オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・コンサート鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログです。

Number_iが推し活に革命を起こした!?


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 Genius Japanによると、Number_iの『FUJI』が『GOAT』に代わって総合チャート1位になったそうだ。ヲタクはこの結果を見て、少なからず衝撃を受けた。いやだって、あの『GOAT』よりさらにゴリゴリなヒップホップでヘヴィな『FUJI』よ?さらに驚いたのが、『FUJI』に続いて人気があるのが、キンプリ時代には考えられなかったであろうセクシャルなミディアムナンバー『Blow Your Cover』だってこと。プロデューサーとしてもマーケターとしても優れている彼らは、傾向が様々に異なる同時配信全6曲で、市場が、世間が自分たちに何を求めているか、探っていた面もあると思うけど。

 

 ヲタク自身は元旦に『GOAT』のMVを見ていきなり沼った人間なので、彼ら3人の歴史を知るべく、遅ればせながらキンプリ時代のMVをYou-tubeで見直してる。ヲタク的には、『Magic Touch』や『ICHIBAN』によって彼らが新たな可能性を探り始めたちょうどその頃に、「あなたたちの行くべき道はこっちでしょ!原点を忘れないで!」とばかりに(⇐あくまでもヲタクの想像です 笑)、結成5周年記念の『シンデレラガール 2023』がどかんと投下されてるのがかなり興味深かった。まさにこれが旧ジャニーズ事務所のアイドル(虚像)の王道。アイドルは夢の王子様、ファンは王女様で、そこにドロドロしたリアルさはなく、30代になっても40代になってもアイドルは、少年のような容姿を保ちつつ夢の王子様を演じ続けなくてはならない。彼らの辞書に「成熟」という文字は存在しないのです。

 

 そんなキラキラ王子様の衣装を脱ぎ捨てたNumber_iは、しょっぱなから『GOAT』で、従来からのファンに対して踏み絵を突きつけてきた。オマエは間違いだらけの世界に生きてる。俺らについてくりゃ見せてやるぜNew World。「君に見てほしいんだ、マジぶっちぎるShooting Star」と誘いをかけつつも、「間違いじゃない、これが俺のAnswer」。もはや彼らの答えは出ちゃってるわけだから(笑)私たちはもはや、彼らについていくかいかないか二者択一するのみ。

 

 その結果(つまり自ら選択した結果)、作られたアイドルではない、ストリート系ファッションに身を固め、曲の制作にもガンガン関わっていく生身の男性である彼らを選択したファンは、世のしがらみや様々な軛、毀誉褒貶と闘いつつ世界を目指すNumber_iのいわば運命共同体。アーティストのてっぺんに彼らを押し上げるという現実的で明確な目標がそこには存在する。

 

 「辛い現実を推しによっていっときでも忘れることができる」という虚の世界から、理想を目指して共闘するリアルワールドへ。もしかしたらNumber_iは、イマドキの、自立した女性による新しい推し活の道を指し示してくれる存在なのかもしれない。