オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

禁断の神宮寺勇太〜GIVENCY ランテルディ・ホリデーギフト


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 昨日の夢みたいなベネさまとの邂逅に興奮冷めやらずボーッとして帰宅したら、神宮寺勇太くんがスペシャルコンテンツに出演したジバンシィのランテルディ・ホリデーギフト(白)が届いてた❗️……い、いかん、収まりかけてたドーパミンがまた……(笑)

 

 本当はジンくん自身が愛用しているというランテルディのオーデパルファム・インテンス・アブソリュの方が欲しかったんだけど、ヲタクが公式オンラインショップに行った時はもう、黒は品切れだったのよ……。恐るべし、神宮寺勇太

 

 でも白のほうも、フローラル系と言っても使われているのはジャスミンとチュベローズ、アンダーグラウンドにベチバーとスモーキーなパチュリが隠し味的に効いているから、割と濃厚で官能的な大人の香り……って感じがします。


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 ヲタクの年代からすると、ジバンシィと言えばオードリー・ヘップバーン、オードリーと言えばジバンシィ。このランテルディも、マエストロ・ジバンシィがオードリーに捧げた香りとして有名。オードリーっていかにもたおやかで清楚な女性に見えるけど、女優としてデビューする前はナチスレジスタンス活動に従事、晩年もガンに侵されながら平和活動を続けた強靭な信念の持ち主。オードリーと同様、優しさの中に芯の強さをうかがわせるジンくんは、ランテルディの魅力を表現するのにぴったりの人材だと思うわ。


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※映画「尼僧物語」撮影時。ジバンシィはオードリーが出演する数々の映画の衣装も担当しました。

 

 ジバンシィの公式HPによれば、ランテルディは

エレガントに、でも大胆に、そして自分らしく自身だけの道をみつけ、自由を手に入れる。今まで知らなかった“禁断”=新しい自分を手に入れるスリル。

を表現しているとのこと。

 

 ジンくんのファンになってから、今まで全く知らなかった彼の前世時代のMVをちょこちょこ見たりしてるんだけど(ヲタクは今年のお正月に「GOAT」のMVを見てNumber_i堕ちした新参者なので(^^ゞ)、ジンくんはその……あまりにも現在のイメージと違いすぎて、瞬時には彼だとは認識できなかった(ゴメンナサイ 汗 でももちろん、良い意味で)……でも裏を返せば、Number_iになってからのジンくんの目覚ましい進化はまさに、「今まで知らなかった“禁断“=新しい自分を手に入れた」と言えるのではないかしら。

 

……そう考えると、彼のジバンシィスペシャルコンテンツ出演も、彼自身がランテルディのテーマを如実に体現している存在であるという観点からすれば、なるべくしてなった当然の帰結……と言えなくもないわね。

 

 

 

ベネディクト・カンバーバッチと至近距離30cm〜東京コミコン2024


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  東京コミコン参戦3回目にして初めてサイン会に参加したヲタク。去年は勇気が出なかったけど、何と言ってもベネさまことベネディクト・カンバーバッチがこの世に本当に存在していることを確かめたくて(笑)

 

 待ってる間も心は宙を舞ってドキドキ。サイン対象の素材は自分で持ち込みなんだけど、サインをする場所とサインペンの色はベネさまにお任せ(ӦvӦ。)ヲタクは、ベネさまの最近の出演映画の中からお気に入りの「ルイス・ウェイン〜生涯愛した妻とネコ」のパンフを選びました。ベネさまが選んでくれたサインペンの色はなんとシルバー❗️ペールブルーの背景にシルバーのサインで何ともスタイリッシュな色合わせになりました。

 

 「ルイス・ウェイン〜」は原題が「The Electrical Life of Louis Wain」なので、サイン書いてもらってる間に「Your great acting always gives me an electrical shock. It’s my electrical life !」なーんて言っちゃおっかなー、って目論んでたけど、間近で見たベネさまの超絶イケメンぶりや「Thank you」って言う時の何とも言えないイントネーションと深い声にクラクラしちゃってそれどころじゃなかった(笑)頑張って話しかけてたツワモノもちらほらいたけど、ヲタクはベネさまのご尊顔を至近距離30cmで拝謁しただけでもう、満足よ❗️南無〜〜🙏(笑)間近で見たベネさまは美白男子で、お肌がシミひとつなくてキレイだったわ…(ぽー٩(♡ε♡ )۶)

 

 あー、それにしてもベネさまはやっぱりステキ(*˘︶˘*).。.:*♡どんなにお茶目でノリノリでも品の良さを決して失わないThat’s 英国紳士なところが。

 

 トークショーの中で、「優しくて忍耐強い日本のファンの皆さま」「サイン会でも撮影会でも温かい雰囲気に包まれて、こんなに人が多いのに安心して臨める」と、日本のことを褒めちぎって下さったベネさま。

 

 また来年も日本に来てね〜〜〜❗️


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※今日は会場近くのホテルにお泊り。ベネさまの余韻に浸りつつ、窓から眺める幕張の夜景。

ベネさまとアーロン・テイラー=ジョンソンと〜東京コミコン2024


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※跳び上がるようにしてやっとこさ撮ったトークショーのベネさま。こんな時ばかりは身長153センチのじぶんのチビさかげんがいまいましい(笑)

 

  今年も来ました❗️東京コミコン🎵仕事の都合で今日しか来れなかったけど、ちょうどベネさまことベネディクト・カンバーバッチトークショーが今日開催だったから良かったぁ❤(ӦvӦ。)

 

 「マーベル・ギャザリングステージ」トークショースペシャルゲストで堂々登場のベネさま、オールホワイトの装いでめっちゃ爽やか、万年青年風。我が日本が誇るイケメン俳優斎藤工くんも加わって俳優談義。「日本でもマンガの実写化が盛んですが、マーベルコミックスのヒーローを演じる時に心がけていることは❓️」との工くんの質問に、「まず初めに、演じる人物の※バックストーリーを想像し、どのように人物のキャラクターが形成されたかを考察します」と答えていたのが印象的でしたね。日本でマンガの実写化というと、とかくビジュアルの再現度ばかりが取沙汰されるじゃないですか。キャラクターの人間性や、いかにリアリティを持たせるかにこだわるところは、さすがベネさまだと思いましたね。俳優はコスプレイヤーとは違うもんね(笑)彼が演じるドクター・ストレンジ、コミックスではヘンなカッコしたヘンなおじさんだもん(^_^;)それがあれだけ上品で、しかも人間味に溢れたドクター・ストレンジが形成されたのはひとえにベネさまの演技力のなせるワザ。

