オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

好きになってよかったね、千代ちゃん😊~『おちょやん』

  高城百合子(井川遥)が「太陽の女、カルメン」の撮影中、あまりにも村川茂監督(森準人)が百合子の演技にネチネチダメ出しをした為、ついに百合子がプッツンしてしまい、トンでもない暴挙に出てしまいます。でもって、村川監督も降板(出番少なかったなぁ…サヨナラ、愛しの村川監督😢)、結局映画はジョージ原田組で作り直すことに。千代ちゃん(杉咲花)は、カルメンとの不倫に走ってしまう夫にひたすらつくす若妻役に抜擢❗

 

  助監督の小暮さん(若葉竜也)に切ない片想い中の千代ちゃんは、振り向いてもらえなくても夫を愛し続ける若妻の気持ちに感情移入できず、原田監督にダメ出しをくらうばかり😅

 

  そんな千代ちゃんが、高城百合子への恋心を監督業という仕事に昇華しようと努力し、たとえその気持ちは報われなくとも「(高城百合子を)好きになってよかった」と、濁りのない目で静かに言い切る小暮さんを見つめる時の表情❗凄かった。杉咲花ちゃんって、素晴らしい女優さんだと、改めてしみじみ思った。ネットで、レストランで千代ちゃんが恋に落ちる瞬間が絶賛されてましたけど(その瞬間が花ちゃんの表情だけで「見えた」ってスゴイよね😮)、ステキなお芝居、今日もひけをとらなかったなぁ…うん。

 

  またねぇ、小暮助監督役の若葉竜也さんの受けのお芝居が絶品でございます。「好きになってよかった」っていう言葉が、最初小暮さんの口から出るっていうのが良かったね。粋な展開だったね😊今まで『葛城事件』『サラバ、静寂』『ワンダーウォール』『コールドケース』『愛がなんだ』『生きちゃった』『AWAKE』…と変幻&緩急自在な彼の演技を見てきましたが(けっこう、見てるな、じぶん=笑)、この小暮さん役でさらにブレイクして欲しいなー。もっともっと多彩な役に挑戦する姿を見てみたい役者さんの一人です。

 

  ラスト、あの父ちゃん(トータス松本)が鶴亀撮影所に現れて、何やらまた不穏な展開。『おちょやん』、ますます面白くなりそうです🎵

 

  

 

  

黒革グローブの村川監督(森準人)が気になる、気になる~『おちょやん』

 浪花女の、人情からめた波乱万丈感動の一代記…と思いきや、突き抜けた明るさの抱腹絶倒コメディの様相を呈してきた『おちょやん』。個人的にそっちのほうがだんぜん好みなんで、最近ますますハマってきたヲタク(笑)

 

  こりゃ女芸人コンビの掛け合いか…❗?と見紛うほど息もピッタリな千代(杉咲花)と山村千鳥(若村麻由美)に大いに笑わせてもらっていたら、残念ながら一座はあえなく解散😢しかしそこから舞台は急展開、いよいよ千代ちゃん、京都は太秦…いやもとい、鶴亀撮影所の押しかけ女優に😅

 

  「撮影所の懲りない面々」がまた、サイコーなんですよ。アメリカ帰りのルー大柴みたいなジョージ原田監督(「ガッデム❗」=笑)とか、その妻のタカビー女優ミカ本田(ファーストサマーウィカ最高♥️バッグ振り回して人払い)。無声映画のスタァ、高瀬百々之助のモデルって「目玉の松ちゃん」こと尾上松之助かいな?…とか、いろいろ考えると楽しくてたまらん(笑)

 

  撮影所はまたイケメン祭りで、千代ちゃんの初恋の人、濃すぎる撮影現場で唯一ジェントルマンな助監督の小暮さん(若葉竜也…ステキなステキな好青年。ブレイクの予感😍)や、再会した天海一平(成田凌…この方は憎めないだめんず演じさせたら天下一品ですね)はもちろんステキなんだけど、ヲタクいち推しはこの人❗ハイ、ふつうは監督とか女優とか一言だけテロップがつくのに、お一人だけ長々と

作るシャシンは全て当たるという鬼才映画監督    村川茂

というテロップが付いたお方😅

ご本人は「あれ?村川監督ひょっとして公式にいじられてる?」って仰っているけど、いやいや、なにげに公式さんのイチ推しってことなんじゃないかしら。

 

  大スタァの高城百合子(井川遥)に無表情に(しかも柔らかな口調)でダメ出しをし続けて涙目にさせるサド監督😅溝口健二黒澤明か。細身の長身に三つ揃いのストライプのスーツを身にまとい、赤いチーフに何故か手には黒革のグローヴ…。殺し屋かいっ❗(笑)…はたまた文ストの中原中也か。…それとも、同じ洋行帰りでも、原田監督がアメリカなら、村川監督は大英帝国とか?『エイジ・オブ・イノセンス』のダニエル・デイ・ルイスふう手袋?

 

  ネットで調べたら、『アリバイ崩し承ります』に出演してる。あれ?第2話なら見たはずなのだが…。

あーーっ❗大学の研究室のオドオドした猫背の助手❗

思い出した…真逆の役ぢゃん😮全くわからなかったよ。

 

  ストーリーの展開上、もう出番はなさそうだなぁ…淋しい…くすん😢スピンオフとか作ってくれないかなー。

「なぜ村川監督は黒革のグローヴをはめているのか❗?」ミステリ仕立てでどうかしら?(ムリだろうな😅=笑)

村川監督の半生と私生活が気になって仕方のないヲタクなのであった、ぢゃん、ぢゃん❗

 

  

フェンダーかき鳴らす吉沢亮はヤバすぎる~「悪い男を演じてほしい」CUT No.429

旬の俳優さんたちに「悪い男」を演じてもらおうというCUTの悶絶神企画に我らが吉沢亮、満を持して登場❗しかも、表紙~~❗

 

  どんな悪い男を演じてくれるのかと思ったら…

ロックバンドのギタリスト❗

かつてのCUT、これまた神号「ジャズピアニストの憂鬱」に引き続き、ミュージシャンシリーズ第2弾❤️

ひゃあひゃあ、ページめくった途端、ヘンな声出しちゃった。顔も相当ヤバかったと思う。夫が一緒の部屋にいなくて良かったよ(笑)

