オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

『吸血鬼ノスフェラトゥ』(ロバート・エガース監督)さらなる情報解禁❗


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吸血鬼ノスフェラトゥ役のビル・スカルスガルド(左)と、彼に執着され、つけ狙われる若妻役のリリー=ローズ・デップ(右)

 

 ヲタクが最も新作を待ち望んでいる監督の1人、ロバート・エガース(『ライトハウス』)。折しも今、日本では超大作『ノースマン 導かれし復讐者』が絶賛公開中ですが、監督の次なる作品は、映画史上不朽の名作、ドイツ表現主義時代の巨匠フリードリヒ・ヴィルムヘルム・ムルナウ監督『ノスフェラトゥ』のリメイク❗ストーリーは、19世紀のドイツ、トランシルバニアからやって来た不死の吸血鬼ノスフェラトゥから魅入られた若い女性の底知れぬ恐怖を描いたゴシック・ホラーです。

 

 当初公表されていたキャストのうち、まずは吸血鬼役のハリー・スタイルズが降板、続いてヒロイン役のアニャ・テイラー=ジョイが「製作日程のゴタゴタ」を理由に続いて降板してしまったとの報がありました。その後すったもんだの末?やっときまったのがビル・スカルスガルドとリリー=ローズ・デップ。そのニュースを聞いて、(…え?最初のキャストより合ってるぢゃん❗)って密かに思ったヲタク。アニャは好きな女優さんだけど、吸血鬼に翻弄される薄倖な美女役にしては自己主張が強いイメージで、ちょっとそぐわない感じがしていたから。


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ニコラス・ホルト

 さらに、ヲタクの熱烈推し、ニコラス・ホルトのキャスティングが発表され、ヲタクの期待はいや増すばかり。「ホルトが演じる役柄は明らかにされていない」そうですが、どう考えてもリリー=ローズの夫役しかないっしょ(笑)ムルナウ監督のオリジナル版(サイレント映画)もヲタク大好きな映画ですが、不動産業を営む夫が、トランシルバニアの吸血鬼の城を訪れ、じわじわとノスフェラトゥの毒牙に絡めとられていく過程がめちゃくちゃ怖いんです((( ;゚Д゚)))ニコラスが、新妻への愛ゆえに必死に恐怖と戦おうとする心情をどう表現してくれるか、今から楽しみ❗

 

 そしてそして、さらに今回、名優ウィレム・デフォーの参戦が新たに告知されました❗吸血鬼と対決するヘルシング博士役かな?エガース監督とは『ライトハウス』『ノースマン 導かれし復讐者』でタッグを組んだばかり。監督の信頼も篤いんだろうなぁ…。特に『ライトハウス』の、光に取り憑かれた燈台守の鬼気迫る演技は恐ろしいほどで、ロバート・パティンソンとの演技合戦もすごかった。今回もどんな演技を見せてくれるのでしょう。

 

 紆余曲折あったけど、フタを開けてみれば、これ以上望むべくもないほど強力な布陣じゃないですか❗『吸血鬼ノスフェラトゥ』、公開が楽しみすぎる❗