オタクの迷宮

🎬️映画・ドラマ・舞台レビューから、韓流、ケルト文化、滅びの美学、横浜グルメ、ミステリー、推し活のつれづれまで── 観て、感じて、考える。 "好きなモノ・人"についてしか語らない偏愛のブログ。そして今日もどこかで、ヲタクが迷走中。

古稀70歳、新入社員になる(笑)〜サーモンサンドが運んできた30年前のコペンハーゲン

 突然ですが、古稀70歳にして、10年ぶりに会社員に返り咲くことになりました。人生、何が起こるかわかりません(笑)

 

 今までは委託契約の個人事業主という、ある意味自由だけど何の保障もない身分。ところが今回企業への入社にあたり、契約書や誓約書をはじめ、10種類にも及ぶ書類を提出、今日は健康診断のため、早朝から横浜駅近くのクリニックにやって来ました。健康診断が終了したのは午前9時半。------当然、死ぬほどお腹ペコペコ(笑)恐ろしいほど胃腸が丈夫なヲタクは、70歳の今でも、朝は空腹で目覚めるのです😅

f:id:rie4771:20261022093813j:image

 朝ごはんで飛び込んだ先は、横浜駅ジョイナス地下のオスロコーヒー(Oslo Coffee)。サーモンとデンマークチーズのサンドに、ドリンクはハンドドリップのクィーン(浅煎り)かキング(深煎り)のスペシャルティコーヒーが選べて720円ってお得すぎませんか❗️❓️しかもホール係の若い男性がイケボすぎ(後ろからサーブされるから顔は見えない 笑)付加価値、髙し😆

 

 ヨーロッパ赴任時代、旅行先のコペンハーゲンのカフェで食べたサンドイッチは日本のオスロコーヒーの2倍の大きさだったけど、チーズとスモークサーモンだけどーーんと入ってて、質実剛健そのもの(笑)

 

 ところがこの北欧ふうサンドイッチはどうでしょう。チーズとサーモンのほかに、オニオンとサニーレタス、おまけにちゃんとディルまで添えてあるのだ❗️❗️

 

 コペンハーゲンを訪れた30年前は、夜行列車の強行軍。駅のカフェで買った巨大なサンドイッチを、出発間際のバスに間に合わせようと、友人たちと必死に口に詰め込んだものです。「半分こすればよかったね」なんて言いながら(笑)。何しろ大きいわ、パンはパサパサだわ……😅


-------そして70歳の今は、地元ヨコハマの北欧カフェで、本場とは似て非なる、繊細なサンドイッチをゆっくり頬張る。

 

 うん、今の私にはこれくらいがちょうどいい😆

 

 

 

 

 

瞳は嘘をつけない〜イ・ジュニョク30歳、愛憎のロマンス『私の人生の春の日』

 韓国屈指のカメレオン俳優イ・ジュニョク氏(42歳)。ロマコメ『わたしの完璧な秘書』のスパダリに(----ん❗️❓️)と大注目、続く法廷サスペンス『良いが悪い、ドンジェ』(2025年)で完全沼落ちしてからというもの、芸歴20年近い彼の過去作品の発掘作業❓️に日々余念が無いヲタク。

f:id:rie4771:20261021112007j:image

※主役は左の2人(カム・ウソン&スヨン)です(笑)

 

 今日ご紹介するのは、『私の人生の春の日』(2014年)。イ・ジュニョク氏30歳の時の作品です。20代の頃は"老け顔俳優"という有り難くない❓️異名をつけられ😅26歳の時には10歳も年上のくたびれシングルファザーまで演じていたイ・ジュニョク氏(2010年『カムバックマドンナ〜私は伝説だ』)。

 

『私の人生の春の日』では年相応の役を演じているせいか、髭も生やさず(イ・ジュニョク氏って、自分より遥かに年上の役を演じる時は必ずと言っていいほど、むさ苦しい…いやもとい😅男臭い髭面になるんですよ〜)、声も地声(年上役を演じる時は普段よりかなり低い声を出す…って、ご本人がインタビューで語っています)、自然体で演じているように見えるのは気のせい❓️

f:id:rie4771:20261021112205j:image

 ストーリーは心臓移植を受けた女性イ・ボミ(韓国のガールズグループ"少女時代"のスヨン)と、心臓提供者の夫カン・ドンハ(カム・ウソン)の、不思議な縁が繋ぐ純愛ストーリー。イ・ジュニョク氏はボミの婚約者で、さらにはドンハの弟でもある若き心臓外科医カン・ドンウクを演じています。

 

 まあドンウクは兄のドンハに婚約者のボミを奪われちゃうわけで、最初この設定聞いた時ヲタクは、(他の人に愛する人を奪われても、ボクは一途にキミを愛し続ける-----)的な、恋愛ドラマあるある2番手立ち位置(『あすなろ白書』のキムタクとか、『冬ソナ』のパク・ヨンハとか)かと思いきや、そうじゃなかった(笑)この"そうじゃなかった"点が、ヲタクのツボにハマりまくったんです。

 

 じつはこのドンウクさん、ドラマが進むにつれ、ボミと婚約する前に、所属する病院の経済企画室長ペ・ジウォン(チャン・シニョン)と同棲していたという衝撃の過去が発覚🤯ペ室長は自分のキャリアのために財界の大立物・ソン会長の愛人になって、ドンウクさんを手ひどくフッた…というのがちまたのウワサになっている、曰く付きの女性。

f:id:rie4771:20261021113017j:image

 ドンウクさん、ボミが自分から心が離れて、実のお兄さんに惹かれていくのを悲しみはするんだけど、それよりも、ペ室長に対する怒り、というか感情の振れ幅が凄くて、観ているこっちは

え❓️ドンウクさんってまだペ室長に未練なんじゃん。

って自ずとわかるようになるしくみ(笑)公式サイトでは"ペ室長がドンウクにまだ未練がある"って紹介されてるけどさ、いやいや本当に未練タラタラなのドンウクさんの方なんだって(笑)

 

 ドンウクさんのペ室長に対する本心は、物語の後半になるまで明らかにはならないし、ドラマ中ではドンウクさん「自分は心からボミを愛してる」って公言してるんだけど、サスガ"表情の魔術師"(ヲタクが命名 笑)イ・ジュニョク氏、ボミに対する目線とペ室長に向ける目線を明確に使い分け、ドンウクさんの無意識下の感情まで表現していてお見事。

 

 ボミを見る眼差しは穏やかで優しくて、まるで病弱な妹を見守る兄のよう。ところがペ室長を前にした途端に、口ではどんなに冷たいことを言っていても、その眼差しには怒り、嫉妬、未練、そして激しい感情が溢れ出す。

 

ああこの男、本当に愛しているのはこっちの女なんだな。

ってヲタクには丸わかりなんですよ(笑)

f:id:rie4771:20261021121029j:image

 ペ室長とソン会長のウワサは全くのデマで、ペ室長はある辛い過去ゆえに、自分はドンウクさんに相応しくない…と考えて自ら身を引いたのね😭ソン会長からその真実を聞かされた時のドンウクさんの、呆然としてからの、みるみるうちに哀しみが支配していく切ない表情、イ・ジュニョクファンなら絶対見逃さないで❗️真実を知った後、憎しみから謝罪と労りに変わっていく彼の目線の変化もね😉

f:id:rie4771:20261021121212j:image

 芸歴20年、膨大な出演作品の中でなぜかロマンスものは数えるほどしかないイ・ジュニョク氏。この作品は『わたしの完璧な秘書』や『ラブ・セラピー』と並び、相手役を演じたチャン・シニョンさんとのステキなケミとも相まって、ヲタクにとって最高のロマンスストーリーになりました。

 

 -------それにしても、純愛ドラマの二番手男子に、こんなにも複雑な愛憎劇が隠されていたとは❗️30歳のイ・ジュニョク氏、すでに眼差しひとつで女心ならぬヲタク心を翻弄する、恐るべき俳優だったのでした。

 

 12年前から、実はこんな男だったのね…。困ったもんだ(笑)。

 

★今日の小ネタ💗イケメンすぎて… 

f:id:rie4771:20261021215857j:image

 少女時代のスヨンちゃん、相手役のカム・ウソンさんについては「ずっと憧れの先輩だったから共演できて嬉しい」と大いにリスペクト、イ・ジュニョク氏に関しては「あまりにイケメンすぎて…。台本合わせの時眼の前に座られたので、目が合わせられなかった」と激白(笑)

 

 

 スーパーアイドル、スヨンさえ"目で殺す"、イ・ジュニョク恐るべし(笑)

 

23歳で既に人生のベテラン〜イ・ジュニョク映画デビュー作『愛が動くとき』(2007年)

