小学生の頃からなぜか、「吸血鬼オタク」なヲタク(笑)そんなヲタクが今物凄く公開を楽しみにしているのが、ロバート・エガース監督の新作「ノスフェラトゥ」❗️題名からもわかる通り、ドイツ表現主義映画の巨匠、F. W.ムルナウ監督の「ノスフェラトゥ」(1922)のリメイクです。
吸血鬼映画と言えば、ハマーフィルム・プロダクションの「ドラキュラシリーズ」をはじめとして、長らく戦前の見世物小屋の化け物みたいな扱いをされてきたわけですが、最近は「異形の者の美」に焦点を当てた作品も多く(代表的なのがギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」やシェイプ・オブ・ウォーター」、ティム・バートンの一連の作品など)、今回のエガース監督の演出も、ヒロインがノスフェラトゥに対して恐怖に慄きながらも、次第にその異形の美に惹かれていく……という流れになっているんではないかと予想してます。ヲタクがいつもブログで叫んでる「美と恐怖の融合」ってやつですよ😉
※ヒロイン役のリリー・ローズ=デップ(上)がティザーの中でノスフェラトゥ(ビル・スカルスガルド…下)に「Come to me!」って叫んでるシーンがあったけど、今回のノスフェラトゥ、異形の者の筈なのに、妙に色っぽい……。「シェイプ・オブ・ウォーター」の半魚人思い出すな。
それが証拠に、ノスフェラトゥに付け狙われるヒロイン(リリー・ローズ=デップ)の(たぶん)夫役であるニコラス・ホルトがVariety誌のインタビューに答えて、「今までで最高に美しい映画だ。エガースは素晴らしい監督で、不死のテーマを独自の視点で捉えている」って言ってましたからね。
※「Xメン」や「マッド・マックス 怒りのデスロード」ではイケメンを封印、特殊メークでそれこそ「異形の者」をノリノリで演じていたニコラス。今回は素顔のようです(笑)
ニコラスのインタビューによれば、全米公開は12月25日らしいのですが……。クリスマスに吸血鬼映画って、何の冗談かしら(笑)
※めっちゃ豪華な出演陣❗️さすがエガース監督。ウィレム・デフォーは悪魔祓いかな❓️エマ・コリンは最初にノスフェラトゥのえじきになるヒロインの親友かな❓️……公開前にいろいろ妄想を巡らすのも楽しい😂
はてさてアーロン・テイラー=ジョンソンは何の役だろう(?_?)