オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

Number_i サマソニ2024〜今から準備を始めよう🎵

 
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 Number_iがサマソニ2024に出演❗とのビッグニュースが駆け巡り、早速Xのトレンドに。嬉しかったですよねぇ…。ヲタクはヘッドライナー目当てで以前から2日通し券を購入してあったので、Number_iが出演決定と聞いた時には「濡れ手に粟」というか、「棚からぼた餅」というか……(ちと違う❓^^;)

 

 

 ……と、それはさておき、Number_iがサマソニに出演と聞いて入場チケットをゲットされたファンの方々の中には、夏フェスは初体験で不安…という方もいらっしゃるなので、夏フェスのいち経験者として、自分の経験の範囲内で、多少なりともアドバイスを書いてみようかと思います。

 

 日本の夏フェスは欧米と違ってとにかく高温多湿。日本も温帯の国ではなく段々熱帯化してる気がします。コロナ禍ではフェスやコンサートも軒並み中止になりましたが、明けて2年ぶりに野外コンサートに参加した時には、えらく体にこたえました。久しぶりだから身体が慣れていなかった…という理由だけではなかったような気がします。なので、日本の夏フェスは、参加者も炎天下で低山の登山をする、スポーツをするくらいの感覚でいたほうが良いかと思います。(欧米の野外コンサートにも参加したことはありますが、日向はいくら暑くても湿気がないからそれほど体力を消耗しない)

 

 そんな苛酷な暑さ対策のため、ヲタクが予定している今年の出で立ちは、UVカットのワイドブリム帽子(フェス会場は日傘禁止。色は明るめのもの。ダークな色は日光をすぐ吸収して暑い。一度普通のキャップ被っていったらバリバリに日焼けした^^;強風の時の為に紐付き)、推しアーティストの公式Tシャツ(今年は1日目はマネスキン、2日目はBring Me The Horizon。有明のNumber_iTシャツが買えた方は着て参戦もいいかも)、通気性のいいパラシュートパンツかカーゴパンツ(冷感仕様)、足元はビルケンシュトックのバンド付きサンダル(スニーカーは熱が籠もってかなり暑い)。最近は天候不順でいきなり雨が降ることもあるみたいなので、防水性のカッパ(撥水性のものだとすぐ雨が染み込んで役に立たなくなる)、着替え(汗で水を浴びたようになります。そのまま冷房の効いた電車やバスに乗ると一気に熱を奪われ、低体温になって危険です)、首掛け小型ファン、バスタオル、冷感タオル(常に首を冷やしておくと熱中症になりにくい。こまめに水で濡らす)、※日焼け止め。ヲタクの場合は前日から近くのホテルに入るので、部屋の冷凍庫で経口補水液を2、3本凍らせて持参します。

※何度も塗り直すから、すぐ広がる肌なじみの良いものがおススメ。今年ヲタクはオルビスのリンクルブライトUVプロテクターを持参予定。SPF 50である上に医薬部外品だから美白効果もあるらしい。

 

 魅力的なアーティストが多数出演するので、あれこれ手を出して色々なステージを回っちゃうと1日でゆうに2万歩近く歩くことにもなりかねません。会場を出る頃には疲れ果てて歩けない……なんてことも。また、ZOZOスタジアムから幕張駅までシャトルバスに乗りそこねると20分近く(1キロくらい)歩く羽目になるので、そのぶんの余力は残しておくことが必要です。

 

 今回一緒に参戦するBMTHオタクはそれこそ「Number_iって元ジャニーズだよね❓」くらいの知識しかない人なので、ナマNumber_iを見せて、彼らの魅力を布教してこようかと思ってます(笑)反対に、ロックやヒップホップ系のフェスは初めて……という方々も、今年のサマソニの出演者はBMTHをはじめとして、マネスキン(ボーカルのダミアーノ・ダヴィドはユーロヴィジョン・コンテストの優勝者❗)やクリスティーナ・アギレラなど素敵な人たちばかりなので、ぜひ他のアーティストのステージも楽しんでいただけたら……と思います。

 

 とにかくサマソニは1に体力、2に体力。また、筋力を鍛えておけば水分も筋肉が吸収してくれるから熱中症にもなりにくい。ヲタクもこれから、ヨガとズンバに加えて、ずっとサボってたダンベルトレーニングを再開するつもりです。

 

 「フェス筋」鍛えてサマソニを最大限に楽しもう❗

 

 

オモテ『BON』を呟いてみる〜Number_i と盆栽


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 先日のMステで初披露されたNumber_iの新曲『BON』。BONと一言で言っても、盆栽、盂蘭盆、盆踊り、煩悩……等等、様々なイマージュが派生する懐の深い歌でしたね。ヲタクの先日の記事の中では、裏BONと題して、歌に隠された「盆踊り」のエロティシズムについて呟いてみましたが今日は、

 

盆栽”にフォーカスを当てて、盆栽が成長する過程だったり、ファンの皆さんとの関係だったりを自分たちと重ね合わせています。

 

と紫耀くんも語っていたように、この歌のメインテーマとも言える盆栽……つまり表『BON』について語ってみたいと思います。

 

 日本の誇る伝統芸術の1つである盆栽をテーマに、元来ニューヨークのブロンクスに住むアフリカ系アメリカ人貧困層の音楽であるヒップホップに日本語を乗せて歌う『BON』。以前ヲタクは、どこかの評論家モドキが「Number_iは世界進出なんて謳っているが、全部英語の歌詞にしなきゃ世界進出なんてできないだろう」みたいな記事を書いていたことを取り上げましたが、再度言います。

 

そんな考え方はもはや古いんですよ❗

……自己分析するに、よほどあの記事が腹に据えかねたらしいヲタク(笑)

 

 あのYOASOBIの曲だって、海外では英語より日本語の歌詞の方が売れる時代だよ。日本語の美しさに惹かれる人たちが海外でも増えてきてる。まっ、ヲタクは若い頃は洋楽一辺倒だったけど、意味もわからないままに繰り返し聴いて、オウムみたいに口真似して、英語の響きを楽しんでいたもの。

 

……つまり何が言いたいのかというと(笑)

 

 紫耀くんが「日本語は英語と違って1カウントに1文字しか入らないから、そこを生かしたキャッチーさがある。日本語のメタファー、言葉運びでしか表現できないこともある」と「Zach Sang Show」で語っていたように、周りが何と言おうと、世界進出を目指す上でのNumber_iの目の付け所は間違ってないよ❗って言いたかったの。ヲタクは、推しの私生活について重箱の隅をつついてるような記事は全然スルーできるんだけど、推しが心血を注いで作り上げた作品や、アーティストとしての方向性について、ろくに見もしないで聞きもしないで上辺だけであれこれ言う自称評論家は無視できません(断言)

 

 これだけ注目度が絶大だと、一挙手一投足が話題のタネになってしまうNumber_i。しかし周囲の雑音は気にせず、これからも、貴方たちの素晴らしい歌声で、圧倒的なダンスで、魅力的な人柄で、どんどん世界中の人たちをトリコにしちゃって下さい❗

 

★今日の小ネタ

 最近の輸出額が100億円に迫る勢いの盆栽。ニューヨーカーのオシャレな趣味は盆栽作り……と、世界的なブーム到来……といった感がありますが、盆栽と言えばこの人❗ヘヴィメタバンド・モトリー・クルーのドラマー、トミー・リー。トミー・リーといえばロック界いちの暴れん坊で、元妻であるパメラ・アンダーソンとの破廉恥きわまるスキャンダルがあまりにも有名ですが、そんな彼が日本の禅文化に憧れ、還暦を過ぎて盆栽作りに勤しみ、自宅の庭には鯉を泳がせ、「令和」のタトゥーまで入れてると聞けば、なんだか可愛くなっちゃう(笑)トミーに『BON』を聞かせたいわぁ。きっと気に入ってくれると思うの。モトリー・クルーを一時脱退して、ヒップホップを取り入れたミクスチャーに傾倒してた時期もあったしね。
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※トミー・リーのハチャメチャ半生に興味のある方は、ディズニー+で配信中のミニ・シリーズ『パム&トミー』をご覧下さい。アベンジャーズのウィンター・ソルジャーことセバスチャン・スタンがフル◯ンで熱演しとります(笑)
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韓国ピカレスク・ロマン〜『ジェントルマン』