 韓国屈指のカメレオン俳優イ・ジュニョク氏(42歳)。法廷サスペンス『良いが悪い、ドンジェ』(2025年)で沼落ちしてからというもの、芸歴20年近い彼の過去作品の発掘作業❓️に日々余念が無いヲタク。-------とは言え、掘り返す過去作品も残り少なくなってきました😢(淋しい…)

f:id:rie4771:20261020182731j:image

 今日ご紹介するのは、彼の記念すべき映画デビュー作『愛が動くとき』(2007年)。19年前の作品ですから、ジュニョク氏は弱冠23歳。韓信大学の広告広報学科卒業後、檀国大学の大学院に進んでますから、まだ学生だった時ですよね。そんな彼が演じたのは、新進気鋭の建築家。自らの建築事務所を経営している設定ですから、少なくとも実年齢より10歳前後は年上を演じていたわけです。

 

 ちなみにヒロインのホ・ヨンランさんは当時27歳、恋のライバルを演じたキム・ヨンジェさんは32歳😅ヨンジェさんとは大学の同期って設定ですからね。さすがデビュー当時から「老け顔俳優」って呼ばれただけはあります…。

 

 ジュニョク氏演じるジョンウは建築界のスター。カメラマンのスヨン(ホ・ヨンラン)とは熱々の恋人同士。しかしジョンウはある日突然事務所を畳み、彼女の眼の前から姿を消してしまいます。スヨンはジョンウの親友で彼女に長年片想い中のスンミン(キム・ヨンジェ)と共に、ジョンウの行方を尋ね歩きますが----------。

 

 イ・ジュニョク氏は、病に冒され余命宣告を受けて、恋人を自分の親友に託そうとする男の切ない恋心をしっとりと演じて、ヲタクの涙をこれでもかと絞ってくれました(笑)

 

 特に、彼女を託そうと、親友に真実を明かす場面。彼って、デビュー当時から"泣きの演技"が最高なのよね😘

 

 カメラが捉えた彼の瞳がだんだんと赤くなり、じわじわと涙が滲んできて、ついには一筋の涙がツーっと頬を伝う。そして気づけばヲタクの頬にも幾筋もの涙が(笑)

 

 この映画のデビュー作から見る限り、韓国ロマンスドラマの主役街道真っしぐら------な感じがするんですが、なぜかそうはなりませんでした😅

 

 続く『スターの恋人』(2008年)では、ブルース・リーに憧れてしょっちゅうヌンチャク振り回しているスター女優(チェ・ジウ)の付き人役で、ぶっ飛んだコメディ演技を見せてくれましたが、この時も実際の年齢より大分上の設定。そして、この作品から、年上の役を演じる時はむさ苦しい……いやもとい、男臭い(笑)髭を生やすように…😢

 

 そして、『カムバックマドンナ〜私は伝説だ』(2010年…当時イ・ジュニョク氏26歳)では、なんと6歳子持ちのくたびれパパに❗️(恋人役を演じたキム・ジョンウンさんは当時、ジュニョク氏より10歳年上の36歳😅)

 

 イ・ジュニョク氏は完全に"イケメンロマンスヒーロー路線"から外れ、小悪党にサイコパス、市井の変人、はたまた生真面目すぎる男や熱血漢に至るまで、王道のイケメンヒーローとは一味も二味も違う、実に多彩な役柄を渡り歩くことになるのであります。(イ・ジュニョク氏の最近のインタビューによれば、彼自身「私はあまりにも長く脇役を演じたせいで、主役の実感が湧いたのは最新作の『俺はもう我慢しない〜宝くじ当たったけど会社辞めません』」が始めてです」と語っています😅)

 

 しかし、昨年2025年にイ・ジュニョク氏は『わたしの完璧な秘書』でスパダリ秘書ユ・ウノを演じ、突如として、"驚異のロマコメヒーロー返り咲き"を果たしたのです。しかしよくよく考えてみれば、彼の15年以上の長きに渡る脇役人生が、ユ・ウノ役に得も言われぬ複雑な陰翳を与え、ヲタクを含め世のあらゆる世代の女子のハートをがっちり掴んだことは想像に難くないところでしょう。

 

 

 23歳で既に人生の酸いも甘いも噛み分けたような顔をしていた"老け顔俳優"ジュニョク氏(笑)。あれから約20年、ようやく実年齢がその顔に追いついたのかもしれません。

 

いや、違うな。

 

 顔に年齢が追いついたんじゃなくて、彼の優れた演技に、人生そのものが追いついたのかも。

 

……なーんて、ヲタクは勝手に思っているのであります😆

今ここでする❗️❓️〜ジャック・ロウデン、命がけの逃走劇でまさかのキス🤯『窓際のスパイ』シーズン6

 我が熱烈推し、ジャック・ロウデンがMI5の落ちこぼれスパイたちが集まる窓際部署「スラウハウス(泥沼の家)」の一員を演じる大人気ドラマ『窓際のスパイ』も早やシーズン6。今回は第3話〜第5話のレビューです❗️

 

 「スラウハウス」の仲間たちがロシア人のスパイに次々と暗殺されていく怪事件の裏に、MI5現長官ダイアナ・タヴァナー(クリスティン・スコット・トーマス)の影がちらついていたことは、第1話&第2話のレビューで触れました。

 

ところが第3話でその恐ろしい真相が明らかに❗️

 

 ロンドンで起きたロシア人による神経ガステロ。その報復として、ダイアナの命令でMI5がロシア人スパイを暗殺したのです。しかもその作戦には、とんでもない秘密が隠されていました。

 

 第2話のラスト、シーズン1の第4話で銃撃事件に巻き込まれて死亡したと発表された元スラウハウスのメンバー、シドニー・ベイカー(通称シド…オリヴィア・クック)がある夜突然リヴァー・カートライト(ジャック・ロウデン)の家に現れ、リヴァーも私たち視聴者ものけぞって驚きましたよね(笑)実はシドニー、重傷は負ったけど生きていたのに、ロシア人スパイの暗殺作戦の時、ダイアナ(当時はMI5副長官)が勝手に暗殺者として彼女の名前を使用したのです。

暗殺者の本当の名前を出すより、シドの名前を使ったほうが都合が良かったのよ。相手を撹乱できるし。--------ダイアナ・タヴァナー

そのせいで、元気になった今、今度はまた報復としてロシア人暗殺者に命を狙われるハメになったシド。

ダイアナ・タヴァナー、なんて酷い女なんだ、非情にもほどがある(怒)

だってさ、リヴァーなんて銃撃事件に一緒に巻き込まれて彼女を死なせたことでずっと自分を責めてたのよ❗️

f:id:rie4771:20261020143734j:image

※まさかのラブ展開❗️リヴァー・カートライト(ジャック・ロウデン…左端)

 

 まあだけどリヴァーもリヴァーで、恋愛経験殆ど無しのおこちゃまだから、シドに

あの時守ってあげられなくてごめん

なんて口走って

あんたに守ってもらおうなんて思ってない

って言い返される始末😅わかってないんだよなぁ。スパイとしての腕はシドのほうが上なのよ(笑)

リヴァーったら、スパイの腕はともかくとして、好きな女の前ではどうしてこう、騎士道精神が空回りしちゃうんでしょうねぇ…(ため息)

 

 ところがそれでも懲りないリヴァーくん、2人してロシア人暗殺者に襲われた時、武器を持つシドの手が震えてるのを見て

オレが行く❗️

とか言って彼女庇って飛び出して、かえって敵を取り逃しちゃうし(笑)

f:id:rie4771:20261021062647j:image

んもう、何してんのよ❗️余計なことしないで❗️

って、ヲタクもシドと一緒に画面のリヴァーに叫んじゃったわ(笑)

 

--------でもね、リヴァーってそんなところがめっちゃかわゆす。シドもさんざんリヴァーに文句言いながら次第に母性本能がくすぐられたのか、第5話のラストでは2人、かなりいい雰囲気になってたわ😘

(無事に逃げられたら)明るいところでシてもいいわよ

ってシドに言われて、目を白黒させるリヴァー(笑)

ただしそれって、シドがロシア側に拉致されそうになるめっちゃ緊迫した場面だったけどね。

f:id:rie4771:20261021062743j:image

 しかもしかもその後の逃走劇の途中で、リヴァーがシドにまさかのキス❗️

今ここでする❗️❓️

ってシドに呆れられてたから、2人の仲はまあ、これからどうなるかはわかんないけど(笑)

 

 シリーズを重ねるにつれ、制作陣の意図❓️である"緊迫したサスペンスとダークなユーモアの融合"がますます研ぎ澄まされてきて、ヲタクは最近『窓際のスパイ』を観るたびに、手に汗握るシーンのはずなのになぜか爆笑してしまうというヘンなことになってます。ヲタクが大笑いしてるので近くにいた夫が画面を覗き込むと、血塗れの殺害現場だったりするんで、困っちゃいます(笑)

f:id:rie4771:20261021060650j:image

※シーズン6で、共闘からのまさかのラブ展開💗ジャック・ロウデン(上)とオリヴィア・クック(下)。オリヴィアはインタビューで「ジャックとは撮影の間じゅう冗談言い合ってて…。しまいにはイジメの応酬みたいになっちゃった(笑)」小学生か❗️❗️(笑)