 

 多作なベネさま、公開待ちの作品が3作くらいあるそう。ヲタクが中でも楽しみなのは、ベネさまがオリビア・コールマンと組むという「ローズ家の戦争」のリメイクかな。ヲタク、カーク・ダグラスキャスリーン・ターナーの1990年版見てるけど、典型的なアメリカの夫婦だったよね、あれ……。今回は舞台をイギリスに移すわけでしょ❓️しかも演じるのがベネさまとオリビア・コールマンだし。英国人も夫婦ゲンカの時はお皿投げ合ったりするのかな(笑)

バックストーリーとは、登場人物の過去に起こった一連の重要な出来事を指す。


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バットモービル。でかい❗️(笑)



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※去年の東京コミコンは「ターミネーター2」のハーレーだったけど、今年は「ターミネーター3」からバイク3台展示。


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 そしてそして、なんと❗️「クレイヴン・ザ・ハンター」に主演するアーロン・テイラー=ジョンソンがスクリーンに登場して日本のファンに向けてお茶目なメッセージを送ったと思ったら(「クレイヴン〜」はライオンに縁があるストーリーということで、アーロンはなぜか日本のお正月の風物詩、獅子舞と共演 笑)、12月13日に日米同時公開が決まった「クレイヴン・ザ・ハンター」の冒頭8分が特別公開〜〜〜❗️ぱちぱちぱち٩(๑´3`๑)۶最初から激しいアクションシーンの連続で息つくヒマもありませぬ。(R指定で残虐シーンもアリ)でもってアーロンときたら、ご自慢の8パックを早々にご開帳、出血大サービス(別の意味でバンバン血が飛び交ってたけど 笑)でもまあ、あんな凄いカラダしてたら、そりゃ脱ぎたくもなるわな(^_^;)

 

 「グラディエーターII」のレカペイベントであまりの可愛さに思わず沼落ちしたライジングスター、フレッド・ヘッキンジャーくんも出演するからめっちゃ楽しみ(ӦvӦ。)フレッドくん、予告編で約1秒映ったと思うんだけど(笑)たぶんアーロンの弟役な気がする。


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 さっ、これからヲタクにとって本日最大のイベント、ベネディクト・カンバーバッチのサイン会が今から始まる❗️❗️❗️

 

 

 

今日はハマで人間ドック⚓️からの鰻「わかな」からの大通りの銀杏

 今日は、横浜スタジアムの裏にある検診センター「神奈川県予防医学協会」で年に1度の人間ドックの日。ここで検診を受けるようになってから、早や20年。いわゆる専門的な検診センターの先駆けで、最近話題の低線量の肺CTの機械も、全国でいち早く取り入れていたような記憶があります。

 

 年と共に気になる部分の検査オプションが増えて来るのは致し方ないところで、今日は数年前から加えるようになった骨密度の検査と、心臓の超音波検査(心エコー)をオプションに。

 

 今日不思議だったのは(メガネの度は10年変わってないのに)視力が上がっていたこと、肺活量が増えていたこと。骨も20〜40代女性の105%で、かなり丈夫だということもわかった(検査技師の若い女性が、数値が良すぎるのに驚いて計測し直したけど、同じ結果だった 笑)……って、外から見えない部分は自慢できるとこいっぱいあるんだけどな(ザンネン 笑)
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 11時に検査終了して、人間ドックの常として昨夜の18時からお腹に何も入れていないヲタクは猛烈な飢餓状態。こんな時は何がなくとも鰻でしょ❗️というわけで、馬車道から太田町通り、みなと通りを抜けてやって来たのは、ハマの鰻の老舗「わかな」。

夫は浜松の出身で、夫の両親が健在だった頃は子連れで泊まりに行く度に浜名湖産の鰻をご馳走してくれたなぁ……。義両親も亡くなり、浜松へ行くことも激減して、鰻を食す機会も殆どなくなってしまった。ヲタクの中では、浜松の鰻の名店(藤田とかたなかとかうな新とか)に匹敵する店はなかなかない気がするから。……でも「わかな」は別。というか、タレも焼き方も浜松とは少し違っていて、比べようがない感じ。浜松の濃厚なタレとは違って、「わかな」のは糖分控えめのサラッとしたサッパリ味。年を経るにつれ、ヲタクは「わかな」が好きになってきた気がする。

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※店構えや店内は高級懐石料理店っぽい「わかな」。今日は野村證券御一行様がご予約でございました。

 

 鰻でお腹いっぱいになった後はてくてく歩いて日本大通りの銀杏見物へ。折しも凄い強風、足下には黄金色のカーペット一面。……健康診断に来たのか横浜散歩に来たのか、目的がよくわからなくなった1日(笑)

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 そういえば我が推しNumber_iくんたちも人間ドック帰りをパパラッチされてたみたいね(^_^;)彼らも早やアラサー(びっくり)。ヲタクも人間ドックを初めて受けたのはちょうど30歳の時だったなぁ……(遠い眼)Number_iくんたちも、これから若さだけでは突っ走れない年代に入っていくわけで、身体にだけはくれぐれも気を付けて欲しいものです。私たちをこれからずっと楽しませてくれるためにも。

野生の獣たち〜「FNS歌謡祭2024」のNumber_i


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   FNS歌謡祭のNumber_i、今夜披露してくれたのは「INZM」。相変わらずキレッキレのパフォーマンスと歌唱でカッコよかったのは勿論なんだけど、ヲタクが彼らに惹かれる理由の1つに、ちょっとやそっとじゃ他のアーティストやグループと馴れ合わない「野生の獣」感があるんだなぁ……と改めて感じた夜。

 

 先日「GQ JAPAN」で語っていたように、世界でも類を見ない3人という少人数のダンスパフォーマンスグループとして、「唯一無二」の存在を目指している彼ら。この1年間の彼らの目覚ましい活躍を見ても、彼らが先陣を切って時代を突き進むフロントランナーであることは誰もが認めるところでしょう。……しかし、先陣を切って走り続ける者、先駆者はいつの時代も孤独なものだし、いわれなき毀誉褒貶、周囲の妬みや嫉妬に晒されがちなのもまた、紛れもない事実。でも彼らはそれらを全て静かなる闘志に変えて、今日も素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれた❗️今宵の彼らを見ているとどこか、孤高の王者の風格さえ漂っていて……。アーティスト同士ってどこまで行っても所詮ライバルだし、(そんなに簡単に仲良しこよしにはならないぜ)っていう尖り方がカッコいい(特に紫耀くん)。でもそれとは反比例して、3人の絆はますます深まっているのが感じられて、なんだか……胸アツだった。縄張り争いには牙を剥く狼が、家族は命を賭して守るみたいに。

