなかのもんだったけど(笑)黒衣の下に抑圧された色気っていいよね😉

 

  インタビュアーは、しばしばラテン語のフレーズを口ずさむ知的な牧師役を演じるに当たり、ケンブリッジ大学で古典を学んだ自身の経験が役に立ったのでは‥‥❓と問いかけますが、トムヒはむしろ、「昨今のコロナによるパンデミックが引き起こした不安感」が、難局において人々を正しく導こうとするウィルの苦悩を演じるのに参考になった‥‥と答えています。相変わらず真摯でじぇんとるまんなトムヒ😍

 

 魔物の出没で揺れるエセックスの寒村を描く一方で、コーラの元夫の主治医ルーク(未亡人となった彼女に求愛している)が行う英国医学史上初の心臓外科手術の様子(あまりにリアルすぎるので注意😅)や、マルクス主義に傾倒し、社会改革活動に身を投じるコーラの息子の家庭教師のエピソードがサブストーリーとして語られ、そちらもとても興味深いです。

 

  伝説の海蛇は本当に存在するのか❓

村人たちの好奇と敵意の眼に晒されるコーラの運命は❓

そして、ウィルとコーラの道ならぬ恋の行方は❓(旧約聖書に登場するように、ご存知蛇はイブを誘惑し、堕落させた悪魔(サタン)の使い)

 

来週の金曜日が待ちきれましぇ~~ん❗(笑)


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Tom Hiddleston is serving 'lusty vicar' on The Essex Serpent | EW.com

 

★『エセックスの蛇』関連記事はコチラ❗

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https://www.rie4771.com/entry/2022/04/29/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3_%C3%97_%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E5%85%B1%E6%BC%94%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

マインドファック感が凄い❗~映画『アンテベラム』

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 U-NEXTで、映画『アンテベラム』観賞。アンテベラムとは、アメリ南北戦争以前の時代を指すそうです。あのスカーレット・オハラが『風と共に去りぬGone with the wind 』と、懐かしんだ時代のことですね。しかし今作品のアンテベラムは、懐かしいどころじゃない、怖い、怖い、怖すぎる((( ;゚Д゚)))

 

舞台は、 ルイジアナ州にある南軍駐屯地の綿花農場(プランテーション)。のっけから、逃亡を試みた黒人奴隷の女性が銃で撃たれ、縄でくびられて馬で引き回される‥‥という恐ろしい展開。ヲタク、(こ、こんな怖い映画なの❓『ミッドサマー』とどっちが怖いかな)とビビりながら観ていると、同じように逃亡を図ったヒロインのイーデン(ジャネール・モネイ‥‥Edenって、なんて皮肉な名前なんでしょう)がやはり捕まえられて、南軍第9歩兵隊のブレイク将軍からさんざんいたぶられた上、腰に焼き印を押し付けられる阿鼻叫喚。黒人奴隷たちの凄惨な生活の描写が延々と続いて、(『それでも世は明ける』ですら、こんなに酷くなかったぞ‥‥)と暗澹たる想いでいると、場面は一転して現代のニューヨーク。恐怖に叫び声を上げてベッドに飛び起きたのは、ヴェロニカ・ヘンリー(ジャネール・モネイ‥‥二役)。彼女は横に寝ていた夫から、「‥‥また、悪夢を見たの❓」と声をかけられます。

 

んん?あれは夢だったの❓そういうオチ?

 

いやもちろん、そんな単純なもんぢゃ、ございません(笑)

 

  ヴェロニカは作家・社会学者で、アメリカ社会で不当に虐げられている黒人の権利を代弁するオピニオンリーダー。TVのトーク番組で、その弁論能力を駆使し、差別主義者の議員を有無を言わせずやり込めるほど頭のキレる女性です。優しい夫と可愛い子供にも恵まれ、幸せの絶頂にあった彼女。そんな彼女が講演に招かれて南部ルイジアナ州を訪れた時から、言語を絶する真の悪夢が始まった‥‥‥‥❗

 

  (悪夢じゃなければ、これは何❓タイムパラドックスなスリラー❓)と思ったヲタクでしたが、それもハズレでした(笑)ラスト30分のマインドファック(どんでん返し)が凄い、凄いです❗ヲタクの貧困な想像力では、とても予測なんてできなかったラスト。‥‥‥‥そして見終わった後、現代世界でも、ひょっとしたら同じことが起きる可能性があるのでは❓

‥‥((( ;゚Д゚)))と観ているこちら側に恐怖と戦慄を抱かせるしくみ。

 