 

 Xにはシーズン8での2人の共演シーンがポストされているので、少なくともリヴァーとシドが無事であることは確認されております(笑)

 

★今日の小ネタ…衝撃のキスの真相❗️

f:id:rie4771:20261020164025j:image

な、な、なんとXポストにオリヴィアの談話が❗️

「最後のキスは即興だったの。脚本にはなかったわ。リハが終わった後、ジャックと私はただ、「ここでキスは必要。2人の別れのクライマックスだから」って話あったの。 」

そ、そうだったのか…🤯

シアーシャ(アイルランドの女優。ジャックの愛妻)、これはお芝居だからね❗️お芝居だから。

本気ぢゃないから(⇐しつこい😅)

 

★『窓際のスパイ』シーズン6、1&2話のレビューはコチラ🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻

https://www.rie4771.com/entry/2026/09/29/%E7%88%B6%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%80%81%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%83%A4%E3%83%80%F0%9F%98%AD%E2%80%95%E2%80%95%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%88%B6%E8%A6%AA%E3%81%8C

横浜に半世紀、いまだ片想い中(笑)〜野毛でナポリ料理と昼酒を

 今日はこれから神奈川県立音楽堂で浜っ子の誇るアマチュアオーケストラ「横浜管弦楽団」の第81回定期演奏会❗マチネなので、その前に野毛でナポリ料理と洒落込むことにしました🎵

f:id:rie4771:20261018174007j:image

 野毛はヲタクが大好きな界隈。半径250mほどの狭いエリアに、約500軒もの飲食店や酒場がひしめき合っています。

 

 最寄り駅は桜木町ですが、北に進めば華やかなみなとみらい、南に出ればディープな野毛、さらに進んで、県立音楽堂や能楽堂、県立図書館が立ち並ぶ紅葉坂 -------。その折々に多彩な表情を見せる街、横浜。

 

 住んで早や半世紀も経つのに、横浜という街はヲタクを魅了して止まない。

追いかけても追いかけても未だに全貌が掴めない、片想いの相手みたいなもん(笑)

 f:id:rie4771:20261018170243j:image

さて、今日訪れた「ピッツェリア キアッキェローネ」は、素材の魅力を活かした豪快な料理が売りで、調味料は塩、エクストラバージンオイル、ワインビネガーのみという潔さ。「※真のナポリピッツァ協会」認定店です。

※もちもちとした柔らかい生地」と、ふっくらと立ち上がった「耳(コルニチョーネ)」が持ち味のピッツァ

f:id:rie4771:20261018170808j:image

 カンツォーネが流れる店内で、ナポリ料理に赤ワインとカンパリでSalute❗(サルーテ)すれば、気分はもはや※La vita è bella(ラ・ヴィータ・エ・ベッラ)🎵

※「人生は素晴らしい」の意味。イタリア映画の名作『ライフ・イズ・ビューティフル』(1997年)の原題

 

 今日のメニューは、生ハムとルーコラのサラダ(写真左上)、ナポリ風フライの盛り合わせ(ライスコロッケ・モッツァレラフライ・ゼッポリーネ・ポテトフライ・野菜のフライ…写真右上)、ムール貝の黒胡椒蒸し(写真左下)、ピッツァディアボラ(辛いサラミと青唐辛子)。

 

 ピッツァディアボラはサラミと青唐辛子の辛味が後を引き、お腹一杯なのに益々食べたくなる、まさに"悪魔のピッツァ"でございました(笑)

 

 -------こんなにお腹一杯で昼間っからワインでいい気分。

これからクラシックのコンサートなのに大丈夫かな(笑)

 

 


 

 

 

 

手摺りをスリスリ、柱に抱擁未遂(笑)〜神奈川県立音楽堂で聴く『新世界より』

 今日は神奈川県立音楽堂に横浜管弦楽団(通称ハマカン。1984年7月に発足したアマチュア管弦楽団)の第81回定期演奏会に行ってきました❗️

 

 県立音楽堂と言えば、横浜市民になって半世紀以上のヲタクにとって音楽の愉しさを教えてくれた場所であり、ヲタク大好きな建築家、前川國男(戦後モダニズム建築の大家)の設計による浜っ子自慢の建物でもあります。

 ベランダには信楽焼の「ホロブリック」(穴あきブロック)が使用され絶妙な角度で日光を取り入れるようになっており

 ホワイエの大きなガラス面から光が降り注ぎます。今日は澄んだ秋晴れ。秋の陽がまるでキラキラと躍るように煌めいていました。

 エントランスの黄色、壁の緑、ヴィヴィッドな色彩は建築の師匠でもあるル・コルビュジエに影響を受けた前川カラー❗️

 

そしてそして----------

f:id:rie4771:20261018142033j:image

波々(なみなみ)天井: 天井は細い木を組み合わせて曲面を作り、それをしならせたベニア板で包んだ独特の波型形状をしています。 

 

 コンサート会場の壁面や天井に木がふんだんに使われ、建物自体があたかもひとつの「楽器」のような温かみのある音響を生み出すのです。開館当時はその優れた音響から「東洋一の響き」と絶賛されたそう。そんなホールで今日演奏されたのは------
・ベルリオーズ:序曲「海賊」作品21
・モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
・ドボルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」 
アメリカ滞在中、ドボルザークが黒人霊歌にインスピレーションを得て故郷ボヘミアへの想いを綴ったという「新世界より」の第四楽章アレグロ・コン・フォーコのド迫力が凄い❗️あの有名な冒頭の旋律が鳴り響いた瞬間、木の壁も波々天井も、ホール全体が一緒に震えているような錯覚に陥りました。

 

 指揮者の徳永洋明氏のエネルギッシュな指揮と、ユーモア溢れるMCに笑いと拍手喝采の渦。

「思いもよらない拍手喝采、ありがとうございます」という徳永氏の最後の挨拶にヲタク、また吹いた(笑)

 

 久しぶりに触れた前川建築と、横浜の誇りハマカンの素晴らしい演奏。浜っ子たる歓びにしみじみと浸る秋の日の昼下がり。

 

★今日の小ネタ…手摺りと柱

f:id:rie4771:20261018155518j:image

 県立音楽堂を何度訪れてもうっとりするのがこの手摺り❗️掴みやすいように微妙に階段側に斜めに角度がついていて、カーブも丸いの。いつまでもスリスリしていたい(笑)

 

 一階席で聴いていたのに、わざわざ連れの夫を急き立てて3階の扉から出て、手摺りをずっとスリスリしながら降りてくるヲタクに、夫は不審げな視線を送ってましたとさ(笑)

そして柱❗️柱ですよ❗️コンクリート製ですが、表面にコンクリートを流し込む型枠(木枠)の跡がくっきりと刻まれています。

 

-------抱きつきたいけど、じっとガマンした(笑)

 

 

 

 

 

 

 


 
 

 

 


 


 
 
 

破滅に誘う色っぽい道化〜Netflix『エデンの東』後半戦のマイク・ファイスト

 Netflix『エデンの東』後半戦、第4話〜第7話(最終話)鑑賞。

f:id:rie4771:20261017153031j:image

 アダム・トラスクとカリフォルニアへ移住後、双子の男児を出産したキャシーでしたが、街外れにある娼館の女主人フェイに取り入り、彼女の食事に少しずつ毒を盛り、フェイが亡くなった後は財産を強奪して女主人として娼館に君臨します。(なんとそこまでやるか…といった感じで、いくらバロック(歪んだ美)好きのヲタクでも、ちと辟易…😅)

 

 しかし、"アメリカ文学史上稀代の悪女"の異名を持つ彼女も、娼館に忍び込んだ息子のキャル(双子の弟)がSMショウをじっと見つめていたことに驚愕し、さらにはキャルから面と向かって

アロン(兄)と父さんは善。

僕は時々アロンが憎くて破滅させたくなる。

僕はあなたに似たんだ。

という言葉を浴びせられ、あまりの衝撃に立ち尽くします。

--------そしてなぜか、生涯でたった一人「彼となら愛し合えたかもしれない」とかつて呟いた相手、チャールズ・トラスクの声を聞き、ついには彼の幻影を見るようになります。さしもの彼女も、息子の言葉に良心が疼き、善と悪の間で揺らぎ始めたのでしょうか。

 

 チャールズは「不思議の国のアリス」のチェシャ猫のようにニヤニヤ笑いながらねっとりとキャシーの身体に絡みつき、

なんでそんな弱気になっているんだ❓️

君らしくない。

と、悪なら悪らしく最後まで貫け-------と焚き付けるよう。

 幼少期から『不思議の国のアリス』に自らを擬えていたキャシー。チェシャ猫は、意味深な笑みと屁理屈を弄してアリスを翻弄し、善悪の境界線さえ曖昧にしてしまう、まさにトリックスター。制作陣によれば、チャールズの幻影には実際にチェシャ猫のイメージが重ねられているといいます。ヲタクには、彼がキャシー自身の『冷酷さ』や『影』を映す鏡のようにも見えました。