 

 ……それにしても、紫耀くんもジンくんも、ついに(長年の悲願である❓️)岸くんに奢ってもらえるようになって良かったね(笑)「SQUARE_ONE」の歌詞書き換えなきゃじゃない❓️(^_^;)


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……それにしてもジンくんってどーしてああ色気がダダ漏れてるのかしら❓️(注・ヲタクは強火め神宮寺担)ジンくんと言えば黒髪のイメージが強いけど、ブラウンのジンくんも柔らかな雰囲気で素敵ね。今夜は「たりめーにモテたい」の巻き舌がリアタイで聴けて満足だわ。(結局はそこ 笑)

 

 

 

 

マイク・ファイストにチッケム❗️〜「ザ・バイクライダーズ」


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 ららぽーと横浜のシネコン109シネマズにて、「ザ・バイクライダーズ」鑑賞。バイクを題材にしたロードムービーやアクションものは大好きなんだけど(「イージー★ライダー」とか「ターミネーター2」とか)、1960年代にシカゴに実在したライダーズクラブの若者たちが社会への不満から次第に凶悪なギャング化していく様を描いた映画……ということで、最近新規の仕事で疲れ気味のヲタクにはちと重い内容なんだけど、なんてったって愛しのマイク・ファイストご出演……ということで、早速行ってきました❗️

 

 映画のベースになっているのは、アメリカ人の写真家ダニー・ライオンが、映画のモデルとなったアウトロー・モーターサイクルクラブの若者たちの日常を撮影した同名の写真集「ザ・バイクライダーズ」。ヲタク激推しのマイクは、ライダーズたちを時には温かく、時には冷徹に見守り、彼らの日常を写真に収めた当の写真家、ダニー役。(この映画の狂気に満ちた男たちの中で唯一マトモ 笑)


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※このシーン、写真集の中でも1番有名な写真を模したものらしいです。ダニー・ライオンはライダーズクラブの若者たちと寝食を共にし、時には自らもバイクを駆って並走しながら撮影したそう。

 

 ストーリーは、ライダーズクラブの寡黙だが狂犬のような男ベニー(オースティン・バトラー)と僅か5週間で結婚したキャシーという女性(ジョディ・カマー)の視点から描かれます。ライダーズクラブ「ヴァンダルズ」に集まる男たちはそれぞれが社会から拒否され、その憂さをスピードの快感で忘れようとする者たちが多く、定職があり家族もあって辛うじて「社会的な生活」を送っているらしいのは総長のジョニー(トム・ハーディ)だけ。最初は集団でツーリングを楽しむだけだったものが、次第に他のグループや街の不良との抗争に明け暮れるギャング化していきます。それを嫌ってメンバーを抜けようとする者には死に等しい制裁が下され、新旧メンバーによる分裂が始まり、クラブは次第に総長のジョニーによるコントロールが効かなくなっていきます。そしてある日、取り返しのつかない悲劇が……。


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※最近プライベートでもゼンデイヤの影響で(映画「チャレンジャーズ」で夫婦役を演じた)カメラ小僧なマイク。写真家の役もサマになってたよ😉

 

 ……それにしても、年寄りのヲタクからしたら、幼少期の頃見ていた60年代アメリカのTV番組(※「奥様は魔女」「愉快なブレディ一家」など)に描写されるアメリカ人の豊かな生活って1種のプロパガンダで、じつは今回の「ザ・バイクライダーズ」や「ウェスト・サイド・ストーリー」に見られるように、社会の分断や貧富の差、怒れる若者たちの暴走は、既にこの時期から存在していたのだろうか……と思うと、何やら感慨深いです。「何かに全てを投げ打っても、所詮なるようにしかならない」というジョニーの台詞の根底に流れる圧倒的な虚無感。さすがジェフ・ニコルズ監督(「テイク・シェルター」)、単なるバイカーズ映画にはなっていません。

※実際この作品の中でも、怪我をしたベニーがベッドの上でキャシーと一緒に「奥さまは魔女」を観ている場面が出てきます。

 

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※妻キャシー(左…ジョディ・カマー)の愛によって次第に変わっていくベニー(右…オースティン・バトラー)。ジョディ・カマーは、舞台劇「プライマ・フェイシィ」でトニー賞主演女優賞を受賞した演技派。イギリス人ですが、完璧な米語を喋っていてビックリ🙀

 

 今回ポスターにもちっちゃくクレジットされてるだけのマイクだけど、ヲタク的にはスクリーンの隅にマイクがチラッと映れば素早くガン見のチッケム状態(笑)血と暴力に塗れたこの作品の中で、ダニー役のマイクの、インタビューでふと見せてくれる彼自身を彷彿とさせる柔らかな微笑みに癒やされるぅ❤やっぱりマイク、ヲタクにとってあなたは……

夢の中身は風まかせ

魚眼レンズで君を覗いて

自分勝手に空を飛ぶ

(エロティカセブンより)

そんな存在❗️

 

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※人見知りなマイクだけど、オースティン・バトラーとはウマが合うみたい。楽しそう🎵(右は作品中でロスから来た流れ者のバイカーを演じたノーマン・リーダス……「ザ・バイクライダーズ」ワールド・プレミアより)

 

★今日の小ネタ……作品を彩る懐かしの名曲たち

作品を彩るBGMも、同時代(60〜70年代)の名曲ばかり。アニマルズの「Talkin’ ‘Bout you」、シャングリ・ラの「Out in the streets」、クリームの「I Feel Free」……。そしてそして予告編に流れるのはローリング・ストーンズの「Doo Doo Doo Doo Doo(Heartbreaker)」❗️

 

 

2024 Best Music Group〜Number_i「GQ JAPAN」Jan.2025号より


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※ジンくんが表紙を飾った2023年12月号を並べて見てみると、少年ぽさが消えて、大人の男性に変化していることがビジュアルからも見て取れますね。

 