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 韓国映画『ジェントルマン』鑑賞。

 

 

 これまで依頼の解決率100%を自称する興信所の社長ヒョンス(チュ・ジフン)は、ある若い女性から「行方不明のペットの犬を探して欲しい」との依頼を受け、依頼人と共に訪れた山深いログハウスで、いきなり謎の男に襲われて意識を失ってしまいます。目覚めた彼は、依頼人若い女性が行方不明になっていること、そしてなぜか自分が誘拐事件の容疑者にされていることを知り、驚きます。ヒョンスは、近くを車で通りがかった休暇中の検事に逮捕されてしまいますが、走行中逃げようとしたヒョンスにハンドルをとられ検事の車は横転、検事とヒョンスは重傷を追って病院の救命室に運び込まれますが、IDカードが取り違えられてヒョンスは容疑者ではなく、なぜか検事だということに(^_^;)意識不明の検事が目覚めるまで1週間ほどかかると聞いたヒョンスは、その間検事になりすまして行方不明の女性を捜し出し、興信所の部下たちと共に身の潔白を証明しようとします。しかし関係者のところに出入りするうち、事件の担当者であり、捜査への尋常でないのめり込み方から「監察部のイカれ女」の異名を持つキム・ファジン検事(チェ・ソンフン)に目をつけられてしまいます。ついに素性を見破られてしまい、ヒョンス絶体絶命の危機❗……だったはずが、なぜかファジン検事が言い出したことにヒョンスはビックリ仰天、そこから事態は途方もない方向に……^^;

 

 いやー、すっかり騙されたよ 笑

 

 

 そういうことだったのか…。タネ明かしを頭に入れて、もいっかい最初から見直してみよう、うん。それにしても韓国の法曹界や経済界ってこんなにカネと欲と収賄にまみれてるの❓……ヤバいんですけど。

 

 それはさておき、熱血刑事役のチェ・ソンフンは綺麗だし、依頼人の代わりにヒョンスに懐いちゃうワンちゃんがめっちゃかわゆす。ワンちゃんがヒョンスの顔をベロベロ舐め回すシーン、横で見ていた夫が「絶対顔にワンちゃんの好物塗ってたんだよ」って言っていたけど、ホントかいな(笑)

 

 ラストの瞬間まで何がウソか真実かまったくわからず、結局ヒョンスにすっかり騙されてちと悔しいけど、騙されても騙されなくても、ヒョンス役のチュ・ジフンは最初から最後まで超イケメン❤……これだけは紛れもない事実(笑)

 

 続編もアリなのかなー❓って終わり方だったけど。シリーズ化してくれないかなぁ。

 

わかっちゃいるけど号泣した〜『青春18×2〜君へと続く道』


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 ヲタクにとって映画は、1種の心理カウンセリング的な効用を持っている。気分が下がっている時にはアクションものやマーベルのヒーローもの、コメディが見たくなるし、反対に仕事が上手く運んで周囲から評価を受けて有頂天になりがちな時は難解でシュールな映画やイヤミス

 

 なぜか今日は泣きたかった。なぜかひたすら泣きたかった。新規の仕事の打ち合わせ前に、わけのわからない漠然とした不安と緊張を洗い流してスッキリしたかったから。結果まんまと号泣した。で、めっちゃ気分爽快になった(笑)

 

 現在の台北。大学在学中に友人とゲーム制作会社を立ち上げたジミー(許光漢 シュー・グァンハン)は、CEOの座から追われ、何もかもなくして失意のまま台南に帰郷します。実家で彼がふと手に取ったのは、18年前に台南で出逢い、仄かな恋心を覚えた日本のバックパッカー・アミ(清原果耶)から届いた1通の絵葉書。アミが帰国する時、お互いの夢が叶ったら再会しよう……と誓い合っていたのでした。自分は一旦夢を手にしたように見えたが、全てを失ってしまった。CEOとしての最後の仕事で東京に出張したジミーは、そのまま鎌倉〜松本〜長岡と、さまざまな出逢いを繰り返しながら旅を続けます。旅の途中、彼女と過ごした日々の記憶がジミーの心に蘇り、ついに彼女の生まれ故郷である只見に辿り着きますが……。

 

 結末はほんのり想像がつくから、どこまでも真っ直ぐなピュアなジミーと、それを受け入れたくても受け入れられないアミの切なさが胸を締め付ける😭全編を通じて、グァンハンと清原果耶、若い2人の繊細な演技が光りますが、特に川端康成の『雪国』の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 そのままに、上越線清水トンネルを抜けた時、ジミーが初めて雪を見て目を輝かせて喜ぶシーン、グァンハンくんの幼子のような純粋極まりない表情にヤられます😍

 

 ヲタクはこの映画の舞台となる台南に、ちょうど同時期の約20年前に仕事で10日間滞在したことがあるので懐かしかったなぁ。ただその間、高雄の佛光山にある会議場に詰めっきりだったから、台南の街の様子は全くわからないんだけど…。映画の中で、ジミーとアミの淡い恋を繋ぐのがスクーター(台湾はスクーター天国)。ヲタクは帰国の前日1日だけ観光の時間が取れて、台北の街を急ぎ足で見て回りましたが、その時にめちゃくちゃ驚いたのが、3〜4人のスクーター乗り(^_^;)ヲタクの台北の1番の思い出は、故宮博物院より衛兵の交代式より、ぎゅーぎゅー詰めで人が折り重なるようにして乗ってるスクーター(笑)ジミーとアミがスクーターで走る台湾の街は、設定は18年前だけど、撮影は最近のことでしょうから、交通の様子もすっかり変わっていて、みんなお行儀良く乗ってたね。

 

 そしてもう1つ、ヲタクの台湾の思い出は、とにかく出逢う人がみんな親切だったこと。道で地図広げてるだけで、年配の方が(しかも日本語で)「どしたの❓ダイジョーブ❓」って声をかけてくれることも度々だった。映画の中でアミが見ず知らずのカラオケ店に飛び込んで「サイフ落としちゃったんです。しばらくここで働かせてくれませんか❓」って頼み込んですんなり受け入れられる…って、見ようによってはトンデモ設定だけど、18年前の台湾なら起こり得たかも……って思っちゃった。

 

 ジミーとアミは台湾のランタン祭りで将来の再会を誓い合うのですが、18年後ジミーはアミの生まれ故郷を訪ねる前に、グリーンピア津南(新潟)の雪祭り(花火とランタンが打ち上げられる)を見に行くんですね。こんな互いに酷似した行事が行われているだけでも、台湾ってつくづく、私たち日本人にとって、距離……ではなく、精神的に「一番近い外国」なんだなぁ……と、改めて考えさせられる作品でした。(ランタン祭りは長崎でも行われていますよね)

 

 Mr.Childrenの主題歌『時の旅人』は新曲描き下ろしなのですが、一瞬(あれ❓これミスチルがいつ歌った曲❓)って思っちゃうくらい懐かしい甘酸っぱさに溢れる90’sテイスト。また、アミが愛用しているのが、ニナ・リッチの香水L’air du Temps(時の流れ)。当時はあのフローラルな甘い香りが日本の若い女性の間で大人気だったけど、2000年に入ってから業績不振でニナ・リッチは日本撤退、本国フランスでも経営が危ういらしい……。そんな細かいところも、それこそ「時の流れ」を感じさせました。

