(サスーンとオーウェンが運命の出逢いをしたスコットランドの古都エディンバラ)
ジャクロくんのツイッターに、新作『Benediction』撮影時の麗しいお姿がぁぁぁ😍…まっ、内容の重さ、シリアスさを考えれば、軍服姿が美しいなんて口が裂けても言えないんですが(反省)
今回ジャクロくんが演じるのは、第一次世界大戦の凄惨な体験から心を病み(今で言うPTSDですね)、その後反戦の詩を書き綴った実在の人物、ジークフリード・サスーン。
サスーンは、やはり英国の反戦詩人、ウィルフレッド・オーウェンの詩作上の師であり、師弟関係を越えた敬愛の対象でもありました。二人はPTSD治療の為に入院したスコットランド、エディンバラの精神病院で運命の出逢いを果たし、サスーンの指導によりオーウェンは、戦争を題材にした詩作の中でも英国文学史上屈指の名作と言われる『死すべき定めの若者の為の讃歌』を書き上げます。その後オーウェンはサスーンの反対を押し切り再び前線に赴き、25才の若き命を散らすのですが…😢
ヲタクが敬愛するティルダ・スウィントンが準主役で出演していて、いつか見たいと熱望していてまだ果たせていない映画の1つに『War Requiem(戦争の鎮魂歌) 』があります。これが、オーウェンの生涯を題材にしたオペラというか音楽劇でして😅
ティルダ・スウィントン➡️ウィルフレッド・オーウェン➡️ジークフリード・サスーン➡️ジャック・ロウデン❗😍
好きなモノ、好きな人物が次々と繋がれていく…ヲタクは密かに「ヲタクのラブ・チェーン現象」と呼んでいるのです(笑)ジャクロくんとティルダさまがいつか共演してほしいと祈念しているヲタクにとって、これは大いなる啓示だわ、うん(笑)
…とつらつら考えていたら、ジャクロくんのツイッターにサスーンの詩の1節が❗「…僕は暗闇の中で数発銃を撃った。『無人地帯』であたかも自分が重要人物であるかのように…。」無人地帯(敵陣の塹壕との間のエリア)を深夜パトロールする任務にでもついていたのでしょうか。そこに敵の兵士がいるかどうかも定かではないのに、恐怖の為か疑心暗鬼の為か、闇雲に引き金を引く若い兵士…。歴史上の人物を演じる時、膨大な資料を読み込むジャクロくん。サスーンの詩も、きっと全作品読破したんだろうなぁ…😊
監督は『エミリ・ディッキンソン~静かなる情熱』のテレンス・デイヴィス。有名なアメリカの詩人の生涯を描いた映画の監督です。ディッキンソンというのは若い時から自宅の敷地を一歩も出ず(もちろん結婚せず)ひたすら詩を書きまくった人で、元祖引きこもりというか😅その芸術性が世に認められたのも、エミリが亡くなってしばらくしてからでした。彼女、最後には腎臓を病むんですけど、ギリギリまで医者にかからなかったから重症化して、尿毒症から脳に来て((( ;゚Д゚)))そのプロセスが徹底したリアリズムで描かれていて、主演のシンシア・ニクソンの熱演と相まってもう、怖くて、怖くて😅
あの演出で第一次世界大戦とサスーン…。楽しみなような、見るのが怖いような(笑)
‘I did blaze my revolver off a few times in the dark, whilst I pretended to be important in No-Man’s Land...’
— Jack Lowden (@JALowden) 2020年9月19日
Sassoon, 1917. pic.twitter.com/lyMFy9tVbA
Jack Lowden & Terence Davies Movie ‘Benediction’ Wraps Shoot – Deadline https://t.co/0GbKR0HGG7
— Jack Lowden News (@JackLowdenNews) 2020年11月2日
Very proud of the team for completing the shoot safely! 👏- Terrence "Davies’ #BENEDICTION and more: UK filmmakers talk return to production"- 🎥 Via @Screendaily https://t.co/MOBqE2LBgY@BFI @emufilms @BBCFilm @JALowden #KatiePhillips #AFM2020 pic.twitter.com/LFj7n4BOWn
— Bankside Films @AFM2020 (@BanksideFilms) 2020年11月12日