オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

それでもやっぱりジャック・ロウデンの映画『カポネ』なのだ❗


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 キノシネマみなとみらいで映画『カポネ』鑑賞。トム・ハーディがかの有名なマフィアのボス、アル・カポネの晩年を演じた作品です。

 

  ハマリ役のカポネと言えばもう、誰もが映画『アンタッチャブル』(1987年  ブライアン・デ・パルマ監督)のロバート・デ・ニーロを挙げるでしょう。主役のケヴィン・コスナーにしろ助演のショーン・コネリーアンディ・ガルシアにしろ、出演者全員が一世一代の名演技を見せてくれましたが、それも、対極にいるデ・ニーロの圧倒的悪のカリスマ演技があればこそ。テカテカに前頭部を剃り上げたビジュアルも、一度見たら目に焼き付いちゃう(笑)あれだけのモノ見せられたら、カポネの最盛期を演じるのはちょっと二の足踏むわね😅いくら演技派のトムハでも。だから視点を変えて晩年に的を絞ったのかなー。

 

  脱税の罪で10年間収監された後、フロリダの豪邸で悠々自適の生活を送っているかのように見えるアルフォンス・カポネ。しかしそのじつ生活資金は枯渇し、自慢の美術品の数々も売りさばかなくては生活が立ちいかなくなっていた。さらに、若い頃感染した梅毒は彼の体を確実に蝕み(感染したのが15才って、どんな生活送ってたんぢゃ、お子ちゃまのクセに😅)、皮膚は赤く爛れ始め、48才にして重度の認知症を患っていた…。

 

  映画は、目を背けたくなるような現在のリアルな姿と並行して、彼の過去の栄光の日々への執着や、数々の虐殺に対する罪の意識から引き起こされる妄想や幻影をこれでもかと描き出していきます。何が現実で何が妄想なのか、見ているこちら側もだんだんわからなくなってくる。(妄想だとしても、血しぶきが盛大に飛び散って、まるでアリ・アスター顔負けのホラー映画((( ;゚Д゚))))加えて、トムハの演技が巧すぎて迫力ありすぎて、超怖いよ~😱この映画、アカデミー賞で作品賞は逃すけど、主演男優賞はイケるんじゃないかっていうタイプの#「/*&¥$@☆…😅

(暴言、お許し下さい=笑)

 

  しかししかし、我が愛しのジャック・ロウデンが、映画のドロドロしたムードを救ってくれてます。彼が登場する場面だけ、スクリーンに爽やかな一陣の風が吹き抜ける(笑)ジャクロくんは、カポネの認知症は演技ではないか、まだ押収されていない隠し財産があるのではと疑念を抱き、カポネを追い詰めるFBIのクロフォード捜査官役😍映画の中では対立する間柄ですが、『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督)で共演以来、すっかりトムハに心酔しているジャクロくん。良かったね、念願叶って再共演😊

 

  以前、映画『アンタッチャブル』の大ファンだという尾上松也さんがあるインタビューで

エリオット・ネスがスーツにベストを重ねてるのが格好いい。僕がいま持ってるスーツは、ほぼベストもセットで揃えてて。あえて言うなら拳銃のホルダーも着けたいくらいです(笑)。ネスがジャケットを脱いだ後に拳銃ホルダーも一緒に取る仕草とか最高で。

って仰有っているんですね。

まさに今回のジャクロくんはそれ❗すらりとした長身に1930年代のトラディショナルなファッションが似合うこと…。今回はかなり体絞ってて、めちゃくちゃヲタク好み💕そのまんまエリオット・ネスを演じてほしい(笑)

 

  また彼、今回の映画でアメリカン・イングリッシュをほぼ完ぺきに喋ってます。難しい法律用語を多用した膨大なセリフを早口で滔々と話すのは映画『否定と肯定』の若き弁護士役で経験済みだけど、今回はアメリカ英語でやりこなしたんだからスゴイ❗

 

 日本国内に少数ではあるが確実に存在しているであろう ジャクロファンは映画館に急げ❗🏃🏃🏃

(但し、出演シーンは10分くらいです=笑)


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