 

  しょっぱなから、首のチェーンを指に巻きつけてこっちを見るドアップ2頁😍もう、息止まるから。女性を惑わせて翻弄して、一緒に地獄に堕ちようと誘いかけるオム・ファタール(運命の男)、歌舞伎で言えば「色悪」の色気、ダダ漏れ過呼吸で倒れないよう、ご注意遊ばせ(笑)…

 

次頁、楽屋の鏡に向かって、下瞼を見てるのはなぜ?お酒ばっかり飲んで何も食べないから、貧血気味なんだろうか…。なんか栄養のあるもの食べさせて体力つけなきゃ❗…ってあれ?😅彼が「悪い男を演じてる」ことも忘れ、一瞬ふとそんなことを妄想してしまう。ああ、いけないいけない、もう悪い男吉沢亮の思うつぼ、術中にはまってる。

 

  ロックミュージシャンである彼の、セクシーなプライベートショット?😅から一転して、ライブでフェンダーのエレキをかき鳴らし、シャウトする躍動感溢れるショットは、ピュアな少年っぽさ満載で…。フェンダーも、赤白モデルってところが、吉沢さんらしくて、可愛いい~~😊フェンダーで思い出すのが、セックス・ピストルズのベーシスト、シド・ビシャス。彼のオキニは、フェンダーのプレべこと、プレシジョンベースだった。彼の場合はベースだけどね。シドと言えば、恋人のナンシー・スパンゲンが彼に手錠贈ったエピソードは有名(椎名林檎が『此処でキスして』で題材にしてます)だけど、まあ、吉沢さんみたいなロックミュージシャン(たぶん、まだ売れてない😅)が恋人だったら、全財産つぎ込んで彼の為に昼夜問わず働いて、ついでに手錠贈っちゃうよね、確実に(笑)

 

しかしやっぱりギタリストといえばモテ男の代名詞❤️我らが吉沢亮は、若き日のジョン・ボン・ジョヴィロジャー・テイラーデヴィッド・ボウイ、世界に名だたるイケメン・ギタリストに比べてもその美しさにはひけをとらないワ、えっへん(笑)

 

 インタビューも、今まで吉沢さんが演じてきた『トモダチゲーム』や『GIVER~復讐の贈与者』『悪と仮面のルール』を例にとっての彼独自の「悪い男」論がとても読みごたえがあります。…あと、吉沢さんが愛読する中村文則さんの著作の中から、『掏摸(スリ)』に登場する、いわば「絶対悪」の権化みたいな人物を演じてみたい…という吉沢さんに、まだまだ広がる彼の役者としての可能性を感じて、背中ゾクゾクした(笑)

 

超絶美男のサイコパス…。うわ、最高ぢゃん❗

 

 

  

 

 

 

  

「エモい人たちばかり集めてみました」by リリー・フランキー in『The Covers』

  「冬に聴きたいラブソング」というテーマごとに、これまでの放送分からセレクトした名曲集。しょっぱなからリリーさんが「まずはエモい人たちを集めてみました」とのご発言。それを聞いた池田エライザ嬢は、「……エモい?(どこが?😅)」と、少々怪訝そうなお顔(笑)

しかし、たしかにエモかった❗リリーさん(笑)

 

 しょっぱなから吉井和哉さんの「サムライ」(沢田研二)だもんね😅いきなりプルシェンコのSex bomb食らったみたいな(笑)

「吉井くんがジュリー歌うなんてズルいよね」確かに❗

 

  でもって、銀杏BOYZが「MajiでKoiする5秒前」(広末涼子デビュー曲)だよ~、なんつー選曲ぢゃぁぁ。ボーカルの峯田和伸さんにはヲタクちょっと遺恨がありましてねェ。役者としても活躍する峯田さんは以前、ヲタクいち推しの役者さん、吉沢亮さんと映画『猫は抱くもの』で共演し、なんと吉沢さんに一目惚れ😅吉沢さんの魅力を「中性的なところ。顔がシンメトリーなところ」とのたまい、あろうことか「吉沢くんに膝枕して耳掻きしてあげたい」❗ここまで記事を読んで、いきなりプッツンしたヲタク(気持ちは…気持ちはわかるけどさ、心の奥深く秘めておいて欲しかったワ=笑)……もう3年くらい前になるかしら(遠い眼)でも今回、ツブラな瞳でひたむきにヒロスエの曲を歌い上げる峯田さんの「キモ可愛さ」に、ヲタクなんだか…(美しいモノをひたすら愛でたいって、私たちヲタクと一緒だよなぁ…。インタビューで口走っちゃったのも、やむにやまれぬ感情の吐露…だったのよね?)という気持ちになり、結果、峯田さんにとっても親近感を覚えちゃったのでした😊

 

  そしてそして、グループ魂の『哀しくてジェラシー』(チェッカーズ)❗阿部サダヲさんの振付がキレッキレ。『天保十二年のシェイクスピア』、きじるしの王次思い出しちゃった😍きじるしの王次、藤原竜也吉井和哉なら、阿部さんは藤井フミヤだったよ、うん(笑)

 

  エレカシの『さよならの向こう側』(山口百恵)お目当てに見始めたけど、上記のメンツに混じって百恵ちゃんの引退時の楽曲をリリカルに歌い上げる宮本浩次さんが…なんかこう…ウィーン合唱団の少年団員みたいに見えたわ(笑)

 

見終わってリリーさん、

「おせちがみんな揚げ物みたいな。

この人たちが全員来る新年会やだよね」

おーいー❗(笑)

 

…しかし第二部「切ないラブソング」で北大路欣也様がエルヴィスの「好きにならずにはいられない」をしっとりと歌い上げて下さり、リリーさん曰く、第一部の人たちの脂っこさ?😅を吸い取ってくれたもよう。

 

選曲も番組構成も完ペキな『The Covers』でした、じゃん、じゃん❗

 

 

 

高良健吾さんからいっぱい服を頂いた吉沢亮さん♥️TVガイドdan vol.34

  穏やかな冬の陽射しが差し込む畳の部屋。縁側から見渡せば緑豊かな和風の庭園。紙風船や折鶴でしばし童心に帰った吉沢さん。やはり畳の部屋はゆったりするらしく…。

「あと5分あったら、完全に寝れました」と言う吉沢くんのその柔らかなほほ笑みは、人々をまるで陽だまりにいるような温かい心地にさせる。

 

