オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

リチャード・マッデン主演〜スリリングなスパイアクション『シタデル』配信開始

 
f:id:rie4771:20230315200822j:image

今年のアカデミー賞、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が独り勝ち状態でしたねぇ。作品の熱が凄かった。その勢いを駆って、プロデューサーであるルッソ兄弟が世に放つスパイアクション超大作『シタデル』が、Amazonプライムでいよいよ配信開始❗

 

〈ストーリー〉

 8年前、全人類の安全と安心を守る世界的スパイ機関「シタデル」が崩壊。世界を陰から操る巨大シンジケート、マンティコアによって壊滅させられたのです。この時は、シタデルのエリート捜査官メイソン・ケイン(リチャード・マッデン)とナディア・シン(※プリヤンカー・チョープラー・ジョナス)は命は取り留めたものの重傷を負い、記憶喪失となってしまいます。

ミス・ワールド出身のプリヤンカー・チョープラー。ヲタク的には、インドカースト制度を深く抉った社会派ドラマ、Netflix『ザ・ホワイトタイガー』でのセクシー度100%のセレブ夫人の印象が強烈(^_^;)

 

 それ以来、彼らは前身の記憶を無くしたまま、新しい人生を歩んでかました。しかしある夜、不審な男につきまとわれます。その人物はバーナード・オリック(スタンリー・トゥッチ)。彼はシタデル時代、ケインの仲間だったのです。バーナードはマンティコアが新たに世界支配の為の動きを見せつつあるため、それを阻止するべくメイソンの力を借りようとやって来たのでした。その後自らの使命に目覚めたメイソンはかつてのパートナー、ナディアを探し出そうと動き出しますが、それは世界を巻き込む、新たなる戦いの火蓋が切られることを意味していました……❗

 

 世界を救うために散り散りになった仲間たちが再び集結する……というのは、MCU『エターナルズ』の世界観(リチャード・マッデンイカリス役で出演)ですし、過酷な戦いの結果心身共に深い傷を負いながら自らの使命の為に命を投げ出す主人公は、マッデンの出世作、ドラマ『ボディガード』を想起させますね。リチャード・マッデンって、重い宿命を背負いながらそれに堪え、戦いに身を投じていく役柄がめっちゃ似合うんですよねぇ…。ちょっと悲劇的な匂いのする憂愁の貴公子、っていうか。

 

当初決まっていた制作チームの半数が意見の食い違いから降板し、制作費が当初の1億6千万ドルから2億ドル以上に膨れ上がったという曰く付きの本作。これによって『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』(2022-)に次ぐ、史上2番目に高額なシリーズになる見込みだそう(^_^;)この時点で既にシーズン2の制作も発表されており、さらにはインドやイタリアでのスピンオフ同時制作も発表されています。さすがAmazon、おカネあるのねぇ……(笑)

 

とにもかくにも4月28日が楽しみです❗