Variety誌で、エル・ファニング(『THE GREAT〜エカチェリーナの時々真実の物語』)と、ジェナ・オルテガ(『ウェンズデー』)が対談していました。共に子役出身の2人。酸いも甘いも噛み分け、ある種「突き抜けちゃった」感のあるエル(25才)に比べ、Netflix『ウェンズデー』の大ヒットで一夜にして大スターとなり、環境が激変してしまったジェナ(20才)は、様々な面で、周囲に適応しきれていないところがあるようです。
※エルによると、『THE GREAT』のシーズン3は、益々コメディ要素が強くなるそう。エルはこの作品でゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされました。女優として一皮剥けた感、ありますよね。
少女時代からオーディションを受け続け、そのプレッシャーに耐え続けて来た2人。ジェナの、お母さんが3時間以上車を運転して連れて行ってくれたオーディションで、声が枯れて出なくなってしまい、お母さんに対する申し訳無さと無力感に苛まれたエピソードや、エルの、小学校4年まではホームスクーリングを受けていたけれども、ある日自分には1人も友だちがいないことに気付いて愕然とし、私立の学校に通わせてもらったことなど、孫のいる年寄りのヲタクが読むと、なんだか胸が痛む😢(様々な体験がフラッシュバックしてジェナが涙ぐみ、エルが慰める場面も)
※配信開始1週間で3億4,123万時間という驚異的な視聴時間を獲得。『ストレンジャー・シングス4』の記録を塗り替え、Netflix史上1週間で最も視聴された英語テレビシリーズとなった『ウェンズデー〜シーズン1』。
「長い間女優業に携わっていると、まるで自分があやつり人形のように感じ、周囲の人々との会話が無意味に思える時が多々ある」と語るジェナですが、そんな彼女の精神的危機?を救ってくれたのがプロデューサー業だったようです。そう、なんと、20才の若さでジェナは、『ウェンズデー シーズン2』のプロデュースに進出するのです❗彼女はシーズン2の撮影の大分前から、脚本家たちと、新たなストーリー構成や登場人物について密度の濃いセッションを重ねているもよう。
ジェナによれば、「シーズン2ではさらにホラー的な要素が強くなるの。ラブロマンスはできるだけ排除するつもり(笑)もっと大胆で、ダークな展開になるわ」とのこと。確かにシーズン1ではホラーと同時に、学園青春モノの要素が強かったものね。ホラーみが強くなるのは、ヲタク的にはおーるおっけー❗シーズン1ではヲタクにとってめちゃくちゃツボな※「ウェンズデーのダークな名言集」が数々登場したんですが、あれよりもっとそれが増えるわけよね(笑)これはますますシーズン2が楽しみになってきたゾ。
※ウェンズデーのダークな名言集
①入学のお祝いに黒いダリアを贈られたウェンズデー。
ブラックダリアは好きよ。
シリアルキラーの名前と同じだから。
「ブラックダリア殺人事件」……1940年代、ハリウッドで起きた猟奇殺人事件。この事件を題材にジェームズ・エルロイが小説を書き、ブライアン・デ・パルマ監督が映画化した。
②私の初恋の人サルトルは、「地獄とは他人」だと言った。
③イタリア語を覚えたのはマキアヴェリの言語だから。
④「弓を射たことがあるか?」との問いに
「生きた標的になら」