 

  忙中閑あり……リラックスできた撮影で良かったですね❤️13ページに渡るグラビア、そんな雰囲気を反映して、ふんわか癒し系の吉沢さんの表情が、さまざまに捉えられています。

 

  NHK大河ドラマ『青天を衝け』撮影開始秒読み、折しもその日はバレンタインデー❗

(『青天を衝け』は)僕から皆さんへの最大級の バレンタインプレゼントです

とキッパリ言い切る吉沢さん。

ホントだよね❗多くの俳優さんが、その俳優人生で最終目標にすることも多いであろうNHK大河ドラマの主役。それがこんな早い時期に、推しがその晴れやかな栄誉に浴する姿をリアタイで見ることができるなんて…。ヲタク冥利に尽きるっつーもんです😢

 

  栄一と生涯にわたって交流が続く、いとこ渋沢喜作を演じるのは高良健吾さん。2人の本物の兄弟のような、軽妙なやりとりも見所の一つだ。

 

うっひゃー、ブロマンスの極みぢゃん❗

 

  以前もブログで書いたことあるかもしれないけど、吉沢さんって、男きょうだい育ちのせいなのか、演技の上でも、男性がバディのほうがよりその魅力が花開く気がするんですよねぇ。千葉雄大くん、中川大志くん、山崎賢人くん然り、山田裕貴くん、福士蒼汰くん、北村匠海くん、岡山天音くん、落合モトキくん然り…。ご本人も以前、(演技上で)「男同士でバチバチやるのが好き」って仰っていたしね😉そしてそして、今回のバディはステキな先輩、高良健吾さん❗

 

高良さんとはいつも、何でもない話でゲラゲラ笑いながら過ごしています。お芝居も素敵ですし、お会いしてすぐに、いとこらしい近い距離感になれました。"いい兄貴分"って感じです。

「本物の兄弟のような軽妙なやりとり」ってきっと、こんな普段の雰囲気から来ているんでしょうね😊しっかし、眩しいようなツーショットだろうなぁ。マトモにTVの画面見れるかしらん(笑)

 

…何だろう、高良さんと吉沢さんって、曇りのない人柄というか、素朴で清廉な雰囲気に共通項があるような気がします。

 

  高良さんからお洋服もたくさん頂いたそう😊

僕、どうしてなのかわからないけど、昔から先輩に服をもらうのがすごく好きなんです(笑)

 

  人見知り…とか言っちゃって吉沢さん、なにげに人の懐に飛び込むのが巧い系?(笑)やっぱり次男の可愛がられキャラなんだね~~😊そのむかし、菅田将暉くんのお気に入りのカーデガン、「寒い、寒い」って言って借りて、そのままちゃっかり着て帰っちゃった…なんて話あったよね?😅

 

さて『青天を衝け』の話に戻りますが(笑)、  歴史上の人物が大事を為す時、必ずその傍には信頼に足る仲間、バディが居る気がします。渋沢栄一ほどの有能な大人物であれ、例外ではないと思う。渋沢に、あれだけ多くの大事業を完遂させたのは、渋沢喜作(高良健吾)や徳川慶喜(草なぎ剛)との信頼の絆だったのではないでしょうか。

 

  吉沢さんは渋沢の魅力を「頑固な性格で何があっても動じないけど、一方で"自分が間違っているかもしれない"と感じたものに対しての切り替えは柔軟」と表現しています。それは渋沢自身が、様々な人たちとの様々な縁を大事にする中で、自分自身が変化していった…その結果なのではないか…と思うのです。

 

  その方程式はきっと、『青天を衝け』で渋沢栄一を演じる吉沢さんと、高良さんや草なぎさん、奥様役の橋本愛さんをはじめとする共演者の方々との関係性にもきっと、当てはまる❗幕末以降、激動の日本を舞台に、素晴らしい役者さんたちが奏でる演技の大交響楽。

 

   ヲタクは今から、その雄大でダイナミックな音楽に身を浸すことが待ち遠しくて仕方ないのです😊

 

 

 

 

  

  

 

   

赤楚衛二くんの意気や良し~『コールドケースⅢ』第6話

  コールドケースⅢ、ⅠとⅡに引き続き毎週リアタイで楽しみに観ています😊ご存知の通り過去の未解決事件の捜査をテーマにしたミステリ。見所は、現時点の事件関係者には演技巧者のベテランの俳優さんが、そして過去の(事件発生時の)登場人物には若手で、しかも未来を嘱望されたライジングスターたちが配されていること❗特に若手のキャスティングが素晴らしく、ドラマウォッチャーとしては未来の大スターを先取りしているような気がして、楽しいことこの上ありません❤️過去のシリーズで強烈な印象を残したのは、ヲタクイチ推し吉沢亮岸井ゆきの中村倫也村上虹郎門脇麦吉村界人若葉竜也…今振り返って書いてみると、綺羅星の如きメンツですよねぇ😮

 

  さて、第6話に登場したライジングスターは赤楚衛二くん。彼の演技、ヲタクはお初なんですけど、ドラマウォッチャーの娘が「彼、将来絶対来るよ❗」って前から話していたからドラマの冒頭から興味シンシン😊娘曰く、彼は若手俳優の登竜門と言われる仮面ライダー出身で、娘は小学生の息子そっちのけで赤楚くん目当てにライダーを見ていたらしい😅

 

  今回のエピソード、見終わってヲタク、感心しました。何が?いや、今回のような役を引き受けた赤楚くんのいち演技者としての意気込みと本気度に…です。

 

  彼は1996年に横浜のとある大学構内で殺された被害者の学生役。ところがこの被害者の彼、育ちの良さとイケメンな外見をいいことに、女子学生をデートに誘っては途中から狼の牙を剥く…という、トンでもないサイコなクズ男なんですよ。夢見がちな若い女性の感情を逆手に取ってるところがよけいにタチが悪いわけですが、反対に言えば、一見白馬の王子様のビジュアルを持っていなければリアルじゃないわけで…。そういう意味では赤楚くんくらいカッコよくなければ説得力がない。それにしても、ひと昔前の若手イケメン俳優さんだったら絶対引き受けない役だよなぁ…とヲタクは、彼の演技の、ためらいのみじんもない吹っ切れ具合をしごく感心しながら見てました😅

