『キングスマン』シリーズで知られるマシュー・ヴォーン監督の新作『ARGYLLE/アーガイル』鑑賞。
スゴ腕エージェント・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)が世界を股にかけ、強大な諜報機関の裏に潜む巨悪を暴く、その名も『アーガイル』シリーズで一躍超人気作家となったエリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード…ロン・ハワード監督のお嬢さんらしい。ビックリ)。ハードボイルドな筆致が人気を博していますが、素顔の彼女はシャイで猫のアルフィーが唯一の話し相手、しかも飛行機恐怖症で不安神経症という、自身が創り出したヒーロー、アーガイルとは似ても似つかぬ平穏な生活を送っていました。しかし、次に出版する最終巻の結末がどうしても思いつかず、エリーは気分転換にとアムトラック(全米鉄道)に乗って実家に遊びに行くことに。途中で向かいに乗り込んできた、エイダンと名乗る怪しい風体の中年男(サム・ロックウェル……初登場シーンのサムは1970年代のヒッピーみたい 笑)がいきなり「君の本のファンなんだ」と話しかけてきます。いかにも胡散臭いエイダンに露骨に引くエリーですが、男はそんなエリーの様子にはお構いなしで「……じつはね、こう見えてもオレ本物のスパイなんだぜ」などと言い出したので、エリーが(…この人頭おかしいんじゃ(?_?)とさらにドン引きしているとさぁ大変、通りがかった男がいきなりエイダンに切りつけてきて、それを合図に続々と車両内に刺客が現れ、エイダンと死闘を繰り広げます!まるでブラピの『ブレット・トレイン』みたい(笑)あまりのトンデモ展開に心臓が止まりそうになるエリーですが、「あいつらの狙いは君なんだぞ!」というエイダンの叫び声と共に腕を掴まれ、高架鉄道を走るアムトラックから命がけのダイブをするはめに……!
※のっけからヘンリー・カヴィルにリフトされるデュア・リパ。セクシー・ディーヴァ、ついに銀幕に見・参!
Q1 エリーが命を狙われる理由ははたして何ゆえなのか?
Q2 本当にエイダンはスパイ?
Q3 エリーの想像上の産物である筈のエージェント・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)。しかしてその実体は?
Q4 デュア・リパ、ソフィア・ブテラ、サミュエル L ジャクソン、アリアナ・デボーズ……と、ハリウッドの綺羅星の如きスタァたちが次々と登場!……でも一体、誰が敵で誰が味方?
Q5 スタイリッシュなスパイの設定アーガイル、なんで角刈りにマオカラーのスーツなんて妙ちくりんなカッコしてるん?
……とまあ疑問は次々と湧いてきて、カオスなマインドファック状態のヲタクはアタマくるくる〜(^_^;)どんでん返しに次ぐどんでん返しで最後まで気が抜けない、ジェットコースタースパイムービーとでも申せましょうか(笑)
しっかしねぇ、この映画……
何はなくともサム・ロックウェルよぉぉぉ〜〜
٩(♡ε♡ )۶
ポスターではアーガイル役のヘンリー・カヴィルが中央にいて、サムはその横の横に猫背でショボクレて写ってるから、(どーせさー、蓋を開けたらスパイを気取る誇大妄想狂のチョイ役だったってゆうオチなんじゃないの?)なんてヤサグレてたヲタク。ところがどっこい$@&5¢€℃……(これ以上言うとネタバレになっちゃうからやめときます 笑)後から考えたら、このポスターの並び順も、観ている側をミスリードするためのある種のトリックと言えなくもないんだよね。
※どの記事読んでも「冴えないスパイ役サム・ロックウェル」って書いてあるわ。どこが冴えないのよ〜。こんなにカッコいいのに……。
お題を「今ふたたびのサム・ロックウェル祭りぢゃ〜っ!」にしたのは、以前『ジョジョ・ラビット』の感想文を書いた時に『サム・ロックウェル祭りぢゃ〜っ!』ってお題だったから(^_^;)あの時も配信開始されてから早送りして、サムの登場場面だけ何度もリピしてたっけ。悲しいかな、合計15分くらいだったけど…(笑)今回は全編ほぼ出ずっぱりだから嬉しいな(≧∇≦)bレンタルぢゃなくって購入しちゃおっかなー(*˘︶˘*).。.:*♡
※あらゆる面で『キングスマン』シリーズとクロスオーバーしている本作。『キングスマン』で、あの義足の殺し屋ガゼルを演じたソフィア・ブテラもカメオ出演しております。
★懐かしの『ジョジョ・ラビット』キャプテンK
ナチスのくせにヒットラーが嫌いで強いかと思えばジョジョのママ(スカヨハ)にはあっという間にシバかれちゃった右目義眼のゲイの将校(なんのこっちゃ 笑)キャプテンK。
サムは「ナチスに幻滅したゲイの将校を演じた。ビル・マーレイの演技をパクってね(笑)」って言ってたそう(^_^;)