 Number_iが、GQ JAPANが選ぶ2024年度Best Music Groupに❗️

 

 インタビューのサブタイトルは

唯一無二のスタイルで世界を目指す3人組

おおーーっ❗️そうそう、Number_iという稀有なアーティストを表現するのに、「唯一無二」という言葉ほど適切なものはない…と私も思います❗️

 

 デビューして以来、彼等を取り上げてくれる雑誌は全て購入してきたけれど、どれもが、彼らの活動の主軸である楽曲制作に焦点を当てたものであるのが、何よりも彼らの生み出す素晴らしい音楽と、鍛え抜かれた歌声、パフォーマンスのトリコであるヲタクにとって、嬉しくてしょうがない。

 

 アルバムを聴き直しても、似たグループは他にはいないなって自分らでも思う。少人数のボーイズグループでもこれだけカッコいいことができるというのは示したいし、そういうNumber_iの唯一無二なところを伸ばしていきたい。

と熱く語るのは、Number_iの切り込み隊長こと平野紫耀くん。

 

 かと思えば、

良い意味でも悪い意味でも(数字は)そんなに気にしてないんです。

(中略)

とことんこだわって作ったって言えるくらい自分たちの曲に納得できているのが大きいです。

と、柔らかな自然体の中にも、静かな闘志を滲ませる岸くん。

 

 そして……

制作を頑張りすぎて、何を聴いているのかわからなくなるぐらい音に向き合ってめちゃくちゃ大変なときもありました。それぐらい制作に没頭できるのもみなさんのおかげなので、この環境を大切にしつつ、いま応援してくれている方、そうでない方にも、もっともっと自分たちの個性や楽曲を届けていきたいです。

と語るのは、冷静且つ客観的な実務家肌の神宮寺くん。

3人とも根底には「唯一無二を目指す」という明確な目標が存在しているのは確かなんだけど、その表現の仕方が3人それぞれで、独自の個性が際立っているところが凄く興味深い。一見相容れないかのように見える強烈な三者三様の個性が、なぜか絶妙に溶け合ってまた別の個性を創り上げている……インタビューもまた、彼らの音楽性そのもの。やはりNumber_iは最強のトライアングル❗️

 

 インタビューでは、紫耀くんプロデュースの「BON」、神宮寺くんプロデュースの「SQUARE_ONE」、岸くんプロデュースの「なんかHEAVEN」、「ICE」(←「ICE」は、ヲタク今リピート真っ最中(^^ゞ)それぞれの制作秘話も明かされており、それこそ神宮寺くん曰く「いま応援してくれている方、そうでない方」にも必読の濃い内容となっています。ぜひ読んで頂いて、Number_iという「唯一無二」なアーティストの、片鱗だけでも知ってもらいたいとヲタクは思います。

 

 彼らの曲を聴いたりパフォーマンスを見て、私たちがいつも楽しく前向きな気持ちになるのは、彼らがきっと、紫耀くんが言うように

常に自分たちが楽しむことを忘れたくない

というワクワク感を持ち続けているから。紫耀くんは、「(楽曲制作は)自分たちで料理を作って、美味しいから食べてみない❓️ってお裾分けしているような感覚」だとも語っています。彼の言語感覚も唯一無二で面白い❗️

 

 さてさてそんなNumber_i、2025年は私たちにどんな美味しいお料理をお裾分けしてくれるのかな❓️

スクワッドのキャラ最高❗️〜「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」


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 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「ソラトス109シネマズ」で「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」鑑賞。

 

 税務署勤務の超カタブツ公務員、熊沢二郎(内野聖陽)。ある日中古車販売の詐欺に引っ掛かって大金を失ってしまいます。親友の刑事の協力を得て、詐欺の張本人が氷室マコト(岡田将生)という、最近刑務所から出所したばかりの天才詐欺師であることを突き止めます。熊沢から追い詰められた氷室は、熊沢が巨額の脱税疑惑のある権力者を追っているのを知り、被害者届を取り下げることを条件に、その権力者を詐欺にかけ、彼が脱税した10億円を徴収してあげると取引を持ちかけるのでしたが…。

 

 サスガのカメレオン俳優内野聖陽、ポスター観た時は眼鏡かけた光石研かと思った(笑)岡田将生は誠実な人物とか刑事とかヒーロー役より、こういう詐欺師みたいな胡散臭い人物もしくは闇社会に片足突っ込んだダークヒーローが似合うなぁ。だってさ、人生60年も生きちゃうと、こんな完璧な美貌してて、しかも優しくて誠実でピュアなオトコなんてそうそういないだろ……ってヒネた考えになっちゃうわけよ(^_^;)


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※主役2人はもちろん、キャスト全員ハマリ役、それぞれノリノリで演じているので見ていて楽しい❗️

 

 「カメ止め」の上田慎一郎監督作品らしく、何よりもストーリー展開のテンポが良くて◎。そして何より、主役の内野聖陽岡田将生を取り巻く詐欺師の仲間を演じる個性派俳優たち……真矢みき森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈の面々がもう、それぞれキャラ立ってて最高❗️一人一人のスピンオフが作れちゃうんじゃないか……っていうくらい。彼らのやり取りが毎回爆笑モノです。

 

 ハリウッドで言えば「オーシャンズ11」みたいな作品なんだけど、韓国ドラマのリメイクだけあって、欧米のクライムコメディよりかなりウェット。どこがウェットかと言うと、熊沢と氷室が大掛かりな詐欺をしかけるモチベが、親友や家族が受けた理不尽な扱いに対する復讐……というやむにやまれぬ事情があるという点。ラスト、ゲットした大金もちゃんと納まるところに納まるしね。やはり、君子の交わりは…とか、親孝行…とか、儒教や仏教の教えが脈々と根底に流れているせいなのかな。

 

 最初に仕掛けるのが地面師詐欺で、折しもNetflix「地面師たち」ヒット中に公開して大丈夫❓️って最初思うけど、ちゃんとどんでん返しが待っているのでご安心を(笑)

 

 ラスト、ヲタクはアングリースクワッドの面々に愛着が湧いちゃって……(^^ゞぜひあの愉快な仲間たちにまた会いたい。今度はオリジナルで「PART2」いかがですか❓️上田監督。

 

 

 

 

MIKIMOTO✕神宮寺勇太〜ジャポニズムの再来

 
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_yutajinguji(神宮寺勇太インスタグラム)より転載