 キャルの出現で母性が芽吹いたのか、それとも自らの悪行に良心が疼いたのか。実父から激しい虐待を受け、"生きるために身体を売って"他人から富をもぎ取り、のし上がったキャシー。そんな彼女を無条件で愛した"似た者同士の男"チャールズ・トラスク。彼なら、自分の犯した様々な罪も理解してくれると思ったのだろうか。それとも、キャシーが最後まで捨てきれなかった『悪として生きる自分』が、チャールズの姿を借りて現れたのだろうか。

f:id:rie4771:20261017153132j:image

---------だとしたら、いくら稀代の悪女とは言え、その横顔に淋しげな翳を見るヲタクでした。

 

 そしてチャールズの幻を演じるマイク・ファイスト❗️チャールズであってチャールズではない。いつもおどけてるくせに、最後腹を刺されてびっくり顔、「え❓️俺死んじゃうの❓️」って言いたげに倒れた『ウェストサイドストーリー』のリフのように、あるいは『ロミオとジュリエット』のマキューシオのように、周囲をからかい、もて遊び、煙に巻き、しかし瞳は哀しげな、ヲタク大好物"破滅に誘い込む色っぽい道化"。

 

 マイクはその絡みつくような視線とニヤニヤ笑いと、どこか空虚な瞳、地声からオクターブ下げた低い囁き声で、キャシーをさらなる無間地獄に誘い込む水先案内のチェシャ猫を演じてみせた❗️ヲタクにとって彼は、チェシャ猫というより、美しいメフィストフェレス😘

 

 ブログ書いてたらまた、マイクのチェシャ猫シーン見たくなってきた。この辺で失礼して、また見てきます(笑)

 

 マイク・ファイストという美しい悪魔に魅入られたヲタク。当分地上に戻れそうにもありません(笑)

 

メフィストフェレスの魅力は永遠である

-------塩野七生『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』より

 

※第1話〜第3話のレビューはコチラ🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻

★マイク・ファイストが危険すぎて、切なすぎて眠れない〜Netflix『エデンの東』前半戦

https://www.rie4771.com/entry/2026/10/05/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%8C%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%99%E3%81%8E%E3%81%A6%E7%9C%A0%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%88%E7%AC%91%EF%BC%89%E2%80%94

23歳で老け顔、41歳でスパダリに❗️イ・ジュニョク、驚異の逆転人生(笑)

 韓国屈指のカメレオン俳優イ・ジュニョク氏(42歳)。法廷サスペンス『良いが悪い、ドンジェ』(2025年)で沼落ちしてからというもの、芸歴20年近い彼の過去作品の発掘作業❓️に日々余念が無いヲタク。

 

 毎週めっちゃ配信を楽しみにしていた新作ドラマ『俺はもう我慢しない〜宝くじ当たったけど会社辞めません』(Disney+)が終わっちゃったので😢今度はドラマデビュー作の『糟糠の妻クラブ』(全104話❗️)を、元々韓ドラファンの夫(推しはシン・ヘソンですが…😅)を無理やり巻き込んで見始めました💦

 

★記念すべき韓ドラデビュー作『糟糠の妻クラブ』(2007年)

f:id:rie4771:20261013210705j:image

 当時イ・ジュニョク氏は23歳。しっかし上の写真の右端にいるジュニョク氏、23歳に見えます❗️❓️しかもしかも、ヒロイン役のキム・ヘソン(当時38歳)の弟役。実年齢15歳差のキム・ヘソンさんと姉弟役って…。23歳にしては貫禄ありすぎませんか❓️(笑)

 

 夫に浮気されて怒りに燃えた妻たちが「糟糠の妻クラブ」というお仕置き団体❓️を結成、男たちの復讐に立ち上がる------というドラマ😅イ・ジュニョク氏演じるハン・ソンスは、他の男優さんたちとは違って浮気者のクズ男ではないんだけど、出生の秘密を抱えた複雑なキャラ。ちょっと斜に構えて尖った感じを眼光鋭く演じています。ぶっきらぼうで、髭のせいでむさ苦しい……いやもとい(笑)男臭いイメージで、後年再ブレークのきっかけになった『わたしの完璧な秘書』のスマートなスパダリぶりとは真逆。

 

 しかし素顔とはかけ離れた役を演じたことが認められたのか、このドラマでSBS演技大賞ニュースター賞を受賞したジュニョク氏。幸先のよいドラマデビューを飾った……かと思いきや、なぜかその後も若手イケメン俳優の王道とも言える"財閥の御曹司路線"には進まず、クセの強い脇役や悪役など、実に多彩な役柄を演じ分けることに-------。

 

★「老け顔俳優」と呼ばれた哀しい過去😅

 続く『スターの恋人』(2008年)では、ブルース・リーに憧れてしょっちゅうヌンチャク振り回しているスター女優(チェ・ジウ)の付き人役で、ぶっ飛んだコメディ演技を見せてくれましたが、この時も実際の年齢より大分上の設定だったため、やっぱりむさ苦しい……いやもとい、男臭い(笑)髭面です。

 

 そして、『カムバックマドンナ〜私は伝説だ』(2010年…当時イ・ジュニョク氏26歳)では、なんと6歳子持ちのくたびれパパに❗️(恋人役を演じたキム・ジョンウンさんは当時、ジュニョク氏より10歳年上の36歳😅)

 

 その頃のイ・ジュニョク氏の業界でのニックネームは「老け顔俳優」だったとか---------😭

f:id:rie4771:20261013212503j:image

※『スターの恋人』(上)と『カムバックマドンナ〜私は伝説だ』(下)

 

★『わたしの完璧な秘書』(2025年)

 そしてそして、国内外でスパダリ旋風を巻き起こした『わたしの完璧な秘書』。撮影当時41歳のイ・ジュニョク氏、設定では6歳年下、35歳のユ・ウノ秘書を演じることになりました。

f:id:rie4771:20261013214142j:image

※『わたしの完璧な秘書』(2025年)

 

 撮影当時のインタビューでイ・ジュニョク氏、「若い頃は実際の年齢より随分年上の役を演じることが多く、発声法を変えたりして苦労していましたが、ユ・ウノは自然体で演じられて楽だった」と語っています。

 

 通常、若い頃は華々しく主演を飾るイケメン俳優たちも40歳を過ぎると次第に渋みを増して脇役に回ることが多くなりますが、イ・ジュニョク氏はなぜかそんな流れに逆行してる(笑)

 

 23歳で老け顔俳優と呼ばれ、41歳で35歳のスパダリを演じて世の女性たちを悩殺٩(♡ε♡ )۶


 イ・ジュニョク氏、ひょっとして年齢を重ねるたびに若返る、韓国ドラマ界のベンジャミン・バトンなのか❗️❓️(笑)--------いやもう、こうなったら50代、60代のジュニョク氏がどうなっているのか、今から楽しみで仕方がないヲタクなのでありました😘

 

 

 

『窓際のスパイ』冷徹MI5長官は、かつてジャック・ロウデンを溺愛していた❗️(笑)

 我が激推し、スコットランド俳優のジャック・ロウデンがMI5の落ちこぼれスパイを演じている人気ドラマ『窓際のスパイ』(あの英国王室のウィリアム王子も大ファンだとか😆)、シーズン6がAppleTV+で絶賛配信中です。

 

 ジャック演じるリヴァー・カートライトは、ワケありスパイたちの吹き溜まり、通称「泥沼の家」から一発逆転、MI5本部へ返り咲くのを虎視眈々と狙っているのですが、それをことごとく潰しにかかるのが、冷徹無比なMI5長官ダイアナ・タヴァナー(クリスティン・スコット・トーマス)。「貴方を復帰させるくらいなら棒切れのほうがマシ」なんて暴言をダイアナからしょっちゅう吐かれてるリヴァー😭

f:id:rie4771:20261013095714j:image

 ところがどっこい、2人は12年前の2014年にロンドンの老舗劇場「オールド・ヴィック」でソフォクレスの『エレクトラ』を演じてるんですよね。

 

 エレクトラ(クリスティン・スコット・トーマス)は、父アガメムノンを殺した母クリュタイムネストラと愛人アイギストスへの復讐だけを生きがいに、何年も惨めな奴隷同然の生活に耐えてきました。彼女にとって、他国に行った弟オレステスは「いつか自分をこの地獄から救い出し、父の復讐を果たしてくれる唯一の希望(救世主)」でした。オレステスは死んだ------との報に一時は絶望するエレクトラでしたが、死んだ筈のオレステスが眼の前に現れた時、彼女は狂喜して彼をかき抱きます。そして-----。