 

 女性の方、見に行く時はメーク直しの道具をお持ちください(笑)

 

 

 

 

 

 

マイク・ファイスト、カンヌ国際映画祭(2024)でショパール・トロフィー受賞❗


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 「(ヲタクの熱烈推し)マイク・ファイストがカンヌ国際映画祭に❗」……という記事を読んで、「え❓全米で話題沸騰中の新作『チャレンジャーズ』(監督 ルカ・グァダニーノ、共演・ゼンデイヤ)はもうすでに公開が始まったからプレミア公開でもないし……」とアタマぐるぐる🌀なヲタク。おまけにデミ・ムーアと腕組んじゃって良さげな雰囲気だから、(すわ、※年下キラーのデミ・ムーアにカンヌに到着早々ロックオンされちゃったか❗❓)とやきもきしましたが、マイクがカンヌ国際映画祭ショパール賞を受賞すると聞いて納得(笑)

※16才年下のアシュトン・カッチャーと一時結婚してたからねぇ。……マイクとは29才差だからさすがにそれはないか(^_^;)

 

 ショパールはご存知の通り全世界憧れのジュエリー&時計ブランド。カンヌ国際映画祭では、パルム・ドールをはじめとする全てのトロフィーをショパールが制作しています。今回マイクが受賞するショパール・トロフィーは、前途有望な若手俳優に贈呈されるもので、例年男女1人ずつが選ばれ、プレゼンターはベテラン俳優が務めます。今回は、一番上の写真でわかるように、マイクと※ソフィー・ワイルド(左)が選出され、デミ・ムーアがプレゼンターを務めるんでしょうね。

※A24のホラー映画『トーク・トゥ・ミー』で素晴らしい演技を見せたソフィー・ワイルド。この作品の演技で彼女は、AACTA(オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞)主演女優賞受賞、BAFTA(英国アカデミー賞ライジングスター賞ノミネート。これから大注目の女優さんです。


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じつは、ヲタクのもう一人の推し、ジャック・ロウデンが一昨年の2022年に同賞を受賞してるんです。その時のプレゼンターはジュリア・ロバーツでした。
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 『ウェストサイド・ストーリー』の時は、新人のレイチェル・ゼグラーを気遣って、パーティの時はいつも彼女のエスコート役を引き受けていたマイクでしたが、カンヌはお初で慣れてないし、相手が海千山千のデミ姐御とくれば、何やら引き摺られ……いやもとい、エスコートされてる感ありありですな(笑)

裏『BON』を呟いてみる〜Number_i in Mステ 2024.5.16


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  わわわわ、や、ヤバくなかったですか❗❓今日のMステ、Number_iの『BON』。今日は盂蘭盆会……いやいや違う違う、ヲタクの裏『BON』考察を語ってみたいと思います。

 

 紫耀くんプロデュースって聞いた時から、『GOAT』の流れを汲むゴリゴリのヒップホップかなと想像はしてたけど、『BON』はある意味『GOAT』を超えてきた気がする。『GOAT』は曲とダンスパフォーマンスがキンプリ時代とはガラッと変わった先鋭的なもので、昔からのファンの方々はびっくりしたと思うけど、彼らの佇まいはまだどこか少年っぽくてアイドルの甘さを残していたように思う。しかし…しかし…今回の『BON』は……

風来坊 NOT アイドル NO NO

 

大人エロすぎる!笑

 

『Blow Your Cover』は叙情的な「切なさ」が加味されてたからまだマイルドだったけど、『BON』のエロティシズムはもっと原始的で、土くさくて、体内の欲望をストレートに呼び覚ます感じなのよ。『FUJI』にもそれは感じたけど、今回はもっと凄い。ヲタク的には、盆栽というより、盆踊り(明治時代以前限定)のBONかな。例えば、江戸時代の盆踊りの会場は現在で言うクラブ、それもかなりいかがわしいクラブだったわけです。一緒に踊った村の男女が手を取り合って周囲の茂みに消えていく……っていう。もし子どもが出来て男が怖気づいて逃げちゃったら、村のじいちゃんばあちゃんたち(もちろん他人)が「子どもは村の財産じゃ、みんなで育てるんじゃ」とか言って面倒みてくれる……っていうね。何にせよ大らかな時代。サザンの『盆ギリ恋歌』の世界観です、ハイ。(去年の夏は『盆ギリ』聴きまくってたけど、今年の夏は『BON』ね😉)

なーーんて良からぬことを考えてたら、ジンくんの

あゝ 夕焼け盆踊り 踊る一億人

がキタ〜〜〜〜❗

 

わわわ、ジンくんの艶っぽい歌声に合わせて日本人全員が踊り狂うのね、そして、漲る欲望のままに№¥&‡@%€$℃<✕℉……ってか。ちょっとヤンチャをすればよってたかって袋叩き、コンプラだらけの今の世の中、こういう野生をどこかに置き忘れてしまった私たち。

 

世界を背負う BAD BOY

乗り込みな

To be in the world(with you)

行くぜ行くぜ、どこまでも❗

 

 紫耀くんが曲の前に説明してくれたように、彼らがここで表現したいテーマは、アーティストとしての決意表明であったり、いつも支えてくれるファンへの感謝だったり、もっと真面目で誠実なものなんだと思うけど……。妄想の羽を好き勝手にはばたかせている汚れた大人を許して^^;

 でも、

Touch The Sky 邪魔者一網打尽 

抱きしめるあなたの煩悩

って言ってくれる慈悲深いNumber_iだから、こんなヲタクでも許してくれるわね、きっと。紫耀くんも

まあ気楽に楽しんで

って歌ってくれてることだし。盆栽、煩悩、盂蘭盆、盆踊り、梵語、凡語、C'est BON…。観ている者に多様なイメージを抱かせてくれる、『BON』は懐の深い楽曲だってことですね。


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かっこいいBON!!!!!!!!!!!!!!!!もっと聴くBON!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 それにしてもサビの「花咲かせろ BON BON」のくだり、3人の胸のアイソレ、ヤバくなかったですか❗❓衣装がさ、胸元深く切れ込んでるから、ヒットするたびに……&✕℉#§%@‡3&

 

 今回は(今回も?^^;)最初から最後までBON悩まみれの文章で、どーもスミマセン(笑)

 

 

韓国映画の底力〜『梟』


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 盲目の鍼灸師ギョンス(リュ・ジョンヨル)は、心臓病を患う弟と二人暮らし。ある日のこと、その天才的な腕を認められ、宮廷に召し上げられます。最初の1ヶ月は言わば仕事を覚える研修期間で、宮廷内の医院に泊まり込みをしなければならず、弟に心を残しながらも彼は家を後にしました。

 

 ギョンスが宮廷で働き始めて程なく、反乱防止のため清国に人質として囚われていた世子(朝鮮王朝における、王の正式な世継ぎ。王子)が、妻である世子嬪(将来の王妃)と共に8年ぶりに帰国します。清国に長い間住んで、清の偉大さと恐ろしさを身を持って体験した世子は、「清と友好関係を結び、朝鮮半島の安寧を図るべき」と国王に進言しますが、国王は「そんな屈辱は受け入れ難い」と、聞く耳を持ちません。2人の対立は日に日にその強さを増していくようでした。

 

ある夜、肺を患う世子の咳が悪化し、侍医のイ・ヒョンイクとギョンスが鍼治療のため、呼び出されることになりました。しかしヒョンイク侍医が治療を始めてほどなく、世子の身体は烈しく痙攣し、目、鼻、耳、口から血が吹き出し始めたのです。その様子を見たギョンスは、世子の無惨な姿に声も出ません。ギョンスは盲人と騙ってはいますがじつは、(梟のように)暗闇ではうっすら目が見える奇妙な体質の持ち主だったのです。このまま行けば世子の死は単なる病死として闇に葬られてしまう。勇気を振るってギョンスは世子嬪に自分の見た真実を話しますが、そのことは犯人も知るところとなり、ギョンスは犯人の策謀により、反対に世子暗殺の濡れ衣を着せられてしまいます。それはギョンスにとって、筆舌に尽くし難い恐怖と不安の日々の幕開けでした……❗

 

世子暗殺の犯人は誰なのか?

