いやー、フローレンス・ピュー、売れてますなぁ~❗最近製作が発表された話題作・大作のキャストに殆ど名を連ねてますもんね。
最新情報は、女優・脚本家・監督マルチプレイヤーの才女、ゾーイ・カザンが監督するNetflixのドラマ・シリーズ『エデンの東』(原作者は、アメリカの国民的作家であるジョン・スタインベック)に出演が決まった‥‥というもの。このゾーイ・カザン、なかなかの名家の出で、おじいちゃんはアメリカの名監督エリア・カザン。じつはこのおじいちゃん、1955年に同じ小説を映画化してるんですよ。元々原作は大長編小説で、アイルランドの移民一家と、東部出身の一家の、何代かに渡る物語なんですね。エリア・カザン監督の映画はそのストーリーの一部を切り取って、双子の兄弟の愛憎に焦点を当てたものでした。これはもうアメリカ映画の古典とも言うべき名作で、特に、陰のある屈折した弟キャルを演じたのが、あのジェームズ・ディーン。彼はデビュー半年後、若干24歳にして自動車事故でこの世を去った伝説のスター。日本で彼の人気が爆発した時には既に彼はこの世にはいなかった‥‥という悲劇😢今でいうダウナー系あるいは陰キャイケメンの元祖ですな。あの、愛に飢えた上目遣いで見られたら、兄の恋人エイブラ(ジュリー・ハリス)も、見ている私たち女子も陥落するしくみ(笑)
⏬⏬⏬⏬⏬1955年の映画はコチラ⏬⏬⏬
Zoe Kazan’s grandfather, Elia Kazan, directed an adaptation of the novel for Warner Bros in 1955. It starred Julie Harris and James Dean. pic.twitter.com/tFjjzleL8w
— Film Updates (@FilmUpdates) 2022年6月21日
Netflixはドラマ・シリーズということですから、スタインベックの原作とがっぷり四つに組んで映像化してくれるんですよね❗ドラマのテーマは「トラウマと再生、愛と裏切り、自由と責任」だそうで‥‥してみると、フローレンスはどの登場人物を演じるんだろう‥‥。ヲタク的には、映画でジェームズ・ディーンが演じたキャルの母親じゃないかと予想してるんですが。生家が火事で全焼、家族全員を失い売春婦となるが、キャルたちの父アダムに見初められて結婚。ところがキャルとアーロンの双子を出産した後出奔して元の売春宿に舞い戻ってしまう‥‥という女性、キャシー。人の弱みにつけこみ、人を利用することでしか生きてこれなかった女性の心の闇と哀しみを、フローレンスなら的確に表現してくれそうだけど‥‥。
ともあれ、いわばアメリカの代表的な大河小説の初の完全ドラマ化、ゾーイ・カザンがおじいちゃんとはまた違った女性の目線でいかに描いてくれるのか、楽しみです❗
Florence Pugh to star in Zoe Kazan’s series adaptation of ‘East of Eden’ for Netflix.
— Film Updates (@FilmUpdates) 2022年6月21日
It will explore themes of trauma and repair; love and betrayal; duty and free will against the backdrop of huge historical forces.
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