オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

どうしちゃったのよ、マット・ボマー❗~Netflix『The sinner シーズン3』

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  アメリカのミステリードラマにしては珍しく「イヤミス」感たっぷりな『The Sinner~隠された理由』。やっとこさシーズン3までたどり着いた(笑)

 

  何しろテーマが重くて、主人公のアンブローズ刑事(ビル・プルマン)が犯人の闇の心理にどんどん入り込んでいって事件解決するもんだから、見ているこっちもいろいろ考え込んじゃって、並行して見ていた『ディスカバリー・オブ・ウィッチズ』(U-NEXT)みたいに2晩くらいでサクサクイッキ見…というわけにはいかない(笑)

 

  『The Sinner~隠された理由』(シーズン1~3Netflixで配信中)は、副題でも想像できるように、犯人が殺人を犯すシーンから始まるのですが、その動機が皆目わからない。主人公の熱血刑事アンブローズがそれを探っていくうち、犯人の動機と、これまで歩んできた人生(大概は闇深い😅)が露わになっていく…という展開で、私たち視聴者は、アンブローズと共に、罪深き者(The Sinner)の心の謎を解き明かしていくしくみ。『シーズン2~ジュリアン』では何しろ犯人が13才の子どもで、刑事告訴されて(アメリカでは犯罪内容によって未成年でも刑事裁判の被告人になる)、もうその子の罪を犯すまでの成育過程が悲惨すぎて、見ている間ずっと胸が痛くて…😭(まあ、最後にはアンブローズ刑事の奮闘により、その子の人生に希望の光が射したところで終わって、後味は悪くなかったんですが…)

 

  でもってシーズン3、主人公を演じるのが「世界で最もハンサムな顔ランキング」常

連、ヲタク的には「世界一スーツが似合うイケメン」マット・ボマー(ドラマ『ホワイトカラー』)だと知って、見る前からヲタクの気分はアゲアゲ(笑)ところが見始めると、マット演じるジェイミー・バーンズ、高校教師で学生たちを指導する立場にありながら、いかんせん自分自身が自己確立ができていない「困ったちゃん」の「かまってちゃん」😅まもなく赤ちゃんが生まれるというのに、身重の奥さんに「人生には生まれてくる価値があるんだろうか」とか言い出したり、大学の進学相談に来た生徒に「大学進学は無意味だ」とか言い放ったり…。

まっしかし、それにガマンして見続けていると、唐突にマットのとんでもないサービスショットが…。ヲタクは、(あー、ガマンして見てて良かった)と思ったもんです(⬅️バカ😅)

 

 

おーいー、どうしちゃったのよ、マット・ボマー

って、思わず画面にツッコミたくなったヲタク。しっかりしてくれよ先生、って感じ。

まあ、マットのせいじゃないけど(笑)

 

 〈あらすじ〉

  ある画家の所有する広大な私有地で、車が木に激突し横転。男性二人が同乗しており、運転者のニックは死亡。助手席にいたジェイミー(ボマー)は九死に一生を得た。最初は単純な自損事故と思われたが、捜査を担当するドーチェスター署のアンブローズ刑事(ビル・プルマン)は、ニックは応急措置をすれば助かった可能性があったにも関わらず、彼の携帯はジェイミーにより故意に投げ捨てられたこと、長時間連絡を怠っていたことから、故殺に相当するのではと疑う。大学時代友人関係だったという二人の関係は異常で、死亡したニックはニーチェのウーバーメンシュ(超人)思想に傾倒しており、ジェイミーは彼に洗脳されているような状態だったらしい。アンブローズ刑事はジェイミーの苦悩を感じ取り、真実を明らかにしようと動き始めるが…。

 

  シーズン1、2でもそうでしたけど、アンブローズ刑事って非常にヒューマニズムに溢れた熱い人で、「罪を憎んで人を憎まず」というか、辛く悲しい過去を背負った被告人の心情を理解しようとしているうちに、次第に相手との心理的な境界線があやふやになってくる。今回ジェイミーに対しては特にその傾向が顕著のような…😅家族の縁の薄い孤独なアンブローズ刑事、まるでジェイミーの中に息子の影を見ようとしているかのよう。

 

  アンブローズ、シーズン1では特異な性的嗜好のシーンがけっこうあってビックリしたけど(笑)シーズン2で過去のトラウマが明らかになったせいか、そういった生臭い側面はシーズン3では陰を潜め、すっかり好好爺っぽくかなってます。それに今回は坐骨神経痛を発症してて、若いジェイミーを追っかけるのに足を引き摺ってて痛々しい😅

 

  シーズン4まで製作が決定しているそうですが、それまで体大事にしてね、アンブローズ(笑)