 

 エレクトラの弟オレステスへの激しい執着、そして再会の場面に漂うある種の官能性。そこには単なる姉弟愛だけでは説明しきれない、濃密な感情が渦巻いているようにヲタクには思えるのです。

f:id:rie4771:20261013101603j:image

 オレステスを演じた当時のジャックは24歳。水も滴る美男子ぶりでヲタクを一気に沼に突き落としたBBCドラマ『戦争と平和』のロシア貴族ニコライ・ロストフを演じたのと同時期。

f:id:rie4771:20261013101910j:image

👆️こんな青年が弟だったら、エレクトラならずとも異様に執着しちゃうわよね(笑)

 

 ヒロインを演じたクリスティン・スコット・トーマスの生々しい熱演と、それと同様にジャックは「繊細さと危うさを併せ持つオレステスを瑞々しく演じた」として高い評価を得、『エレクトラ』自体は、The TelegraphやIndependent紙から劇評最高評価の五ツ星を獲得したそう。

 

ああっ、見たかったわ〜〜、ジャックのオレステス❗️

ヲタクがイギリス人に生まれたかったと思うのはいつもこんな瞬間(笑)そしてもし、ヲタクが12年前にこの目で『エレクトラ』の舞台を観ていたとしたら、オレステスという繊細な青年が、エレクトラの愛執という重荷を背負って、「父の仇を討つために生みの母親を殺める」という凄絶な復讐に赴く姿に心臓を撃ち抜かれた筈。

f:id:rie4771:20261013104309j:image

※『窓際のスパイ』では宿敵❓️同士のジャック・ロウデン(上)とクリスティン・スコット・トーマス(下)

 

 リヴァーをいつも小突き回してる傲慢なダイアナ・タヴァナーだけど、「可愛い子ほどイジメたくなる心理」なのかしら❓️

------うん、きっとそうよ(笑)最後はタヴァナー長官の引き立てで、リヴァーもきっとMI5の花形部署に返り咲くわ❗️❗️(------ち、違う❗️❓️😅)

 

 

 

主役カップルそっちのけ(笑)〜イ・ジュニョク『シティホール』でブロマンスに悶絶(笑)

 『良いが悪い、ドンジェ』で主役のソ・ドンジェを演じた韓国屈指のカメレオン俳優イ・ジュニョク氏にハマってからというもの、日々彼の過去作品の発掘作業に余念がないヲタク。

f:id:rie4771:20261011204009j:image

 今日ご紹介するのは、『シティホール』。韓国のとある田舎町。平凡な10級市役所事務員(韓国の公務員ってこんなに細かく等級分けされてるのね🤯)シン・ミレ(キム・ソナ)が、赴任してきた副市長チョ・グク(チャ・スンウォン)に一目惚れ、なりふり構わず猛アタック、果ては市長に立候補--------と、全世代女子が夢見る「恋もサクセスも掴み取れ❗️❗️」な荒唐無稽…いやもとい(笑)、夢いっぱいの痛快爆笑ロマコメです。

 f:id:rie4771:20261011200630j:image

※『シティホール』で胸キュンブロマンスを繰り広げた❓️チャ・スンウォン(左)とイ・ジュニョク(右)

 

 メインストーリーはもちろん、ロマコメの女王キム・ソナ(この頃の彼女の大輪の魅力ときたら、最盛期のメグ・ライアンに匹敵するんじゃない❓️)と、クールなタフガイ、チャ・スンウォンの胸キュンロマンスなはず-------なんだけど😅

ヲタクが全20話を通じて、目を皿のようにして追っかけてたのは、激推しイ・ジュニョク氏が演じるチョ・グク(チャ・スンウォン)の有能な秘書ハ・スインと、チョ・グクのブロマンスなのだ❗️(笑)

 

 実はチョ・グク、莫大な資金源で政界を牛耳るキングメーカーBBの隠し子。スインは、チョ・グクを国会議員にして繰り人形にしようと画策するBBが送り込んだスパイだったのです。物語の中盤で、信頼していた腹心の部下に裏切られていたことを知ったグクの絶望と怒りはいかばかりか-------。

 

 しかしグクはスインを解雇したりしませんでした。スインに向かって彼は言います。

裏切り、裏切られるのが政治の世界だ。

オレがお前の立場だったら同じことをしただろう。

その時のイ・ジュニョク氏の表情❗️

BBへの忠誠心と、侠気溢れるグクの魅力に引き裂かれる苦悶の表情はめっちゃ色気があったわ٩(♡ε♡ )۶

信じていた相手に裏切られた男と、裏切った相手に責められることもなく許されてしまった男。果たしてどちらが辛いのか---------。あの時のイ・ジュニョク氏の表情は、それを如実に物語っていたの…。

 

 またね、チャ・スンウォン(188㌢)とイ・ジュニョク(182㌢)の微妙な身長差がたまらん(笑)でもって主従関係でしょう❓️ジュニョクさんがスンウォンさんをふと見上げる視線に悶絶😘

剛 × 柔
黒 × 白
武骨 × 繊細
主人 × 秘書
188cm × 182cm--------

こんな魅力的なカップル…いやもとい(笑)バディがあったかしら。

 

 スインは次第にグクの人間性に惚れて、物語の後半にはBBに反旗を翻して名実ともにグクの腹心になるの。で、かつて冷徹なスパイだったスインが、最後にはとうとうグクの忠犬ハチ公に(笑)

 

 ふとしたことで仲違いしたシン・ミレ(キム・ソナ)とグクを何とか取り持とうとするんだけど、見事失敗して😅「余計なことするな❗️」ってグクに怒られてシュンとしたスインちゃんのワンコ顔、ヲタクは一生忘れないわ(笑)

 

 イ・ジュニョク氏って、なぜか美女よりもイケメンの隣にいたほうが似合う人で(あくまでもヲタクの個人的見解です😅)、ロマンスよりブロマンスなのよ💗

 

 イ・ジュニョク氏が繰り広げたブロマンスの名シーンと言えば、『広場』、『御史(オサ)とジョイ』、『君はロボット』、『ヴィジランテ』、『秘密の森』シリーズ------と数あれど、『シティホール』はその中でも1、2を争うブロマンスドラマの名作ですっ❗️(……ち、違う❗️❓️😅)

 

 

 

理想の上司がチワワになる瞬間(笑)〜イ・ジュニョク『俺はもう我慢しない』最終回

 優秀で、大企業最年少のチーム長に抜擢されながらも、目立たず騒がず、事勿れ主義で生きてきたコン・ウンテ(イ・ジュニョク)が、宝くじ13億ウォン(約1億3,000万円)に当たったことで"心の保険"を得、自身の"働き方改革"に乗り出すリーマンコメディ『俺はもう我慢しない〜宝くじ当たったけど会社辞めません』の第7話〜第10話がDisney+(Star)で配信開始の運びとなりました❗️

f:id:rie4771:20261011075749j:image

  これまで、部長以下、次長、そしてウンテさん率いる営業第5チーム一丸となって数々の危機を乗り越えてきたアパレル輸入商社ホンソンですが、最終盤で、創業以来最大の危機を迎えます。

 

 今回もその仕掛け人は、ホンソンを飛び出して起業した元チーム長でウンテさんの先輩のチョン・ソンヒョク(オ・デファン)。前回の闘い❓️でウンテさんに敗れたチョン先輩は世界最大のアパレル商社CGMの韓国支部長として再登場。しかも、取引先にホンソンを上回るマージンを提示し、契約解除に伴う莫大な違約金まで半額負担という、まさに札束で頬を引っ叩くような荒業❗️

 

 そこで我らがウンテさんは考えます。

ホンソンだけじゃない、韓国内の中小アパレル商社を壊滅させてまで、CGMが韓国市場を押さえようとする真の意図は何なのか❓️

そして彼が導き出した一発逆転の秘策とは-----⁉️

 

 ウンテさんの最大の才能って、(ヲタクの見立てでは 笑)人の心を確実に読みとれることなんですよ。でもそれって、自分の中にあまりにも肥大した欲望があったり、怒りや嫉妬心があったらできないじゃないですか。ウンテさんはその無心さを武器に、ある時は部下の危機を救い、ある時は敵と真っ向勝負❗️今回もチョン先輩相手に、手に汗握る心理戦を繰り広げます。

f:id:rie4771:20261011075815j:image

★そして最大の見どころは…

 アメリカ最大のアパレル商社CGMと組んだチョン先輩の野望❓️を阻止するため、ウンテさんはこれまた欧州最大のアパレル商社マントヴァと手を組もうとします。マントヴァが契約内容を見極めるために送り込んできたのが、韓国生まれのマルティナ(ユン・セア)。そしてなんとウンテさんはそのアテンドをチーム一の若手で契約社員のイ・ジヘ(ハ・ユルリ)に一任します❗️

 

