オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

『夢の本屋をめぐる冒険』(千葉雄大&門脇麦)~神田古本屋街の思い出

  街の本屋さんの店長(千葉雄大くん)と店員さん(門脇麦ちゃん)が、閉店の危機に瀕している自分たちの本屋の方向性について話し合い(ドラマ)、さらにはパリの「シェイクスピア&カンパニー」や中国の「先鋒書店」など、世界のステキな本屋さんを案内してくれる(紀行)「ドラマ+紀行」という新しい視点の「攻めてる」番組が放映されるとか❗いやー、楽しみだなぁ。お二人とも本がお好きだそうで😊若い方たちが「本が好き😍」って言ってるのを聞くと、わけもなく嬉しくなります😊そして、若い二人のツーショットを見て、昔むかしの思い出に浸るヲタク(笑)

 

  大学生の頃、大学には東京駅から中央線快速に乗って通っていて、授業が早く終る日は、必ずお茶の水駅で途中下車して、神保町の古本屋街に行くのが常でした。右手に明大を見ながら緩い坂道をブラブラ歩いていくと、交差点に突き当たり、もうその界隈は夢の宝庫。

 

  映画・演劇関連の書籍を専門に扱っている本屋さんも数件あって、古い映画のパンフレットもずいぶん集めたなぁ。今は映画館の上映が終わって一定期間経つとDVD化や動画配信されるけど、ヲタクの学生時代はそんな文明の利器はなかったので、リピしたい映画はパンフレットを眺めながらひたすら映画館でのリバイバル上映を待つ❗(笑)リバイバル上映でハマった映画はもはや古すぎてパンフレットを販売していない場合もあるので、そんな時はお宝探しよろしく神田に繰り出すというわけ。

 

  卒業論文は趣味と実益を兼ねて❓😅ジョン・ミリントン・シングというアイルランドの劇作家を選んだ為、新刊の資料は殆どなく、図書館と古本屋頼み。神田で貴重な資料を二束三文でゲットした時は嬉しかったなぁ。戦利品があった時は、書泉グランデ裏の喫茶店『ラドリオ』でまずは目を通すことに。(注・カフェぢゃなくて、ですね😅サテン、って発音してる人もいました。中島みゆきの『悪女』の世界ですね、ハイ。ユーミンはカフェで、中島みゆきはサテンなんだよね、イメージが)はじめて珈琲が飲めるようになったのが、ここ、ラドリオです。でも、クリームあまあまなウィンナコーヒー😅大学卒業してからは行ったことないけど、作家と編集者とおぼしき二人連れ(多分アノ人だと思う=笑)が顔付き合わせて話してたりして、独特の雰囲気がありましたね。

 

  大人気ドラマ『愛の不時着』、主人公の二人が読書家の設定で、それぞれ相手の本棚の本を並べ替えて、背表紙の題名を「サランヘヨ」にする場面が印象的でした。ヒロインのユン・セリのセリフに、たしか「蔵書を見ればその人の人となりがわかる」っていうのがありました。

 

  ヲタクの場合、以前は3畳のクローゼットが服じゃなくて膨大な数の本で埋まっていたのですが、知人のお嬢さんが古本屋さんを始めると聞いて、殆ど全て差し上げてしまいました😊…でも考えてみれば、発売当時発禁処分になったという澁澤龍彦翻訳『悪徳の栄え』(マルキ・ド・サド)とか『異端の肖像』、牧逸馬の『浴槽の花嫁』や切り裂きジャックの話、文豪の作とはいえ『眠れる美女』(川端康成)、『卍』(谷崎潤一郎)、『眼球譚』(ジョルジュ・バタイユ)とか混じってたからなー。私が死んだ後、最愛の孫から「ばーばって、どんな人だったの❗❓😮」って言われるのもツライ(笑)

 

(あー、あれだけは手元に置いときゃ良かった)って思う本もあるけど…。いやいや、全く本の趣味が違う家族の為には、早めに断捨離しといて良かった、うん(笑)