 

  … うん、娘の言うとおり、きっと彼はこれから「来る」と思います😊え?もう来てるの?(笑)

最高に面白いパロディ❗~BS12トゥエルビ『アガサと殺人の真相』


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(ドラマの舞台となるイングランドの田園風景…From Pixabay)

いやー、面白かったなー❗アガサ・クリスティファンはもちろんのこと、英国ミステリファンはすべからく見るべし❗

 

  3話構成のシリーズもので、アガサ・クリスティ(ルース・ブラッドリー)の実人生のエピソードを絡めながら、アガサ自身がポワロ…いやミス・マープルよろしく殺人事件の謎を解いていく…という構成になっています。

 

  第1話は、かの有名な『アガサ謎の失踪事件』。1926年12月に彼女が11日間失踪し、スコットランドヤードあげての大騒動になりましたが、発見されたアガサは記憶喪失とされ、生涯1度も彼女自身がその件について口にすることはありませんでした。当時アガサは夫アーチボルドの不倫に悩んでおり、失踪後、アーチボルドがアガサを殺したのではと疑われ、取り調べを受けるという彼女のミステリさながらの展開になったようです😅この失踪事件はヴァネッサ・レッドグレーヴ主演の映画になっていて、失踪中にアメリカ人記者(ダスティン・ホフマン)と恋に落ちるっていうしっとりした大人のロマンス。あれはあれでステキだったけど、実際の発言やエピソードから想像されるアガサ・クリスティって機知とユーモアに溢れた女性…ってイメージだから、ヲタク的にはこのドラマのほうが断然好み🎵ドラマの冒頭、アガサがアーサー・コナン・ドイル(ホームズの作者)に人生相談をしに行く場面など、英国ミステリファンにはたまりません❤️

 

    第1話では、ある老婦人に頼み込まれ、6年前の未解決殺人事件の解明に乗り出すアガサ。変装して声音を変え(馴染みの郵便局員をまんまと騙して嬉しがるアガサがカワイイ😅)、遺産管理の代理人ウェストマコット(アガサがロマンス小説を書いた時の別名)女史に化けて容疑者たちを無人の大邸宅に集めます。いわゆる彼女お得意の「クローズドサークル」ミステリー設定のはずが、こと実際の事件となるとなかなか上手くいかないのがご愛嬌😅

 

  容疑者たちを集めた大邸宅で実際に殺人事件が起き、スコットランドヤードの警部が乗り込んで来るのですが、彼がまた人生酸いも甘いも噛み分けたイキで大人の紳士、アガサに協力して事件解決に乗り出します。その頃世間はアガサ捜索の大騒動、警部の「推理作家の捜索に五千人警官が動員されたからここに来れるのは僕だけ」とか、「コナン・ドイルが降霊術でクリスティの居場所を探そうとしてる」(コナン・ドイルは晩年心霊写真に傾倒し、霊の存在を証明しようと躍起になった)等々のセリフに思わず吹き出します(笑)

 

  アガサは結局失踪事件後にアーチボルドと離婚、中東に取材旅行に行った折りに知り合った14才年下の考古学者と恋に落ち、再婚します。「なぜそんな若い男性と結婚するのか」と問われたアガサ、「彼は考古学者だから古いものの価値がわかるのよ」と答えたそうですが、ウィットに溢れた切り返し、ヲタクますますアガサ・クリスティのファンになっちゃいました🎵

 

  本シリーズは製作者側が自分勝手に作った妄想?フィクションとのことで、わざわざ「本作はアガサ・クリスティ社とは一切関係ありません」というテロップが入りますが、ストーリー展開といいアガサのチャーミングなキャラといい、イメージアップの要素しかなかったけど…😅

 

  第2話「アガサとイシュタルの呪い」は、アガサ第2の人生の幕開けとなる中東が舞台。若い考古学者くんもご登場のようで、ますます楽しみです❗

『ブリジャートン家』を見て現実逃避するの巻😊

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(ブリジャートン家は子爵だからロンドンの小さなタウンハウスに住んでるけど、公爵のおうちはたしかこんな感じのお城=笑…From Pixabay)

 出ました❗『エミリー、パリへ行く』に引き続き、ネトフリの、イケメン&イケジョの大行進、ハーレクインロマンス的味付けながら、ふと考えるとけっこうシビアで人生の苦い皮肉が後味に残る、サクサク見れちゃう豪華絢爛一大エンターテイメント、じゃ~~ん❗ ステイホームで鬱々としている方はぜひ、見てみましょ🎵第1シリーズ8話だけど、あっという間に終わっちゃう。

 

  時は19世紀、英国は摂政時代。ブリジャートン子爵家の美貌の長女ダフネ(フィービー・ディネバー)がいよいよ社交界にデビューするところから物語は始まります。キレイなドレスに宝飾品、みんなの注目を浴びて社交界デビューなんて素敵😍憧れちゃうワ……

なーんて( ・ε・)ちっちっち、とんでもない❗(笑)

いみじくも当のダフネが口走るが如く「一瞬で人生が決まる」適齢期のレディはいつも土俵際、いかに血筋家筋財力胆力に長けたイケメンをたぶらかしてプロポーズに持ち込むか、それこそ血で血を洗う❓壮絶なるバトルの幕開けでございまする。その為にレディたちはごっつい拷問器具みたいなコルセットでカラダを縛り上げ、満足に息もできず背中は傷ついてズタズタになりながらも、何食わぬ顔で会話術や恋の手練手管を駆使し、いざとなったらライバルのスキャンダルをばらまいて相手を蹴落とすくらいは朝飯前😅

 

 ダフネはよりランクが上のお相手をゲットする為、レディやその母親たちからの猛烈アタックに辟易している快楽主義者兼独身主義者のセクシーイケメン公爵サイモン(レゲ・ジャン=ペイジ)と恋人のフリをする密約を結ぶが、ミイラとりがミイラになって…という予想通りの展開💕でもね、公爵とダフネの主役二人がもう、最高に魅力的なんで、あるあるの展開もオールオッケー😊

 