 

そしてその黒幕は?

 

濡れ衣を着せられた彼が、果たして真実を暴き、身の潔白を証明できるのか?

 

 身体的にハンディキャップを負った主人公が、知力体力精神力を総動員して凶悪な敵と戦うストーリー展開は緊迫感に満ち、息をもつかせません。2時間弱もあっという間。身体強張らせて見てたから、終わった後肩凝ってたもん(笑)。同じように視覚障害者を主人公にしたサスペンスの名作と言えば、オードリー・ヘップバーンの『暗くなるまで待って』が有名ですが、それに匹敵する面白さだと思います。また、盲目の鍼灸師を演じるリュ・ジョンヨルの演技がリアルで、思わず引き込まれます。歴史上の実話を朝鮮王朝のドロドロした権力闘争に絡めて、壮大なエンターテインメントに仕立て上げており、韓国映画の底力を見た思い。……日本人としてはちょっと悔しいよね(笑)

 

 それにしても韓国サスペンスって、ハリウッドや日本の探偵ものみたいに「最後に正義は勝つ」的な、勧善懲悪感がみじんもないのよね(^_^;)結局、貧しき者は富める者には勝てないし、悪い奴ほどよく眠る、結局はそれが現実だよ……みたいな。その種の虚無感って、ちょっと北欧ミステリのダークさに相通じるものを感じる。

 

 めちゃくちゃ面白いんだけど、全編を通じて緊張感の連続、おまけに多少後味の悪いイヤミスだから、心身ともに元気な時に見てね。

 

 

 

 

Purely Collaborativeな関係性〜Number_i in 『Zach Sang Show』


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 いやー、良かったね、感動したね❗『Zach Sang Show』のNumber_i。

 

 前半からZachさんがGOATの製作過程における3人の役割分担について切り込んできて。すかさず紫耀くんが「明確には決めていませんでした。僕らは三者三様の意見を持っているので、(あの事についてもっと自分の意見を)言っておけばよかったな……という思いを各々がしなくてもいいように、常に話し合っていた。他のメンバーのレコーディングにも一緒に参加したり」って答えていたけど、これ、Zachさん、かなり驚かれたんじゃないでしょうか。感に堪えない…って感じで、「Purely Collaborative(純粋な協力関係)なんだね」って呟いておられましたけどね。小さい頃からディベートの訓練をして育つアメリカ人からしたら、違う意見や思想を持つ人同士はすなわち対立関係にあり、自分の意見を通すためには、相手を納得させるための根拠を総動員して相手をねじ伏せるわけです。違う意見を持つ者同士が話し合って、最後は1つの結論に収束していくプロセスなんて、想像もできないと思う。でも、Number_iの若い御三方は、西洋式の個人主義と、日本古来の「和の精神」を軽々と融合させてる。彼らはさらっと言ってのけていたけど、これは凄いことだよ❗

 

 ……まあでも、それもおそらく、彼らの言うところの、家族よりも一緒の時間が長い関係、友達のような、同僚のような、家族のような「唯一無二の関係性」があればこそ。彼らが少年時代から苦楽を共にし、人生の各頁を積み重ねてきたというバックグラウンドがあり、それが最終的には彼らの楽曲が、Zachさん言うところの、彼ら自身の生き方の「Manifestation(顕現)」になっている…という点がもう、胸アツだった😭一方で、ことあるごとに互いに新しい発見があるという点も。(新しい発見と言えば、『裏Heroes』で紫耀くんが「ジンってこんなに美人だったんだ……」って言った後に、「ちょいワル王子」って呟いてたのがめっちゃツボで^^; ジンくんご本人は誠実で気遣いの人だとお見受けしますが、彼が舞台やMVで演じるちょいワル王子はゾクゾクするほど魅力的❤……でもチョコ食べさせる動画ではけっこうSっぽかったよね。え❓ひょっとしてジンくんって……✕№@‡%§¥℉)

 

 そしてそしてもう1つ感激したのは、彼らの楽曲は日本語と英語のミックスで作詞されているけど、それもちゃんと、彼ら独自のポリシー……「日本語は英語と違って1カウントに1文字しか入らないから、そこを生かしたキャッチーさがある。日本語のメタファー、言葉運びでしか表現できないこともある」(平野)「日本文化には独特の良さがある」(岸)、「アニメ等の影響で、日本語の良さをわかって下さる人が増えた。もっと広めていきたい」(神宮寺)に則って作られていることがわかったこと。……いつかどこかのネット記事で、Number_iの楽曲について「世界進出するなら全歌詞英語じゃないと」なんて書いてる人がいたけど、それってじつは、日本人の欧米(=英語)コンプレックスの最たるものじゃないのか、と思います。3人が意味するところの「世界進出」は、妙に卑屈になって欧米文化に迎合するわけではなく、日本人としてのアイデンティティを保ちながら、音楽を通じて自分たちの良さをアピールしていくことなんだと、はっきりわかるインタビューでしたね。もう最初っから、彼らには明確なヴィジョンがあったんだなぁ…。凄い人たちだよ、本当に。Number_iが歌い上げる美しい日本語が海外の人たちの耳に心地よく響いて、少しでも日本や日本語に興味を持ってもらえたら……。それこそ真のエンタメの力。今回のインタビューも、通訳をつけたお陰で、自分たちの言いたいことを堂々と、しかもリラックスして話せたのも良かった。英語を話せる日本の政治家も、正式な会談では誤解を避けるために通訳つけますもんね。英語は単なるコミュニケーション手段であって、大事なのはHow to talkではなく、What to talkだから。Number_iは、ダンス&ヴォーカルという万国共通・最強の言語を持っているんですから、全精力はそちらに集中すればいいと思う。英会話は専門家に任せときゃいいんです、大谷選手みたいに(笑)

 

 新しいミニ・アルバム「No.O -ring-」についてもちょっと触れてたね。個人的には「ロックも入ってる」って聞いたのがツボ〜。めっちゃ嬉しい。なんてったってロック世代なんで(^_^;)今回はさすがに時間に追われて、担当を分けたみたいですね。紫耀くんはやはりヒップホップ担だったもよう。ロック担は誰❗❓ジンくんかな岸くんかな。楽しみ❗

 

 歌のジャンルにはこだわらないらしいNumber_i。「日本語で歌ってるからJポップかもね 笑」(平野)っていうこだわりのなさ、大人の余裕が頼もしい。楽曲を出すたびに変幻自在に姿を変えていくトリックスターの彼らから、これからも目が離せない❗

 

 

 

4Kリマスター版で蘇るダニエル・シュミット監督作品②〜『季節のはざまで』


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 4Kデジタルリマスターで蘇ったスイスの至宝、ダニエル・シュミット監督作品第2弾は、『季節のはざまで』。

 

 スイスの山中奥深く、ひっそりと佇む古いホテル。かつて経営を任されていた祖父母と共にこのホテルで少年時代を過ごしたヴァランタン(サミー・フレー)がやって来ます。最盛期には数多くのセレブが訪れたものでしたが、今はすっかり朽ち果てて、取り壊しを待つばかり。当時の従業員の中でただ一人、ホテルに残っていたフロントのガブリエルさん(アンドレア・フェレオル)も今ではすっかり年老いて、認知症も始まったよう。懐かしさが胸に込み上げ、廃墟となったホテルを彷徨うヴァランタンの脳裏には、家族やホテルの従業員、常連客たちとの甘く、切なく、そして思わず笑っちゃうような奇妙な思い出が去来して……。