  マインドファック・ムービーと言えば、ヲタク的には『ピエロがお前を嘲笑う』(ドイツ)、『女神は二度微笑む』(インド)、『ゲット・アウト』(アメリカ)が今までベスト3だったけど、新たな1作が加わりましたよねぇ。今作品は、プロデューサーが『ゲット・アウト』と同じ人なのね、納得。2つの作品とも、サイコスリラーとして第一級品でありながら、人種差別やヘイト問題など重いテーマを提起しているところが、ホントに凄いと思う。

 

  自らが置かれた過酷な状況にひるむことなく、果敢に立ち向かうヒロインに、グラミー賞の常連歌手であり女優のジャネール・モネイ(『ムーンライト』『ドリーム』)今やハリウッドで、ルピタ・ニョンゴレティーシャ・ライトと共に「Black is beautiful」の代表格のような彼女、今作品でも黒曜石のような耀きを振り撒いています。

 

 

 

  

 

すべからく女性は共闘せよ❗~Netflix『ある告発の解剖』


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 Netflix『ある告発の解剖(原題はAnatomy of a scandal)』観賞。ヲタク大好き、ブルーナ・パパンドリアのプロデュースによる作品。『ビッグ・リトル・ライズ』、『フレイザー家の秘密』、『彼女のかけら』、そして今作『ある告発の解剖』‥‥。ブルーナは、私たち女子がある時期必ず憧れる「シンデレラ願望」を見事なまでに粉砕してくれる(笑)イケメンで、仕事が出来て、尚且つ優しくて家庭的、そんな王子様なんて、この世に存在しないんだよ。早くそんな泡沫のような夢を見ることはやめて、自分の手で人生を切り開いていきなさい❗とでも言いたげに。

 

  ヒロインのソフィー・ホワイトハウス(シェナ・ミラー)は、オックスフォード時代の同級生である名家生まれの夫ジェームズ(ルパート・フレンド)と結婚、二人の子供にも恵まれ、幸せの絶頂にいた。その上ジェームズは、首相の信頼も厚い気鋭の保守党議員。彼は愛妻家で子煩悩、完璧な夫。誰もが羨むソフィーの人生は、ある日突然奈落の底に突き落とされる。夫が、補佐官の女性から、レイプで訴えられたのだ。しかもあろうことか、場所は議会のエレベーターの中だという。ソフィーは一挙に、巨大なスキャンダルの渦に巻き込まれ、心を抉られるような真実に対峙しなくてはならなくなる‥‥❗

 

  政治家のセックススキャンダルといえば、古くはケネディ大統領、クリントン大統領、最近ではボリス・ジョンソン首相‥‥と枚挙にいとまがなく、生々しい話ではあるんだけど、議会のエレベーターの中でコトをいたすなんて、あり得ない話でもないんだろうなぁ‥‥と妙に納得するじぶんがいる😅

 

  もう一人のヒロインは、ジェームズを追い詰める敏腕検事のケイト(『ダウントン・アビー』、『ホロウ・クラウン』のミシェル・ドッカリー)。敏腕検事にしては今回の裁判にはのめり込み過ぎており、どこか冷静さを欠いているよう。それはなぜ‥‥❗❓とドラマの前半モヤモヤしながら観ているのですが、あっと驚く種明かしによってその謎が解き明かされると、あれよあれよという間にストーリーは急展開を見せ、スカッと胸がすくようなラストのカタルシスまで、息をもつかせません。法廷サスペンスとしても、心理スリラーとしても、ひじょうに面白く、パパンドリアワールド全開❗

 

  「素敵な王子様に選ばれ、愛されたい」というシンデレラの妄想に囚われている限り、女性の敵は女性。永遠に友人にはなれない。しかしひとたび、女性が自らの力で幸福を掴みとろうとその一歩を踏み出した時、初めて真の友情が生まれるのです。ヒロインのソフィーはオックスフォードで英文学を学び、周囲の男性陣の女性蔑視発言に鋭く反応する知的な女性でありながら、一方ではひと昔前のシンデレラ願望に囚われて、その二律背反に苦しむのですが、次第に「真の自己」に目覚めていく‥‥そのプロセスが見所の1つとなっています。

 

  カッコいい二人のヒロイン、カッコいい爽快なラスト。‥‥一方、男性陣はクズで卑怯で情けないヤツばかり(笑)ちょっと誇張されているキライはありますが、ことジェンダー問題となると、歌の文句ぢゃありませんが、

男と女の間には~ぁ、深くて暗~い河があるぅ~🎵

なんだなー、と、タメ息をつくヲタクでありましたとさ、ぢゃん、ぢゃん❗

 

  

 

 

 

  

 

  

井之脇海の透明感~PARCO劇場『エレファントソング』


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 PARCO劇場で『エレファントソング』マチネ観賞。

 