  公爵は心の傷を抱えた放蕩者(単なる放蕩者ぢゃないのね、ここが大事)で、事あるごとにミケランジェロダビデかと見紛うほどの古代ギリシャふう肉体美を惜しげもなく披露してくれる大盤振る舞い(なにせ趣味がボクシングですから😅)。このドラマで一躍人気者になったペイジくん、最近では次期ジェームズ・ボンドの候補にも挙げられているとか😮ううむ、褐色の肌のセクシーダイナマイト、おそるべし。

 

  相対するダフネがまた、清らかな白薔薇を彷彿とさせる美少女でありながら、社会の矛盾を認識しつつも自分らしく生きたいと模索する聡明さも持ち合わせているというキャラ設定。世界中で大ヒットしているそうですが、この二人の魅力に負うところが大きいでしょう😊女性が売り物のように品定めされる社会に真っ向から反発する次女エロイーズも、「若草物語」のジョーを彷彿とさせるキャラで、可愛いお顔にドスの効いたハスキーボイス(なにげにハリウッドアクトレスのトレンド❓スカヨハやフローレンス・ピューを思い出しますね)が超キュート😍

 

  グローバル展開とダイバーシティを主眼とするネトフリだけあって、19世紀の英国社交界を舞台にしながら、多数のアフリカ系の俳優さんたちを登用、そこがまたこのドラマに独自の魅力を与えています。中でもガーナ系のゴルダ・ロシェウヴィル(フローレンス・ピューの『レディ・マクベス』に出演してましたね)が演じるシャーロット王妃は、実際にアフリカ系だったという歴史的根拠もあるそうです。余談ですが、シェイクスピアの一連の史劇をドラマ化した『ホロウ・クラウン~嘆きの王冠』でヘンリー6世の妻、マーガレット・オブ・アンジューを演じたのは、ナイジェリア人の血を引くソフィー・オコネドーだったなぁ…。画期的なキャスティングでびっくりしたけど、あれも何か歴史的根拠があったんだろうか(-ω- ?)ちなみにこのマーガレット、気弱な夫のお尻を叩いて英国をあの薔薇戦争に引きずり込んだ烈女。『ゲースロ』のサーセイ・ラニスターのモデルだとも言われとります。

 

 アメリカで制作された英国の歴史ドラマなので、貴族の話と言っても『ダウントンアビー』のようなリアルさはないけれど、最近のような鬱々とした世相には、『ブリジャートン家』みたいなファンタジックな歴史モノがぴったりなのかも。爆発的ヒットを受けて、早々とシーズン2の制作が決定したもようです😉

伊良コーラ(クラフトコーラ)にハマる♥️


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恥ずかしながら昨年12月某日はヲタクの誕生日。横浜ハンマーヘッドの「キーズパシフィックグリル」で、シーフードと併設施設で作られているオリジナルのクラフトビール、クラフトジン、自家焙煎のコーヒーを夫と二人で満喫するはずだった…のだが、横浜のコロナ感染者数が爆発的に増加し始めた…とのニュースを見て、急きょおうち会食に変更。その時のお供は、クラフトビールならぬクラフトコーラ、「伊良コーラ」♥️昨年夏くらいからハマってます🎵

 

  コーラとして出来上がった形で売っているのもあるのだけど、ヲタクの場合は「魔法のシロップ」と名付けられた希釈タイプを購入して、炭酸水で割って飲んでいます😊レシピには水とシロップの割合が3:1と書いてあるけど、ヲタクの場合は4:1位が好みかも🎵お酒で割ってカクテルにしても美味しそうだし、牛乳を少し加えるとマイルドになります😊

 

  口に含めばふわーっと、何とも言えない異国の風味。それもそのはず、原料はレモン、ライム、オレンジ、コーラの実、シナモン、砂糖、生姜、バニラクローブ、カルダモン、ナツメグコリアンダー、カツアバ。カラダにも良さそう~~😍印象としては市販のコーラというよりも、ドライのジンジャーエールにエキゾチックな風味が加わった感じかな。

 

Webサイトに書かれているこのコーラの誕生秘話がまたステキで。「伊良コーラ」工房はもともと代表のおじいちゃまが和漢方薬工房を開いていた場所にあります。代表の「カラダに優しいコーラ作り」の情熱が、おじいちゃまの遺された資料や技術を得て、結実したのが現在の「伊良コーラ」というわけですね😊

 

  代表は「コーラ小林」と名乗ってらして、そんなユーモア溢れたネーミングも素敵😊YouTubeの活動も始められたんですね😮第1回は「コーラの実を取りにアフリカに行ってみた」ですって❗サスガです。クラフトコーラ界のピエール・マルコリーニだな(笑)

(ヲタクがいつもオンラインで購入してるのはコレ😊☝️「魔法のシロップ」Mサイズ)

 

  

 

  

 

 

板谷由夏さんおススメの『裏切りのサーカス』

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(MI6の本部があるロンドン。「サーカス」の呼び名の由来は、以前ケンブリッジサーカスに建物があったことから…From Pixabay)

WOWWOWオンデマンドが、 ミニシアター文化への感謝と応援の気持ちを込めてオススメ映画10作品を無料配信…という、何ともイキなはからい😊ラインナップの中に『裏切りのサーカス』を見つけて、これがブログを書かずにいられようか(笑)

 

板谷由夏さんのコメント…

静かで淡々とした男達の心の中を探りながら見ていると、結構いろいろなところにいろいろなことが隠されていて、それを探すのが面白い映画だと思います。

まさに、まさにその通りですっ❗

 

  好きな映画は数々あれど、ストーリーも場面展開もすっかりアタマの中に入っているのに、あのセリフを言う時のあの俳優の唇の歪み方が見たいとか、あの時の視線はじつはどこを向いていたのか、彼が彼に殴りかかった真意は怒りか嫉妬か…とか、些細なことが気になって繰り返し観たくなる映画があるもの。『裏切りのサーカス』もそんな映画の一つ。

 

  舞台は1970年代、米ソ冷戦時代の真っ只中。世界中のあらゆる場所にスパイが暗躍していた時代。この映画は、英国諜報部MI6の上司から特命を受け、重要な情報ごと西側に寝返りたいという東側のスパイと密会する為、ハンガリーブダペストへ出向く一人の工作員(マーク・ストロング)の姿をカメラが捉えるところから始まります。この特命はなぜかソ連側に漏れており、彼はブダペストの路上で撃たれ、計画は失敗に終わります。


