オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

ロバート・パティンソンが『アメリカン・サイコ』的な役を演じるですと❗❓『Average Height, Average Build 中肉中背』


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 Netflixで配信されて大ヒット、作品的にも高い評価を得た映画『Don't Look Up ドント・ルック・アップ』。監督のアダム・マッケイが次に取り組む作品の詳細が告知されました❗題名は『Average Height, Average Build 中肉中背』、主役は※R-Patz(アール・パッツ)ことロバート・パティンソン

アメリカのマスコミが彼につけたニックネーム。英国人の彼になぜこんなラッパーみたいなニックネームが付けられたかは不明(^.^;

ストーリーは、「政治にはびこる腐敗を題材にしたブラックコメディ」だそう。

 

 主役のスティーヴン・ルイス・ディーズナー(ロバート・パティンソン)は監督曰く、なんと※パトリック・ベイトマンっぽいキャラの連続殺人犯を演じるそう。頭脳明晰な彼はあるロビイストを利用して、連続殺人の罪から逃れるための法律の改正…いやもとい、改悪に奔走する……というとんでもハップンなストーリーらしい(^.^; 『ドント・ルック・アップ』も相当だったけど、今回の作品はそれを上回りそうですね(笑)


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※パトリック・ベイトマンは、映画『アメリカン・サイコ』でクリスチャン・ベールが演じたシリアルキラーの役名。

 

 共演者は、スティーヴンと組んで法律を変えようとし、行く行くは政界進出を狙うロビイストエイミー・アダムス。スティーヴンを疑い、執拗に彼を追いかける警官役にロバート・ダウニー JR、インディアナポリスの新聞社で働く野心家の若い記者に※ダニエル・デッドワイラー、常ににこやかで人が良さそうに見えながらじつはサイコなシリアルキラー役にフォレスト・ウィテカー……と、今回も超ゴージャス❗メリル・ストリープも役をオファーされてたらしいんだけど、降りたとか降りないとか。前回の『ドント・ルック・アップ』の役があまりにもぶっ飛んでて、マッケイ監督と組むのイヤになっちゃったかな❓後ろ姿とは言え、熟女ヌードを披露するハメにもなっちゃったしね(笑)

※ダニエル・デッドワイラー…1950年代アメリカで、アフリカ系アメリカ人による公民権運動を大きく前進させるきっかけとなった実在の事件「エメット・ティル殺害事件」を映画化した『ティル』でヒロインを演じ、ゴッサム・インディペンデント賞で見事主演女優賞に輝いた、今注目のライジングスター。『ティル』は、来月12月日本公開。


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※14才の黒人少年殺害事件を題材にした『ティル』。ダニエル・デッドワイラーは最愛の息子をヘイト・クライムにより失った母親役。

 

 それにしてもアール・パッツのサイコ・キラー役、楽しみすぎる。……あっでも、アール・パッツ呼びはやめよう。いつだったか彼、「アール・パッツなんてあだ名、誰が考え出したんだ。そいつをシメ殺してやりたい」って言ってたもんね。いくらロブ・パティンソンとはいえ、殺されたらたまらん(笑)

 

 しっかし『Average Height, Average Build』ってロブのことなのかな(・・? 身長185センチの彼が中肉中背って……。日本の若者が欧米に追いつくのはまだまだ先か(^.^;

 

 

★今日の小ネタ…映画『アメリカン・サイコ』(2000年)

 

ホラーあるいはサスペンスに分類されているこの映画、ヲタク的には超クレイジーなブラック・コメディに分類したい。

 

  ある企業の御曹司ベイトマン(クリスチャン・ベール)は地位こそ親がかりで副社長であるものの、実際には仕事に身が入らず、さしあたっての興味は自分の筋肉を鍛えることと、いかにしてトレンドのオシャレなレストランを押さえてランチをするか…ということだけ。同じような友人連中との会話も、どこかから拝借してきた薄っぺらな内容のものばかり。ベイトマンは最近、殺人衝動を抑えられなくなっていて、ついにある日、狙っていたレストランの予約に先を越されたのがきっかけで、友人のポール・アレン(ジャレッド・レト)を斧を振り下ろして惨殺してしまいますが…。

 

 

 公開当時、一連の殺人は果たして実際の出来事なのか、ベイトマンの妄想なのか❓とずいぶん議論になりましたね。じぶんは妄想派かな(ってゆーか、妄想であってほしいよ😅)ポール・アレンの遺体を袋に無造作に入れてずるずる引き摺るベイトマン。床にその血の跡がついているのに、それを虚ろな目で追っているだけの超無関心な警備員のオジサン。現実だったらそっちこそ怖すぎる((( ;゚Д゚)))…。

 

 1980年代のニューヨークの話なので、バブルの匂いプンプン。当時の軽佻浮薄なヤッピー連中(yuppie, YUP〜「young urban professionals」の略。ニューヨークのような大都市に住む、若いエリートサラリーマンの意)に対して、痛烈な皮肉をブチかましております。ボディメンテに精を出し、一見セルフコントロールに秀でたように見えるベイトマンがじつは、殺人衝動を全く抑えられないサイコパスという苦い矛盾。娼婦二人と3○の真っ最中、様々な角度から鏡に映る自分の筋肉を眺めて薄笑いを浮かべながら悦に入っているベイトマンは…キモイ、の一言です(^_^;)

 

 『中肉中背』見る前に、こちらの『アメリカン・サイコ』を見て、20年前との世相の違いを学んでおくのも一興かも。