オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

明日はグラミー賞🎵~みんなに届け❗ルイス・キャパルディ"Someone You Loved"

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(ルイス・キャパルディの生まれ故郷の風景…Glasgow from Pixabay)

  明日はいよいよグラミー賞❗WOWWOWに入って何が嬉しいかって、エレファントカシマシの新春ライブ(1月10日大阪フェスティバルホール)がリアルタイムで見れたこと、そして明日放送のグラミー賞と2月のアカデミー賞ーっ❗

 

  今年のグラミー賞、ヲタクのいち推しは、スコットランドグラスゴー出身のシンガーソングライターで、最優秀楽曲賞にノミネートされているルイス・キャパルディ💕ヲタクが彼を知ったのは、臓器移植のチャリティー団体"Live Life Give Life"の精神を広めるために制作されたMVに、彼の"Someone you  loved"が使われていたから。

 

  冬枯れの街、死に瀕している最愛の妻の枕元を訪れる初老の男性。妻の死後、その心臓は幼い少女を持つ若い女性に移植されます。ある日届いた一通の手紙。そこには幼い少女の手で、感謝を伝える内容が…。その男性は全編を通じてイヤホンで何かを聴いているのですが、それが亡き妻の心臓の音だと知った時はもう…😭😭

 

  それからというもの、"Someone you loved"を歌うルイスの、温かみのあるそこはかとないスコティッシュ訛りの、素晴らしい美声、そして次第に感情が盛り上がるにつれ、まさに『絶唱』となっていくのを聴くと、自然に涙腺が崩壊するようになったヲタク😅楽曲が流れ始め、

I need somebody to heal,

somebody to know,

somebody to have,

somebody to hold

It's easy to say but never the same

僕に必要なのは癒してくれるひと

理解してくれるひと

受け入れてくれるひと

抱きしめてくれるひと

だけど誰も君の代わりになんてなれやしない

…の辺りになると、自動的に涙が流れてしまう😅こんな現象、ヲタクにとって、エレカシの『絆』以来なんですな…。

 

  彼には他にも"Before you go"(あなたが去ってしまう前に)という名曲があるんですが、自分を見捨てて去って行く彼女に、あなたがいなくなると"Like troubled water running cold"(荒れ狂う海が冷たくなっていくみたいに)と歌っているんですね。この歌詞で思い出すのが、1970年代のアメリカのフォークデュオ、サイモン&ガーファンクルの"Bridge over troubled water"(邦題は『明日に架ける橋』)彼らは「君を苦しみから救い出す為に、僕は荒れ狂う海に架かる橋になろう」と、ちょっと気恥ずかしくなるくらいにストレートな愛を歌い上げましたが、若干23才のルイスの歌にはサイモン&ガーファンクルのヒロイズムとは真逆のもの哀しさ、微かな絶望感が漂っています。

 

…かと思えば、"Grace"のMVではなぜかマッチョ軍団引き連れたポールダンサー❔に扮して踊りまくるルイス😅まるでYou-tube芸人…(笑)なかなか奥の深そうな御仁でして。

 

そんなルイス・キャパルディの歌声、グラミー賞の舞台から世界へ届け~~🎵

 

 


感動を呼ぶルイス・キャパルディ「Someone You Loved」MV解説 - ルイス・キャパルディ