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(「ドナウ川の真珠」と言われるブダペストの街並み…From Pixabay)

  この事件をきっかけに、どうもMI6の幹部の中にソ連と通じている二重スパイ(いわゆる「もぐら」)がいるらしい…という事実があきらかとなり、その隠密捜査の為に、一旦は引退した初老のスパイ、ジョージ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)がその任務に当たることになります。

 

  作者のジョン・ル・カレはMI6での勤務経験があり、恵まれない処遇の中、命を賭けて任務を遂行するスパイたちのリアルをその著作の中で時に冷徹な筆致で描き出しました。(去年12月に他界した…というニュースが入りましたね😢…合掌)

 

  スマイリーを演じるゲイリー・オールドマンがもう、その佇まいからお洒落の仕方からめちゃくちゃカッコよくて😍一見温厚な英国紳士に見えながら、MI6本部から重要書類を盗み出すよう部下のピーター・ギラム(ベネディクト・カンバーバッチ)に命じる時の非情さよ。かと思えば、上司のコントロール(ジョン・ハート)から絶大なる信頼を置かれていると自負していた彼が、ふとしたきっかけで自分すらも「もぐら」ではないかと疑われていたと知った時の表情❗無言のうちに静かな失望感とやりきれなさを滲ませて…秀逸です。ル・カレ原作のジョージ・スマイリーシリーズでは、スマイリーと敵国ソ連の伝説的スパイ、通称カーラとの頭脳戦と、男同士の奇妙な絆が描かれていますが、この映画の中でベネ様相手にカーラとの初めての出逢いを語る時のゲイリーの長いモノローグも必見❗この時アカデミー主演男優賞にノミネートされながら、惜しくも受賞を逃したゲイリー。この時獲らせてあげたかったよね…ゲイリー本人と認識できないチャーチル首相役よりもさ(笑)

 

  一方、「これから君を危険に晒すことになる。しかし失敗して捕らえられても、私の名前は絶対口にするな」とスマイリーに冷酷に言い放たれても、彼に心酔しているがゆえに何の疑念もなく危地に赴くピーター・ギラム役ベネ様のピュアな青さ、若さゆえの情熱😍あー、もうたまりましぇ~~ん(⬅️アホ😅)奇人変人の天才か、屈折した役柄が多い昨今のベネ様。彼の若き日の貴重な正統派イケメン演技と言えるでしょう。

 

  二人以外にも前述のマーク・ストロングコリン・ファースなど、渋い英国イケメン俳優総出演…といった趣。今や英国だけでなくハリウッドのトップ俳優に上り詰めたトム・ハーディが髪をキンパに染めて、MI6の下で汚れ仕事を請負う若い工作員役。東側スパイの内縁の妻と禁断の恋に落ちる熱い男を演じています。

 

監督はあの「ぼくのエリ 200歳の少女」のトーマス・アルフレッドソン。裏切りと駆け引き、陰謀渦巻くストーリー展開に反して、彼の描き出す真冬のロンドンやブダペストの街並みの映像はひたすら静謐な美しさに満ちています。

 

この名作をまたとない機会にぜひ❗

 

 

 

  

フィギュア選手にも愛される『誰も寝てはならぬ』~MET『トゥーランドット』

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  WOWWOWで録画しておいたMETライブビューイング『トゥーランドット』(プッチーニ・作)鑑賞。METライブビューイングとは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場が世界中のオペラファンの為に劇場プログラムを映画館に生配信してくれるという画期的な試み。日本の場合は時差の関係で生配信はムリだけど、私たちは映画館の高音質で、生で見たら五万円くらいする一流のオペラを楽しむことができる❗昨今のコロナ禍でメトロポリタン歌劇場も只今閉鎖中😢早く、安心して、素晴らしい芸術を楽しむことができる時が来ますように…。

 

  さて、『トゥーランドット』はオペラの大作曲家プッチーニの未完の大作で、ラストは他の作曲家が完成させたもの。『トゥーランドット』を観ずしてオペラを語るなかれ…とも言われるほど。エキゾティシズムに深い憧憬を抱いていたプッチーニ、この作品の舞台はなんと北京の紫禁城❗氷の心を持つ絶世の美女トゥーランドット姫には異国の王子たちの求婚が引きも切らない。ところが残忍な処女姫は王子たちに3つの謎をかけ、解けないと首斬り役人に処刑させてしまう😮なんちゅう…スフィンクスじゃあるまいし😅西太后か誰かのイメージなんですかね。トゥーランドットに扮するのはクリスティーン・ガーキー。トゥーランドットは高音域が続き、オーケストラや合唱(この作品はとにかく合唱が多い😅)をねじ伏せるかのような強さと美しさを併せ持つ難役。ガーキーはワーグナーブリュンヒルデが当たり役だけあって、なんと言うか、鋼鉄みたいな高音美声、サスガです。ちょっと人間離れしてる(笑)インタビューで、「ドイツオペラもベルカント唱法で歌う」って言ってました。

 

  そしてそして、トゥーランドット姫に一目惚れ、果敢に3つの謎に挑むダッタン国のカラフ王子に扮するのは当代きってのドラマティックテノール、ユシフ・エイヴァゾフ❗(大人気美貌のソプラノ歌手、アンナ・ネトレプコのダンナ様ですね😍)ルチアーノ・パヴァロッティに心酔する彼(このアリアはパヴァロッティのおハコ。じつはヲタクは、パヴァロッティよりも「黄金のトランペット」と言われたマリオ・デル・モナコの『誰も寝てはならぬ』が好きだったりするのですが😅)、上演前のインタビューで「このアリアはパヴァロッティに捧げます」と緊張の面持ちで語っていましたが、なんの、素晴らしく伸びやかな歌唱、最高のカラフ王子を見せてくれた❗カーテンコール、満場のスタンディングオーベーション、彼の目が潤んでいたように見えたのは気のせいでしょうか。

 

  テノール歌手の憧れと言われるアリア『誰も寝てはならぬ』。トリノ五輪のオープニング、パヴァロッティその人が歌ったアリア。彼の最後の舞台😢そして偶然にも、フィギュアスケート女子フリーで日本の至宝、荒川静香さんが選曲して見事金メダル❗宇野昌磨くん、銀メダルを獲得した平昌オリンピックでもこの曲で滑りましたね🎵カラフ王子がトゥーランドット姫との言わば「愛の戦い」において、どんなに相手が氷のように心を閉ざしていても、最後に愛は勝つのだと朗々と繰り返す「ヴィンチェロ(私は勝つ)」がクライマックスで、内容的にもファギュアのプログラムとしてピッタリなんですよね😊

