キノシネマみなとみらいで、『エイブのキッチンストーリー』。ここのところキノシネマに通いつめてるな(笑)前から好きだったけど、最近とみに映画のラインナップが激しくヲタク好みなんである。早く着きすぎてしまったヲタクがスマホいじってる前には、『ミッドナイトスワン』の開場を待つ長蛇の列が…😮
(今日の横浜美術館)
さて、本日の映画、何てったっていちばんのハイライトは、主演のノア・シュナップくんでしょう❗もはや天から舞い降りた大天使👼ミカエルか、はたまたガブリエルか。世の中の穢れにまだ染まっていない、ひたすらピュアな美少年。聞けば、ネトフリの『ストレンジャー・シングス』に出演していて、知る人ぞ知る…の存在らしいんだけど、ヲタクはお初だったから、『ターミネーター2』のエドワード・ファーロング、『目撃者~刑事ジョン・ブック』のブラッド・レンフロを初めて見た時の衝撃を思い出したワ😍
12才の料理好きの少年エイブが、バラバラな家族を何とか結びつけようと孤軍奮闘する、ひと夏の成長物語。(原題はまんま『エイブ』。エイブラハムでもなく、イブラヒムでもなく、ただのエイブって呼んで欲しいという本人の願い。それはなぜ…❓というのが、この映画のテーマでもあります)しっかし、その家庭環境と来たら、ハンパなく超大変😖💦パパはパレスチナのムスリム出身、ママはイスラエルのユダヤ系。いくら自由の国、人種のるつぼアメリカはブルックリンとはいえ、二人が結婚出来たことは奇跡に近い😅パパはエイブを苦しませないために無宗教というスタンスを選んだものの、いざ親族で集まればけんけんごうごう、イスラム対ユダヤで火花を散らし、結局は喧嘩別れ。エイブは得意の料理の腕をふるい、感謝祭で自ら考案したアラブとユダヤのフュージョン料理を一人で準備し、何とか家族を1つにしようとしますが…。
少年の成長物語にはメンター役が不可欠ですが、今回その役を担うのが、自由気ままなブラジル人シェフ、チコ。親族の宗教戦争から逃れてチコに弟子入りしたエイブは、料理だけでなくさまざまなことを学んでいきます😊
まあしかし、エイブの親族(ジジババ、叔父さん)がもー、わからんちんのトーヘンボクすぎて、映画の途中でスクリーンに殴り込みをかけたくなったわ(笑)なのにエイブちゃんはひたすらエンジェル👼、「ボクが(料理を)失敗したせいで、みんな結局ケンカになっちゃった…😭」って。その場面まで来ると、観客全員の眼からは、涙が激しく吹き出るハズ(もちろんヲタクも例外ではありませんでした)
子どもだからって軽く見ちゃ、ダメなんだゾ。大人が思うよりずっと深く、いろんなことを考えてる。8才の、可愛いい孫がいるヲタクは、この映画を見て改めて、自戒と共にその事実を深く心に刻んだのでした😊
それにしても、次々と出てくる珍しい料理(ファラフェル、アカラジェ、シュワルマ…等々)の美味しそうなこと❗また、チコについて料理修行をしている時の、数々の野菜や果物の色彩の美しいこと🤤空腹で見るのは最後までもたないと思うので(笑)必ず何かしらお腹に入れていきましょう😉
『エイブのキッチンストーリー』ノア・シュナップ インタビュー https://t.co/laeBeuwqFW
— ムビコレ【公式】 (@m_c_jp) 2020年11月21日
異なる文化・背景をもつため対立しがちな家族……少年が手作り料理で絆をつなぐ! 『エイブのキッチンストーリー』監督インタビュー https://t.co/vW6KLRcFuq #getnews #ガジェット通信 pic.twitter.com/8DGLz75COm
— ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) 2020年11月21日