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ヴァレンタインを演じたのは、フランスのイケおじ代表、サミー・フレー(『真実』、『恋のマノン』)。あのブリジット・バルドーと付き合ってたのよね、この方。

 

 少年時代のヴァランタン(カルロス・デヴェーザ)にとって、最初の「性の目覚め」は、エレベーターの中で他の男性客とコトに及んでいるアニタ・ステュデール夫人(アリエル・ドンバール)のあられもない姿と、遠い日本から来たエロ写真の数々(春画の写真版みたいなもんですな^_^;)。坂東玉三郎ドキュメンタリー映画を撮ったくらい、バリバリのジャポニストであるダニエル・シュミット監督の面目躍如でございますことよ。

 

「来年こそは豪華客船の仕事に就くんだ!」と豪語しつつ、やっぱり毎年ホテルに舞い戻ってきてホテルのバーで演奏するピアノ弾きマックス(ディーター・マイアー)と歌手リロ(イングリッド・カーフェン)や、自分のかけた催眠術のせいで客たちを珍事に巻き込んでしまうマジシャン・マリーニ教授(ウリ・ロンメル)など、ホテルに集う人々は、どこかズレているけど憎めない、愛すべき人たちばかり。

 

 そしてヴァランタン少年にとっていつもワクワクする瞬間は、話上手なおばあちゃん(マリア・マッダレーナ・フェリーニ)の、昔話を聞く時。ホテルに乗り込んできてロシアの外務大臣に発砲し、「革命万歳!」と叫んだものの、じつは殺した男はロシアの外務大臣などではなく、パリに住む下着屋だった……というアナーキストの女(ジェラルディン・チャップリン……あのチャールズ・チャップリンのお嬢さんです。)の悲喜劇。そして若き日のおじいちゃん(モーリス・ガレル)がサヴォイホテルに勤めていた頃、大女優サラ・ベルナール(マリサ・パレデス……ミュシャの描くサラ・ベルナールにそっくり❗)に可愛がられて専属のウェイターになった話などなど。


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サラ・ベルナールがサヴォイの大階段から降りてくるシーンは、まるで一幅の絵画のよう。

 

 ……しかしそんなあれやこれやも、過ぎてしまえば今は昔。月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。人々は去り、今ヴァランタンの前にあるのは、今にも朽ち果てんとする思い出の抜け殻。すでに老境に入ったヲタクから見てみれば、様々な思いに胸の奥がぎゅっとなるような、そんな映画でしたね。

 

 現在、横浜黄金町のミニシアター「ジャック&ベティ」で上映中です。

4Kリマスター版で蘇るダニエル・シュミット監督作品①〜『デ ジャ ヴュ』

 スイスの至宝と称されるダニエル・シュミット監督の『デ ジャ ヴュ』がデジタルリマスター4K版で蘇った❗


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 ジャーナリストのクリストフ(ミシェル・ヴォワタ)は、17世紀に生きた革命家※ゲオルク・イェナチュの墓を発見し、遺骨と遺品を持ち帰ったという学者のトブラー博士(ジャン・ブィーズ)を取材しますが、まるで眼の前の出来事であるが如くイェナチュの暗殺現場について語る博士の言葉に魅入られてしまいます。何かに操られるようにイェナチュの居城ローデルスを訪れたクリストフは、イェナチュがプロテスタントの牧師を拷問する場面に遭遇、後からそれが史実であることを知り、恐怖におののきます。それからと言うもの、クリストフは幾度となく17世紀のスイスに引き戻されるようになり……❗

※スイス・グラウビュンデン地方生まれの革命家・政治家。当時南北欧州の交通要路として各国(特にスペイン・オーストリア)の侵略を受け続けたこの地域を独立に導いた英雄。最大の政敵ポンペイウスを斧で殺害、政治家として確固たる地位を築くが、20年後の謝肉祭の夜、奇しくも同じ斧で惨殺される。

 

 果たしてこれはクリストフの妄想に過ぎないのか❓

まるで取り憑かれたかのようにクリストフがイェナチュの人生を追い始めたのはなぜなのか❓

……が、サスペンスタッチで描かれていきます。ストーリーそのものは映画ファンならどこかで見聞きしたもので、ラストのオチも想像はつきますが、この映画が凡作に終わらなかったのは圧倒的な映像美と、イェナチュというスイス以外ではあまり知られていない人物を題材にしたこと、そして何よりも舞台がヨーロッパであることに尽きるのではないでしょうか。

 

 ご存知の通り、地震大国で、太平洋戦争を経験した為に数百年生き残った建造物など数えるほどしかない日本と違って、ヨーロッパは歴史的建造物の宝庫。今作品を観ながらヲタクは、ヨーロッパに住んでいた頃訪れたロンドン塔やノイシュバンシュタイン城、エルツ城のひんやりした冷気や、黴の匂いなどを思い出しました。今にも物陰からエドワード5世とその弟王子や、ルートヴィヒ狂王が飛び出してきそうな気がしましたもん(^_^;)

 

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※幻想に悩まされ、次第に追い詰められていくクリストフ。当初、単なる歴史の傍観者であった筈が、次第に「当事者」になっていく過程が恐ろしい。

 

 日本の歌舞伎や映画にも造詣の深いジャポニストでもあったシュミット監督。東大の田中純教授が、ご自身の「チマタのエロティシズム 映画による夕占(ゆうけ)」中で、以下のようにシュミット監督の言葉を引用されています。

 暗闇のなかにまぎれ込んでしまえば、目に見えなくなる。独りで映画館に行き、その映画をわがものにする──見終わったあと、それについて話す必要さえなければ。この神秘は決して長くは続かないが、ひょっとしたらうまくバランスをとりながらさらに街路を横断し、つい先ほど起こったこの変身のことなど何も知らない人々のあいだをすり抜けてゆくことはできるかもしれない。


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※父ポンペイウスを眼の前でイェナチュに惨殺され、しかもその後イェナチュの愛人になることを強要されるルクレツィア。演じるのは、『007ユア・アイズ・オンリー』でボンドガールを務めたキャロル・ブーケ

 

……かようにシュミット監督の絢爛たる映像世界を堪能し、「わがものにする」ためにはやはり、映画館の暗闇で息を潜めながら見入るしかないのでしょう。そして、映画という神秘を少しでも長く続けさせるため、ヲタクは今日も、こうして駄文を書き続けるのです。

 

 現在、横浜黄金町のミニシアター「ジャック&ベティ」で上映中。

 

 

播磨屋から高麗屋へ〜松本幸四郎『鬼平犯科帳 血闘』


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 ヲタクも寄る年波のせいか、ここ数年時代劇が大好きになった。とはいえ、先が読めないダークなストーリー展開、登場キャラも善悪渾然一体となった曖昧なやつじゃなくて、スッキリ勧善懲悪、殺陣も歌舞伎みたいに型がバッチリ決まってて、水戸黄門大岡越前みたいに最後は決め言葉でシャンシャンシャン、安心して見れるやつ。だから池波正太郎のホンだったら、仕掛人シリーズより鬼平のほうがいいの、最近は(笑)去年、映画でトヨエツの藤枝梅安を観た時はスタイリッシュでワルの魅力に溢れててそれは素敵だったけど、ダークでスリリングすぎるストーリー展開にちと疲れちゃって(^_^;)鬼平観たいなーと思ってたから、今回の松本幸四郎鬼平は「よっ、待ってました高麗屋!」って感じよ。

 

 ……って、前置き長すぎ。

 

 悪党どもから“鬼の平蔵”と恐れられる、江戸の火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)の頭・長谷川平蔵の捕物を描いた「鬼平犯科帳」(原作・池波正太郎)。さてさて、今回の事の顛末は……。


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※平蔵(松本幸四郎…右)を慕い、身命を賭して働くおまさ(中村ゆり)。