  この作品、ヲタクはグザヴィエ・ドランの映画を以前観てます。主人公のマイケルという役、彼に当て書きしたんじゃないの❓っていうくらいのハマリ役だったし、ドラン自身も「これは僕の役だ❗」と演じることを熱望したようで、他の俳優さんが演じるのは考えられなかったけど‥‥。なぜ今回舞台を観に行くことにしたかと言えば、映画『帝一の國』で、海帝高校生徒会副会長の端正な演技を観て以来、井之脇海くんの密かなファンだからです(笑)

 

  時はクリスマス。カナダのとある精神科病棟から、精神科医ローレンスが突然失踪。家族と過ごすはずだった休暇も返上して、院長のグリーンウッド(寺脇康文)は病院に駆けつける。失踪直前のローレンスと一緒に居たのは、トラブルメーカーの患者マイケル(井之脇海)。マイケルとローレンスは、患者と担当医の一線を越えたただならぬ関係だったらしい。グリーンウッドは部下の失踪の謎を解くべくマイケルに様々な質問を投げかけ、その深層心理を探ろうとするが、彼と心理的な駆け引きを繰り返すうち、かえって彼に翻弄され、眩惑され始める‥‥。そして、驚愕のラストが‥‥❗

 

  グザヴィエ・ドランのマイケルは、担当医のローレンスを虜にし、彼の失踪の謎を追うグリーンウッドすらも誘惑するかのような、毒を秘めたオム・ファタールっぷりが凄くてひじょうに魅力的でしたが、だからこそ、グリーンウッドの心理分析から浮き彫りにされるマイケルの圧倒的な孤独感と哀切さ、ラストの衝撃は少々薄まった印象があります。

 

  その点、海くんのマイケルは、クリスマス(欧米では必ず家族で過ごす)に精神科病棟で象のぬいぐるみを相手に過ごさなくてはならない青年の、親からも社会からも見捨てられた悲痛さが滲み出ていましたよね。ふと、中原中也の『汚れちまった悲しみに』の一節を思い出しました。海外を舞台にしてはいるけれど、日本の湿った情緒が融合した演出、見事でした。それも、清廉な声、立ち姿をはじめとして、彼が醸し出す独特の透明感が一役買っていたのではないでしょうか。

 

  ネットで調べると、登山が趣味のアウトドア派、きわめて健全な嗜好の方のようですが、『エレファントソング』の海くんは役作りのためなのでしょう、透き通るような白い肌に華奢な身体が印象的。ヴィジュアルから作り込む生真面目な役者さんのようですね😊

 

まだまだ無限の可能性を秘めているようなので、映像にせよ舞台にせよ、次回作が楽しみです❗

 

★おまけ

マイケルの母親はオペラ歌手の設定。久しぶりに「私のお父さん~O mio babbino caro」(プッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』より)聞いたなぁ‥‥。母親の歌声をCDで聞きながら、母親のプレゼントしてくれた象のぬいぐるみを抱きしめるマイケルの心情が切ない😢

 

  

 

  

3Dで見るベネディクト・カンバーバッチ♥️~『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』

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すごーく久しぶりのIMAX3D~🎉✨😆✨🎊

考えてみたら、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』以来だなぁ‥‥(遠い眼)もっともあの時は4Dだったから、北欧の草の匂いがしたり、水がかかったり、シートがばんばん動いたりして、映画というより遊園地のビックリハウス状態❓(‥‥ふ、古い❗❓😅)だったけど。

 

  お高い3Dだというのに、座席はほぼ満席、なんだか映画界の活気がまた戻って来たようで、上映前からワクワクドキドキ、テンションMAXなヲタク(笑)

 

  それにさ、演じ物はご存知、アベンジャーズの異端児、傲岸不遜なオレ様魔術師ドクター・ストレンジでござい❗ベネさまはもう、言わずもがな英国、いや世界を代表するビッグネームであり、超演技派だけど、ヲタク的には、髪型もお髭もスラリとした長身も、ストレンジの時のベネさまが一番好き💘大義の為には時に冷徹な人間に徹するところも。

あんな、『ナイトメアアリー』の見世物小屋のマジシャンみたいなカッコして、なんであんなに素敵なのかしら‥‥😍

 

  オープニングはなんと、ストレンジこと元天才外科医スティーヴンの想い人、クリスティーン(レイチェル・マクアダムス)の結婚式。式の後のパーティで彼女はストレンジに問いかける。

Are you happy?