 

METの『トゥーランドット』は特にフランコ・ゼフィレッリ演出版なので、もう目がチカチカするくらい衣装も舞台装置も豪華絢爛 、異国情緒たっぷりです。 不要不急の外出を控える毎日。METライブビューイングで別世界に飛翔しましょう❗😊

「ようやく市民権を得たっていうかさ」by 宮本浩次 ~ROCKIN' ON JAPAN Vol.529

  初のカバーアルバム『ROMANCE』が週間アルバムチャート第1位を獲得した宮本浩次さん。インタビュアーの山崎洋一郎さんも仰っていたけど、1位お初だなんて意外も意外😮(『今宵の月のように』が収録されたアルバム『明日に向かって走れ』も2位が最高だったそうです。ビックリ)手放しで喜んでいる宮本さんが、微笑ましいです😊

 

  エレカシの宮本さんは、これまでずっとロックミュージシャンの矜持を持ち続けてきた。

ロックっていうとさ、地下組織…それもロックだとは思うけど。豪快で緻密なことを目に触れないところでやって、破壊工作をする。

山崎さんは「地下組織?」って苦笑い(笑)

 

  ヲタク的には、宮本さんが言いたいこと、何となくわかる気がする。宮本さんよりちょっと上のヲタクの世代、ロック…っていうともう、反体制、従来の価値観の破壊、革命のシンボルっていうイメージ。映画『白い暴動』で取り上げられたRock against Racismに参加したミュージシャンたちみたいに。ヲタクは一人っ子で、親の期待を一身に背負って生きてきたから、それこそ「ロックが好き。特にセックス・ピストルズTレックス(マーク・ボラン~😍)」なんて口が裂けても言えなかった。高校のサマースクールで軽井沢に行った時、夜中に抜け出してロックフェス見に行って停学寸前になった子がいたけど、内心物凄く羨ましかった(笑)確かに、宮本さんが仰るように、ロックってどこか明るい白日は似合わない、一種の地下組織みたいな、マイナーな匂いがするんですよ😅

 

  宮本さんはエレカシを、ロック魂をその細い肩に背負って、(日本に革命起こすぜ❗)みたいな気概を持ってずっと、突っ走って来た。でもその心の底には、相反する願い…ツウ好みの、「知る人ぞ知る」存在ではなく、ビートルズローリング・ストーンズみたいに、見るからにカッコよくて、商業的にもバンバン売れて、眩いスポットライト浴びて、誰もがその名を知っている存在になりたい…って気持ちがあったんですね😊…それが、ソロ活動を始めてCMや音楽番組、バラエティで宮本さんを見る機会がぐんと増え、ピュアで愛すべき宮本さん自身の人柄も広く知られるものとなり…。『宮本、独歩。』からさらにステップアップして、『ROMANCE』で大輪の花を咲かせた…といったところでしょうか。

 

我が家でも、2年位前まではエレカシのライブツァーのDVD見てるヲタクを黙って横目で見てた夫が、『冬の花』を「すっごく良い曲だね❗」と評して以来すっかり宮本さんのファンになってしまった😅『ROMANCE』に至ってはもしかすると、リピ率ヲタクより高いですから(笑)おまけに夫は、高校時代の親友に「『ROMANCE』良いからぜひ聴いてみろ」と言ってお薦めし、売り上げに貢献したらしい😮宮本さんのソロライブ実現のあかつきには夫婦揃って参戦するかも。  今や宮本さんは「奇人変人」の隠れた天才ではなく、老若男女に愛されるエンターテイナー、ドラえもんみたいなお茶の間の人気者になりつつあるんだなぁ…と思う今日この頃。

 

  宮本さんの今の夢は、お母さんと娘さんがコンサートに一緒に来てくれて、「宮本さん、カッコよかったねー」って二人で話しながら帰ってくれることだそう。

 

  もはやそれは夢ではない、現実の出来事としてほら、すぐそこに来てる😊

 

  

菅田将暉の「フォンダン?」は犯罪モノ😍


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(ピエール・マルコリーニが店を構えたブリュッセルの街…From Pixabay)

 世界の一流ブランドと次々コラボレーションして「攻めてる」最近のミスド

今年のバレンタインはどこだろう…と思っていたら、なんとなんと……

ピエール・マルコリーニとコラボだってー❗

 

  ヲタクは以前、夫の仕事の関係で長年ベルギーに住んでいたのであるが、ヴィタメールやゴディバなど老舗と比べると、新進気鋭のショコラティエ…って感じである😊カカオ豆にすごくこだわってて、カカオの買い付けに自身で原産地にまで出向く…って聞いたことある😊高級なプラリネだけでなく、若い学生さんたちにも手の出せそうな手頃な板チョコも作ってスーパーに卸していて、そんな取り澄ましてない、柔軟な姿勢も好感が持てる。言わば、チョコレート界のピエール・カルダンみたいな?😊

 

  ベルギーのブリュッセルと英国ロンドンを海底トンネルで結ぶユーロスター鉄道が開通した時、ブリュッセルの駅構内に免税店を構えたのがマルコリーニだった。ヲタクがユーロスターに乗ってロンドンに行ったのはもう10年くらい前の話だけど、マルコリーニのお店まだ同じ所にあるのかなぁ…。あの時物凄くマルコリーニのプラリネが買いたかったんだけど、ユーロスター店は宝石店みたいなスタイリッシュな店内に、すん、とした若い超絶イケメンな店員さんが立っていて、他にお客さんもいなくて気後れがしてとうとうそのまま素通りしてしまった…😭チクショウ。今だったらぜんぜん平気なんだけどな(笑)

 

  ミスドのとろけるチョコクリーム、フォンダンが入ったドーナツを頬張る菅田将暉…うーーん、ニクイね、ミスド❗会う人会う人をすぐに虜にしちゃいそうな茶目っ気と人懐っこさ、役柄そのものに瞬時になりきってしまう天才的演技、何より若いのにどこから来るんだろうあの滴るような色気…。菅田くん見ると、いつもヲタクはティモシー・シャラメを思い出すんだけど、今回のCMみたいなウェーブがかった柔らかい髪型だとますます雰囲気似てくるな~~😊