今のこのセンター分けの髪型が、ジンくんの美しい富士額を際立たせているんだよなぁ…。存在そのものが美しい人だ。

 

 神宮寺勇太くん、MIKIMOTOとパートナーシップを締結❗️本当におめでとう❗️

 

 何が嬉しいかって、謙虚な中に一本筋の通った漢気の持ち主であり、日本男児の典型のようなジンくんが、日本が世界に誇るハイジュエリーブランドMIKIMOTOに、その魅力を世界に知らしめる上で最適な人物だと認めてもらえたこと。MIKIMOTOといえば、女性皇族のティアラにも使用される皇室御用達ブランドでもあるしね。

 

 19世紀後半、フランスを中心に主に美術工芸を中心にした日本ブームが起こり、モネやドガゴッホロートレックなどはこぞって浮世絵などの色彩感覚を取り入れました。ルイ・ヴィトンのダミエやモノグラム柄は、日本の市松模様や家紋を参考にして考案されたとも言われています。

 

 ヲタク思うに、今まさに第2の日本ブームが到来しているような気がしてならないのです。インバウンドはうなぎ上り、※世界中のセレブがこぞって(しかもお忍びで)来日し、(なんちゃってじゃない)本格的な時代劇「SHOGUN 将軍」がエミー賞を総ナメにする世界線なんて、ひと昔前じゃ考えられなかったもの。

※先日、日本で開かれた「グラディエーターII」のレカペイベントにカイリー・ミノーグがふらっと現れて驚いたって記事を書いたけど、どうやらカイリー、プライベートで日本を旅行中だったもよう(^_^;)

 

 そんなジャポニズム再来の波に乗って颯爽と現れた日本の貴公子ジンくん。漆黒の艷やかな髪、黒曜石のような瞳が、高貴なMIKIMOTOパールに鮮やかに映える。

 

 これからもMIKIMOTOパールはもちろん、本来の音楽活動を通じて、日本語の美しさ、日本文化・伝統の素晴らしさを国内外に発信していって欲しいものです。

 

今日の小ネタ

コナン・ドイルシャーロック・ホームズの作者)と日本

19世紀に盛り上がったジャポニズムの中心はフランスだったのですが、実はあの有名なシャーロック・ホームズシリーズの中の短篇「高名な依頼人」に、日本についての記述があるのをご存知でしょうか?

 陶磁器愛好家の男爵(実は殺人犯)が、「聖武天皇について何かご存じですか? それから奈良の正倉院との関連は? おやおや、これくらいのことがおわかりになりませんか?」と、ホームズの相棒であるワトソン君に話しかける場面があります。ワトソン君が正倉院のこと知るわきゃないよね(笑)

 

黒曜石の煌めき

ジンくんの瞳っていつも勁い光を放っていて、まるで黒曜石みたいだと思いませんか?黒曜石は、火山国である日本では馴染み深い原石で、100カ所以上で採掘されるから、ジンくんを形容するに相応しいかな……と思ったりして(^^ゞそういえばモンハンのクエストに「黒曜石は砕けない」っていうのもあったね。もちろんジョジョの「ダイヤモンドは砕けない」をパロってるんだけど(笑)

 

 

 

 

 

 

今宵は私も横浜ベイべ〜宮本浩次「今、俺の行きたい場所」ぴあアリーナMM


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君がそう呼んでくれたから

      今宵はわたしも横浜ベイべ

 

 宮本浩次さんのソロ活動5周年記念コンサート、11月19日(火)ぴあアリーナMM。「今、俺の行きたい場所」に横浜を選んでくれたことが、まずもって嬉しい。何か煮詰まるとフラリと横浜へドライブする宮本さん。「俺たちの明日」のMV撮影場所はたしか日本大通りだったし、中華街へはしょっちゅう出没してるみたいだし(地元にいながらファンの間で最近聖地になってる「悟空」カフェにはまだ行けてないけど。代行派遣で、目と鼻の先で仕事する時もあるのに……(^^ゞ)横浜は昔から宮本さんに超愛されてる場所だとは思うんだけど、これまた超絶シャイな宮本さんは、MCでそんなことを語ったりしない(そもそもMC自体が殆ど無い 笑)。でも、そこを承知の盟友、小林武史さんがちゃんと(それもバンド紹介の時に)「横浜、好きなんでしょ❓️」って振ってくれて。だけどそこまでしても、引き出せた情報❓️は、神戸は勿論港町が好き、ってことと、山下公園に集合してブイブイいわせるような経験はしたことない……って2点のみ。なんだかもう、いろいろ宮本節サクレツで胸がアツくなった横浜の夜。

 

 それにしても今宵の宮本さん、ビジュアルも歌声も身のこなしも全てパーフェクトだった。生命力と躍動感に溢れてて。まっ、いろんなオトナの事情はわからんけど、宮本さんは生まれついての野生児で天才だと思うから、これからも自由奔放に、思うがまま突き進んでいって欲しいよ、ウン。

 

 黒いハットにステンカラーコートで登場した宮本さん、初っ端から「きみに会いたい-Dance with you」でクールなオトナの色気満開。ヲタクはいかにもの「Look at me」的な色気の出し方はちとニガテで、宮本さんみたいに無自覚な、さりげない滴り感が好き😻宮本さんくらい艶っぽい、セクシーな歌い手はいないと思う。続いて「ロマンス」「悲しみの果て」(この曲はいつもながら、心をぎゅっと鷲掴みにされる。ぎゅっ、とね)、「First Love」「rain-愛だけを信じて」「sha・la・la・la・la」でしっとり謳い上げたかと思えば一転して、「浮世小路のblues」の絞り出すようなヤサグレ感、「この道の先で」「P.S.I love you」のストレートな熱唱……と、宮本さんってなんて歌が上手いんだろう、なんて情感が籠もった歌い方するんだろう……とつくづく思う。「今さら何言ってんだ、バカヤロー」ってご本人には怒られそうだけど(笑)

 