と。(いや、君なしで本当の幸せはあり得ない)という心の奥底から沸き起こる声を圧し殺してストレンジは答える。「‥‥ああ、幸せだよ」と。「良かった」と複雑な表情で答えるクリスティーン。彼が人類の為に戦うヒーローとしての人生を選んだ以上、市井の人々のささやかな幸せは望むべくもないとわかっている大人の二人😢

 

  今作で、その、「市井のささやかな幸せ」を夢見て、禁断の悪魔の書「ダークホールド」を紐解き、文字通りの鬼女、魔女に変貌してしまうスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)。思えば彼女は、アベンジャーズの時代から自らの魔力を呪い、戦いのさなか、自らの力により多数の市民を犠牲にしてしまったことで、自分自身を責め続けた。(キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー)ヴィジョンというかけがえのない人を得たと思ったのもつかの間、彼は人類を救う為に犠牲にならなくてはいけなかった‥‥。しかも、ドクター・ストレンジの「大多数の人々の命を救うには、一個人の犠牲もやむを得ない」という信念によって😢そんな彼女の薄幸な半生を知っているから、可愛い子供たちと幸せに暮らすもう一人の自分(もう一人のワンダは、ヴィジョンと結婚して、双子をもうけている)になるために暴走する彼女を責めることなんてできない😢ワンダは、そのささやかな❓野望達成の為に必要なパワーを持つ※アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス。アベンジャーズの次世代、ヤングアベンジャーズの一員たる彼女が、今回MCUに初参戦❗)を誘拐しようと目論み、アメリカを匿うカマー・タージを焼き尽くす‥‥❗

アメリカ・チャベス‥‥パンチ一発でポータルを作り出す強大なパワーを秘めたアメリカ。(但し、今回の作品ではまだそのパワーは未開発😅)MCU初のラテン系LGBTQだとか。あれ❓てっきり『マイティ・ソー』のヴァルキリー(テッサ・トンプソン)のほうが先だと思ってたけど❓‥‥まああの時は一瞬の「匂わせ」だったからね。これからどういう描きかたをされるのか❓興味あるところです。

 

  アカデミー賞級の演技巧者たちがズラズラ出てくる贅沢なMCUの中でもやはりベネさまは頭抜けていて、別のバースの「もう一人の自分」に出逢う場面なんぞは同じ顔なのに声音も表情も全く別人で、改めて彼の類い稀な演技力に乾杯❗🍸✨🍸でございますことよ。また、相変わらずアメリカン・イングリッシュも完璧😍‥‥そう言えば、最近は『クーリエ/最高機密の運び屋』『モーリタニアン/黒塗りの記録』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』と、アメリカン続きだものね😊今回は魔術シーンのほかに、肉弾相打つ激しい素手のアクションシーンもあって、萌え~~💘でございます。

 

  今作品では、「ヒーローの幸せ」が1つのテーマになっている気がするんだけど、ラスト近く、ドクター・ストレンジ

Are you happy?

と問われたウォン(ベネディクト・ウォン)が、「(幸せ、というよりもむしろ)この人生に感謝している」と答えたのが非常に東洋哲学的な感じがして、ヲタク的には(いいぞ、ウォン❗)って心の中で叫んだよ(笑)

 

watch a movie or be part of one

(映画を見るのか、映画の一部になるのか)

のキャッチフレーズ通り、「映画の一部」となり、ドクター・ストレンジの世界観を堪能した二時間❗できればIMAX3Dでぜひ❗

 

以下はポストクレジットシーンのネタバレです⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬⏬

Dr.Strange will return.

と最後に出て、熱烈ドクター・ストレンジ推しのヲタクとしては映画館の暗闇で狂喜乱舞💃(笑)

‥‥そしてそして次回作には、後にストレンジのパートナーとなり、最強の弟子となるクレアらしき人物が❗‥‥で、それを演じているのが誰だと思います❗❓

シャーリーズ・セロンのアネゴでっせ❗

うぉぉぉ、素晴らしすぎるカップル❗

 

  

 

至高の音楽に彩られたミステリー~『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』

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U-NEXTで『天才ヴァイオリニストと消えた旋律』観賞。そうそう、これ「キノシネマみなとみらい」で見に行きたいなーと思っていたら、いつのまにか終わってたやつ(笑)

 

 第二次世界大戦下、ポーランドユダヤ人の子ドヴィドルは、その天才的なヴァイオリンの腕を見込まれてロンドンの資産家タウンゼント家に預けられます。同世代の一人息子マーティンは、自分を差し置いて父を夢中にさせるドヴィドルに、内心嫉妬し、複雑な思いを抱きますがそれも次第に消え、二人は本当の兄弟のように育ちます。ところがナチスポーランドに侵攻し、マーティンの両親や幼い妹たちはトレブリンカ収容所で消息不明に。ドヴィドルのやりきれない思いとは裏腹に、彼の天才ぶりは世の知るところとなり、マーティンの父はロンドンで彼のコンサートを開催します。貴族やロンドンの名士が開演を待ちわびる中、とうとうドヴィドルは姿を現さず、そのまま行方不明になってしまったのです。

