奇しくもAmazonプライム『TOBE To Heroes』全世界配信の前日に届いた『HIGHSNOBIETY』。
GUCCIやVUITTON、BURBERRYなど、世界の名だたるハイブラを身にまとった3人の男たちの肖像はため息が出るほど美しいけど、何よりヲタクの眼を引いたのは、そのインタビューの内容の濃さ!
先日とべばん特別篇『サシで仲良くなってもらっていいですか?〜平野紫耀✕大東立樹』を見た時、今まで勝手に抱いていた平野くんのキラキラ王子様イメージが(良い意味で)崩れて、いたく驚いたヲタク。
「プライベートは何をしているのか?」という問いに答えられなかった平野くん。プライベートを充実させたい……なんて考えは今の彼にはとんと持てないらしく、
(曲作りにおいても)俺らは積極的にクリエイティブな所に入ってやってるから
幾多の打ち合わせにも参加するし、実際にはスタジオに籠もって音作りをしていることも多く、自分の時間はほぼない……的な話をしてた。ええ!?まんまアーティストの日常じゃん!
今回の『HIGSNOBIETY』のインタビューは計らずもそれをさらに深めた内容になっていて、
僕達でスタジオにこもって、「ここのハイハットはこの数にしてほしい」とか、「ここの8小節なくしてここだけにしてほしい」とか、「ここは逆にこういう音を入れてほしい」など、意見を言いながら作り上げていきました。
打ち合わせして、動画のサンプルをピックアップできたりするものは自分たちで事前に探して、また監督にお会いしたときに「こういう感じがいいんですとお見せした感じです」(平野)
そうだったんだ……!!ヲタクは(ハイハットって何!?)のレベルだから、ネットで調べたよ(笑)あのMVは単なるプロモーションのツールなんかじゃない、監督やスタッフ、Number_i全員が骨身を削って作り上げた、いわば芸術作品なんだね(驚)ヲタクは『GOAT』のMV観てカミナリに打たれたみたいになって、いきなり沼った人間だけど、元はと言えば児玉監督の映像作品のファンで、(……あ、またMV手掛けたんだ、児玉さん。ところでNumber_iって誰!?)って感じだったから…。こんな素晴らしいアーティスト3人に巡り合わせてくれた不思議なご縁に感謝、感謝。
次々と斬新なアイデアを繰り出す天才肌で完璧主義者の平野くん、それを咀嚼してリアリティを持たせ、最終的には当初のアイデアを超えてくる努力型の岸くん、そして皆の士気を常に鼓舞し(1番年下であるにもかかわらず 笑)ムードメーカーの役割を果しているのが神宮寺くん……という印象。温厚で物静かなイメージの神宮寺くんの発言の数々が意外にも「超アゲアゲ」、攻めの一手なのにはビックリ(笑)でもそれもきっと、グループの精神的支柱だという自覚があるからなんだろうな。
「世界を目指す」っていう文言がまるで1つの接頭語みたいについて回ってる今の彼らだけど、彼らが目指しているのは他者(日本でも海外でも)の評価というよりもむしろ、まずは自分自身が納得できる作品作りやパフォーマンス、そしてそれらが昨日よりも今日、今日よりも明日とアップグレードし続けていくことなんだ……と感じた。彼らが対峙しているのはあくまでも自らの裡に在る理想形なんだね。
いい意味で需要と供給を裏切ることも必要だよね(平野)
おおー、さらっとそこまで言うか。頼もしいことこの上ないな。彼らはクリエイターであると同時に、優れたプロデューサーでもあると見た。……ついでにマーケターの才能もアリだよね(笑)
この3人を信じてついて行けば、今まで見たこともない壮大なパノラマを見せてもらえる。
それはもう、揺るぎない事実だ。