 

 ある日のこと、長谷川平蔵松本幸四郎)が若い頃(深川本所の鐵と呼ばれて、放蕩者のワルだった頃ですね)馴染みだった居酒屋の娘おまさ(中村ゆり)が突然平蔵を訪ねてきて、「密偵になりたい」と申し出ます。当時、おまさの父親は居酒屋を営みながらもそのじつ、裏の顔は腕利きの盗賊だったのです。父親の死後、おまさは引き込み女(商家などに住み込み、盗賊の手引をする)を生業にしていたものの、平蔵が火付盗賊改方の頭に就任したことを聞きつけ、引き込み稼業からきっぱりと足を洗い、自ら密偵となって彼の下で働きたいと思ったのです。しかし平蔵は昔妹のように可愛がっていたおまさをそんな危険な目には会わせられないと、けんもほろろに彼女を追い返します。折も折、押し込み先の老若男女を皆殺しにして金品を強奪する極悪非道な盗賊・網切の甚五郎(北村有起哉)一味が江戸の町を夜な夜な恐怖のどん底に陥れていました。そんなある夜のこと、芋酒屋を営みながら盗みを働く錠前破りの天才・鶯原の九平(柄本明)は、偶然にも商家に押し込みに入った甚五郎一味とバッタリ鉢合わせ。命からがら逃げ帰ります。ひょんなことから九平と知り合いになったおまさは、鉢合わせた夜甚五郎一味の後をつけ、彼らの居場所を突き止めたと言う九平と共に一味のアジトに潜入しますが……!


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※平蔵の若き日を演じる市川染五郎。さすが高麗屋の未来を担う御曹司、「水も滴るいい男」とはこのことでございますよ(笑)

 

 今回の「血闘」は、吉右衛門のドラマでも人気キャラだった鬼平密偵・おまさが、いかにして鬼平から密偵の盃を受けるに至るか……を描いたもの。吉右衛門版では『女囚さそり』シリーズの梶芽衣子が演じてて、めっちゃカッコよかったのよね。いわゆる江戸時代の粋な女の代名詞「小股の切れ上がったいい女」ってやつかしら(笑)今回中村ゆりが演じてますが、毅然として気丈ではあるけれども、胸の奥では鬼平に対する一途な思いを燃やし続けるおまさのイメージにぴったりですね。

 

 ヲタクの世代だと、鬼平と言えば幸四郎のオジサマに当たる故・中村吉右衛門のイメージが強いですよね。映画を見るまではヲタクもちょっぴり不安でした。でもひとたび作品世界に入り込んだら、そんな不安はふっとんだ❗やはり血は争えないなぁ。幸四郎鬼平は、ふとした瞬間に吉右衛門を彷彿とさせて…。このキャスティングは良かったよねぇ。時代劇はやはり歌舞伎役者ですよ。まずもって低重心の腰の据わり方が決まってるし、歩き方や立ち回りが現代劇の俳優さんとは全然違う。吉右衛門は「鬼」に相応しく眼光鋭く人を射るようで、何とも言えない凄みがありましたが、幸四郎は、若い頃放蕩三昧のワルでしたが、改心の末酸いも甘いも噛み分けた大人になった鬼平の、強面の裏にある人たらし的な愛嬌を巧く出していて、ヲタク個人的には幸四郎推しかも(笑)


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※甚五郎一味の引き込み女おりん(志田未来…左)と、若き日の本所の銕(市川染五郎)の想い人、すあい女(呉服類などの取次ぎ販売をしながら、かたわら売春をした)のおろく(松本穂香…右)。生まれ落ちた時から、一生を定められてしまった彼女たちは、何とか泥沼から這い上がろうとしたが故に悲劇に見舞われます。ベテラン揃いのキャストの中、そんな江戸の女たちの悲哀を全身で表現したお二人。素晴らしかった❗

 

 原作者の池波正太郎生誕100年を記念して、昨年の『藤枝梅安』に引き続き制作開始となった『新・鬼平シリーズ』シーズン1。今年2024年の1月に放送・配信された『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』、本作である劇場版『鬼平犯科帳 血闘』、そして今後放送・配信予定の『鬼平犯科帳 でくの十蔵』『鬼平犯科帳 血頭の丹兵衛』の計4作品から構成されます。

 

 次は小野十蔵のエピソードかぁ……。柄本時生が演じるんだよね。でもこの役、吉右衛門版では時生のパパ、柄本明が演じてるんですよ。幸四郎から染五郎柄本明から時生と、技の継承……って感じがして、なんともまあ、粋なキャスティングじゃござんせんか。

 

 

ハリポタ VS ファンタビ対決❗❓〜トニー賞2024


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 早いもので、米国最大の舞台演劇・ミュージカルの祭典トニー賞のシーズンがやって来ました。ヲタクの独断と偏見で選んだ注目ポイントはコチラ🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻🔻

 

ファンタスティック・ビースト VS. ハリー・ポッターの因縁対決〜〜〜❗(ぱちぱちぱちぱち)

 

 なんと、ファンタビ・シリーズの主役ニュート・スキャマンダーことエディ・レッドメインハリー・ポッターことダニエル・ラドクリフが、それぞれ主演男優賞と助演男優賞にノミネートされたんです。彼らの出演作品である『キャバレー』(エディ)と『Merrily We Roll Along』(ダニエル)もまた、※「リバイバル・ミュージカル作品賞」にノミネートされています。

※過去にブロードウェイで上演された作品の再演に贈られる賞。古典的名作である場合が多い。

 

エディ・レッドメイン
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 エディがMC役を務める『キャバレー』は、3年前にロンドンのウェストエンドで上演され、アメリカのトニー賞に相当する英国ローレンス・オリヴィエ賞をなんと7部門受賞し、中でもエディが主演男優賞、ヒロインの歌姫サラ・ボウルズ役のジェシー・バックリーが主演女優賞、演出のレベッカ・フレックノールが演出賞、主要な賞を独占しました。超辛口で知られるガーディアン紙が

エディの演技はある意味「衝撃」と言っていいだろう。スケールの大きい肉体表現、力強く、そして繊細な演技は、伸縮する四肢から細やかに動く指先‥‥隅々にまで行き渡っている。

と超絶賛したくらいですからね。チケットの売り上げが少しでも悪いとすぐ上演中止になってしまう、まさに「生き馬の目を抜く」ブロードウェイを席巻したんですから、トニー賞にノミネートされるのも必定。ローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞のダブル受賞なるか❗❓って感じですよね。


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ローレンス・オリヴィエ授賞式。主演女優賞を受賞したジェシー・バックリー(左……『ロスト・ドーター』、『もう終わりにしよう』、『MEN 同じ顔の男たち』)と。

 

ダニエル・ラドクリフ


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 アメリカのショービジネス界の内幕と、そこで生きる人々の愛と友情を描いた、ミュージカル界の巨匠ステファン・ソンドハイム作の『Merrily We Roll Along(愉快に転がろう)』は、ブロードウェイで何度も上演されているにも関わらずヒットの過去はなく、「ソンドハイム最大の失敗作」と酷評されたこともありました。ところがところが❗今回オフ・ブロードウェイで上演された『Merrily We Roll Along』は大ヒット、批評家たちからも絶賛されました。その成功の一因は、売れない作詞家の複雑な感情を繊細に表現したダニエル・ラドクリフの好演によるところが大きいと言われています。

 