 

  そして35年後、中年を過ぎたマーティン(ティム・ロス)はふとしたことから、もはやこの世にはいないだろうと思っていたドヴィドルの生の痕跡を発見します。それは、ロンドンからポーランドワルシャワアメリカのニューヨークに至る壮大な旅の始まりでした‥‥❗

 

  このドヴィドルの人物造型がね、傲岸不遜で天才肌で、しかしその底に家族を想う悲痛さを秘めていて‥‥‥‥曰く言い難い魅力があるんですよね。特に子供時代のドヴィドルを演じた少年がめちゃくちゃ良かった。名前の調べがつかなかったけど(笑)

 

  マーティンのドヴィドルに対する思いって、いわば『アマデウス』、サリエリモーツァルトへの感情にも似て、それは愛なのか憎しみなのか、憧憬なのか嫉妬なのか‥‥。自分で自分の感情を持て余して戸惑うさまを、ティム・ロスが抑制の効いた演技で巧みに表現しています。最初はね、(マーティンって、お父さんの愛情をドヴィドルに取られちゃって、しかもドヴィドルはやりたい放題で、怒りもせずにエライよなー)と思いながら見てたけど、彼が一度だけ感情を爆発させるシーンがあり、ヲタクは(あー、彼もフツーの人間だったんだ、良かった‥‥ホッ)って思いましたことよ😅

 

  ドヴィドルはなぜコンサートの夜に戻って来なかったのか❓

これはマーティンにとっても、観ている私たちにとっても最大の謎となるわけですが、その謎が解き明かされた時、人間の愚かさ、争いの無益さ、戦争の罪に憤り、また涙を禁じ得ないに違いありません😢


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  このミステリアスなストーリーを彩るのは至高の音楽の数々。防空壕の中で奏でられるパガニーニ「24の奇想曲」、ドヴィドルがコンサートで弾くはずだったブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」のほか、クライスラー「愛の悲しみ」、ベートーベン「6つのバガデル」など、盛りだくさん❗‥‥しっかし、お久しぶりのクライブ・オーウェン、おそらく超正統派ユダヤ教徒の設定のため、長ーいアゴヒゲで顔が殆ど判別できないんだけど(笑)ヴァイオリンを奏でる指先がまんまプロフェッショナルで、いやー、俳優さんってスゴイ❗って感服しましたことよ。(一方、ティム・ロスも『海の上のピアニスト』で、長く過酷な訓練の末、自身で演奏したことが当時話題を呼びましたっけ。)

 

  クライブ・オーウェン、若い頃は相当なイケメンで、映画『トロイ』を観た時はブラピよりカッコいいと思ったけど‥‥月日の経つのは早いっすね😅ブラピがお化け並みに若過ぎるってことかな(笑)

 

  そしてそしてラストに、(ええっ❓そうだったの❗❓)ってゆう衝撃の種明かしがあるので注意してね。うちの夫は、「えー、そういう意味だったの❓」って、私が説明するまで全くわかってなかったですから(笑)


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衝撃で始まり、イヤミスで終わる❗❓~Netflix『彼女のかけら』

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  いやもう、冒頭の衝撃はハンパないですよ❗ヲタク、寝る前に見たもんだから、イヤな夢見ましたもん(笑)

 

  Netflixで、サスペンスドラマ『彼女のかけら』観賞。

 

  アンディ・オリバー(ベラ・ヒースコート)は警察署で事件の通報を受ける通信係。仕事に情熱がなく、将来に希望も持てず、淡々と積み重なる日常。しかし同居する母ローラ(トニ・コレット)とは仲が良く、今日も地元のレストランで共にアンディ30才のバースディを祝っていました。ところが、そのレストランで、少年による銃乱射事件が発生❗アンディは制服姿だった為警官と誤解され、少年から銃口を突きつけられます。アンディが恐怖に身をすくめ、目を瞑った瞬間、脱兎の如く飛び込んで来た母ローラが、手のひらを少年のナイフで貫通させられたにもかかわらず(この場面、リアルすぎて腰がフニャフニャになります😅)、素早くナイフをもぎ取り、少年の喉元を躊躇なく掻ききったのです‥‥‥‥❗

 

平凡な女性だと思っていた母の想像を越えた行動。(その一連の動作ときたらまるで『GIジェーン』のデミ・ムーアか、『アトミック・ブロンド』のシャーリーズ・セロンか、ですよ😅)瞬く間に彼女は「時の人」となり、マスコミが押し寄せます。しかし母ローラは、頑なにそれを拒みます。自分の存在をひた隠しにしたいかのように‥‥。

 