 真っ白なスーツにお召し替えして❤登場の第2部は、「Woman」「飾りじゃないのよ涙は」「翳りゆく部屋」「喝采」「恋人はサンタクロース」…。「恋人〜」は、宮本さんともども童心に返って老若男女ぴょんぴょん跳ねる。「ろうな…にゃくなんにょ❓️」って噛みまくりの宮本さん、キュート。折しもみなとみらいは既にクリスマスの飾り付け、just the right time。これら昭和の女うたの数々に、「旅に出ようぜbaby」「昇る太陽」ソロ2曲、「風に吹かれて」「Do you remember」「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」「俺たちの明日」……と、エレカシの名曲を巧みに織り交ぜて謳い上げる宮本さん。昭和の女うたは今回、ユーミン率高かった❓️(ユーミンにも「海を見ていた午後」って横浜を舞台にした名曲アリ)宮本さんをラジオに呼んでくれた時のユーミンの、「宮本くんは…」っていうハスキーな低い声がめっちゃ好きなんだけどな。またゲストで呼んでほしいな。宮本さんを「くん」呼びできる人、今はもう日本の芸能界でユーミンくらいだもんね(笑)

 

 第3部はいつものN.ハリウッドのシャツとスーツ姿で「十六夜の月」、「Close your eyes」(TBS「News23」エンディングテーマ曲)、そしてそして今宵初披露だと言う新曲「哀愁につつまれて」。「ハレルヤ」を皆で大合唱した後は一転して「冬の花」。「冬の花」では赤い花びらがさかんに舞い降りて、あのMV史上不朽の名作(監督・児玉裕一)の中で宮本さんが車でドリフトしながら散らした薔薇の花びらが脳裏に蘇り、感動でちょっと息が苦しくなった(^_^;)

 

 アンコールは「夜明けのうた」。デビューして40年の長きに渡り、常にその歌を聴く者を励まし続け、その人生を応援し続けてきた宮本さん。誰よりもピュアで誰よりも歌が上手くて誰よりもイケメンな人だ……と改めて認識したハマの夜。


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※今宵、宮本さんが眺めたであろうみなとみらいの夜景

 

 今宵のバンド隊は、ギター名人・名越由貴夫さん、素手のドラムプレイがカッコよかった玉田豊夢さん、スーパーマン…ならぬ若きイケメンベーシスト須藤優さん、そして宮本さんの盟友にして名プロデューサー・小林武史さん。彼らの奏でる「音」が素晴らしく、宮本さんの熱唱と相まってシビレましたね。特に、彼らと組む時の舞台演出(特に映像演出)がめっちゃスタイリッシュになったのは、やはり小林さんの凄腕のなせるワザかな❓️

 

 

カタルシスはいずこ〜IMAXで観る「グラディエーターII」

  
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 桜木町駅前のシネコン、ブルグ13にて、「グラディエーターII」(IMAX版)鑑賞。

 

 やっと観れたよ〜〜❗️ホントは公開初日に観たかったけど、仕事で……😭公開5日めでやっと観れた❗️

 

 なぜこんなに思い入れが激しいのかと言うと、先月有明コロシアムで行われたこの作品のレッドカーペットイベントに参加したから。しかも1番若い番号のAブロック最前列❗️あの時至近距離で撮影して、言葉を交わした(20秒くらいだけど(^^ゞ)キャストの方々がIMAXの大画面に躍動しているんだと思うと、仕事をしてても気もそぞろ……。

 

 さてさてそんなドキドキの中始まった「グラディエーターII」。オープニングから、ローマ帝国ナミビアの大合戦シーンにド肝を抜かれます。(前作の主人公マキシマスの息子である本作の主人公ルシウス(ポール・メスカル)は、追手を逃れてナミビアに流れ着き、愛する女性に巡り合って家庭を持っている設定)戦いに敗れてローマ帝国の奴隷となったルシウス(ナミビア名はハンノ)が、当初は愛する妻をローマ帝国に殺されたという憎しみだけで凝り固まっていたのを、グラディエーターとして戦い、さらには生みのは母ルシッラ(コニー・ニールセン)との再会を通じて、賢帝マルクス・アウレリウスの孫としての使命に目覚め、時の双子皇帝ゲタ(ジョセフ・クィン)とカラカラ(フレッド・ヘッキンジャー)の暴政に立ち向かっていくさまが描かれます。


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ナミビアを征服したアキシウス将軍(ペドロ・パスカル)とハンノの一騎打ち。まさに肉弾相打つ……といった感じのド迫力。

 

 この作品を観て、なぜポール・メスカルが主役に選ばれたか納得がいった❗️ラッセル・クロウは直情径行型の、どちらかと言えば陽キャであるのに対し、ポール演じるハンノは、父に死なれ、母に捨てられ(……と、彼は信じ込んでいる(^^)、流れ着いたナミビアの平和な生活も長くは続かず……と、どこか世の無常を悟ったような陰キャとして登場します。生みの母であるルシッラとの再会シーン、心では母の愛を渇望しながら表面では激しく拒否、しかし眼は口ほどに物を言い……😢「アフター・サン」や「異人たち」で観ている者の涙を絞ったポールの面目躍如でございます。

 

 この作品の鍵を握るのは、双子のおバカ皇帝を蔭で繰り、最終的には副執政官にまでのし上がる奴隷商人役のデンゼル・ワシントンシェイクスピアの「オセロ」でタイトルロールを演じ、喝采を浴びた彼だけど、今回はオセロの敵役イアーゴーのような奸智に長けたイヤーなヤツ(笑)……しかしその策略の巡らし方が、(現代でもいるよね、あーゆー政治家)って感じで興味深く、それを巧妙に演じるデンゼルはやはりデンゼルでございました。彼が演じるマクリヌス、最後の最後までその真意がわからず謎のまま、イヤなヤツなんだけどひょっとしてハンノの味方なの❓️って匂わせる場面も多々あり、デンゼルのサスガの演技に終始翻弄されてしまった2時間半……(笑)

 

 

 そしてそして、レカペイベントであまりのキュートさにヲタクすっかり沼落ちしたフレッド・ヘッキンジャーくん。今回は白塗りビジュアルのサイコパス皇帝の役で、可愛い素顔が全くわからず残念だったけど、これから必ず来ますよ、彼は❗️(断言)とりあえずはマーベルの「クレイヴン・ザ・ハンター」(主演 アーロン・テイラー=ジョンソン)楽しみだわ。どんな役かは不明だけど、白塗りヴィランだけはカンベン(笑)


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※同一人物とは思えないでしょ❓️素顔のフレッド君は、謙虚でシャイで……とにかく可愛かったの(笑)

 