 ところがこのマルティナ、何の意図があるのか、それとも契約社員をアテンドによこしたのが不満なのか、韓国ドラマの財閥令嬢なみにジヘさんにワガママし放題😅このマントヴァのワガママお嬢役員❓️を演じているのが、韓国ドラマで財閥令嬢演じたら右に出る者はいない(…とヲタクは思ってる 笑)ユン・セア。最初バリキャリムードで登場した時にはちょっと違和感あったけど、マルティナのキャラがわかって納得。ベストキャスティングっす(笑)

 

 さてさてマルティナに引っ張り回され、やることなすことケチつけまくられて万策尽きたジヘさん、ウンテさんに泣きつきます。この時のジヘさんの「팀장님(ティムジャンニム)〜〜😭、どうしましょう」の言い方がめっちゃかわゆす(笑)

 

それに答えてウンテさん、電話の向こうのジヘさんに向かって決然とこう言い放ちます。

 

マントヴァは絶対必要な相手だとは言え、何から何まで合わせる必要はありません。足元を見る相手とは商売はできない。無理な要求は拒否してください。

脇で聞いていた腹心のヤン・ジュノ代理(ソ・ヒョヌ)をはじめ、第5チームの面々はウンテさんの侠気にビックリ🤯

きゃーー、かっこええぞウンテ❗️

これぞ最近ちまたで評判の「理想の上司」❗️

 

--------と思いきやウンテさん、電話を切った後、ちょっと間をおいて、傍で心配そうに覗き込むヤン・ジュノ代理に

 

------大丈夫でしょうか❓️

 

これにはヤン・ジュノ代理も「どひゃー」笑

f:id:rie4771:20261011075840j:image

でもね、この時のウンテさんの目を丸くしたチワワみたいなワンコ顔にヲタク、メロメロよ(笑)イ・ジュニョク氏ってさあ、こういう、相手への信頼と、心配と、愛、複雑な心情を一瞬の表情の揺らぎや視線で表現するのがめっちゃ上手いんだなぁ…。まさに"表情の魔術師"だわ❗️

 

 心が強いから部下を信じれるわけじゃない。一度部下を信じると決めたからには、自分の不安は自分で引き受ける。------って、あのチワワ顔を見てると、ウンテさんの上司としての器の大きさがますます愛おしくなっちゃうのよねぇ。

 

 ウンテさんがなぜこの時、ジヘさんにマルティナのアテンドを任せたのか、最終話のラストに明かされる本心は胸アツで、ジヘさんが再び

팀장님(ティムジャンニム)〜〜😭

と叫んでウンテさんとヤン・ジュノ代理を追いかけるシーン、ヲタクも一緒に泣いちゃった。

 

 あっという間に終わっちゃった『俺はもう我慢しない 宝くじ当たったけど会社辞めません』全10話。ずっと一緒に見ていた夫(会社勤続43年)、「これってさ、絶対シーズン2あるよね❗️❓️アレもコレもシーズン2への伏線でしょ❗️❓️」と、ウンテさんのワンコ顔をリピしてうっとりしているヲタクに向かってナゾの推理を繰り広げるのでありました(笑)

 

★今日の小ネタ…韓国財閥の令嬢を演じさせたらこの人❗️ユン・セア

上品でたおやかで知的…だけどいざとなったら財力と権力にモノを言わせて相手をとことん追い詰める、"内心如夜叉"な財閥令嬢を演じさせたら天下一品のユン・セア。

f:id:rie4771:20261011185344p:image

※『シティホール』(上)と『秘密の森』(下)

 

 ヲタクがイ・ジュニョク氏とユン・セアさんのツーショ見るのは、今回の『俺はもう我慢しない』で3作目。『シティホール』(2009年)では主役2人(キム・ソナとチャン・スンウォン)の仲を徹底的にジャマする財閥令嬢、イ・ジュニョク氏はチャン・スンウォン演じるチョ・グクの秘書役だから、当然ユン・セア令嬢には頭上がらず😅『秘密の森』シリーズでは、イ・ジュニョク氏が演じたソ・ドンジェ検事の上役の妻でやっぱり財閥令嬢だから、イ・ジュニョク氏はバッタみたいにユン・セアさんにペコペコしていたっけ(笑)

f:id:rie4771:20261011111023w:image

※『俺はもう我慢しない 宝くじ当たったけど会社辞めません』のユン・セア。ちなみに手前後ろ姿がイ・ジュニョク氏です(笑)

 

 今回はやっと、ビジネスで丁々発止と渡り合う役どころで、しかもラストには彼女に一泡吹かせたから、スカッとしたわ〜〜。------あっ、いやあの、これはもちろんドラマの中のことで、ユン・セアさんは素晴らしい演技派女優で、個人的には何のうらみもございませんです、ハイ(笑)

マイク・ファイスト、新作で「気難しい天才監督」に❗️……って、溝口健二か❓️(笑)

 ヲタク激推し俳優、マイク・ファイスト。脚本を吟味することで知られる彼、今までも出演をウワサされながら流れることも何度かあり、ヲタクを悩ませてきたわけですが、つい先日、全世界に配信されたミニ・シリーズのドラマ『エデンの東』での演技が批評家たちからも絶賛され、Xポストのタイムラインを見る限り、本国アメリカをはじめとして、海外ではちょっとした「マイクブーム」が起きている-------かもしれない。(笑)

f:id:rie4771:20261007174754j:image

 前作『チャレンジャーズ』(ルカ・グァダニーノ監督)から早や2年、『エデンの東』配信開始で万歳三唱したヲタクを、さらに狂喜乱舞させる情報が飛び込んで参りましたっっっ❗️

 

 映画『オルレアンの少女(The Maid of Orleans)』で、子役出身で若くして注目を集めたモード・アパトーとW主演❗️

 

 監督は『Good Girl Jane』(思春期の少女の心の揺れを描いたインディーズ映画で、アメリカでは評判になりましたが、残念ながら日本未公開)で知られるサラ・エリザベス・ミンツ。

 

ストーリーは--------

 映画学校を卒業したばかりの若い女性(モード・アパトー演じるレベッカ)が、パリで「ジャンヌ・ダルク」を題材にしたフランス映画の制作に参加し、天才だが気難しく複雑な性格の映画監督の秘書(アシスタント)として働きながら、業界の荒波や映画への情熱、忠誠心の葛藤に揉まれていく姿を描く作品。


 マイクは、 その気難しく風変わりな天才映画監督サミー・リンドバーグを演じるそう。

 秘書とボス…って関係を聞いた時に、不謹慎にもヲタクは、ボス(ジェームズ・スペイダー)が秘書(マギー・ギレンホール)をSM調教する映画『セクレタリー』(2002年)を思い浮かべちゃった😅⋯すいません、ホントゴメンナサイ、マイク。『エデンの東』の、あの妖しく危険なフローレンス・ピューとのラブシーンの後遺症がまだ残ってるのよ(笑)

f:id:rie4771:20261007191830j:image

 プライベートではスキャンダルとも無縁、あんなに誠実そうなマイク様。
--------だからこそ、演技でドSのボスやったら面白いんじゃないの❓️😆⋯まあでもさすがに飛躍しすぎか😅

f:id:rie4771:20261007191944j:image

だとしたらどんな役❓️

フランス映画『タイピスト❗️』(2012年)のスポ根少女マンガみたいな師弟の関係じゃ健全すぎるしなぁ。マイクの、複雑な心の襞をなぞるような繊細な演技力の見せどころがないし(笑)

 

 -------あっ、1984年に放送されたテレビ朝日開局25周年記念のスペシャルドラマ『花も嵐も踏み越えて 女優田中絹代の生涯』はどう❓️風間杜夫が日本映画界の巨匠溝口健二を演じ、彼のミューズである女優・田中絹代を秋吉久美子が演じました。溝口監督が厳しく田中絹代を鍛え上げる中に、時折激しく光る恋の火花。

 

これだな❗️❗️(笑)

 

 あらぬ妄想に、ヲタクの眠れぬ夜は更けていくのでありました、ぢゃん、ぢゃん❗️❗️

※『エデンの東』に引き続き、新作でもこんな屈託ない笑顔は見れそうもないわね😅

 

【追記】

なんと❗️今月末から開催の東京国際映画祭では、タイミングよく「溝口健二特集」が開催されるらしい。

------これはもう、ヲタクに溝口健二を予習しておけという神のお告げ❓️(笑)

