オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれ🩵などを呟く気ままなブログ。

Number_i〜琥珀色のR&B『Blow Your Cover』

 
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※曲調によってカメレオンのように姿を変えてくるNumber_i。ヲタクの妄想の中では『Blow Your Cover』の彼らはコレ↑

 

(ファンにとって)狂乱の?『To Heroes〜TOBE 1 st Live』が終わって放心状態のところに、さらに燃料投下!4月1日のCDLVに出演決定〜〜!!(ぱちぱちぱちぱち)しかもしかも、『GOAT』は当然のこと、日頃冷静な神宮寺くんがラジオで思わず「エロい」と口を滑らし、平野くんを慌てさせたというアノ『Blow Your Cover』もTV初披露という超朗報が!いやいやいや神宮寺くん、あなた自身が1番エロいのよ。もうアイドルじゃないんだからもっとエロくていいでしょ?……って余計な話は置いといて(笑)

 

 エロティシズムのツボっていろいろだと思うけど、個人的には、肉体の直截的な表現よりもむしろ、こちらの妄想をかき立てる

消えないほどKissした背中越しのパノラマ

かなぁ……。平野くんのハスキーボイスがめっちゃセクシー。

 

 どこか引いてて逡巡している「彼女」を半ば強引に自宅に誘って、甘いLiquorで酔わせて。(たぶん)自分の住んでるタワマンの、煌めく夜景のパノラマを彼女の白い背中越しに見てる……って、そのイマージュ、エロすぎる(笑)若いけど地位も名声もある、遊び慣れてるイケメン…なんだろうな、「彼」は。

 More Chocolate?

 

……彼女にチョコレートを奨めてる‥‥‥‥ってことは誘いの甘いLiquorから、※重厚なカヴェルネ・ソーヴィニヨンか、辛口のシャブリに移ったってことかな。お供のプラリネやトリュフは、老舗のGODIVAかWITTERMERか、はたまた新興勢力のPIERRE MARCOLINIか。一夜限りの恋をどこか後悔してる風情の彼女に、(遊び慣れた筈の)「彼」がまるで少年に戻ったみたいに「もっとチョコレート、どう?」と心の必死さを隠しながら声をかけている様子が切ない。囁く岸くんの声がまたこの情景にぴったりで……沼る(笑)

※チョコレート好きはワイン好き‥‥‥というアンケート結果が出ているそうで。甘いチョコレートに合うワインは、重厚で深みのあるボルドー の赤か、白だったらすっきり辛口のシャブリがおススメ。

 

 

もうちょっとですべて溶けてしまうだろう

 

 舌の上で溶けるチョコレートからの、儚く消えてしまう泡の香りの追い打ちが、彼らの恋の危うさ、脆さを連想させてエグい(笑)

 

 そしてとうとう最後まで心の裡を一切明かさず、おそらく「彼」が眠っている間に、静かに去って行った彼女。

 

Baby now Blow your cover……

が幾度となく繰り返されるけど、「彼」が1人、空っぽのベッドの上で呟いてるかと思うと、めっちゃ切ないわ〜。

しかも「彼」は平野紫耀だから!

岸優太だから!

神宮寺勇太だから!

 

………萌えすぎでしぬ案件(笑)

 

 『Blow Your Cover』。結ばれても心が掴めない彼女に「あなたの心の鎧を脱いで」って訴えかける意味だと思うけど、なぜかヲタクの妄想は平安時代に飛ぶ(笑)文のやり取り、御簾越しの会話から始まる平安時代の恋。御簾(Cover)を取り払って(Blow)自らの姿を男性の前に現すことはすなわち恋人として相手を受け入れたということ。

 

 『源氏物語』には、光源氏の子夕霧が野分(のわけ…台風)の日、強風にたなびく御簾の間から義母である紫の上の美しい姿を垣間見て心乱す場面が出てきます。たちまちのうちに夕霧は紫の上に心惹かれますが、それは二度と起きてはいけない禁断の出来事。求めても絶対に手に入らない高嶺の存在に懊悩する平安朝の貴公子もじゅうぶん切ないけれど、『Blow Your Cover』の後半、たとえ体を重ねて一夜の温もりを得たとしても、その人の心は得られない、冷たくなったベッドの上で「どうか本当の心を見せて」と呟く現代の貴公子の後朝の歌には、寂寞とした現代人の孤独と不毛な愛が滲んで……聴いている私たちをもっと狂わせる。


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※『To Heroes〜TOBE 1st Live』2024.3.17

叶わぬ恋の切なさを全身で表現したNumber_i。

 

★おまけ…ベルギーチョコレートのはなし

 ヲタクは夫の仕事の都合で丸5年、ベルギーに住んでいたのですが、ベルギーの人たちにとってチョコレートはお菓子のジャンルではなく、栄養素の詰まったサプリ的なもので、それに凄く驚きました。娘の担任の先生(娘たちは現地の小学校に通っていました)の朝食は365日チョコレート1個とリンゴ1個って言ってたし、お弁当に板チョコ1枚とブロート(固いパン)っていう子も大勢居た。

 

 普段食べてるのはスーパーで売っているような、例えばGALLERやCOTE DORの板チョコで、ショコラティエが作るプラリネやトリュフ、ガナシュは特別な時用の贅沢品。GODIVAは現地の人にはなぜか人気がなくて、当時は海外展開していなかった王室御用達のWITTERMERやLEONIDASのほうがポピュラーだったかも。

 

 PIERRE MARCOLINIは店構えがめっちゃオサレ。ブリュッセルからロンドンに行く特急の発着駅に1店舗あったんだけど、黒と白のスタイリッシュな内装、店内には黒尽くめのブロンド・イケメンがすんっ、と立っていて、ヲタクはたかだかトリュフ2箱買うのにめっちゃ挙動不審になったことを覚えてる(笑)

 

 

 

 濃密なミディアムナンバー『Blow Your Cover』を彩ったチョコレートのお話でした♬