オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

唯一無二の砂漠とティモシー・シャラメ~『DUNE/デューン 砂の惑星』

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  新しくオープンした横浜の駅ビル、「JR横浜タワー」。その8~10Fを占めるシネコン、Tジョイ横浜でドルビー・アトモス(立体音響)版『DUNE/デューン 砂の惑星』観賞。  横浜界隈の映画館って、駅から離れた場所にあることが多いので、映画が見たくなる悪天候の日には多少不便😅いやーイイですよね~、駅ビルに映画館って🎵これから結構通っちゃいそう。職場からも近いし😊珍しいのは、開場までの間、時間を潰せるガラス張りのラウンジがあるところ。こんな細かい配慮も◎❗今日は駆け足でTジョイに直行直帰だったけど、各階ゆったりスペースが取られていて、ステキなお店がいっぱい♥️

 

  …というわけで、SF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』公開初日。主役は今をときめくプリンス・オブ・ハリウッド、ティモシー・シャラメですが、もう1つの主役は違うことなく「砂漠」❗ヲタク的には、同じく全編が砂漠の光景で彩られたデヴィッド・リーン監督の『アラビアのロレンス』以来久方ぶりに、「ただ観賞するだけの映画ではなく、体感する、その世界に没入できる映画に出逢えた❗」という、何とも言い難い快感を感じました。自分自身がこう……映画の1ピースになったかのような、不可思議な感じ。

 

アラビアのロレンス』ではアラビアの砂漠に大々的なロケを決行し、全編映し出される砂漠の光景に観客が異様な喉の渇きを覚え、休憩時間に飲みものを求めて売店に殺到した…という逸話が残っています。(いわゆるサブリミナル効果ってヤツです)あの時も「体感する映画」だって評判になりましたっけ。

 

  一方、今作のドゥニ・ヴィルヌーブ監督は、実際のレバノンでの砂漠のロケ(グリーンバックを使用したのは僅か2シーンという監督のこだわりは凄い👀)と最新技術の粋を組み合わせた「今」ならではの手法で、灼熱地獄の昼間から夜は氷の冷たさに豹変する砂漠の表情、全てを飲み込む巨大な砂嵐、ひと粒ひと粒飛び散る砂の粒子等々……をあたかも現実の出来事のように表現して見せ、私たちはシャラメと共に、圧倒的な映像美と、体に直接響くような音楽(ハンス・ジマー)が鳴り響く唯一無二の世界に飲み込まれていくのです。

 

  時は西暦10190年。人類はそれぞれあまたの惑星に移住し、大領家となって、皇帝の強大な権力の元に宇宙帝国を築いていました。(なぜかぐるっと回って徹底的な階級制度が敷かれてる…😅)皇帝の命により、長寿の香料「スパイス」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったアトレイデス家。公爵(オスカー・アイザック)の一人息子ポール(ティモシー・シャラメ)は、巫女である母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)から密かに超能力の特訓を受け、強大な何かに「覚醒」し始めていました。しかしある日、香料の採掘権を持つハルコンネン家が皇帝と謀り、アトレイデス公爵は暗殺されてしまいます。母と共に追われる身となったポールは、広大な砂漠に身を投じますが、果たして彼は一体何者なのか❓そして、彼に与えられた宿命とは…❗❓

 

  トマス・エドワード・ロレンス(アラビアのロレンス)は「砂漠のどこに牽かれるのか」と問われて「清潔だから」と答えたそうですが、その清潔な魅力を湛えた砂漠に佇むティモシー・シャラメの、神秘的で高貴な、唯一無二の美しさよ😍ハル王子(ヘンリー六世の青年時代)に扮した『キング』(Netflix)でも然りでしたが、泥の中に突き落とされても、砂嵐にまみれても、微塵も損なわれることのない圧倒的な美しさ❗

 

  ヲタクごひいき、肉体派俳優ジェイソン・モモア(『アクアマン』『ゲーム・オブ・スローンズ)が、命を賭けてポールを守る側近の役でご登場❗彼が久方ぶりに会ったポールを軽々と抱き上げる場面なんざ、ブロマンス愛好家はヤられますわ~~。モモアの、(シャラメに向かって)「…大きくなったな」とか低い声で呟く時の萌え感ときたら(笑)一方、シャラメくんもただ守られているだけぢゃござんせん、特訓に特訓を重ねたという華麗なナイフアクションを披露してくれます。

 

  帝国軍に命を狙われるポールと母のジェシカが砂漠の民フレメンの集落に逃げ込み、予知能力のあるポールが、これまで繰り返し夢に見ていた運命の女性チャニ(ゼンデイヤ)とついに巡り合うラスト。

 

ドゥニ監督、近々続編作ってくれるのよね❗❓

スターウォーズ』で、ハン・ソロが冷凍にされちゃった時くらい続きが気になるんですけど😅

 

  共演者もこれでもか❗っていうくらい超豪華。ジェシカの超能力の師匠にシャーロット・ランプリング(最初から最後まで厚いベールで顔覆ってるのに登場したとたんに一発でわかるって、さすがのオーラです 笑)、公爵の腹心の部下にジョシュ・ブローリン(ハイ、ご存じ指ぱっちんのサノスさん)、砂漠の民フレメンの長にハヴィエル・バルデム

 

  あらゆる意味で、「今年、映画館で見るべき1本」であることに、間違いはありません😊