 

  この5年くらいずっとレコーディングダイエットをしているヲタクは、ミスドというと夫と半分こするか、こんにゃく粉が入っているフルーツスティックしか食べないんだけど、今年のバレンタインは1日だけレコーディングは止める❗(笑)

 

 菅田くんに「フォンダン?」とか言われちゃったら、買うっきゃないでしょ😅

 

 

「お勉強させて頂きます」by 武井咲 in 『黒革の手帳 拐帯行』

  待ってました武井咲ちゃん、一世一代のはまり役『黒革の手帳』再び~~❗

元子ママ、前作から3年の刑期を終えてシャバに返り咲き🌹

 

  「稀代の悪女」って宣伝文句だけど、ヲタクに言わせてもらえば、悪女…って言うより、ここは法の壁を打ち破って弱きを助け強きを挫く、Vフォーヴェンデッタも真っ青のダークヒーローと呼ぶべきでしょう😊「お金に利用される人生なんか真っ平、目的を遂げる為にお金を利用してやるんだ」という金銭哲学は、映画『ダークナイト』で、命がけで強奪した札束の山に笑いながら火を放つジョーカーのニヒリズムをちらっと思い出させもする。

 

  武井咲もお母さんになって、そのせいもあるのかしらん、前回の連続ドラマに比べて、その迫力ある立ち姿の美しさ、良い意味のふてぶてしさがさらにパワーアップした気が…。彼女がキッと相手に睨みを利かせてタンカを切る度に、「いよっ、元子ママ❗」と大向こうならぬお茶の間から声を張り上げたくなる😊……ひょっとすると、『半沢直樹』より歌舞伎チックかも😅

 

  武井咲が悪い奴らに向かって

お勉強させて頂きます

って言う度にゾクゾクするわ😊

この言葉、流行って欲しいかも(笑)

 

  金沢のクラブで再起を賭ける元子。元子の人気に嫉妬していろいろ仕掛けるクラブのママ役に安達祐実。彼女から元子の居所を聞きつけ、昔のライバル仲里依紗が元子の前科をバラして恥をかかそうと金沢のクラブに殴り込み(笑)この二人、可愛らしいチーママ感満載、武井咲のド迫力と好対照でとってもイイ味出してます😊

 

  今回のSPでは、地元コンツェルンの悪どいオーナー(渡部篤郎)に実家の喫茶店を地上げされ、何もかも失った青年の復讐に手を貸す元子。ある事件がきっかけでまた、警察から追われる身となってしまいますが、最後にあっと驚くどんでん返し。見終わって、しごく爽快な後味だったのも◎❗

 

  最後の終わり方、どー考えても続編考えてるよね❓期待しちゃっていいのかな(笑)

ベネディクト・カンバーバッチの破滅的演技、リアルすぎ😅~『パトリック・メルローズ』第1話


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(パトリックがさ迷ったニューヨークの街…From Pixabay)

幼年期のトラウマに悩まされた末、薬物とアルコールに耽溺する破滅型の貴族の末裔パトリック・メルローズが主人公のドラマ。演じるのが、自虐とか自己破壊とかまるで縁のなさそうな英国紳士の典型、ベネさまだからこれは期待できそう。メルローズ…ステキな名前😍紅茶ブランドの創立者と同じね。あ、あっちはアンドリューだっけ🎵

 

  主人公(ベネさま)はどうも、幼年期に実の父親から性的虐待を受け続けていた…という設定らしい。父親役はヒューゴ・ウィーヴィング。彼と言えば『マトリックス』のエージェント・スミス役の印象が強烈ですが、こういう、冷血で非道な感じの人物はハマリ役ですね😅今回の父親役も、どこか人間的な情緒が欠落している人物として描写されています。

 

  パトリックの幼年期のトラウマは、彼の脳裏にフラッシュバックする断片的な記憶で「匂わせ」的に語られるのみなのですが、その代わり、彼の現在の悲惨な状況…注射の痕だらけの、血まみれの腕にヘロイン打ちながら、鎮静剤をアルコールで流し込むという姿がこれでもか、っていうくらいリアルに描写されます。そしてベネ様がもう、何かに取り憑かれたみたいにパトリックに「なりきって」いて、いやもう、恐ろしいのなんの…ヽ(;゚;Д;゚;; )(ベネ様はこの時の迫真の演技で英国アカデミー賞主演男優賞受賞)もしどこかに薬物に興味を持っているような青少年がいたら、抑止力としてこれ見せたらいいんじゃないかっていうくらい。ドキュメンタリーよりずっとドキュメンタリーっぽい😅特に旅先の真夜中のニューヨーク、ヘロインを求め喪服姿で場末の街を徘徊する姿は、まるでホラー

(;-ω-)ノ

 

あ、トリビアだけど、薬物の幻覚に悩まされるパトリックが、レストランで突然「アカバ、攻略❗」って、映画『アラビアのロレンス』(デヴィッド・リーン監督)T. E.ロレンス(演・ピーター・オトゥール)のセリフを叫ぶ場面。あの映画の大ファンであるヲタクは、ベネ様からそのセリフから聞けただけでニンマリ😊

 

  そして第1話のクライマックス、薬物を断ちたい、立ち直りたいと友人に「もう僕は薬物を止める」と、パトリックが電話で宣言する場面。友人に「……それで?薬止めてその後何するつもりなの」と聞かれ、ハッとして言葉に詰まって、ベネ様の顔が屈辱に紅潮して、ふっと自嘲の薄笑いを浮かべた次の瞬間、ばーっと涙が溢れてくる。ああ、何てこの人は凄い演技をするんだろうと、ゾクゾクする感覚が背筋を走る。ヲタクが、一人の役者にどうしようもなく「惚れちゃう」瞬間です😅

 

  第2話以降、パトリックの再起への苦闘が描かれるようですが、ベネ様の演技がリアルすぎてもはや他人事とは思えない(笑)どうか、彼の人生が少しでも幸せな方向に向かって、「やっぱり、生まれてきてよかった」と思えるようになって欲しい😢……祈るような気持ちのヲタクなのです。

 

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