  そしてある夜のこと、彼女たちの家に暴漢が押し入り、アンディはフライパンで男を殴り、気絶させます。狼狽えるアンディにローラは、「ここにいるのは危険❗あなたの命が危ない。車でキャロルトンの貸倉庫「ゲッティゴー」へ行き、そこで車を乗り換えなさい」と指示します。不安で爆発しそうになりながら辿り着いた貸倉庫には、車と、スーツケースにぎっしり詰まった札束、そして母の贋の運転免許証が何枚も‥‥❗

 

いったいお母さん、あなたは何者なの❓

 

それはアンディにとって、母の実像を明らかにする長い長い旅の始まりでした。最後に、彼女にとって驚くべきどんでん返しが待っているとも知らずに‥‥‥‥。

 

  イヤミスとも言える結末ですが、見終わった後ある種の爽快感があるのは、ヒロイン・アンディの自分探しの旅が、彼女の成長物語にもなっていること。冒頭では、ヤル気なし、将来の展望なし、根性なし、ないないづくしの30歳で登場する彼女ですが、危機的状況に陥る度に知恵を絞って果敢に切り抜け、

それって、ママより大胆不敵な行動ぢゃん❗

と突っ込みたくなる場面も(笑)

 

  トニ・コレット、ヲタクは『ナイトメア・アリー』で見たばかりだけど、さすがの安定演技😊なんかこう‥‥人生酸いも甘いも噛み分けたオトナな役が似合いますよね。エグゼクティブ・プロデューサーも兼ねているんですね。Netflixでは『The Sinner~隠された理由』のジェシカ・ビールといい、女優さんが製作に積極的に関わるケースが多いですけど、女性の視点でキャスティングや脚本家選びもなされていて、斬新でいいですよね❗また、アンディ役のベラ・ヒースコート、ヲタクお初ですが、近寄り難い美女というよりキュートなタイプ、日本で人気が出そうですよね。

 

また注目すべき点は、制作会社が『ゴーンガール』『ビッグ・リトル・ライズ』のプロデューサー、ブルーナ・パパンドレアが設立したMade Up Storiesであるということ。パパンドレアってたしか、ニコール・キッドマンのマブダチで、『ビッグ・リトル・ライズ』でもそうだけど、HBOドラマ『フレイザー家の秘密』でもタッグ組んでますよね。「イヤミスの女帝」、って感じ。今言ったドラマや映画全部見てるし、最近見始めたやはりNetflixの『ある告発の解剖』もMade Up Storiesの製作だとか😮知らなかった‥‥。よほどのイヤミス好きらしいな、じぶん(笑)

 

アメリカの南部ジョージア州アトランタ生まれで、故郷を舞台にミステリ小説を書き続ける人気作家、カリン・スローターの最新作をドラマ化しただけあって、緊迫感、緊密なストーリー構成、どれをとっても素晴らしい良質なサスペンスです。

 

 

 

 

 

ゲイリー・オールドマン、『窓際のスパイ』終了後、芸能界引退❗❓

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海外の映画やドラマの最新情報を扱うネットサイト「Indiewire」にゲイリー・オールドマンの衝撃的なインタビューが❗

 

  現在AppleTV+で配信中のスパイドラマ『窓際のスパイ』(ミック・ヘロン原作)で、MI5の落ちこぼれたちの吹きだまり「泥沼の家」のリーダー、ジャクソン・ラムを演じているゲイリー。『シド & ナンシー』で伝説のバンド「セックス・ピストルズ」のフロントマン、シド・ヴィシャスを演じて鮮烈なデビューを飾って以来、まるで千変万化、あってあらゆる役を演じ、チャーチル首相役で念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したゲイリー。名実共に「映画界の至宝」となったゲイリー。そんなゲイリーが初めてドラマ出演したのが『窓際のスパイ』なんですね。

 

 彼は現在演じている、毒のあるユーモアを吐きまくり、冷酷非情かと思えばふと優しさを覗かせるジャクソン・ラム役を、それこそ緩急自在な「名人芸」でいかにも楽しそうに演じていて、彼自身「素晴らしい体験」と言って憚らないのですが、このスパイシリーズが終了した後の未来が、今は見えてこない‥‥とのこと😢

 

  しかし一方で、彼のジャクソン・ラムそしてミック・ヘロンの『窓際のスパイ』シリーズに対する愛は並々ならぬものがあるようで、「シリーズが継続限りは続けたい」とも語っています。また、「泥沼の家のメンバーのチームワークは素晴らしいよ」とも❗(『窓際のスパイ』は現在AppleTV+で第1シリーズ配信中。第2シリーズ『死んだライオン』の配信も決定しています😊)


