Twitter覗いたら「気圧のせい」が1万件以上ついててトレンドになってた……。気温も日によってコロコロ変わるし、ここ数日はジメジメシトシト低気圧、何をやっても気分がすぐれない今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?……そんな昨今、ヲタクも足を運ぶ映画はアクションかファンタジー(笑)
……というわけで、観に行って来ました。日本の芸能界きっての不思議ちゃん……いやもとい、芸能界きっての癒し系男子・中村倫也主演のSF人情コメディ❓『宇宙人のあいつ』。
人間の生態調査のため、23年前に地球にやってきた宇宙人(中村倫也)。彼はごくごく平凡で小市民的生活を営む真田家四兄妹の次男・日出男として、長男・夢二(日村勇紀)、三男・詩文(柄本時生)、長女・想乃(伊藤沙莉)と共に暮らしていました。
そんなある日、一家揃っての朝食の席で、長男の夢二が「みんなに大事な話がある」と切り出します。日出男が本当はトロ・ピカル(❗笑)という名の土星人で、滞在期間終了のため、一ヶ月後には土星に帰還しなければならないのだと。さらには、詩文や想乃の日出男に対する記憶は、宇宙人の日出男が操作したものと「衝撃の告白」❓をしたものですから、2人は頭ぐるぐる、さあ大変。その日以来、真田家の日常は根底から引っくり返り、涙と笑いの激動の日々が始まるのですが、じつは日出男は、夢二にも秘密にしているある重大な任務を帯びていたのです。もし彼がそれを実行すれば、真田家の兄妹の未来を大きく変えてしまうことになり、日出男は悩みに悩むのですが、さてその任務とは…❗❓
長男が日村で三男が柄本時生、二人に挟まれた次男が中村倫也って(^_^;)宇宙人とまでは気づかないまでも、ひょっとして産院で取り違えられたのでは!?……と、詩文と想乃が今までつゆとも疑わなかったのが摩訶不思議である……と、細かいツッコミは置いといて(笑)
はっきり言ってこれは、中村倫也を愛でる映画ですね❗
日本語が不自由で妙な言い間違いをしちゃうところ、「家族って何なの❓」って長男役の日村に問いかける時の(土星は言わば「ミツバチ社会」で、家族という概念が無いらしい(^.^;)子犬のような真剣な眼差し、リッケンバッカーをかき鳴らす日村の横で『リンダリンダ』を熱唱しながら飛び跳ねる姿(しかも学ラン高校生❗)……etc.と、まあどのシーンを取っても可愛さMAXで、もうそれだけでおーるおっけー(笑)
主演の中村倫也はもちろんのこと、日村や柄本時生、伊藤沙莉…と、真田家の人々がヲタクの大好きな俳優さん揃いで、しかもセリフや行動が、(あれれ?この役もしかして当て書きしたん?)っていうくらいみんなハマってる。……というか、そう思いたくなるほど全員が自然な演技で、その芸達者ぶりに驚かされます。特に日村の熱い兄ちゃんが良かったね。塚地武雅(先日佐々木蔵之介が絶賛してた)といい日村といい、やっぱり芸人さんの感性は凄い。
「家族は争いの元。土星には家族が存在しないから、平和なんだ」と言う日出男。そんな彼が真田家の人々に触れて次第に心境が変化し、「家族って、自分より大事な人がいるってことなんだよ。(苦しい時は)自分が代わりになってあげたいと思う、それが家族なんだ」と言う夢二の言葉に滂沱の涙を流します。(泣き顔もカワユス❤)そして、彼が最後に出した答えは……❗❓
氣志團のテーマソング『My Sweet Alien』も映画のテーマにピッタリで胸キュン😍なんとなーく憂うつで気が晴れないそんな日は、「中村倫也と愛すべきヘンテコリンな仲間たち」(なぜか四万十川のウナギまで登場 笑)に癒やされに行こ❗