 子役から出発し、映画史上最大の当たり役とも言えるハリー・ポッターを演じたラドクリフは、ハリポタ卒業後は今までのイメージを払拭すべく、映画でもインディーズをはじめとして様々な役に果敢に挑戦してきました。……っていうと聞こえはいいけど、『スイス・アーミーマン』の死体の役とか、『ガンズ・アキンボ』の腕が拳銃化しちゃった男とか、『ロスト・シティ』のメンヘラ億万長者とか、ぶっ飛んだ役ばかり。彼はハリポタの大ヒットですでに一生で使い切れないほどのお金持ちらしいから、ギャラに関係なく自分の好みで選んでいるんだろうけど…。それにしてもヘンな役のオンパレード(^_^;)ブロードウェイには久しぶりの登場ですが、作中で、金と権力に目がくらんだ友人をなじる「超早口ソング」を見事に歌い切り、ヤンヤの喝采を浴びたもよう。

 

 授賞式は、6月17日(月)8:00〜WOWOWプライムで放送予定のようです。

 

 

 

 

 

露伴、絶体絶命〜『岸辺露伴は動かない 密漁海岸』


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久しぶりの『岸辺露伴』❗あー、めっちゃ嬉しい。しばらく見ないと禁断症状が出ちゃうくらい好き❤さて今回は……。

 

 露伴先生(高橋一生)も泉くん(飯豊まりえ)も最近はお疲れ気味のようで、露伴先生は胃もたれと肩こり(職業病だよね^^;)、泉くんは歯痛と慢性睡眠不足(これまた職業病^^;)に悩まされていました。ある日のこと、泉くんは露伴邸の近くに良さげなイタリアンレストランがオープンしたという情報をどこかから仕入れてきて、「イタリアンは(胃にも)ヘルシーだからいいでしょ」と、先生をそこへ無理やり連れて行きます。暴言を吐きながらも、先生が結局泉くんの言いなりになるのは毎度のお約束(笑)。広いダイニングにたった1つのテーブルしかないそのレストランで、2人は摩訶不思議な体験をします。なんと、料理を一口食べた泉くんが洗面器一杯の涙が吹き出して寝不足が一気に解消したり、一方の先生は肩から次から次へと「肩凝り」のアカが剥がれ落ちてきて(泉くんも逃げ回ってたけど、ちとバッチイ 笑)、肩がすっかり軽くなった……といった具合。それもそのはず、オーナーシェフのトニオ(Alfredo Chiarenza)は、客の手を触っただけで病がわかり、それが治癒するような料理を作ることができるという「医食同源」のスペシャリストなのでした。しかし彼の腕をもってしても、重い病気に罹った最愛の人、森嶋初音(蓮佛美沙子)を治すことが出来ずに、焦燥の日々を送っていたのです。トニオはどこからか、あらゆる病を治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビの話を聞きつけ、日本の伝承に詳しい露伴先生にそれを手に入れたいので手伝って欲しいと頼みこみます。しかしそのアワビは希少種中の希少種、穫れば法律で厳しく罰せられる禁断の海の幸なのでした……!

 

 これまで、人間を闇の世界に引き摺り込む人外の者たち(幽霊やら妖怪やら地縛霊やら)の強大な力を恐れるでもなく、唯々諾々と従うのでもなく「これは面白い」「私は(真実を)知りたいだけなのだ」と言い放ち、ヘブンズ・ドアーというスタンド(異能力)と並外れた知能を武器に、果敢に立ち向かっていき、常に彼らに勝利してきた岸辺露伴。……しかし今回は、いくら動機が人救いであるとは言え、密漁という禁忌を犯してしまうのですから、当然の帰結として絶体絶命のピンチに陥ります。岸辺露伴、最大の危機といってもいいでしょう。『岸辺露伴』シリーズの特徴は、因果応報、(悪いことをすれば)罰が当たる……といった日本古来の思想が根底にあることで、我々のようなシニア世代が見てもどこか懐かしく、共感できるのはそんな点にもあるのではないでしょうか。

 

 岸辺露伴にとって最大の危機に、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の如く朗々と響き渡るのが、能『阿漕』の法華経方便品第二。『阿漕』は、昔阿漕という漁師が禁漁区で魚を取り、それが見つかって、見せしめのため沖に沈められた故事を詠ったもの。阿漕の霊は罪の深さにより、地獄で悶え苦しんでおり、それを知った旅僧が彼の慰霊のために方便品を唱える…というストーリー。しかし現代の阿漕たる岸辺露伴は、持てる知力体力精神力を振り絞り、仏の慈悲に頼ることなく、彼のスタンド「ヘブンズ・ドアー」を使って、最後は自力で危機を切り抜けます。方便とは仏が民衆を救うための「手段」を意味しますが、露伴にとって「自らを助くる方便」がヘブンズ・ドアーなわけですね。

 

 ラスト、泉くんが「(次作は)食をテーマにした怪奇ミステリー、舞台は美食の国イタリア!ぴったりじゃないですか!次の取材旅行はこれで決まりですね」と叫んだことで、映画化?の期待が一気に膨らみ、SNSはただいまお祭り状態(笑)。

 

 押せ押せ泉くん、無理やり先生をイタリアに連れてっちゃえ❗

 

 

 

 

 

 

グレイテスト・ショーマンはフランスにもいた❗❓〜映画『ショータイム❗』


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 U-NEXTにて、フランス映画『ショータイム❗』鑑賞。

 

 舞台はフランスの中南部カンタル県。カンタル県で酪農業を営むダヴィッド(アルバン・イワノフ)は3代目。しかし歴史ある彼の農場は深刻な経営難に陥り、税金も払えず崖っぷち。とうとう差し押さえの勧告を受けたダヴィッドは祖父が嘆くのを見て地方裁判所の判事に頼み込み、やっとのこと2か月の猶予期間をもらいます。しかし、さりとて打開策を思いつくはずもなく、いつものようにパブで仲間とグチりながら酒を酌み交わすしかないダヴィッド。その帰り道、看板に惹かれてふと立ち寄ったキャバレーで、彼はボニー(サブリナ・ウアザニ)というダンサーが繰り広げる※エアリアルシルクの華麗なパフォーマンスを見て、彼女の演技に涙が出るほど感動します。ダヴィッドはそこでなんと、納屋を改装してキャバレーを作り、田舎町のエンタメ起こしをしようという奇想天外なアイデアを思いつきます。翌朝ボニーの引き抜き?のため店を訪れると、ボニーが店主と大喧嘩の末飛び出すところに出くわします。ダヴィッドはボニーに自分の大構想を語り、演出家として彼女を誘いますが、当然のことながら「バッカじゃないの」と相手にされません。一度は諦めかけたダヴィッドですが、祖父の励ましもあり、再度アタック、やっとのことでボニーを口説き落とすことに成功。早速2人はパフォーマー探しに奔走しますが……。

※天井から吊るされたシルクを用いるアクロバティックパフォーマンス。フランス発祥とされ、サーカスのなどで行われています。


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※クセつよパフォーマーたち。

 

 まずもって、主人公のダヴィッドのキャラがイイ❗ボニーをスカウトしたのも純粋に彼女のエアリアルパフォーマンスに感動したからだし、おじいちゃんが始めた農場を町興しに活用したいって真剣に考えてるとこが純粋すぎて可愛すぎる(笑)。アイバン・イワノフとボニー役のサブリナ・ウアザニは共演2度目のようで夫婦漫才みたいに息もピッタリ、パフォーマー探しの珍道中には思わず吹き出します。またパフォーマーたちが『グレイテスト・ショーマン』も真っ青のクセ者揃いなんだよねぇ(笑)そんなキャラの濃いパフォーマーたちをボニーがビシバシ鍛える場面は、やはりフランス映画の『タイピスト!』を彷彿とさせます。まるで日本のスポ根みたいだな……と思ったのはヲタクだけ❓(さすが日本のアニメ大好きなフランス人だけあるわ(……ち、違う❓^^;)『アタックNo.1』並み(例えが古すぎる…笑)の特訓を乗り越えて村の人々にお披露目されるパフォーマンスは圧巻❗最後に歌われるダリダの『歌わさせておいて(マンデー・チューズデー)』が、この作品を貫くテーマになっています。