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その暖かい人柄から、若い俳優たち(ブラピやクリスチャン・ベールトム・ハーディ)から神と称えられるゲイリー。本作品でゲイリーと初共演を果たした我が最愛の推し、ジャクロことジャック・ロウデンも例外ではなく、演技だけでなく一緒にサッカーを観戦したりと、大先輩の人柄にも心酔して「奇跡の体験❗」と大興奮(笑)ドラマの中でも、共にスパイ活動をしていた同僚が凶弾に倒れ、亡くなったことを知って悲しむリヴァー・カートライト(ジャクロ)に、いつもは皮肉や嫌みばかりのラム(ゲイリー)が、「スパイであるということは、仲間の死に慣れていくことだ」と静かに語りかける場面は、二人の息もピッタリで、胸アツでしたねぇ‥‥😢また、事件を解決して窓際部署の「泥沼の家」から本部に戻れるかと思いきやアテが外れてくさるリヴァーに、かつて「MI5伝説のスパイ」と呼ばれた祖父が「そう、腐るな。あのスマイリーだって何度も解雇されとるんじゃ」って励ます場面は、完全にゲイリーへのリスペクトですよね❗❓‥‥それとも原作にあるのかな?あの場面。

ゲイリー・オールドマンが名作映画『裏切りのサーカス』(原作は英国スパイ小説の重鎮、ジョン・ル・カレによる)で演じたMI6のスパイ、ジョージ・スマイリーのこと。ゲイリーはこのスマイリー役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

 

  おっ、いいこと思いついた❗

『窓際のスパイ』ロングシリーズ化すれば、ゲイリー永遠に引退できないぢゃん❗(笑)

‥‥まあしかし、ジャクソン・ラムはでっぷり太った狸オヤジの設定で、ゲイリーもイケオジ感は完璧に封印してるから、演じ続けると身体には悪そうだが😅

 ★めちゃくちゃチームワークよさげな「泥沼の家」の面々⏬⏬⏬⏬⏬⏬ 


https://www.instagram.com/p/Cb0jBPMAq8l/?igshid=MDJmNzVkMjY=


Gary Oldman Might Retire After ‘Slow Horses’ | IndieWire

トム・ヒドルストン × クレア・デーンズ共演の歴史スリラー❗~『エセックスの蛇』 Apple TV+予告編解禁


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  AppleTV+が、トムヒとクレア・デーンズが共演する話題作『エセックスの蛇』予告編を初公開❗ 

 

  舞台はヴィクトリア朝イングランド❗‥‥と聞いただけで、ヲタク的には血湧き肉踊る(笑)デーンズは、神話上の生き物とされていた海蛇がエセックス州で目撃されたと聞き、調査に乗り出すロンドン在住の未亡人、コーラ・シーボーンを演じるそう。ちなみにエセックス州の起源は、エセックス王国(東サクソン王国とも呼ばれる)で、いわゆるアングロサクソン人による七王国のうちの1つ。ローマの遺跡やノルマン式の教会で有名な、英国で最も古い街と言われるコルチェスターは、エセックス州にあります。

 

彼女は科学の知識があり、当初海蛇の存在には懐疑的でしたが、次第に調査にのめり込んでいきます。コーラに協力するうち、彼女に惹かれていく地元の牧師(トム・ヒドルストン)。しかし、村にある悲劇が起こったことをきっかけに、コーラは「魔物を引き寄せた女」と、村人たちから断罪されることに‥‥❗このドラマシリーズは、サラ・ペリーによる同名の小説『エセックスの蛇』を原作としているようです。Trailerですが、陰鬱で美しいエセックスの海辺を背景にして、神話の魔物=海蛇の迫り来る脅威が不気味に迫り来る感じがめちゃくちゃ不穏で怖いです((( ;゚Д゚)))特に、村人たちがコーラ(クレア・デーンズ)を指差し、物に憑かれたような目で「あの女が魔物に誘惑されて、この村に呼び込んだんだ❗」と叫んでいる場面は、中世の魔女狩りみたいでゾッとします。

 

⏬のサイトmacrumorsによれば、コーラ役は当初キーラ・ナイトレイがキャスティングされていたそうですが、彼女が降板したことで、最終的にクレア・デーンズに落ち着いたとか。ヲタク的にはクレア・デーンズと言えば、大昔の話で恐縮ですが、あのレオナルド・ディカプリオと『ロミオ + ジュリエット』で共演して大ゲンカ、以降レオさまを共演NGにした‥‥ってエピソードが衝撃的😅まあ、その原因はたわいもないもので、セレブの家に生まれ、自身もイェール大学生だった「知性派」クレアにとって、当時のヤンチャなお子ちゃま、撮影現場でイタズラばっかりしてるレオレオは「ウザくてヤダ」‥‥な存在だったみたい(笑)当時クレアは若干18歳、対するレオさまはすでに25歳になっていたけど、精神年齢が幼かったんでしょうね。まあ、男子は一般に女子に比べて精神的成長遅いから、まあ許してやってよ(笑)ロミジュリの時の二人の演技は素晴らしかったから、個人的には、酸いも甘いも噛み分けたオトナな二人の共演、見てみたいですけどねー。