マイク・ファイストが危険すぎて、切なすぎて眠れない——Netflix『エデンの東』前半戦

 我が熱烈推し、マイク・ファイストが出演するNetflixのリミテッドシリーズ『エデンの東』が、ついに……ついに配信開始となりました。

今日は、ストーリーの前半(1話〜3話)のレビューをお届けします❗️

f:id:rie4771:20261005174610j:image

 ご存知、アメリカ文学の巨匠であり、ノーベル賞作家のジョン・スタインベック原作による大河小説『エデンの東』。

f:id:rie4771:20261005174645j:image

 1800年代後半。腹違いの兄弟アダムとチャールズ(マイク・ファイスト)が共同経営する農場に、血塗れの女(フローレンス・ピュー)が瀕死の状態で助けを求めてやって来ます。女の名はキャシー。兄のアダムは彼女を看病するうちに、次第に彼女の魅力の虜に。一方チャールズは、一見純朴に見える彼女の裡に"極めて危険な何か"を感じ取り、彼女に傾いていく兄を必死で止めようとしますが----------❗️

f:id:rie4771:20261012162707j:image

 幼い頃から、沸き起こる暴力衝動に悩み続け、自らを"邪悪な存在"と罰し続けるチャールズを、繊細な演技で演じきるマイク・ファイストにヲタク、目が釘付け💗

 

 チャールズは幼い頃から兄ばかりを可愛がる父親の心を敏感に感じ取り、兄に対して嫉妬と憎悪を募らせていきます。

f:id:rie4771:20261012162723j:image

 彼は自らを"生来の悪"と決めつけていますが、私たちドラマを観ている者からすれば決してそうではない。彼の暴力衝動は、強権的な父親から常に兄と差別されて育てられたためであり、父と同じ軍人になって祖国に奉仕したいという夢を無理やり奪われたせいなのだ……と思わせるほど、マイクの演技は見事です。

 

 マイクの声って、普段は男性にしては高めで軽やかなトーンなんだけど(ちょっと早口だしね 笑)、今回はいつもより声をオクターブ下げて低く重々しく響かせ、チャールズという"内面に葛藤"を抱えたキャラを演じ切っていました。彼はインタビューで、「単に暴力的な人間を演じるのはシンプルだが、『自分は生まれつき悪人なのだ』と思い込みながらも、必死でそうではない人間になろうともがいている姿こそが魅力的な挑戦だった」と語っています。

 

 特に、アダムが入隊時、今までの鬱積が爆発してチャールズが兄に暴力を振るうシーン。数年後、謝罪の手紙を書くチャールズの、なんとも切なげな、孤独の瞳がヲタクの胸を射抜きました-------ズッギューーン💗(笑)その時、TVに向かってヲタクは叫んだのです。

大丈夫よチャールズ❗️

あなたは自分で思ってるような邪悪な人間なんかじゃない。

愛を求めて彷徨っているだけなのよ❗️

--------って😭

 

f:id:rie4771:20261005175952j:image

 放火、殺人、搾取…と、悪事の限りを尽くすヒロイン・キャシー(フローレンス・ピュー)とチャールズが初めて対峙するシーン。キャシーもまた、自らを"生まれながらの怪物"と自嘲する一方で、幼少期から父親に性的虐待を受け続けたトラウマを抱えています。形は違えど、2人とも父親によって深い心の傷を刻み込まれた人間なんですね。

 

 2人はお互いの「孤独」や「内面の闇」、「怪物性」を瞬時に見抜き、絡み合う視線だけで火花を散らし、互いに抗いようもなく惹かれ合っていく------そんな緊迫感と引力を、見事に表現していました。

 

 特に第3話、アダムと結婚したその夜に、キャシーはなんとアダムに睡眠薬を飲ませ、チャールズの部屋に忍び込みます。

f:id:rie4771:20261005180017j:image

 今までの、張り詰めた糸が切れたように、欲望に身を任せる2人。まるで、互いの心の傷を舐め合うような--------。

 

 見終わってからヲタク、もう何時間も経ってるんですけどね、まだドキドキが止まらないんですよ😅ヲタクが今まで観た中で、最も危険で、悪と誘惑に満ちた、そして最も切ないラブシーン。今夜は寝れそうにないかも(笑)

 

そして-----------

 嵐のような一夜の後、アダムとキャシーと共に"家族写真"を撮らされる残酷さよ😭その時のマイクの表情ときたら、ヲタクはもはや正視できない……。

 

 アダムとキャシーは新天地を求めてカリフォルニアに旅立ちます。2人を見送ったチャールズはいつものように娼館に行き、なじみの娼婦を抱こうとしますが、身体が言うことをきかない。生まれて初めて"愛すること"を知った彼は、女性を欲望のはけ口にすることができなくなっていたのです。

 

クソっ、なんでだよ❗️

 

 すがる娼婦を跳ねのけ、手負いの獣のように暴れ回るチャールズ。そんな切なすぎる彼の姿に、ヲタクはもはや涙が溢れてTVの画面が霞んで見えない……😭😭😭

 

★フローレンス・ピューとの最高のケミ

 マイクはインタビューで、フローレンスとの演技について

本当に自分の『手強いライバル(Match)』に出会ったと感じた。自分を極限までテストし、引き上げてくれる存在だ。だからこそ、自分のAゲーム(最高の演技)を、彼女に真っ向からぶつける必要があった。

と語っています。 

 

 マイクの登場場面は、当初前半の3話まででした。ところが、マイクの演技が制作陣から高く評価され、Netflix側からゾーイ・カザン(監督・脚本)に後半への再登場を求める声が上がったそう🤯🤯🤯

 

……ってもう、前半3話だけでこれですよ😅

しかも後半では、死んだはずのチャールズがキャシーの幻影として再登場するというではありませんか。


 危険すぎて切なすぎて、生きていても女を狂わせ、死してなおキャシーを、そしてヲタクを狂わせる男、マイク・ファイスト。
ヲタクの安眠はいったいいつ戻ってくるのでしょうか(笑)


後半レビューに続く❗️

f:id:rie4771:20261007173914j:image

※残念ながら『エデンの東』では、こんな屈託のないマイクの表情は見られません😅

 

 

 

 

 

 

イ・ジュニョク、最初からカメレオンだった(笑)〜神秘書、痔ダンス、くたびれパパを演じた20代

ヲタク激推し、韓国ドラマ界屈指のカメレオン俳優イ・ジュニョク氏(42歳)。

 

  23歳の時にドラマデビューしてから、ロマコメや熱血もの、スポーツドラマ、ホラー、社会派サスペンスの主役から悪役、脇役、カメオ出演に至るまで、あってあらゆる役柄を演じて早や19 年。変わらず韓国ドラマ界の第一線に立ち続けている彼。

 

 今回は、「現在、韓国ドラマ界屈指のカメレオン俳優は、デビュー当時からすでに韓国ドラマ界屈指のカメレオン俳優だった❗️」(笑)という事実を検証してみました。

 

★検証その1…『シティホール』(2009年)

f:id:rie4771:20261005074333j:image

 韓国のとある田舎町。平凡な10級市役所事務員(韓国の公務員ってこんなに細かく等級分けされてるのね🤯)シン・ミレ(キム・ソナ)が、赴任してきた副市長チョ・グク(チャ・スンウォン)に一目惚れ、なりふり構わず猛アタック、果ては市長に立候補--------と、全世代女子が夢見る「恋もサクセスも掴み取れ❗️❗️」な荒唐無稽…いやもとい(笑)、夢いっぱいの痛快爆笑ロマコメです。

 

 何しろヒロインが当代随一のコメディエンヌ、キム・ソナで、対するのがクールでセクシーなチャ・スンウォン。「韓国の『南海キャンディーズ』か❗️❓️」っていうくらい抱腹絶倒の2人のケミが最高で、最初から最後まで笑いっぱなし、面白くないわけがない🤣🤣🤣

 

 一方、デビュー直後、新人ホヤホヤのイ・ジュニョク氏は、チャ・スンウォン演じる野心家の副市長チョ・グク(のちに国会議員に上り詰める)に常に影のように寄り添うハイスペック秘書ハ・スイン役。眩しい神スーツ姿に、放送当時韓国内でも「あのスーツの似合うイケメンは誰❗️❓️」と評判になったそう。

f:id:rie4771:20261005080707j:image

 イ・ジュニョク氏は大先輩のチャ・スンウォンニキとの共演に大緊張だったらしいですが、優しいスンウォンニキは、ジュニョク氏に秘書を演じる際の佇まいや立ち振舞をアドバイスしてくれたのだとか。

 

 注目すべきは神スーツ姿だけではありません❗️このハ・スイン秘書、前半でチョ・グクの実父であり後に彼の宿敵となる政界のキングメーカーBBのスパイだったことが発覚。チョ・グクの激しい怒りを買います。その後BBとグクの間で悩み抜いた末に、自らの身を危険に晒してでも、グクの真の味方になることを決意します

 

 2人の権力者の間で煩悶する姿、そして今までの裏切り行為をグクに謝罪する場面は、涙無しでは見れない名場面で、弱冠25歳にしてイ・ジュニョク氏、堂々たる演技派俳優の風格❗️

 

そして---------

 チャ・スンウォンニキ(188㌢)とイ・ジュニョク氏(182㌢)、2人の超イケメンが並んで闊歩する姿はあまりにも光り輝いて神々しく、思わずTVの前にひれ伏したヲタク(笑)