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※『アラベスク』のユーリ・ミロノフか、はたまた『エースをねらえ!』の宗方仁か、熱血コーチのボニー(サブリナ・ウアザニ…左)

 

 この、アメリカンドリームならぬフレンチドリームなストーリーが実話に基づいている……というのがビックリです。フランスというと、文化と芸術の都パリのイメージが強すぎて、EU最大の農業国であるという事実はあまり知られていません。主要農作物は、小麦・大麦等の穀物、牛乳、肉類。特に小麦の産出額はEUの36%を占めており、「ヨーロッパのパン籠」と呼ばれています。 ヲタクが当時住んでいたベルギーからフランスのグルノーブルまで車でスキー旅行に行った時も、ひとたびパリを抜けると、ひたすら森や大平原、山岳地帯が広がる景色に驚いた覚えがあります。ということはつまり、他のヨーロッパ諸国と違い、国土の大半が条件不利地域なわけで、フランス人はその困難な条件を乗り越えて農業を根付かせたわけですが、近年は特に牛乳価格の下落が進み、特に酪農業者は厳しい状況に追い込まれています。昨年はこの映画の舞台となったカンタルからほど近いレンヌ近郊で、酪農業者が彼らを取り巻く状況の改善を求めて、道路を封鎖したり、牛乳を道路に撒くなど、政府に対する抗議行動を繰り返し行いました。明るく楽しいコメディに、こういった社会風刺を織り交ぜるところは、フランス映画っぽいですよね。


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※キャバレーのオープンに向けて必死で宣伝活動を行うボニーたちですが、オープンの前日にとんでもない事態が勃発、絶体絶命の危機に……❗

 

 仲間同士「さまざまなハプニング、苦難を乗り越えて、どん底人生から一発逆転❗」する、笑いあり、涙ありの人情コメディって、ひと昔前はハリウッド映画の定番だった気がするけど、前出の『タイピスト!』にしろ、『ダンサー in Paris』、『アプローズ、アプローズ!』、『ウィ、シェフ!』、アイバン・イワノフも出演していた『シンク・オア・スイム〜イチかバチか俺たちの夢』にしろ、最近はフランス映画に多い印象。ヲタク的には、フランス人ってリアリストでクールな個人主義者…ってイメージを勝手に抱いてたけど、そのじつ熱血の人情家だったのかしらん(笑)

 

 

 

 

推しの大渋滞❤〜METガラ2024

 ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年5月に開催される特別展のオープニングセレモニー「METガラ」。世界中からセレブたちが集結し、各々のゴージャスなファッションを競い合うモードの祭典ですが、今年は5月6日に開催されました。何と言ってもヲタクにとってビッグニュースは、熱烈推しのマイク・ファイストのMETガラデビュー❗❗

 

★マイク・ファイスト

 最新作『チャレンジャーズ』(ルカ・グァダニーノ監督)で共演しているゼンデイヤが今年ホスト役に抜擢された為、同じく共演者のジョシュ・オコナーと一緒に招待されたもよう。この3人、ヨーロッパ各国のプレスツアーを終えたばかりなのですが、どこに行ってもわちゃわちゃしてて、まるでハイスクールの仲良しグループみたい(笑)METガラでもマイク、ジョシュとふざけ合ってて、最先端のファッションでバッチリキメた人々の中でそこだけ異空間(^_^;)…でも、そんなバブーな感じがまたいいの。さらに深みにハマったわ(笑)
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※マイク・ファイスト……可愛い😍『ウェストサイド・ストーリー』の時は、ヒロイン・マリアを演じたレイチェル・ゼグラーに本当のお兄さんみたいに懐かれちゃって、パーティではいつもエスコート役だったけど、METガラでは久々に会えたかな❓


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※まるで本当の兄弟か仲良しカップル❓みたいなマイク・ファイスト(左)とジョシュ・オコナー(右)。めっちゃ癒やされるわ〜〜❤Xで「マイクとジョシュはセレブになることを拒否しているように見える」ってポストしてた人がいるけど、納得(笑)


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※今回のMETガラでのレイチェル・ゼグラー。『ウェストサイド・ストーリー』当時(3年前)から比べると、ずいぶんと大人になったなぁ。


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※『チャレンジャーズ』プレスツアーではJKみたいにワチャワチャしてたゼンデイヤですが、METガラでは一転、ファッションアイコンのオーラ全開。サスガです❗

 

アンドリュー・スコット
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 現在日本でも絶賛公開中の『異人たち』の神演技で、昨年は欧米の主な映画賞ほぼ全てにノミネートされたアンドリュー・スコット。一方Netflixの『リプリー』では、『異人たち』とは正反対の悪のカリスマに満ちたダークヒーローを見事に演じ切り、その天才的な演技力を全世界に見せつけました。今月末からは、ローレンス・オリヴィエリバイバル賞を受賞した『ワーニャ』(チェーホフの『ワーニャ伯父さん』を脚色したアンドリューの一人芝居。1人で何役も演じるらしい)のナショナル・シアター・ライブ上映も控えており、今からワクワクです❗

 

バリー・コーガン

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 ポール・メスカルと共に、英国で(ハリウッドでも)今最も熱視線を浴びている俳優の1人と言っていいでしょう。名だたる巨匠たちが競ってキャスティングするほど独特の魅力を持つ彼。コリン・ファレルと共演した『イニシェリン島の精霊』でアカデミー助演男優賞に初ノミネート、それからはあれよあれよという間に売れっ子スターの仲間入り。Amazonプライム・ビデオで大ヒット中の『ソルトバーン』をはじめ、オースティン・バトラーと共演の『マスターズ・オブ・ザ・エア』(Apple TV+)……と新作が目白押しですが、ヲタクが最も楽しみにしているのが、ロブ・パティンソン版『ザ・バットマン2』のジョーカー役❗マブダチのコリン・ファレルがペンギンだからね。来年公開予定がさらに1年延びちゃったけど、いつまでもお待ちしています(笑)

 

 今回はお付き合い中のサブリナ・カーペンターを同伴して、アツアツぶりをアピールしてましたね。


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バリー・コーガン(左)とサブリナ・カーペンター(右)

 

セバスチャン・スタン
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 会場に入る時、居並ぶファンと次々ハイタッチして、相変わらず気さくで神ファンサなウィンターソルジャーことセバちゃん😍Xで「彼はルーマニアの誇り」ってポストしてた人いたけど、ルーマニア移民から今ではネイティブなアメリカ人を演じるまでになった彼はアメリカンドリームそのもの。なんてったって、次の作品で演じるのがあのドナルド・トランプだからね(笑)

 

 彼、確か去年「来年はトーキョーに行くよ❗」って言ってくれてたような……。もしかして東京コミコンに来てくれるのかな❓もし本当に来てくれるのなら、ヲタク絶対撮影券GETしてセバちゃんに突撃しちゃう(笑)

 

エディ・レッドメイン


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 御年42才だというのに、エディの少年のような透明感はどうしたことでしょう。一昨年は、ロンドン・ウェストエンドの舞台『キャバレー』MC役で見事、ローレンス・オリヴィエ賞主演男優賞を受賞したエディ。『キャバレー』はブロードウェイでも上演され、エディは今度はトニー賞の主演男優賞にノミネートされています。初の英米2連覇なるか!?と言ったところですね。彼、最近舞台づいてるみたいですが、もっと映画にも出て欲しいなぁ。全5部作の予定だった『ファンタビ』の4作目も只今頓挫中だしねぇ…(タメ息)。

 

 写真は学生時代からお付き合いしていた奥さまのハンナさんと。まるで『真夏の夜の夢』の妖精王オーベロンと女王のタイターニアみたいだね。

 

 今は参加者の人たちがXにどんどん動画を上げてくれるから、まるで会場にいるみたいな気分になってシアワセ😍去年に引き続き、眼福な2024年METガラでございました〜〜❗