 ラスト、祖父の遺志を継ぎ、共和政ローマを取り戻すべく、兵士たちを前に熱弁を奮うハンノ……いや、ルシウス。しかしヲタク的にいまいちカタルシスを感じることができなかったのは、史上最悪の暴君と言われたカラカラは暗殺されたものの、結局ローマはルシウスが願ったような共和政を2度と取り戻すことはできず、約150年後には東西に分裂し、それからは衰退の一途を辿るという史実を知っているから。カラカラの後継者を自認して皇帝の位についたヘリオガバルスも、客人を大量の薔薇に投げ込んで窒息死させるようなとんでもない変態男だったし……。(結局、暴政は続くのです😢)

 

 ローマ帝国を描いた「グラディエーターII」ですが、その世界観は、アメリカという大国の「いま」を象徴しているかのよう。もしかしてリドリー・スコット監督、ローマ帝国に擬えて、現在のアメリカが抱える混沌を描こうとしたんじゃないか……とさえ思えてきます。

 

 第二次大戦直後半世紀に渡り、世界における正義のリーダーをもって任じて来たアメリカ。しかしベトナム戦争以降その威信は消え去り、社会の分断は深まり、混沌とした状況が続いているかのように見えます。そんなアメリカの「今」を象徴するかのようにハンノは最後まで、どこか暗い蔭を引き摺るヒーローなのです。これからのハリウッド映画にはもう、「ベン・ハー」のように、強く正しく誠実な、悪く言えば単細胞なヒーロー中のヒーローは登場しないのかもしれませんね。

 

ミッシェル・ヨー✕神宮寺勇太のツーショに射抜かれる


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※_yutajinguji(神宮寺勇太インスタグラム)より転載

 

 今月7日にニューヨークで行われた、MIKIMOTOクロムハーツのコラボレーションコレクション発表会に出席した我らが神宮寺勇太くん❗️ファン想いの彼は、ゴージャスなイベントそしてそれに続くセレブディナーの写真の数々をインスタにUPしてくれているのだけれど……。

 

 映画ファンのヲタクとしては、何と言ってもこの写真⏫️に萌えましたねぇ。ハイ、アジアの至宝とも言うべきミッシェル・ヨーとのツーショット❗️ミッシェル・ヨーはマレーシア在住の華僑の生まれ。「グリーン・デスティニー」で、彼女の繰り広げる中国武術に魅入られて以来、ヲタクの中の彼女のイメージは「誰よりも強く凛々しく逞しく、しかも誰よりも美しい女性」。最近、ドラマ「SHOGUN」で日本の時代劇を世界に知ろしめた真田広之とも、1986年の映画「皇家戦士」で共演しています。

 

 しばらくアクションからは遠ざかっていた印象でしたが、MCU「シャン・チー」、主人公の武術の師匠役で華麗にカムバック❗️続く「エブエブ」では、アラカンとは思えぬ機敏な身のこなしと超絶アクションでなんと、アジア人初のアカデミー主演女優賞までゲット❗️昨今ハリウッドで吹き荒れるアジアン旋風のフロントランナーに。今を遡ること6年前、ハリウッドのメジャースタジオであるワーナー・ブラザースが製作し、主要キャストをアジア系俳優のみで固め、しかも大ヒットした記念すべき映画「クレイジー・リッチ❗️」にも主人公(ヘンリー・ゴールディング)のママ役で出演していたし……。ミッシェル・ヨーはハリウッドという巨大な魔宮で、アジア人に対するヘイトや差別と闘いながら実力でのし上がってきた凄い人。アーティストとしてのNumber_iがこれから、グローバルチャートを狙っていくのか、はたまたやはりエンタメの最高峰全米を目指すのか、いちファンであるヲタクには知る由もないことだけれど、どちらにせよ海外進出を視野に入れている彼らにとって、彼女は偉大なる先達の一人なわけです。



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※_yutajinguji(神宮寺勇太インスタグラム)より転載

 なんでジンくんっていつも自然に口角上がってんの❓️…密かに顔トレとかしてるのかな。努力家だもんね……。

 

 それにしてもジンくんの自然極まりない笑顔はどーよ❗️ミッシェルさまの、ジンくんに向ける優しい眼差しも素敵……😻お二人とも、明らかに何やら会話を交わした後のリラックスした表情にしか見えないのだが……。(気になる、気になる)どんなスターでも臆してしまうようなこんな場面で(しかもお相手はアカデミー賞女優よっっっ❗️)、こんなにナチュラルに、さりげなく振る舞える我が推しの、静かなる自信がファンとしてひどく誇らしい……。

 

 ニューヨークのイベントだけでなく、Nissyの舞台にコンサート演出のアイデアをインスパイアされたり、個人的な活動の幅も急速に広げつつあるジンくん。これからも彼の活躍から目が離せない❗️

 

 

 

ロバート・エガース版「ノスフェラトゥ」プレス開催


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 ヲタクが日本公開を首を長〜〜くして待っている(笑)「ノスフェラトゥ」のプレスが開催されたという嬉しいニュースが❗️(なんだか凄く雰囲気のある場所で行われたみたいだけど、その開催場所については、海外記事を漁っても結局わからなかった……くすん😢)

 

 「ノスフェラトゥ」は、「ライトハウス」や「ノースマン 導かれし復讐者」など、その重厚なストーリー展開と圧倒的な映像美で日本にも多くのファンを持つロバート・エガース監督の最新作。ドイツ表現主義の巨匠フリードリヒ・ヴィルムヘルム・ムルナウ監督による吸血鬼映画不朽の名作「ノスフェラトゥ」(1922年)のリメイク❗ストーリーの舞台は、19世紀のドイツ。ルーマニアトランシルバニア地方からやって来た不死の吸血鬼、ノスフェラトゥから魅入られた若い女性の底知れぬ恐怖を描いたゴシック・ホラーです。エガース監督は以前から、ムルナウ作品の大ファンだってあちらこちらで公言してましたからね。「ライトハウス」(2019年…主演/ロバート・パティンソンウィレム・デフォー)にも、「ノスフェラトゥ」をオマージュしたシーンが度々登場してました。ヲタクはムルナウ版も大好きなので、あの完成度のハンパない吸血鬼映画の古典をエガース監督がどうリメイクするのか、今から興味シンシンです。

 

 吸血鬼ノスフェラトゥ役にビル・スカルスガルド(「イット/IT それが見えたら終わり」、彼から付け狙われる美女にリリー・ローズ=デップ、彼女の夫役にニコラス・ホルトノスフェラトゥと対決するエクソシストウィレム・デフォー……といった布陣。エマ・コリンとアーロン・テイラー=ジョンソンはイマイチ役柄が不明(^^ゞそれにしてもめっちゃ美男美女揃いのキャスティング、さすがエガース監督(笑)