 

 イ・ジュニョク氏人気再復活の引き金になった『わたしの完璧な秘書』(2025年)のルーツは、はるか昔(笑)16年前のハ・スイン役にあった❗️(笑)

 

★検証その2…『カムバックマドンナ〜私は伝説だ』(2010年)

f:id:rie4771:20261005082257j:image

 法曹界の名家に嫁いだ元ヤン、チョン・ソルヒ(キム・ジョンウン)が虚飾に塗れた上流社会を飛び出し、離婚訴訟裁判で嫁ぎ先と対立、市民活動に飛び込む一方(韓国版『エリン・ブロコビッチ』か❗️❓️笑)で、昔からの夢だったバンド活動を再開します。

f:id:rie4771:20261005082324j:image

 イ・ジュニョク氏の役どころは、天才ギタリストで、ソルヒ率いるバンド「カムバックマドンナ」の作曲・プロデュースを手がけるチャン・テヒョン。このチャン・テヒョン、なんと7歳の男の子を育ててるシングルファザー。ヒロインのソルヒを演じたキム・ジョンウンさんが当時36歳で同年齢の役を演じてるから、少なくともイ・ジュニョク氏も30代後半の設定。実年齢より10歳近く年上を演じてるんですが、人生を半ば諦めたかのような疲れた表情、抑揚の少ない話し方など、全く違和感がないのに驚くばかりです🤯🤯🤯

 

 ヒロインのキム・ジョンウンさんとイ・ジュニョク氏が『君が』というバラードをデュエットする場面があるんですが、実際2人は本当に歌っており、ジュニョク氏の艶のある歌声にヲタク、沼に2度落ち(笑)

 

『君が』

그대가 내게 올 때면
君が 僕のもとへ来るときは
내 마음엔 비가 내리죠
私の心には 雨が降るの(涙が溢れるの)
아직도 서툰 사랑에
まだ 頼りなくて不器用な愛に
아파할까 봐 두려워져요
傷ついてしまうのではないかと 怖くなるんだ

------もうこの曲ね、詞も曲もめっちゃ切なくて、お互い想い合っているのに、様々な事情があって一歩踏み出せない、大人の恋にぴったりでした。そしてシツコイようだが、当時36歳、ジュニョク氏より10歳も年上のジョンウンさんとデュエットしても全く違和感ない😆

 

 さらに天才ギタリストという役柄にリアリティを持たせるため、撮影に入る前から毎日4〜5時間にも及ぶボーカルとギターのレッスン・個人練習に明け暮れ、さらにはギターの得意な友人と寝食を共にして合宿をしたのだとか🤯🤯🤯

 

 カメレオン俳優の陰には血の滲むような努力あり……ですね❗️(笑)

 

★そして2009年と言えば-------

 『シティホール』が放送された2009年と言えば、恋愛一直線の暴走男をコミカルに演じた『怪しい三兄弟』が製作された年。(下記の記事『美貌の無駄使いはデビュー当時から(笑)』参照のこと)

 

 『シティホール』の神スーツ姿にメロメロだった女子たち、『怪しい三兄弟』で「痔ダンス」を踊りまくってた彼とは別の俳優だと思っていたフシがある------たぶん(笑)

 

 つまりイ・ジュニョク氏、デビューしてわずか数年の間に、神スーツのハイスペック秘書、恋愛一直線で「痔ダンス」を踊る暴走男(笑)、そして人生にちょっぴりくたびれた子持ちの天才ギタリストを演じ分けていたわけです。


 カメレオン俳優は、19年かけてカメレオン俳優になったんじゃなかった。
 最初からカメレオンだったのね❗️🤣


 ……っていうかヲタク、沼に落ちてまだ3か月ちょっとなのに、いったいどこまで発掘する気なんでしょうか(笑)

 

★美貌の無駄使いはデビュー当時から(笑)

https://www.rie4771.com/entry/2026/10/02/%E7%BE%8E%E8%B2%8C%E3%81%AE%E7%84%A1%E9%A7%84%E9%81%A3%E3%81%84%E3%81%AF%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E5%BD%93%E6%99%82%E3%81%8B%E3%82%89%EF%BC%88%E7%AC%91%EF%BC%89%E3%80%9C%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B8

「女子は可愛ければいい」って言われた私へ(笑)——50年後に観た『ファーストボイス』

 相鉄線ゆめが丘駅前のシネコン「109シネマズゆめが丘」にて、映画『ファーストボイス』鑑賞。

f:id:rie4771:20261004185912j:image

 時は日本がバブルに沸く1989年。お金にならない案件ばかり引き受けるお人好しな弁護士・朝日道子(綾瀬はるか)のもとに、上原恵(ファーストサマーウイカ)という女性が訪ねてきます。

 

 タウン誌で働いていた恵は、彼女の能力を妬んだ上司に日夜過重労働を押し付けられた上に、「枕営業で仕事を取っている」などとあらぬ噂を流され、果ては不当に解雇されたと道子の事務所に駆け込んできます。しかし、当時は「ハラスメント」という言葉が、欧米の例に倣ってやっとマスコミに取り上げられ始めた頃。ましてやそれに関する裁判の前例などなく、道子の下で働く新人弁護士の藤野栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対します。

 

 それでも道子は恵が受けた心の傷に憤り、「恵さんが受けたハラスメントは、働く全女性が抱える問題。この裁判を闘うことは必ず未来につながる」と、恵の弁護を買って出ますが---------。

 

 実話をベースにしている重くなりがちなテーマですが、何せ主演が綾瀬はるかなんで(笑)ちょっとドジで、でも負けない挫けない、底抜けに明るいヒロインが奮闘するスポ根少女マンガふうの味付けで、肩の凝らないリーガルエンタメとして楽しく見られたのが◎❗️また、綾瀬はるかだけに焦点を当てるのではなく、彼女と原告役のファーストサマーウイカや先輩弁護士役の木村多江ら、女性たちが共闘する「女縁群像ドラマ」に仕上げたのも良かったよね😉

 

 ヲタクが大学卒業してOLになったのが1978年、彼女たちが活躍するさらに10年近く時代を遡るから、恵や道子たちがぶつかる様々な壁がいちいち身に覚えがあって、泣けちゃったわ😢

 

 特に、男性に伍して働くことを夢見て道子の事務所から大手法律事務所に転職した藤野栞(松本穂香)のエピソードには、身につまされたよねぇ…。先輩弁護士(男性)から「なぜうちの事務所が君を採用したと思う❓️若くて優秀な女性弁護士を雇ったと言えば事務所が注目を浴びる。君は言わばお飾りなんだ」と言われて唖然とし、果てはお得意先の社長にカラオケで身体を触られ、「単なるボディタッチだろ。大げさに反応するな」と言われて現実に絶望する------。まんま、OL時代の自分を見てるみたいで胸が痛かった。当時の課長から、「職場の女子は可愛ければいいんだよ。大卒は扱いにくいなぁ。」って面と向かって言われて、家に帰ってから号泣したことあるもんね😅

 

 思えばヲタクが大学を卒業した1978年当時は、女性が25歳過ぎれば「行き遅れ」と後ろ指をさされ、一方では企業側が「四大出の女子は勤めても結婚してすぐ辞めちゃうから、採用したくない。」と敬遠。ヲタクが目指した大手商社や外為銀行でも「採用は短大卒まで。大卒はお断り」ってとこ、けっこうあったっけ。

 

 狭き門を潜り抜け、何とか就職してからも新卒女子の仕事と言えば、始業時15分前に出社して男性社員のタバコの吸い殻回収と机拭き、お茶の準備……(遠い眼)今こうして書くと昭和のコントみたいだけど、当時はこれが『普通』だったんだよねぇ😅

 

 『ファーストボイス』の、艱難辛苦を乗り越え、道子たちが勝訴を勝ち取るラスト、 ヲタクもスクリーンに向かってガッツポーズ❗️会社で必死に頑張ってた50年前の自分にも、心の中で(よく頑張ってたゾ、じぶん。あの時の涙は、それでも決してムダじゃなかった❗️)って声をかけたよ(笑)

 

 男性の登場人物も、パワハラセクハラ男だけじゃなくって、恵のタウン誌での頑張りをちゃんと見ていて、自身の失業を覚悟して証言台に立つ若い後輩(鈴鹿央士)や、冒頭では「典型的な昭和の夫」として登場するものの、妻の闘いを次第に理解し、応援し始めて家事を手伝うようになる道子の夫(迫田孝也)などもきちんと描いていて、ステロタイプの「男女の対立・分断」の構図にしなかったのも爽やかな後味が残りました。

 

 そして映画館を出てふと思った。

 

 1978年、悔しくて家で泣いていた22歳のヲタクに、もし今の私が会えるなら言ってやりたい。


大丈夫。50年後のアンタは、まだ働いてる。

それもけっこう楽しそうにね。

-------ってね(笑)