 

さて、今回のお相手トムヒことトム・ヒドルストン、英国セレブ家庭出身のお坊っちゃま、名門イートン校➡️ケンブリッジ大学➡️王立演劇学校出身だから、タカビーお嬢(失礼❗笑)クレアも相手に不足はないだろう、うん。

 

  トムヒはけっこう多作で、今までさまざまな役柄を演じてきました。中でも爆発的な人気を呼んだのが、アベンジャーズのロキ(ソーの弟)。もちろんヲタクはあのイタズラ好きなトリックスターも大好きだけど、トムヒの端正且つ彫刻的美貌、ジェントルマンな雰囲気にはやはり、歴史物が良く似合う😍Trailerを見る限り、コーラとトムヒの牧師の間には、感情が激しく高まって行くのが見てとれます♥️どうなるのかな‥‥この二人‥‥。トムヒはティモシー・シャラメと並び立つ、ラブシーン上手の二大巨頭だからなぁ(笑)

 

  『エセックスの蛇』はAppleTV+の慣例?に従い、5月13日(金)にまず最初の2話を放映、以降1話ずつ金曜日に配信の予定です😊

 


'The Essex Serpent' With Claire Danes and Tom Hiddleston Coming to Apple TV+ on May 13 - MacRumors

マーゴット・ロビーがリアルなバービー人形に❗

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 マーゴット・ロビーといえば、ヲタク的には世界で1、2を争う美人な俳優さんだと思っていて。それは外見の美しさだけではもちろんなくて、作品や演技への向き合いかた、卓越したプロデュース力も含めて。ハーレイ・クインみたいなぶっ飛んだキャラや、『ふたりの女王~メアリーとエリザベス』の天然痘にかかった時のリアルなエリザベス1世を演じていても、美しさと知性が滲み出てるとこがスゴイ😮

 

  余談だけど、映画やドラマで描かれるエリザベス1世って、白塗りメークが定番なんだけど、あれは天然痘に患った後の痘痕(あばた)を隠すためだったのね。『ふたりの女王』の時のマーゴット・ロビーが何が素晴らしいかって、その痘痕顔を特殊メークでリアルに作って、愛人のレスター伯(ジョー・アルウィン)の変心を疑ったり、美しいライバル、メアリ・スチュワート(シアーシャ・ローナン)に激しい嫉妬を燃やす、エリザベスの一人の女性の哀しみと切なさを表現したこと❗

 

‥‥って、なんの話だったっけ❓😅

えっとそうそう、それだけマーゴットが素晴らしい演技者だってこと(笑)

 

 

  そんなマーゴットが、世界中の女子の永遠の憧れ、バービー(Barbie)の実写版に❗これが楽しみでなくてなんであろう😍

 

  日本の女子は、お人形遊びといえばリカちゃん派とバービー派に分かれると思うのだが、ヲタクは幼少期からだんぜんバービー派。幼い頃から、女子の第二次成長期の身体の変化を、バービーちゃんのボンキュッパ(‥‥死語❓😅)の体型から学んだのだった。

 

  ヲタクが小学生の頃は、バービーのBFのケンとか、バービーの友達ミッチ(‥‥って名前だったかな。ソバカス美人でやっぱりボンキュッパ😅)の人形も売られてたのよね。今も売ってるのかな❓ヲタクは一人三役でストーリー考えて遊んでたけど(ヲタクは一人っ子でしかも独占欲が強く、友達にも貸したくなかったので、一人何役も演じていた)、いつもバービーとミッチが結託してケンをやっつけるストーリー。心理学的に言うとどうなんだろ。あんまり良い結果出なさそうだね(笑)

 

  マーゴット・ロビーはいちばんの楽しみだけど、監督が『レディ・バード』『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ❗グレタと言えば、永遠の少女小説『若草物語』を映画化して、原作では男勝りのお転婆娘ジョー(シアーシャ・ローナン)の心の奥の揺らぎを見事に表現し、またステロタイプのワガママ娘として描かれていたエイミー(フローレンス・ピュー)を自立を模索する新たな女性像として描写し、名作に新たな息吹を吹き込んだ才人。

 

 マーゴット・ロビーと組む‥‥ということは、シアーシャとの名コンビに匹敵する、いやもしかしたらそれを超える強力タッグになる予感❗❓

 

 

 


Greta Gerwig’s Barbie movie gets first photo, summer 2023 release date - Polygon