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 残念ながらプレスには吸血鬼役のビル・スカルスガルドは欠席だったみたいですが、上のニコラス・ホルトとアーロン・テイラー=ジョンソンのプレス時ツーショットもめっちゃ楽しそうだし、下の撮影現場での写真も和気あいあい。出演者の男子組はみんな仲良かったみたいね。それにしてもビル・スカルスガルドってメンバーの中で1番の高身長(192cm)なのに、1番顔ちっちゃ……。パリコレモデルの吸血鬼❗️❓️(笑)


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2025年公開が楽しみな映画〜「ANORA アノーラ」


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 公開が待ち切れなくてヲタクがウズウズしている映画と言えば、「ザ・バイクライダーズ」(主演/オースティン・バトラー)、「名もなき者」(主演/ティモシー・シャラメ)、「ノスフェラトゥ」(主演/リリー・ローズ=デップ)、「クレイブン・ザ・ハンター」(主演/アーロン・テイラー=ジョンソン)……といろいろあるんだけど、これらの作品については「オタクの海外エンタメ通信」カテゴリーの中でさんざんお喋りしているので(^^ゞ、今日はまだ記事にしたことのないこちらの作品を……。

 

 大好きなショーン・ベイカー監督の新作「アノーラ ANORA」。

 NY でストリップダンサーとして働くアノーラ(マイキー・マディソン)は、ある日ロシアの新興財閥のボンボン、イヴァン(マーク・エイデルシュテイン)と衝撃の出逢いをします。「契約彼女」から始まった二人は瞬く間に真剣交際に発展し結婚、ラブラブ新婚生活へ。しかし息子の結婚に猛反対するイヴァンの両親が NY へ乗り込んできて、とんでもない大騒動へ……。

ざっとこんなストーリーらしい。ストーリーだけ読むといかにもあるあるだけど、そこはそれ「タンジェリン」、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のベイカー監督のこと、マイノリティ差別や社会の分断など、今世界が抱える様々な問題が反映された作品になっているはず。

 

 実を言えば、ヲタク的にはもう1つの楽しみが……。はいっ、注目のロシア人俳優、ユーリ・ボリソフ❗️そう、「コンパートメントNo.6」(2021年フィンランド映画カンヌ映画祭パルムドール受賞)で、粗野で毒舌だけど、魂は天使みたいにピュアなロシア人青年を演じて、ヒロインのラウラ(セイディ・ハーラ)だけでなく、映画を観ていた女子たちの心を鷲掴みにしました😻「コンパートメントNo.6」のユーリは、荒削りな中に硝子のように脆い心を抱えた青年でしたが、「アノーラ ANORA」ではどんな役柄で登場するのかしら……(ドキドキ)。若い2人の恋路をジャマする大人の一味かな(笑)


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※「アノーラ ANORA」の海外版ポスターにはなぜか、ヒロインの相手役ではないはずのユーリ・ボリソフ版が……(笑)
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※「コンパートメントNo.6」で、粗野だけど純粋な心を持つロシア人青年を繊細に演じたユーリ・ボリソフ。

 

「コンパートメントNo.6」同様、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した「アノーラ ANORA」。日本公開は2025年2月28日(金)です❗️


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※「コンパートメントNo.6」もロマンス映画の傑作。「アノーラ ANORA」が20代、若い2人の無敵の恋なら、「コンパートメントNo.6」は、拗らせ男女のちょっぴり苦い大人のロマンス。

 

 

 

最高のプレゼンじゃない❓️〜Number_i from 関西万博会場


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※Number_i Staff 公式 Xより転載

 

 Number_iのパフォーマンス、いつもながら圧倒的だった❗️「ベストヒット歌謡祭2024」Number_iが披露する「BON」の舞台はなんと、関西万博の大屋根リング❗️うーーん、そう来たか……。この企画考えた人、天才だね(断言)

 

 関西万博のシンボル、大屋根と言えば、日本古来の伝統工法「懸造り貫工法」で作られるとのことで話題になりました。耐震構造を強化する為に1部ボルト等金属を使っているため、「厳密には貫工法じゃない」なんて突っ込んだ人もいるらしいけど、国が一致団結して万博を成功させなきゃいけないっつーのに、政治家同士が言い争ってて何の得があるのよ❗️

 

あゝ夕焼け盆踊り 踊る一億人

……の意気込みっしょ❗️(笑)

 

 「BON」の衣装は赤バージョン、MV盆踊りの「火の輪」を思い出させる真紅のライトニングの中、パフォーマンスを繰り広げるNumber_iは相変わらず最高にカッコよかった……。関西万博の大屋根が、彼らのために設えたコンサート舞台に見えたほど。ヲタクは以前、イタリアの3人組アーティスト、イル・ヴォーロが京都の※清水の舞台で行った「奉納ライブ」を観たことがあるんだけど、その時に感じた荘厳さを思い出したわ……。Number_iの凄いところは、コーチェラにせよサマソニにせよ今回のリングにせよ、いついかなる時もどんな環境下にあっても、「一期一会」「一発入魂」、(岸くんがいつか語ってくれた通り)常にGOATを目指してブチかますその気迫と熱気。彼らのパフォーマンスを見る度に、「ああ、この人たちのファンになって良かった」と思える。……そんな気持ちにさせてくれるアーティストって、国内外でもそんなにはいないと思う。

京都清水の舞台も、伝統的な懸け造り貫工法で造られており、度重なる地震災害を生き抜いて来ました。

 

 残念ながら、まだイマイチ盛り上がっていない関西万博😥……でも今回Number_iがリングでパフォーマンスしたことで、万博始まったらリングだけでも観に行こうかな……って考えたiLYsが少なからずいるんじゃないかしら。1種の聖地巡礼……みたいな。かくいうヲタクもその1人なんだけど(^^ゞ彼らがあの舞台に立ったと思ったら急に興味が湧いてきちゃって。こうなったらいっそのこと、「BON」を関西万博のテーマソングにしてほしいわ(大真面目)。

 

 今夜の彼らのパフォーマンス、どんなプレゼンより万博の宣伝効果あったと思いません❓️ね、吉村知事❓️(笑)


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ベストヒット歌謡祭公式 Xより転載