オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

マイク・ファイスト~アップカミング・イケメンに注目❗(ELLE Girl)

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(From Pixabay)

  現在絶賛公開中の映画『ウェスト・サイド・ストーリー』(スティーブン・スピルバーグ監督)で、少年不良グループ・ジェッツのフロントマン、リフを演じるマイク・ファイストにすっかりハマったヲタク。名作がさらにスピルバーグ監督の手で超名作に生まれ変わった…って感じで、ヲタク現在も何度かリピしてますが、ご贔屓のリフがシャークスとの決闘で死んじゃってからは急に見る気を失ってしまうので、ちょっと困ってます(…小声)

 

  ネットサーフィンしてもなかなか情報が出て来ないんですが、ELLE Girlが「映画の中の気になるイケメンを紹介する」コラム、『映画 × イケメン』なる連載を開始、

エスト・サイド・ストーリー』で大注目のアップカミングイケメン、マイク・ファイストの魅力に迫る。

とのコメントをつけられ、マイクは栄えある第1回を飾っています。俳優を目指してニューヨークに出てきてから苦節10年、次第にその演技力と歌、ダンスの才を認められ、舞台では『ディア・エヴァン・ハンセン』のコナー・マーフィー役でトニー賞助演男優賞にノミネート、イケメンだけじゃない、かなりの演技派、実力派。生い立ちやこれまでのキャリア、『ウェスト・サイド・ストーリー』出演の経緯等々はELLEの紹介記事を読んで頂くとして…。

 

  ヲタク的に記事の中でアンテナにビビビと来たのは、

演技へのストイックな情熱に溢れ、私生活では短編小説を執筆するなど知的で繊細な一面を持つマイク。

のくだり。

きゃあああ~、「知的で繊細」🎵こ、好みよ、激しく。

ELLE girlの記事は、英文のWikiを参考にしたように見受けられましたので、ヲタクもちょっと、かいつまんで読んでみました。

 

おお、ここですね~🎵

He writes short stories and has stated that it is important for an actor to attempt to write in order to understand and portray scripts. 

マイクは短編小説を書き綴っている。脚本を理解し、それを(演技によって)描出するには、俳優自身が文章を書いてみることが大事だと語った。

 

  マイク、文章を書くのも結局は演技の為なんだね…。『ウェスト・サイド・ストーリー』の時、1950年代の痩せこけた少年ギャングの姿に似せるために急激に9キロ体重を落とし、彼の身体を心配したスピルバーグ監督が「これ以上はやめろ」と懸命に止めたとか…。ホントに真面目で誠実な演技の虫なんだなぁ。でもだめだよマイク、もともと痩せてるんだからそれ以上体重落としちゃ…『マシニスト』のクリスチャン・ベールかよー。あっ、そう言えばクリスチャン・ベールが師と仰ぐあのゲイリー・オールドマンも、デビュー作『シド&ナンシー』でセックス・ピストルズのベーシスト、シド・ビシャスを演じるため(シドはジャンキーでガリガリだった)、極限まで体重落としてドクターストップがかかったんだっけ…。俳優って因果な商売だよね…。

 

His own reading list, which includes Kurt Vonnegut's Slaughterhouse Five and Antoine de Saint-Exupéry's Wind, Sand and Stars, was mentioned in the hit Broadway musical Dear Evan Hansen as Connor's favorite books.

彼の愛読書として、カート・ヴォネガットの『スローターハウス 5』やサン・テグジュペリの『人間の土地』が挙げられる。この2冊はブロードウェイミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』で(彼が演じた)コナー・マーフィーのお気に入りとして語られた。

スゴイ❗マイクの愛読書がそのまま脚本に載るなんて。テグジュペリの『人間の土地』は未読ですが、ヴォネガットのほうはヲタク、読んでます。(いちおう、英米文学科卒…超小声)アメリカ文学を学ぶ上で避けては通れない作家で、村上春樹にも影響を与えたと言われてます。絶望の果ての微かな希望、苦くてシニカルなニーモア、意識の流れに沿うような文体…等々特徴があるんですが、とにかく言えることは、カート・ヴォネガットって、アメリカ特有の「力は正義なり」的なマッチョ文化とは真逆な個性の持ち主だってこと。アメリカとは相容れなくてヨーロッパに渡ったトム・フォードウェス・アンダーソンみたいに。

 

  ヲタクもまた、正義感や逞しさや勇敢さをバリバリ押し出してくるアメリカン・マッチョイズムにはちょっと引いちゃう。…だからやっぱりマイクみたいな人に惹かれる。

 

まあようは、マイク・ファイストがめちゃくちゃ好みのタイプってことです(笑)

 

He helped to establish a playwright's festival, the Ohio Artists Gathering, which he described as " a one-week theater festival bringing artists from New York and LA and integrating them with local actors, writers, and directors.” The first festival was held in Columbus, Ohio in 2018.

彼はまた、「オハイオ州芸術祭」の開催にも尽力した。これは、ニューヨークやLAから様々なアーティストを招聘し、彼らと地方の俳優や作家、演出家を結びつける1週間の演劇フェスティバルであった。第1回目のフェスティバルは、2018年オハイオ州コロンバスで開催された。

 

社会貢献にも熱心なマイク。あー、こういうとこ、ヲタクのもう一人の推し、ジャック・ロウデン(通称ジャクロくん…『ダンケルク』『ふたりの女王~メアリーとエリザベス』『最悪の選択』など)にめちゃくちゃ似てる~❗ジャックも、俳優志望の若者のために無料でワークショップの講師を引き受けたり、彼女のシアーシャ・ローナンと小さな映画祭の手伝いをしたりしてるんですよ。ヲタクにとって推しの「二大巨頭」がこんなにも共通点があるなんて…運命感じちゃう。

 

今年のBAFTA(英国アカデミー賞)にリフ役でノミネートされたマイク・ファイスト。BAFTAノミネート常連のジャクロくん、なぜか今回はノミネートされず。素晴らしい出演作品があったんですけどね…。二人が同じ舞台に立つのが見てみたかったなー。演技への向き合いかた、社会参画の意識の高さ、故郷を大事にするところ…ホントに似てる~❗二人、絶対気が合うと思うんだけど(見合いおばさん化してるヲタク  笑)

 

まっでも、考えようによってはまた、新たな夢ができたってことだよね。いつか実現する二人の共演を夢見て、これからも推し活、がんばる❗

 

この記事を読んで、ステキな俳優マイク・ファイストに興味を持たれた方は、題名の下の「マイク・ファイスト」をクリックして頂くとマイク関連の他の記事も読めますので、よかったら‥‥。

 

 

 


話題作『ウエスト・サイド・ストーリー』はリフ役のマイク・ファイストに注目!【映画×イケメン】vol.1